災害時の備え・災害に強い地デジアンテナ工事
阪神・淡路大震災(1995年)、新潟県中越地震(2004年)、福岡県西方沖地震(2005年)、能登半島地震(2007年)、東日本大震災(2011年)、茨城県つくば市北条の突風(2012年)、埼玉県越谷市の竜巻(2013年)、広島の土砂災害(2014年)、鬼怒川の堤防決壊(2015年)、熊本地震(2016年)、大阪地震(2018年)など記憶に新しい自然災害が起こっています。
大規模自然災害による被害は、広い範囲に甚大な被害を及ぼすことに加え、復旧には長い年月と復旧に向けた多大な努力が必要となります。あさひアンテナでも東日本大震災、つくば市北条の突風、越谷市の竜巻の時は多くのお家に地デジアンテナの設置を行ってきました。
電柱が倒れてしまうと、電気が使用出来ず、倒壊や半壊しているお家以外でも、生活に大きな支障が出てしまいます。また、災害時に必要な「情報」が得られない事は、もっとも不安な要素の1つです。電気は1番早く復旧致しますが、次に水道、道路といったインフラが復旧していきますが、ケーブルや光は東日本大震災の時は復旧に多くの時間がかかりました。
地デジアンテナは電気があればテレビを見る事が出来ます。
災害時はお家に太陽光発電と、地デジアンテナを設置していたお家はテレビを視聴する事が出来ます。また、お家に太陽光発電が無くても、車もしくは発電機から電気を送ればテレビを視聴する事が出来ます。普段当たり前のように見ているテレビですが、災害後に全く見る事が出来ない環境が続く事は、非常にストレスになってしまいます。
東日本大震災の時は仮設住宅にアンテナ設置を行い、多くの方に大変喜ばれました。
また、鬼怒川の堤防決壊の時は、流されているお家の屋根に設置してある地デジアンテナに
しがみついて、自衛隊の助けを待っている方が報道されていましたね。
災害時の備えとして、水や食料、非常用持ち出しバックの備えの他にも、あまり知られていない災害時に強い地デジアンテナの設置をお考えになってみて下さい。
今後南海トラフ地震が発生する確率は70%以上、首都圏直下型地震は東京都新宿区48%、千葉県千葉市85%、埼玉県さいたま市55%、神奈川県横浜市82%、茨城県水戸市81%、栃木県宇都宮市13%、群馬県前橋市7%とも言われています。今後この数値が増えるのか減るのかわかりませんが、災害時の備えをもう一度見直してみてはいかがでしょうか?
1、 災害時の家具の配置
阪神淡路大震災や東日本大震災などの大地震では、タンスなどの家具が倒れて下敷きになり、多くの方が亡くなられたり、大ケガをされた方がいます。激しい揺れの中では家具は凶器となりますので、家具は必ず倒れるものと考えて、転倒防止対策を講じておく必要があります。
大地震が寝ているときに起きてしまうと、大きな揺れの中で避難をするどころか、立ち上がる事すら困難だと言われています。就寝時に地震が起きても安全な寝室作りをする必要があります。
・窓ガラス
窓ガラスのそばにベットを置いている場合は、大地震の際に、窓ガラスが割れて破片が飛散し、大ケガをしてしまう可能性があるので、ベットを移動するか、窓ガラスに飛散防止フィルムを張り、就寝時にはカーテンやブラインドをしっかり下すようにしましょう。
・タンスや照明器具
背の高い家具は置かない。シャンデリアやペンダント型の照明器具は、地震の時大きく揺れて危険なので、シーリングライトなど「天井に直付けするタイプ」にする。
どうしても背の高い家具を置かなければならない時は、置く向きに 注意すること、家具の上に物を置かないこと、重い物は下へ置くこと等に気を付けましょう。 寝る場所との位置関係では、家具の側方が安全です。また、避難経路を確保する為にも、万が一倒れた時に出入口を確保出来る様に配置しましょう!
・本棚、食器棚
本棚や食器棚も、倒れた時に出入口がふさいだりしないように、向きや配置を工夫しましょう!本棚はL型金具やワイヤーで壁に固定し、重い本はなるべく下の段に入れ、食器棚もL型金具とワイヤーで壁に固定し、食器が散乱しないように、開き戸には開かないように留め金具を付けましょう。
また、ロウソクなどは火災に発展する可能性があるので、懐中電灯やホイッスルを手の届く位置に備えておく事も大事です。
2、 災害時の備蓄用の水・食料ってどのくらい必要?
最低3日分です。可能であれば1週間分が必要と言われています。
東日本大震災の時は、翌日の3月12日に食料が被災地に届けられていますが、道路の寸断や物流の混乱などから、地域によっては深刻な状況が1週間続いた震災もあるようです。
水は1人1日3リットル必要と言われています。1週間で21リットル。家族4人ですと、ペットボトル2リットルの6本入りの箱で、水7箱が必要となります。
水や食料には賞味期限がございます。震災の時の為に買ったのはいいが、全部賞味期限切れなんて事もあると思います。この様にならないように「ローリングストック法」といい、「ローリング」回転させながら=「ストック」=備えておく事を指し、いつも使える食材を多めに購入し、食べた分は買い足していく備蓄法で常に3日~1週間分を備蓄しておきましょう!
3、 災害時の備蓄は水・食料以外に何が必要?
・非常時持ち出し用袋
家族人数分の非常用持ち出し袋。可能であれば軽くて防水性があるものが望ましい。
油性ペンで、名前、住所、血液型、連絡先を書いておく。
・ランタン、懐中電灯、電池、
ガスや水道に比べると復旧が早い電気ですが、夜真っ暗な状況は本当に心細いです。
東日本大震災の時に、爆発的に売れた消費電力の少ないLEDのランタンがおススメです。
また、夜道を歩く時に街灯も停電しているので、道路の陥没や瓦やブロックなど散乱していて危険な道ですので、懐中電灯も必ず用意しておきましょう。
・サランラップ
出来るだけ水を使わない為に、お皿にサランラップを巻いて食べれば、食べ終わった後は捨てるだけですんでしまいます。
・ウェットティッシュ
水が使えない状況では、アルコール除菌で手洗いの代わりにもなりますし、お風呂に入れない時にはウェットティッシュで体を拭くことが出来ます。
・軍手、マスク
震災後は危険なものがいっぱいです。素手ではケガをしてしまうので、せめて軍手を着用しましょう。化学物質やほこり、カビなどの粉塵を反復して吸うとアレルギー反応が出て体調不良になります。東日本大震災ではヘドロが乾燥し、粉塵として巻き上がりその粉塵を吸った人は体調不良になったそうです。みんな体力も落ち、風邪もひきやすい状況なのでマスクは必需品です。
・簡易トイレ
トイレを我慢すると健康に障害をきたします。2~3日分は用意しておきたいです。どうしても用意できない場合は、大人用の紙オムツを用意しておく。
・現金
地震後にATMが故障してしまうと、お金をおろすことが出来ません。当面の生活費は準備しておきましょう。小銭が足りなくなる事が多いので、1000円札や小銭の方がいいです。
・ラジオ
震災直後は停電の為、情報を得るのに手巻きで充電が出来るラジオはあった方がいいです。
・医療品
いろいろな物が倒れたり、ガラスが割れたりケガをしてしまう人が多いです。風邪薬、ガーゼ、消毒液といった応急処置のものは準備しておいた方がいいです。
・給水タンク
災害が起こると、自衛隊の方の給水車がきます。小さなペットボトルや、鍋などでは全然足りません。折りたたみ式でかさばらない給水タンクが必要です。
4、 女性が必要な災害時必要な物
・防犯ブザー
災害時はどこも混乱している状況で、警察や防犯カメラは機能しません。もしもの時の防犯ブザーで犯罪に遭う事を防ぎます。
・毛布、ひざかけ
基本的な用途はもちろん、避難所でのプライバシーを守る為の目隠しにもなります。
・生理用品
震災時は精神的な問題で、急に生理がきてしまうこともございます。救援物資で生理用品は届きますが、自分に適したサイズや素材、必要な枚数が手に入るとは限らないので、普段から使っているものを最低限備えておきましょう。
・紙オムツ、おしりふきなど赤ちゃんの衛生面
「震災のストレスで急に母乳が出なくなった」などの声があります。やはり震災の大きなストレスで女性の体に変化が現れる事がございます。ミルクを準備していたとしても、哺乳瓶を消毒出来る環境ではない可能性もあります。そんな時に使えるのが、使い捨てのスプーン。紙コップなどで作ったミルクを使い捨てスプーンで飲ませます。毎回新しいものを使う事で衛生面で安心です。また、お風呂に入れない日が続く事があるので、おしりふきで全身を拭いてあげる事が出来ます。ジップロックも多めに備蓄しておくと何かと便利です。
・カイロ
真冬に災害が起きると、防寒をどうするかという問題が出てきます。東日本大震災の時は最も寒い時期の災害でした。毛布やひざかけと合わせて用意しておいた方がいいです。
・ヘアゴム
しばらくお風呂に入れない事があるので、髪をまとめるヘアゴムがあると便利です。
ケガをした際の止血としても利用できます。
5、 ご家族との安否確認方法を決めておく
災害はいつ何時発生するかわかりません。家族と離れている時でもすぐに全員が無事に会える場所を決めておきましょう。災害時は携帯がしばらく使えない事もあります。自宅が無くなってしまっている事も、自宅付近にいたら危ない事もあります。家族で災害時の行動を話し合う事が大切です。〇〇小学校に集合ではなく、○○小学校のジャングルジムに集合など具体的な場所を決めておくと、いち早く家族と再会出来ます。
6、 災害用伝言ダイヤル(171)
「イナイ」171に電話。被災地から電話を使ってメッセージを録音・再生出来ます
災害後は電話が使えなくなってしまいます。そんな時はつながりやすい災害専用ダイヤル171を使い安否確認をする事が出来ます。
・録音する場合
① 171に電話をかける
② ガイダンスに従い、録音の「1」を入力
③ 電話番号を市外局番から入力する。携帯電話でも利用可。
④ 数字の「1」を入力
⑤ 「無事です。自宅にいます」とメッセージを録音して、「9」を押し録音完了。
・伝言を再生する場合
① 171に電話をかける。
② ガイダンスに従い、再生の「2」を入力
③ 先程の電話番号を入力する。
④ 数字の「1」を入力
⑤ 録音した「無事です。自宅にいます」のメッセージが流れます。
また、各携帯電話会社も災害時の伝言用サービスがございます。
無料でテレビ放送を視聴できるのはアンテナだけ!
一度ご家族で体験利用し、災害時に備えましょう!