テレビアンテナ工事、後悔しないために必要な知識と費用相場の情報が満載
「新築の家にテレビアンテナを設置しようと考えているけど、どの業者に頼んだら良いの?費用はどれくらいかかるのだろう?」
youtube、Netflix、Hulu、U-NEXT、AmebaTVなどなど、ネット動画をテレビで視聴するのが当たり前のようになってきましたが、それでもテレビ放送はエンターテイメントとしても、インフラとしても視聴できるようにしておきたいというお客様が大変増えてきております。「ネット動画視聴がメインだけど、テレビ放送も一応映せるようにしておきたい」そんなお客様にランニングコストのかからない、アンテナをお勧めいたします。
食事や家事、会話など、他のことをしながらテレビを見る、いわゆる「ながらテレビ」により情報を効率よく吸収できるのもテレビ放送のメリットです。
しかし、初めてのアンテナ設置。アンテナの種類、工事費用、業者の選び方など、初めての経験で戸惑うことも多いのではないでしょうか。
この記事では、「テレビアンテナ工事 どれくらいかかる」をテーマに、アンテナ工事の相場や費用の内訳、適正な業者の選び方、そして4K/8K放送対応アンテナへの対応など、新築のテレビアンテナ工事に関することを詳しく解説していきます。年間施工実績6000件のあさひアンテナがあなたの疑問を解消していきます。
テレビアンテナ工事の費用、本当に適正?相場と内訳を解説!
新築のアンテナ工事、費用がいくらかかるか気になりますよね?もしかしたら、提示された金額が本当に適正なのか、不安に感じている方もいるかもしれません。ここでは「適正価格」をお伝えします。
テレビアンテナ工事費用の内訳を知っておこう
アンテナ工事の費用は、様々な要素で構成されています。アンテナ専門店では、工事代と部材代は通常セットで提示されますが、アンテナ工事代の構成要素を下記に説明します。
- テレビアンテナ本体の費用:アンテナの種類(デザインアンテナ、ユニコーンアンテナ、八木式アンテナ、2K4K8K対応BS/CSアンテナ、耐風速仕様2K4K8K対応BS/CSアンテナなど)によって価格が異なります。アンテナ専門店は卸値での販売に比較的安価になりますが、家電量販店は小売値になるため高額になりがちです。「卸値」に関しては、いくら? と質問しても大抵の会社の企業秘密になっています。
- 設置工事費用:アンテナの設置場所(屋根上、壁面、ベランダ、屋内など)や作業の難易度によって変動する場合があります。アンテナは一般的に高所での取り付けのため、工事代には高所作業が含まれていますが、別途高所作業代がかかるかどうか確認しましょう。高所作業の中でも特殊な工事が必要な場合は、追加費用が発生することがあります。
- 部材費用:アンテナを設置するために必要な同軸ケーブル、金具、ブースターなどの費用です。
- 出張費用:業者によっては、出張費用が発生する場合があります。
- その他費用:電波調査費用、古いアンテナの撤去費用などがかかる場合があります。
新築アンテナ工事の相場はいくら?
新築のアンテナ工事の相場は、アンテナの種類や設置場所、業者によって異なりますが、おおよその目安を知っておきましょう。
地デジアンテナのみを新築戸建てに設置する場合、35,000円~50,000円(税込)が相場となります。「昔アンテナを設置した時にはこんなに高くなかったのになあ」という感想をお持ちになる方もいらっしゃるかもしれませんが、2021年以降、円安や政府の物価高への舵取りにより、部材代が高騰している状況です。メーカーが材料代を高くしたため、全国的に高くなっている状況ではあります。
ただし、これはあくまで目安とご理解くださいませ。
テレビアンテナの種類別!工事費用の目安一覧
アンテナの種類によって、工事費用は大きく異なります。以下の表に、アンテナの種類別の工事費用の目安をまとめました。
アンテナ・ブースターの種類 | 工事費用の目安 |
---|---|
八木式アンテナ(UHFアンテナ) | 20,000円~40,000円 |
デザインアンテナ | 30,000円~50,000円 |
ユニコーンアンテナ | 40,000円~60,000円 |
4K/8K対応BS/CSアンテナ追加 | 15,000円~30,000円 |
耐風速仕様4K/8K対応アンテナ追加 | 30,000円~40,000円 |
UHF帯ブースター | 15,000円〜25,000円 |
UB混合ブースター | 20,000円〜30,000円 |
これらの費用には、アンテナ本体、基本設置工事、必要な部材が含まれています。
高額請求に注意!悪徳業者を見抜くポイント
残念ながら、アンテナ工事の世界にも悪徳業者が存在します。高額請求や手抜き工事を避けるために、以下のポイントに注意しましょう。
- 相場からかけ離れた見積もり:複数の業者から見積もりを取り、相場を把握しましょう。あまりにも安い見積もりや、高すぎる見積もりには注意が必要です。安い業者を見つけたからといって、「結果は高すぎる」ということがしばしばあります。特に、業者を紹介するサイトは中間マージンが発生するため、電話やメールでの金額は安いが、現地で高額請求になりがちです。中には良心的な業者もありますが、地デジとブースターが全部込み込みで30,000円と言われたら注意しましょう。相場よりも安すぎます。現地での追加費用を確認しましょう。
- 保証やアフターフォローがない:工事後の保証やアフターフォローがない業者には注意が必要です。万が一、工事後に問題が発生した場合に、対応してくれない可能性があります。
- 口コミや評判が悪い:インターネットなどで業者の口コミや評判を調べてみましょう。悪い評判が多い業者には注意が必要です。
少しでも怪しいと感じたら、契約をせずに、他の業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
デザインアンテナvsユニコーンアンテナ!新築に最適なのはどっち?徹底比較
新築のアンテナ工事で、デザインアンテナとユニコーンアンテナ、どちらを選ぶべきか迷っていませんか? どちらもスタイリッシュで人気のあるアンテナですが、それぞれに特徴があります。ここでは、それぞれのアンテナのメリット・デメリットを比較し、設置場所や電波状況に応じた選び方を解説します。
デザインアンテナの特徴とメリット・デメリット
デザインアンテナとはDXアンテナの平面アンテナです。取り扱う業者が多く、お客様の目に留まりやすい名称のため、平面アンテナの代名詞になっています。デザインアンテナは、薄型でフラットな形状が特徴のアンテナです。外壁に設置するため、景観を損ねにくいというメリットがあります。
項目 | デザインアンテナ |
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メリット |
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デメリット |
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おすすめの設置場所 |
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デザインアンテナは、壁面に設置する仕様になっており、設置場所が低い位置のために、受信感度が他のアンテナに比べて悪い場合があります。20素子相当の八木式アンテナと同等性能であることは、あさひアンテナでも確認済みですが、性能だけではなく設置場所も大切です。屋根上で八木式アンテナなら設置ができても、デザインアンテナは、周囲に障害物となるような高い建物や樹木がある場所では、十分な受信感度が得られず、設置ができないという判断になることも。設置場所が不利なのがデメリットです。
ユニコーンアンテナの特徴とメリット・デメリット
ユニコーンアンテナは、ポール状のスタイリッシュなアンテナです。屋根上や壁面から立ち上げて屋根から顔を出すように設置することが多いため、デザインアンテナよりも高い位置に設置でき、受信感度が高いというメリットがあります。そのためデザインアンテナでは設置ができなくてもユニコーンアンテナなら設置ができる立地も存在します。
項目 | ユニコーンアンテナ |
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メリット |
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デメリット |
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おすすめの設置場所 |
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ユニコーンアンテナは、デザインアンテナよりも価格が高い傾向にあります。部材代が高いからです。アンテナの性能、質感とは無関係ですが、後発のユニコーンアンテナはデザインアンテナに比べて量産されておらず、メーカーも高止まりということだと思います。
設置場所別!おすすめアンテナの選び方
アンテナを選ぶ際には、設置場所の電波状況や周辺環境を考慮することが重要です。以下に、設置場所別のおすすめアンテナを紹介します。
- 電波塔から近い地域:デザインアンテナ、ユニコーンアンテナ
- 電波塔から遠い地域:八木式アンテナ、デザインアンテナ
- 住宅密集地:八木式アンテナ、ユニコーンアンテナ
- 外観を重視する:デザインアンテナ、ユニコーンアンテナ
- 受信感度を重視する:八木式アンテナ
ご自宅の周辺、電波塔の方向にある「空き地」の確認も重要です。空き地に新たな建物が建築された場合、電波環境が変わり、受信しにくくなることがあります。慣れている業者であれば、空き地も確認して、お客様に最適なアンテナを提案しますが、電波測定器も使わないような業者もあるので要注意です。アンテナ専門店になるべく依頼しましょう。
電波状況を確認する方法
「この地域では電波は取得できますか?」これは非常に多いお問い合わせですが、確かに、電波塔から近く、電波が良好な「地域」は存在します。しかし、障害物の状況は、周辺環境や建物の大きさ、地形によってもまちまちです。隣近所にアンテナが設置されているかどうかをGoogleの航空マップや、ストリートビューで確認すれば、「たぶん大丈夫です」というレベルの回答は可能です。間違いがないのは、実際に設置する位置で、実際に設置するアンテナに測定器をつないで計測することです。専門知識を持ったアンテナ工事専門店に依頼しましょう。DIYで自ら計測して失敗したので依頼したいというお客様からのお問い合わせが絶えません。
新築のテレビアンテナ工事、どこに頼むのが正解?選び方のポイント
「新築のテレビアンテナ工事、どこに頼むのが正解なんだろう?大手家電量販店?地元の電気屋さん?それともアンテナ専門業者?」
新築のアンテナ工事は、業者選びが非常に重要です。業者によって、取り扱っているアンテナの種類、費用、工事の質、アフターフォローなどが大きく異なるためです。
アンテナ工事業者の種類と特徴
アンテナ工事業者には、大きく分けて以下の3つの種類があります。
- 大手家電量販店:安心感があり、他の家電製品とまとめて依頼できるのがメリット。ただし、下請け業者が工事を行なっており、技術力にばらつきがあることも。アンテナの部材は小売価格で家電量販店は利益を出さなくなてはなりません。さらに仲介会社が1社から、多い場合は3社ほど介入しているので中間マージンが高いです。お客様は高い金額を支払っていますが、下請け業社は少ない売り上げで工事していることを把握しておきましょう。
- 地元の電気屋さん:地域密着型で、親身な対応が期待できる。大手家電量販店の下請け業社と同じく、さまざまなことを器用にできるのが強みだが、アンテナ設置工事の技術に特化していないため技術力にばらつきあり。高所作業にも慣れていないため、「うちでは工事ができないから専門業社に依頼してくださいと言われました」という問い合わせがあさひアンテナにあります。受注してから部材を発注していたりすることもあり、すぐに工事ができないのはデメリットです。
- アンテナ専門業者:アンテナ工事の専門知識・技術が豊富で、高品質な工事が期待できる。材料を卸値で安く大量仕入れしており、大手家電量販店や地元の電気屋さんに比べて安価。作業車には一通りの部材が積んであり、デザインアンテナや4K/8K対応アンテナなど、幅広い種類のアンテナに対応可能。
業者 | メリット | デメリット | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|
大手家電量販店 | 安心感がある、他の家電とまとめて依頼できる | 下請け業者の場合があり、技術にばらつきがある | 家電をまとめて購入したい、安心感を重視する人 |
地元の電気屋さん | 地域密着型で親身な対応が期待できる | アンテナ工事の知識・経験が少ない場合がある | 顔なじみの業者に依頼したい、親身な対応を求める人 |
アンテナ専門業者 | 専門知識・技術が豊富、高品質で安い工事が期待できる | どの業者が信頼できるかわかりにくい | 高品質な工事を求める人、最適な工事を現地で臨機応変に提案してほしい人 |
業者選びで失敗しないための5つのポイント
数あるアンテナ工事業者の中から、優良な業者を選ぶために、以下の5つのポイントをチェックしましょう。
- 実績と経験:アンテナ工事の実績が豊富かどうかを確認しましょう。ホームページなどで施工事例をブログなどで確認したり、直接問い合わせて聞いてみるのがおすすめです。専門知識をオペレーターも持っている会社に依頼するのが安心です。職人への指示が的確になるからです。
- 見積もりの明確さ:見積もりの内訳が明確で、追加料金について確認しましょう。崖の上に立地していたり、狭小住宅地で梯子をかけられないような「難所」であれば伝えておきましょう。難所工事がある以上、お問い合わせの段階ではどの業者も慎重な言い方になると思いますが、不明な点があれば、必ず質問するようにしましょう。
- 口コミや評判:インターネット上の口コミや評判を参考にしましょう。レビュー数に対する星の数も重要です。星の数が4.0以下は対応が悪い可能性があります。
- 保証とアフターフォロー:工事後の保証期間やアフターフォローの内容を確認しましょう。平均的には8年保証が多いのですが、10年保証がちょうど良いでしょう。自然災害は多くの会社が保証外になっていますが、保証するという会社であれば大災害時はどのように保証してくれるのかまで確認しましょう。曖昧な回答であればその業者はやめておきましょう。
見積もりを取る際の注意点
複数の業者から見積もりを取ることで、相場を把握することができます。見積もりを取る際には、以下の点に注意しましょう。
- 複数の業者から見積もりを取る:最低でも2社から見積もりを取り、比較検討しましょう。
- 見積もりの内訳を細かく確認する:工事費、アンテナ本体の費用、部材費、出張費など、内訳を確認し、「総額」をしっかり把握しましょう。
- 追加料金が発生する条件を確認する:見積もり以外の追加料金が発生する可能性があるか確認しましょう。例えば、高所作業が必要な場合や、例えば塩害対策用、雪害対策用など特殊な部材が必要な場合など、業者によっては追加料金が発生する場合があります。
保証やアフターフォローの有無を確認しよう
アンテナ工事後のトラブルに備えて、保証やアフターフォローの有無は必ず確認しましょう。
- 保証期間:保証期間はどのくらいか、どのような場合に保証が適用されるのか確認しましょう。
- アフターフォローの内容:アンテナの不具合や故障時の対応、調整など、どのようなアフターフォローを受けられるのか確認しましょう。
- 連絡先:緊急時の連絡先を確認しておきましょう。土日祝日も対応してくれる業者を選ぶと安心です。
アンテナ専門業者の中には、新築のアンテナ工事を専門に扱っている業者も存在します。実は職人からすると「新築が一番簡単な工事」なのです。新築専門を売りにしている業者は、比較的簡単な工事ばかり行なっている結果、技術力の向上が少ない可能性があると言えるでしょう。「テレビアンテナのことならなんでもお任せ」という会社に依頼しましょう。
BS/CSアンテナの4K/8K放送対応アンテナ工事の注意点
BS放送とCS放送のみ4K8K放送に対応している状況でございます。地デジのみご視聴希望の方に関しましては4K8K放送は無関係でございます。パラボナアンテナを設置するかどうかは、4K8K放送を基準にするより、BS放送かCS放送をご視聴になるかならないかでお決めになった方がよいです。「4Kテレビを買ったのに4K画質を楽しめないの?」というのはよくあるお問い合わせです。youtube、Netflix、Hulu、U-NEXT、AmebaTVなどなど、ネット動画を視聴できる「スマートテレビ」が最近の流行です。ネット動画を4K、8Kで楽しみましょう。
2017年の10月頃に4K・8K対応の分配器やテレビ端子が電材屋から仕入れられるようになりました。2017年10月以降に建築が始まった建物に関しては4K・8K対応品になっている可能性があり、標準工事でBSとCS放送は4K・8K対応になります。
それ以前の2017年10月以前の建物に関しては、分配器とテレビ端子の4K・8Kへの対応品への交換が必要になる場合があります。交換しなくても、民放系BS局とNHK BSに関しては、4K対応テレビ(4K対応レコーダー)をお持ちであれば、2K・4Kでの視聴が可能です。不必要に分配器とテレビ端子の交換を勧めてくる会社に要注意です。ポイントは「スカパー!やWOWOW」を4Kで視聴したいかどうか。あさひアンテナにお問い合わせいただき、ぜひご確認くださいませ。
BSとCS放送の4K/8K放送を受信するために必要なもの
4K/8K放送を受信するためには、以下のものが必要になります。
- 4K/8K対応テレビまたはチューナー:4K/8K放送に対応したチューナー内臓タイプは、チューナーを別途購入する必要がありません。最近販売されているテレビでは、ずいぶん少なくなりましたが、4Kテレビでもチューナーが内蔵されていないタイプのものがありますので確認して購入しましょう。
- 4K/8K対応BS/CSアンテナ:従来のアンテナでは「スカパーやWOWOWの4K」あるいは「NHK BSの8K」を受信できません。民放系BS局とNHK BSは従来のアンテナでも2K/4Kを視聴可能です。
- 4K/8K対応ブースター、分配器、ケーブル:「スカパーやWOWOWの4K」あるいは「NHK BSの8K」を受信したい場合は、アンテナからテレビまで、全ての機器を4K/8K対応のものに交換する必要があります。
従来の4K/8K非対応のBS/CSアンテナ、およびその他の部材は、今やメーカーが製造しておりません。従来のBS/CSアンテナならいくら、4K/8K対応のBS/CSアンテナならいくら、と分ける会社もほぼありません。分けているとしたら悪徳業者の可能性があるので要注意です。
4K/8K対応BS/CSアンテナの種類と選び方
依頼するアンテナ工事業者にメーカーを確認しましょう。
- 性能:大手メーカーのものであれば特に不足はありません。戸建て住宅であれば、直径45センチのBS/CSアンテナで十分です。60センチ、75センチ、90センチの大きなBS/CSアンテナとの性能の違いは「雨の日の電波の減衰量」になります。大きな集合住宅ほど、大きなアンテナが必要となります。
- 耐久性:パンチングメタル素材のBS/CSアンテナがDXから発売されました。耐風速70m/s、受信可能風速50m/sを誇る最強のBS/CSアンテナです。円盤部分は風の抵抗を受けやすいのですが、円盤部分を風がすり抜けていく画期的なアンテナです。高台や海沿いなど強風エリアで人気です。
- 価格:性能や耐久性だけでなく、価格も考慮して必要なアンテナを選びましょう。
アンテナを選ぶ際は、これらのポイントを参考に、ご自宅の環境に合った最適なアンテナを選びましょう。
BS/CSアンテナ工事の際に確認すべきポイント
4K/8K対応BS/CXアンテナ工事を業者に依頼する際には、以下の点を確認しましょう。
- 4K/8K放送の知識・経験:BSとCS放送には右旋電波と左旋電波があります。上述した「スカパーやWOWOWの4K」あるいは「NHK BSの8K」は左旋電波に該当します。この説明をすっ飛ばして、お客様に確認しないで受注する業者が実に多いので要注意です。金額だけではなく、内容もしっかり確認しましょう。
- 見積もりの明確さ:左旋電波も含めて工事費用の内訳を明確に説明してくれる業者を選びましょう。
- 保証:工事後の保証期間や内容を確認しましょう。万が一、不具合があった場合、どのようなケースであれば無償で修理してくれるのかが重要です。
- 追加費用の有無:見積もり以外の追加費用が発生する可能性があるか確認しましょう。
これらのポイントを事前に確認することで、安心して工事を依頼することができます。
UB混合ブースターの設置も検討しよう
左旋電波は、従来の放送よりも電波の減衰が大きいため、古いタイプの配線であったり昔の配線の仕方であったりすると、テレビ端子まで電波が届かない場合があり、ブースターの設置が必要になる場合があります。ブースターとは、電波を増幅する装置のことで、電波が弱い地域や、テレビを複数台接続している場合などに有効です。
ブースターを設置するかどうかは、アンテナ工事の際に業者に相談し、複数の部屋で視聴する場合は基本的にはブースターが必要になるので業者に確認しましょう。
ブースターの種類 | 特徴 | 設置ポイント |
---|---|---|
屋外用ブースター | アンテナ直下に取り付け、電波を強力に増幅 | 複数のテレビ端子があるか電波が弱い場合 |
屋内用ブースター | テレビの近くに取り付け、手軽に電波を増幅 | 視聴不良があり、テレビ1台のみ増幅したい場合 |
最近の新築であれば、天井裏や屋根裏にブースター用の電源が設置されており、ブースター本体やブースター用の電源部を隠せるようになっています。
業者に依頼する?DIY?それぞれのメリット・デメリット
テレビアンテナの設置、業者に依頼するかDIYに挑戦するか迷いますよね。どちらにもメリットとデメリットがあります。業者に依頼する最大のメリットは綺麗な工事はもちろんですが、高所作業を他人に任せられる点にあります。コストを抑えようと、DIYでアンテナを設置しようとした結果、ハシゴや屋根上から転落……それを考えたら業者に数万円払って工事してもらった方が良いです…
業者に依頼するメリット・デメリット
専門業者に依頼する最大のメリットは、確実性と安心感です。プロの技術でアンテナの設置から設定までをスムーズに行ってもらえるため、手間をかけずに高品質なテレビ視聴環境を手に入れることができます。
メリット | 詳細 |
---|---|
専門的な知識と技術 | アンテナの種類や電波状況に合わせた最適な設置方法を知っているため、安定した受信環境を構築できます。 |
安全性の確保 | 高所作業や電気工事など、危険な作業を安全に行ってもらえます。 |
時間と労力の節約 | 自分でアンテナを設置する手間が省け、時間を有効活用できます。 |
保証とアフターフォロー | 工事後の不具合やトラブルに対応してくれる保証やアフターフォローが付いている場合が多く、安心です。 |
デメリット | 詳細 |
---|---|
費用がかかる | DIYに比べて費用が高くなります。 |
業者選びが必要 | 信頼できる業者を選ぶ必要があります。悪徳業者に依頼すると、高額な請求やずさんな工事をされるリスクがあります。 |
DIYで設置するメリット・デメリット
DIYでアンテナを設置する最大のメリットは、費用を抑えられることです。自分でアンテナを選び、設置することで、業者に依頼する費用を大幅に削減できます。
メリット | 詳細 |
---|---|
費用を抑えられる | 工具があれば業者に依頼する費用を大幅に削減できます。 |
自分のペースで作業できる | 時間や日程を自分の都合に合わせて自由に調整できます。 |
達成感が得られる | 自分でアンテナを設置できたという達成感が得られます。 |
デメリット | 詳細 |
---|---|
知識と技術が必要 | アンテナの種類や電波状況に関する知識、設置技術、さらに工具やハシゴが必要です。 |
安全性の問題 | 高所作業や電気工事など、危険な作業を伴うため、安全に配慮する必要があります。 |
時間と労力がかかる | アンテナの選定、設置作業、設定など、時間と労力がかかります。 |
保証がない | 自分で設置した場合、保証は基本的にありません。 |
DIYに必要な工具と材料
DIYでアンテナを設置する場合、以下の工具と材料が必要になります。
- アンテナ本体:デザインアンテナ、ユニコーンアンテナなど、受信したい電波の種類や設置場所に合わせて選びます。電波取得不可で設置ができなければ無駄なコストが増えるのはデメリットです…
- アンテナケーブル:アンテナとテレビを接続するためのケーブルです。
- 同軸ケーブル接栓:ケーブルとアンテナ、テレビを接続するための部品です。
- 防水キャップ:屋外に設置するアンテナの接栓部分を雨水から守ります。
- ビス:ケーブルを壁面などに固定するために使用します。
- レベルチェッカー:電波の受信レベルを確認するために使用します。
- 電工ペンチ:ケーブルを切断したり、接栓を取り付けたりするために使用します。
- 脚立・ハシゴ:高所作業を行う際に使用します。安全に配慮して、安定した脚立・ハシゴを選びましょう。
- その他:ドライバー、レンチ、ニッパー、カッターなど
DIYに挑戦する際の注意点
DIYでアンテナを設置する際には、以下の点に注意しましょう。
- 安全第一:高所作業は危険が伴います。脚立の安定性を確認し、ヘルメットを着用するなど、安全対策を徹底しましょう。
- 取扱説明書をよく読む:アンテナや工具の取扱説明書をよく読み、正しい手順で作業を行いましょう。
- 電波状況を確認する:設置前に、レベルチェッカーで電波状況を確認し、最適な設置場所を見つけましょう。
- 防水対策をしっかり行う:屋外に設置するアンテナは、雨水による故障を防ぐために、防水キャップなどでしっかりと防水対策を行いましょう。ビスを打ち込んだ箇所にはコーキング材でシーリングしましょう。
- 自信がない場合は業者に依頼する:少しでも不安を感じたら、無理をせずに専門業者に依頼しましょう。
DIYは費用を抑えられるイメージですが、工具まで新たに購入が必要となると割高になります。知識や技術、安全への配慮が必要です。ご自身のスキルや状況を考慮し、慎重に判断しましょう。「費用は高くついても家のことはなんでも自分でやりたい」という方におすすめです。
テレビアンテナ工事後のトラブルシューティング:よくある問題と解決策
アンテナ工事が終わって、さあ快適なテレビライフ!…となるはずが、実際には予期せぬトラブルが発生することも。ここでは、よくある問題とその解決策をご紹介します。
テレビが映らない!原因と対処法
工事直後、またはしばらくしてからテレビが突然映らなくなる…そんな経験はありませんか?原因は様々ですが、まずは落ち着いて以下の点を確認してみましょう。
- 配線チェック: アンテナケーブルがテレビとアンテナ端子にしっかりと接続されているか確認してください。ケーブルが緩んでいる、または外れている可能性があります。ケーブル自体の劣化の可能性も考えられます。同軸ケーブルの両端の真ん中の芯が短くなっていたり、歪んでいると、テレビに内蔵されたチューナーが十分な電波を受信できません。断線の可能性がある場合は、ケーブルを交換しましょう。
- チャンネル設定: テレビのチャンネル設定が済んでいるか確認してください。特に引っ越しの場合、必ず初期設定(地域設置とチャンネルスキャン)を行なってください。取扱説明書に従って、チャンネルスキャンを行いましょう。
- ブースターの電源: ブースターを設置している場合、電源が入っているか確認してください。ブースターの電源ランプが点灯しているかを確認し、コンセントが抜けていないか確認しましょう。赤いランプはショート、、点滅している場合はブースター本体と電源部がつながっていない状態を意味します。
- アンテナレベルの確認: テレビの設定画面からアンテナレベルを確認し、数値が低い場合は、アンテナの向きがズレているか、電波が弱い可能性があります。屋外配線の劣化やケーブルの接続部の不良(接栓不良)も考えられます。
上記を確認しても改善しない場合は、業者に連絡して点検を依頼しましょう。
アンテナの向きがズレた時の対処法
強風や台風の後、テレビの映りが悪くなったと感じたら、アンテナの向きがズレてしまった可能性があります。地デジアンテナは多少角度がズレるくらいでは、映らなくなることはないのですが、BS/CSアンテナの向きは、わずかなズレでも受信感度に大きく影響します。「アンテナの向きがズレたから映らない」という問い合わせは数多くいただきますが、意外と原因は別のところにあり、方向調整による修理は少ないのが実情です。
自分で調整する場合:
- 安全確保: 高所作業となるため、安全には十分注意してください。ヘルメットを着用し、滑りにくい靴を履きましょう。
- アンテナの向き確認: 周囲の家のアンテナの向きや、スマートフォンのアプリなどで電波塔の方向を確認し、アンテナの向きを調整します。
- テレビの受信レベル確認: テレビの受信レベルを確認しながら、最も受信感度の高い位置にアンテナを固定します。方向調整役と視聴確認役に分かれて、2人作業がおすすめです。
業者に依頼する場合:
高所での作業に不安がある場合や、自分で調整しても改善しない場合は、無理せず業者に依頼しましょう。専門的な知識と技術で、適切な調整を行ってくれます。専門の電波レベルチェッカーを用いて調整するので、作業が正確です。
強風や台風によるアンテナの故障
強風や台風は、アンテナにとって大きな脅威です。アンテナが倒壊したり、破損したりする可能性があります。特に、沿岸部や高台など、風の影響を受けやすい場所に設置されているアンテナは注意が必要です。
自分でできる応急処置:
- 倒壊したアンテナには近づかないでください。怪我をする恐れがあります。
- 安全な場所から、アンテナの状態を確認し、なるべく早く業者に連絡して修理または交換を依頼してください。
事前の対策:
- 台風や強風が予想される場合は、事前にアンテナの状態を確認し、必要であれば対策を検討しましょう。
- 風の影響を受けにくい、デザインアンテナやユニコーンアンテナへの交換も有効です。台風シーズン前にメンテナンスで風の影響を受けにくいアンテナに交換したいという依頼が多いです。
あさひアンテナでは、工事後も安心してテレビをお楽しみいただけるよう、充実した保証とアフターフォローをご用意しております。お気軽にご相談ください。
まとめ|新築アンテナ工事は業者選びが重要!高画質で快適なテレビライフを
費用相場テレビからアンテナの選び方、業者選びのポイント、そして4K/8K放送への対応まで、様々な情報をお届けしました。アンテナ工事って、ちょっと複雑でわかりにくい部分もありますよね。
この記事でお伝えしたかったのは、アンテナ工事は、業者選びがマジで重要!ってことなんです。適正価格で信頼できる業者を見つけることが、安心の第一歩。
デザインアンテナにするか、ユニコーンアンテナにするか、4K/8K対応ってなんだ?…迷うことはたくさんあると思いますが、この記事を参考に、ご自身の家にぴったりのアンテナを見つけてくださいね。
もし、アンテナ工事についてもっと詳しく知りたい、または業者選びで困っている…という方は、ぜひお気軽にご相談ください!あなたにぴったりのアンテナ工事を、プロの視点からご提案します。