地デジアンテナ完全ガイド:テレビの映りを改善!屋根の上など設置位置・種類・費用・DIYから業者まで、選び方の疑問を解決

2025年06月19日

この記事をお読みの皆様が、日常でもっともよくご覧になっているテレビ放送といえば、やはり地上デジタル放送、いわゆる地デジ放送ではないでしょうか。

地デジ放送は、日本で最初にはじまったテレビ放送、アナログ放送の設備やテレビ局、チャンネルを受け継いで、放送の形式をデジタル放送に転換することで、放送に使う周波数帯の大幅な圧縮と、ハイビジョンの高画質、高音質や、データ放送、双方向通信など、さまざまな新機能を実現したテレビ放送です。

地デジ放送はかつてのアナログ放送と同じく、日本の国内であれば不特定多数、つまり誰でも、アンテナやフルセグ、ワンセグ受信機器などを使って、まったくの無料(NHK受信料は除く)で視聴できるテレビ放送です。

そのため、戸建てのお住まいなどでもアンテナ工事と言えば、まず地デジ放送を受信するためのUHFアンテナ(地デジアンテナ)を設置することが基本の工事になっています。

その上で、そのお住まいでご覧になるテレビチャンネルや現場の条件によって、4K8K放送にも対応できる衛星放送用のBS/CSアンテナや、地デジでも地方チャンネルを受信するためのアンテナが、追加で設置されます。

地デジアンテナは、日本ではもっとも設置される機会が多い、基本的で一般的なアンテナということもできます。そのため現在の地デジアンテナには、受信性能だけでなく、取り付けの見栄えの良さ、風雨などに対する耐久性の高さなどにも優れた、さまざまな機種が登場しています。

ただそれだけに、皆様が地デジアンテナの取り付け工事や、取り付け後のさまざまな問題でお困りになるケースも多くなります。例えば、

「地デジのテレビ放送の映りが急に悪くなった」

「戸建て住宅を新築したけど、アンテナ工事はどうすればいいの?」

「地デジアンテナにはどんな種類があって、それぞれどう違うのか?」

「地デジアンテナを設置できる場所や取り付け工事の方法にはどんなものがある?」

「アンテナ工事の費用って、一体いくらかかるんだろう?」

このようなお悩みや疑問をお持ちではありませんか。
地デジアンテナは、私たちの快適なテレビライフに欠かせないものですが、種類や設置方法が豊富なだけに、その選び方もやや複雑になり、分かりにくい部分もあります。

この記事では、テレビアンテナの専門家である当あさひアンテナが、専門知識と豊富な施工実績に基づくノウハウから、専門知識がない方でも安心して最適なアンテナ工事の選択ができるよう、地デジアンテナのすべてを徹底解説してゆきます。

地デジアンテナ機種ごとの特徴や費用相場、テレビが映らないときの対処法から、信頼できる業者の選び方まで、あなたの疑問をひとつひとつ解決していきます。
この記事を最後までお読みいただければ、地デジアンテナについて一通りの知識を理解できて、アンテナについてのお悩みはほとんど解消されることでしょう。

安定した地デジ受信に加えて、お住まいの見栄えもいい、台風や大雪にも強いなど、ご希望通りの地デジアンテナ設置で、快適な地デジ放送のご視聴をお楽しみください。

まずは知っておきたい!地デジアンテナの基本知識

一般的に「地デジアンテナ」と聞くと、屋根の上で、金属製の支柱の先に立てられている、魚の骨のようなアンテナを思い浮かべる方も多いでしょう。
そもそも地デジアンテナとは、簡単に言うと、近隣にある地デジ電波塔から送られてくる地デジ放送の電波をキャッチするための機器です。

2003年(平成15年)に放送をスタートし、2011年(平成23年)に旧来のアナログ放送から完全に転換された現在の地デジ放送では、テレビの映像信号をまずデジタル信号に変換して、その信号を電波の波長に変換して、日本各地にある電波塔の先端から、周囲の一帯に送信しています。

この電波塔から送信される地デジ電波は、UHF(極超短波)でも470MHzから710MHzまでの周波数帯で、波長の幅は40センチから60センチ程度になります。

そのため空間を伝わる地デジ電波は、音に近い広がりやすさをもち、建物のような遮蔽物も、ある程度は乗り越えることもできます。一方で電波塔から遠くなるほど、電波レベル(電波や映像信号の強さ)は弱まってきます。

日本国内のほとんどの地域では、地デジアンテナやフルセグ・ワンセグの受信機器を利用してこの地デジ電波を受信し、映像信号を内蔵のチューナーでテレビ映像に変換して、映し出しているのです。

地デジアンテナは、かつてのアナログ放送で主に使われたVHFアンテナに対し、地デジ放送のUHF周波数帯に対応するアンテナであることから「UHFアンテナ」とも呼ばれますが、基本的に住宅などの建物では、このアンテナがなければ、テレビで地デジ放送を視聴することができません。

おすまいにて地デジ放送を通じて、日々の暮らしに欠かせない情報を得るため非常に重要な役割を担っている機器が「地デジアンテナ」なのです。

そして現在では地デジアンテナにも、受信性能の他に、戸建て住宅に設置しても家の外観にマッチするデザイン性。風雨や雪、潮風などの強い地域でもトラブルが起こりにくく長持ちするなど、さまざまなアンテナ機種が存在し、一般に販売されています。

他にも地デジアンテナのお住まいへの取り付けでは、そのお住まいでの地デジ電波の受信状況を確認して、受信環境のいい位置を選んで、適切な受信性能の地デジアンテナ機種を選ぶ必要があります。

以下の本文では、それらの点も含めて、地デジアンテナの種類や特徴、設置方法、選び方などをご紹介してゆきます。

地デジアンテナの種類は大きく分けて3つ【特徴と写真で比較】

上記の通り、地デジアンテナには、その形状や適した設置場所、性能によっていくつかの種類があります。
そのため、ご自宅の受信環境を大前提に、取り付けの見た目や耐久性の高さなど、お客様のご希望に合わせて、最適なアンテナ機種を選ぶことがもっとも大切な点になります。
ここでは、代表的な地デジアンテナの種類を、それぞれの特徴とともにご紹介します。

アンテナの種類 主な設置場所 特徴(メリット・デメリット) 見た目
八木式アンテナ《やぎしきあんてな》 屋根上
  • メリット: 受信性能が非常に高く、電波の弱い地域でも安定しやすい。
  • デメリット: 形状が独特で、天候や鳥害など環境の影響を受けやすい。
(写真:魚の骨のような形状)
デザインアンテナ 壁面・ベランダ
  • メリット: スタイリッシュで建物の外観を損ねない。風雨に強い。
  • デメリット: 八木式に比べ受信感度がやや劣る。設置場所が限られる。
(写真:壁に取り付けられた長方形の箱型)
ユニコーンアンテナ 屋根の上や破風板・外壁(アンテナ本体は屋根の上)
  • メリット: デザイン性と受信性能のバランスが良い。景観を損ねず、障害物の影響も受けにくい。
  • デメリット: 比較的新しいタイプで、価格がやや高め。
(写真:屋根から突き出たポール状の形状)
室内アンテナ 部屋の中(窓際・卓上)
  • メリット: 工事不要で設置が簡単。価格が安い。
  • デメリット: 受信性能が低く、電波が非常に強い地域でしか使えない。
(写真:小型でコンパクトな形状)

※上記は各アンテナの主な特徴です。

八木式アンテナは、アナログ放送の時代から使われる昔ながらのアンテナで、矢印のような骨組みに短い横棒(素子・エレメント)がいくつもついた、主に屋根の上に設置される魚の骨のような典型的テレビアンテナとして知られています。

その特徴は、他の機種よりも受信性能が高く、素子数(受信性能)別のモデルも豊富なため、もっとも幅広い受信環境(電界地域)に対応できて、受信感度が安定しやすいことになります。またシンプルな古典的モデルであるため、価格も比較的、低価格です。

一方で、その独特の形状から、現在の住宅に設置すると、住宅のデザイン性や景観を乱してしまう場合があること。風雨や雪などに影響されやすいため、平均寿命が10年程度とやや短くなり、老朽化によるトラブルも生じやすいことです。

デザインアンテナ(平面アンテナ)は地デジ放送が開始された後、2009年(平成21年)頃に普及した第二世代のテレビアンテナで、縦長、長方形のコンパクトなパネル状の形状で、住宅の壁やベランダの手すりなどへの設置を前提にしたアンテナ機種です。

その特徴は、カラーバリエーションの豊富さもあり、住宅の色合いに合わせて設置することで、家の外見デザインや景観にほとんど影響がないこと。また風雨などの自然環境に影響を受けにくく、寿命も15年から20年程度と長持ちすることです。

反面、八木式アンテナに比べるとやや受信感度は弱く、一定以上の受信レベル(主に強・中電界地域)でしか使用できないほか、対応できる現場でも、設置場所が低くなるため、周辺に高層マンションなどがある現場や住宅密集地では使用できないケースも出る弱点もあります。

デザインアンテナはその豊富なメリットから、現在の地デジアンテナでは一番人気のモデルですが、設置に当たっては、取り付け位置で十分な受信レベルを確保出来るかの確認が重要になります、

ユニコーンアンテナは、マスプロ電工社から発売されている「U2CN」という地デジアンテナモデルで、スタイリッシュなポール(円筒形)状のアンテナです。八木式アンテナと同様、マストの先で、アンテナ本体が屋根の上に位置するように設置されます。

ユニコーンアンテナは、主に平面デザインアンテナのメリットを保持しつつ、弱点である受信性能を確保する狙いで開発されたアンテナです。

その装飾のような形状のため、高い位置に設置されても家の見た目や景観に悪影響を及ぼしにくく、風雨などを受け流す形状で天候などの影響も受けにくく、平均寿命もデザインアンテナと同等になります。

そして平面デザインアンテナより設置位置が高く、良好な受信環境を確保できることから、デザインアンテナが苦手とする高層建築の付近や住宅密集地でも問題なく対応できるケースが多くなります。

総じてユニコーンアンテナは、平面デザインアンテナの進化系と言えますが、注意点としては、最新モデルであるため設置費用が他機種よりやや割高になる。八木式アンテナに比べるとやや受信感度が弱く、基本的に強・中電界地域向けのモデルになるという点があります。

また室内アンテナは非常に低価格で手軽に設置できる点がメリットですが、受信性能は上記の屋外用アンテナに比べると非常に低いため強電界地域向けで、現場の環境によっては強電界地域でも受信レベルが安定しない場合があるため注意が必要です。

基本的に地デジの室内アンテナは、アンテナコンセントなど地デジ受信設備がない部屋で一時的に使用するための、簡易的なアンテナとしての利用が適しています。

以下、地デジアンテナの受信性能や、各地域での受信レベルの目安。また各現場に適したアンテナ機種、性能の選び方をご説明してまいります。

受信性能を左右する「素子数」「素子数相当」と「電界地域」とは?

地デジアンテナを選ぶ際に、各アンテナ機種の「素子数」や、対応エリアの「電界地域」といった言葉を目にすることがあります。
前の項目でも少し触れていますが、これらは地デジアンテナの性能を理解する上で、非常に重要なキーワードです。

まずは、以下の一覧表をご確認ください。

用語 読み 意味・解説
素子数 そしすう 地デジアンテナの受信性能を示す指標のひとつ。八木式アンテナの短い横棒(素子)の部分を指し、この数が多いほど電波を受信する感度が高くなります。
素子数相当 そしすうそうとう デザインアンテナなど、外部から素子が見えないタイプのアンテナの受信性能を、八木式アンテナの素子数に換算して表したものです。
電界地域 でんかいちいき 電波の強さを示すエリア区分のことです。電波塔からの距離や地形によって、主に強・中・弱の3つの地域に分けられます。

※以上は、概要の解説になります。

素子(エレメント)とは、地デジ電波をキャッチするパーツのことで、八木式アンテナでは等間隔に並ぶ短い横棒の数と、その一番奥で電波を集める放射器(ラジエーター)、魚の頭に見える部分の反射器(リフレクター)をそれぞれ1素子と数えたものが素子数です。

八木式アンテナの素子数は主に8素子、14素子、20素子になるほか、一箇所に複数の素子を並べた高性能素子を使う高性能型(パラスタックアンテナ)、地デジ電波でも主に使われる低めの周波数帯に特化することで受信感度をより高めたローチャンネル用などのモデルがあります。

デザインアンテナ、ユニコーンアンテナは、外部から素子が見えないため、受信性能は素子数相当で表されます。どちらも20素子相当が主なモデルになりますが、同じ数値でも八木式アンテナに比べると、わずかに受信感度が低くなる傾向があります。

そして、この素子数(相当)に対応するのが、各現場の地デジ受信レベルを分類した「電界地域」と呼ばれるものです。

前述の通り、電波塔から送信される地デジ電波は、電波塔から離れるほどレベルが低下していきます。また山地などの障害物にも遮られてしまい、その陰に当たる付近では受信レベルが低下します。

これらの条件を目安に、電波塔の周辺で、受信できるおおよその電波レベル(㏈・デシベル)を基準に地デジ電波の強さでエリアを分類したものが、電界地域です。

この電界地域には統一された定義ががないため、使われる場所によって分類や基準が異なる場合もありますが、一般的な電界地域の種類は以下の通りです。

  • 強電界地域:電波塔の周辺で、主に電波塔が視認できて地デジ電波レベルが非常に強いエリア。受信レベルの目安は80㏈以上になり、主に8素子から14素子(相当)の機種が適しています。アンテナ設置位置の選択肢も幅広く、室内アンテナでも受信できる可能性があります。
  • 中電界地域: 強電界地域より電波塔からやや遠くなり、受信レベルの目安は80㏈以下、60㏈以上と中程度のエリアです。主に14素子から20素子(相当の)機種が適しており、屋外設置で周辺環境が良ければ、主な地デジアンテナ機種であればどれでも対応できます。
  • 弱電界地域:中電界地域よりさらに遠くや、山地の付近などで受信環境が悪いエリアにあたり、受信レベルの目安は60㏈以下になります。主に20素子以上の高性能な地デジアンテナが必要となり、八木式アンテナを屋根の上に設置する方法や、電波を増幅する「ブースター」という機器の設置が推奨されます。

また地デジ電波の受信レベルが55㏈から45㏈以下になると、高性能アンテナを除く一般的な地デジアンテナでは受信が難しくなる、地デジ電波塔の受信範囲外(微弱電界地域)に当たります。

この電界地域はあくまで電波塔の距離と地形を基準にした受信レベルの目安であり、実際の地デジ受信レベルは、そのお住まいの周辺環境や、アンテナを設置する位置によっても左右されます。

具体的には、地デジ電波は電波塔の先端から音が広がるようにして、周辺の住宅などに届いているため、屋根の上など周辺の遮蔽物に影響されにくい屋根の上など、高い位置に設置するほど受信感度が高まりやすくなります。

逆に強、中電界地域であっても、高層ビルの陰に当たる位置や住宅密集地などでは、特に家の壁面など低い位置で受信レベルが低下しやすいため、特にデザインアンテナの設置には注意が必要です。

他にも地デジ電波レベルは年間の気候の影響で多少の変動(6㏈程度)があるほか、雨や雪などの悪天候では大きくレベルが低下するため、地デジアンテナ取り付けでは、必要なレベルより余裕のある受信レベルの確保が重要になります。

ご自宅がどの電界地域に属するかを知ること、さらにはお住まいでもアンテナ設置に適したさまざまな場所で、受信できる正確な地デジ電波レベルを確認することが、地デジアンテナ選びの第一歩となります。

当あさひアンテナの地デジアンテナ工事は?

当あさひアンテナでは、各種テレビアンテナ設置工事を、国産大手メーカー製、高品質アンテナ本体と設置具、同軸ケーブル、防水処理をセットにした取り付け費用の「基本設置工事」でご案内しております。

上記した各種地デジアンテナでは、まず八木式アンテナは、DXアンテナの20素子モデル「UA20」の基本設置工事を、22,000円(税込み24,200円)からでご案内しております。

デザインアンテナでは、DXアンテナの20素子相当モデル「UAH201」の基本設置工事は22,000円(税込み24,200円)から。

またサン電子の最新20素子相当モデル「WG-20」に、背面のケーブルやブースターを隠せる別売り「背面スッキリカバー」のセット。およびマスプロ電工の強電界地域用、業界最小級コンパクトモデルで、付属のスタンドによる室内設置も可能な、スカイウォーリーミニ「U2SWLC3」の基本設置工事は、25,000円(税込み27,500円)からでご案内しております。

最新ユニコーンアンテナの基本設置工事について、現在、業界最安に挑む「キャンペーン価格」にて承っております。

上記の他にも、八木式アンテナでは各素子数モデルやパラスタックアンテナ、ローチャンネル用。塩害用、雪害用、ステンレスモデルなど。デザインアンテナでは26素子相当のモデルもご用意しております。

またデザインアンテナの屋根裏や天井裏空間への設置も、安定した受信が可能な現場であれば、追加工事費はご無用の基本設置工事費のみで承ります。

詳しくは弊社のフリーダイヤルまでのお電話。または弊社のメールフォーム、LINEアカウントまで、どうぁお気軽にお問い合わせくださいませ。

【状況別】最適な地デジアンテナの選び方:4つのステップで解決

以上の地デジアンテナ機種、受信性能や電界地域のご説明から、お客様の中には「それで結局、うちにはどの地デジアンテナ機種が合っているの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

しかし、ご安心ください。
以下の4つのステップに沿って考えていけば、お客様のご自宅に最適な地デジアンテナ機種や設置方法が、きっと見つかります。

  1. お住まいの地デジ電波レベルの強さ(電界地域)を調べる
  2. アンテナ設置の場所と外観的な希望を決める。
  3. 地デジアンテナの種類を絞り込む。
  4. 衛星放送(BS放送、CS放送、4K8K放送も見るかを考える。

この章を読み終える頃には、お住まいに適した、具体的な地デジアンテナ取り付けのイメージが見えているはずです。

Step1:お住まいの地デジ電波の強さ(電界地域)を調べる

まずは、地デジアンテナ選びで最も重要な「ご自宅の電波環境」を把握してください。
具体的な調査方法はいくつかあります。

  1. 専門サイトで確認する
    一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB《えーぱぶ》)のウェブサイト、特に「地デジ電波レベルのめやす」ページで、ご自宅の住所を入力すると、地図上から最寄りの電波塔の位置や、その電波レベルが中電界地域以上で受信できる、受信エリアの目安を確認できます。
  2. 近所のアンテナを参考にする
    お住まいの近隣にある、ご近所の住宅でどのようなアンテナ(特に屋根の上のアンテナ)が使われているか、アンテナ機種や素子数をご確認ください。
    20素子モデルの八木式アンテナが多く設置されている地域は、電波が比較的弱い可能性があります。
  3. 専門業者に無料調査を依頼する
    もっとも確実な方法です。
    多くのアンテナ工事専門会社は、依頼すれば、専用のアンテナレベルチェッカー、測定器を使って、正確な電波強度を調査してくれます。
    当「あさひアンテナ」でも、アンテナ工事を前提とした地デジ電波調査であれば、ご依頼いただければ、出張料やキャンセル料などを含めた完全無料での電波調査を承っています。弊社では、お住まいのさまざまな位置で細かな電波調査を実施しており、例えばデザインアンテナをご希望の場合には、やや受信環境の悪い壁面でも、ピンポイントの細かい電波チェックにより、受信感度が安定する位置を特定して、デザインアンテナ設置を実現できたなど、精密な電波調査についての豊富な実績がございます。

Step2:設置場所と外観の希望を決める

次に、お住まいのどこに地デジアンテナを設置したいか、家の外観や風雨などへの耐久性をどの程度、重視するかを考えてください。特に耐久性(自然環境対策)に関しては、台風や雪が多いエリアでは、アンテナ工事の重要なファクターになります。

このアンテナ設置場所によって、選べる地デジアンテナの種類や工事費用、メンテナンスのしやすさなども変わってきます。

以下、戸建て住宅における主な地デジアンテナの設置場所と、そのメリット、デメリット、オススメの地デジアンテナ機種をご紹介していきます、

設置場所 メリット デメリット おすすめのアンテナ
屋根の上 高い位置なので地デジ電波を受信しやすい。 機種によってアンテナが目立つ。また台風や雪など天候の影響を受けやすい。 八木式アンテナ、ユニコーンアンテナ
壁面 天候の影響を受けにくく、外観もスッキリする。 屋根の上より受信感度が落ちる場合がある。特に周辺環境に影響を受けやすい。 デザインアンテナ
ベランダ 壁面のメリットに加え、設置やメンテナンスが比較的、簡単。 壁面と同じく受信感度が落ちる場合があり、ベランダの方向によっては設置が難しい場合もある。 デザインアンテナ、小型の八木式アンテナ
屋根裏 住宅の外観にまったく影響せず、天候の影響も受けない。 屋内は地デジ電波が弱まりやすい。電波レベルや建材などの条件で設置できる住宅が限られる。 デザインアンテナ、八木式アンテナ

※上記は各位置へアンテナを設置する場合の主なポイントになります。

Step3:アンテナの種類を絞り込む【性能・費用比較表】

これまでのステップで確認した「地デジ電波の強さ(受信レベル)」と「設置場所のご希望」をもとに、最適な地デジアンテナの種類を絞り込んでください。

アンテナの種類 受信性能(感度) 外観 費用(工事費込) こんな人におすすめ
八木式アンテナ ◎ 非常に高い △ 目立つ 25,000円~ 地デジ電波が弱い地域にお住まいの方、コストを最優先したい方。
デザインアンテナ 〇 高い ◎ スタイリッシュ 25,000円~ 建物の外観を重視したい方、自然環境が厳しい、また地デジ電波が比較的、強い地域の方。
ユニコーンアンテナ 〇 高い 〇 ポール状でスッキリ 36,000円~ デザイン性と受信性能の両方を求める方。デザインアンテナを希望で設置が難しい現場の方。
室内アンテナ × 低い 1,000円~ とにかく手軽に設置したい方、地デジ電波が非常に強い地域の方。

※上記は主なポイントになります。

例えば、「自宅の受信環境はやや弱そうだけど、家の見た目は損ねたくない」という方には、ユニコーンアンテナが最適な選択肢になるかもしれません。

Step4:衛星放送も見るかを考える

地デジ電波で地デジ放送を視聴するだけでなく、映画やスポーツ、海外ドラマなどが楽しめるBS《びーえす》放送や、さまざまな専門チャンネルがあるCS《しーえす》放送、さらには最新の4K8K放送も視聴できる「衛星放送」の視聴もご検討でしょうか?

もしそうであれば、地デジアンテナの設置工事と同時に、宇宙空間の静止衛星から送信される衛星放送を受信するためのパラボラアンテナ「BS/CSアンテナ」も同時に設置することがおすすめです。

BS/CSアンテナは、地デジアンテナを設置した後に後付けで設置することも可能ですが、地デジアンテナと同時に設置する場合には、主に以下のようなメリットが挙げられます。

  • 工事費が割安になる:地デジアンテナとBS/CSアンテナ設置の工事を別々に依頼するよりも、一度にまとめて行う方が、作業の手間やコストを省けるため、工事費用の総額を安く抑えることができます。
  • アンテナ配線がスッキリする::1回の工事でアンテナの配線をきれいにまとめることができます。また地デジ放送、衛星放送をすべての部屋で視聴できる工事も一度に行えます。逆に施工が別々の場合、地デジアンテナのみのアンテナ配線部では、衛星放送や4K8K放送に対応できないケースもあり、その場合は配線部の交換も必要となるため、余計なコストが発生してしまいます。
  • 工事に伴う手間が省ける::アンテナ工事業者への連絡や打ち合わせ、工事当日の立ち会いなどが一度で済みます。

衛星放送のうち。BS放送の無料チャンネル(4Kチャンネル含む)であれば、地デジ放送と同じく無料で視聴できる他、CS放送などの有料チャンネルでも、無料サービスデーなどでは、BS/CSアンテナさえあれば、ご契約なしで無料で視聴できる場合もあります。

衛星放送のチャンネルにご興味がおありなら、地デジアンテナの設置に合わせて、BS/CSアンテナの同時設置をご検討になることもおすすめです。

なお、当あさひアンテナでは、地デジアンテナとセットのBS/CSアンテナ取り付けであれば、DXアンテナの2K4K8K対応、一般住宅向けの45型モデル「BC45AS」の基本設置工事は18,000円(税込み19,800円)から。 同じくDXアンテナの同性能モデルながら、耐風性能では業界最高クラスを誇る高耐風モデル「BC453SG」の基本設置工事は「特別価格」で承ります。

他にも一般住宅用モデルではブラックのカラーバリエーション。また受信性能が高く、マンション・アパートなど集合住宅の共同受信用としても対応できる、ディッシュサイズが大型の各種BS/CSアンテナもご用意しておりますので、さまざまな現場でのBS/CSアンテナ工事にご対応が可能です。

地デジ放送が映らない!地デジアンテナ受信不良の原因と今すぐできる対処法

地デジアンテナを設置して安定した地デジの視聴環境を実現した後も、突然、地デジ放送のテレビが映らないなどのトラブルが生じると、お困りになることでしょう。
しかしそのような場合、あわててアンテナ工事業者に問い合わせる前に、ご自身でも簡単に確認できることがいくつかあります。場合によっては、ご自宅での確認で、あっさりと正常なテレビ受信が回復することも珍しくはありません。

この項目では、主に地デジ放送の受信不良が起きた際のチェックリストと、一般の方でも簡単にできる対処法をご紹介していきます。

まずはエラーコードを確認しよう【E201・E202・E203】

テレビに「エラーコード」が表示されている場合、そのコード番号から原因を推測することができます。エラーコードとはテレビが正常に映し出せなくなった場合、テレビ本体がその原因を自己診断して、対応するコードとメッセージを表示する機能です。

エラーコードの種類は、テレビなど受信機器のメーカーやモデルが違っても共通していますので、まずは画面に表示されているエラーコードを確認してみてください。

エラーコード 表示内容 考えられる原因
E201 信号レベルが低下しています 電波の受信レベルが基準値を下回っています。アンテナの向きのズレや、悪天候による一時的な電波の乱れが考えられます。
E202 信号が受信できません アンテナに電波が全く届いていない状態です。アンテナケーブルの抜けや断線、アンテナ本体の故障、周辺の電波障害などが考えられます。
E203 放送休止 視聴しようとしているチャンネルが放送を休止している状態です。他のチャンネルが映るか確認してみましょう。

※表示されるエラーコードはテレビなど機器の自己診断であるため、実際の正確な原因とはやや異なるケースもあります。ただ上記の3つのエラーコードであれば、基本的には地デジ受信の問題であると考えられます。

自分でもできる!トラブルシューティング5選

エラーコードの内容を確認したら、専門業者に連絡する前に、以下の5つの点を確認・実行してみてください。
これらの簡単な対処で、問題が改善されるケースも少なくありません。

  1. アンテナケーブルの接続を確認する
    壁のアンテナコンセント端子からテレビまでを接続し、地デジ電波を送るアンテナケーブルが、各端子にしっかり差し込まれているかをご確認ください。
    緩んでいたり、抜けかかっていたりするだけで映りは悪くなります。またアンテナ端子の接続部が汚れている可能性もあるため、その場合は乾いた柔らかい布で汚れを落とし、しっかりと接続し直してください。
  2. テレビ本体を再起動(リセット)する
    一度テレビの主電源を切り、電源のコンセントを抜いて数分待ってから、再度コンセントを差し、電源を入れてみてください。
    これをテレビの再起動、リセットと言い、一時的なテレビ本体やシステムの不具合であれば、これで解消されることがあります。またテレビ機器によっては、独自のリセット方法を持っている場合もあるため、テレビ本体の取扱説明書やメーカーの公式サイトなどをご確認ください。
  3. B-CASカードを挿し直す
    テレビの側面や背面などのスロットに挿入されているB-CASカード《びーきゃすかーど》を一度抜き、ICチップ部分の汚れを乾いた布で優しく拭いてから、再度しっかり挿し直してみてください。このB-CASカードの不具合の場合は「E100」「E101」「E102」のコードが表示されることが多くなります。なお近年の4K8Kテレビでは同様の機能を持つICチップを内蔵しているため、B-CASカードが使われていないこともあります。
  4. チャンネルの再スキャン(再設定)を行う
    テレビのリモコンでメニュー画面から、チャンネルの再スキャンや初期スキャンを試してみてください。
    引っ越し後や、周辺の電波環境に変化があり、受信できる電波塔やチャンネルがこれまでとは変わってしまった場合に有効です。
  5. ブースターの電源を確認する
    お住まいで、アンテナが受信した地デジや衛星放送の電波を増幅するブースターを設置している場合、その電源部のコンセントが抜けていないか、また本体(増幅部)に不具合はないかを確認ししてください。
    ブースター電源部は、お住まいの屋根裏や分配器の近くに設置されていることが多いくなります。ブースター本体はアンテナの付近に設置されていることが多くなるため、屋根の上などご自宅での確認が難しい場合は、専門の業者にお任せください。

地デジアンテナの設置|DIYと業者依頼、どっちがいい?

テレビアンテナの設置方法には、自分でテレビアンテナ本体や部材、工具を用意して取り付ける「DIY」と、アンテナ本体や部材をセットにした「専門業者への取り付け工事依頼」の2つの選択肢があります。
コストを重視するならDIY、安全性や確実性、施工の品質などを重視するなら業者への依頼が基本となりますが、それぞれのメリット・デメリットをしっかりとご理解の上で判断されることが大切です。

以下、双方を比較した一覧になります。

比較項目 DIY 業者に依頼
費用 ◎ 安い(工具代・部材費のみ) △ 高い(工事費がかかる)
安全性 × 危険(特に高所作業) ◎ 安全(プロが作業)
確実性・品質 △ 不確実(知識・技術次第) ◎ 確実(専門機材で最適化)
時間・手間 × かかる(調査・作業時間) ◎ かからない(すべてお任せ)

ご自身のDIY作業についてのスキルやアンテナに関する知識、アンテナ取り付け作業の安全を確保できる環境かどうかも考慮して、慎重にお選びください。

費用を抑えたい方向け|アンテナ設置をDIYする手順と注意点

ここではアンテナ取り付けのDIYに挑戦してみたいという方のために、その基本的な手順と、絶対に知っておくべき注意点をご紹介します。

【DIYの基本的な手順】

  1. 道具の準備:アンテナ本体やケーブルなど部材の購入と、ドライバー、レンチ、ニッパー、同軸ケーブル、防水テープ、レベル(水平器)などを用意します。
  2. 地デジ電波塔の方角を確認:スマートフォンのアプリや前述の専門サイトで、自宅から見た電波塔の方向を正確に調べます。
  3. アンテナの組み立てと設置:アンテナ本体を説明書通りに組み立て、金具を使って壁面やベランダに固定します。
  4. 方向調整:テレビのアンテナレベル表示を確認しながら、アンテナの正面方向を左右に動かし、地デジ電波をもっとも強く受信できる方向にアンテナを微調整します。アンテナレベルが最大の角度を特定できたらアンテナを固定します。
  5. 配線:アンテナから同軸ケーブルを引き込み、テレビに接続します。

※上記はおおよその作業の流れです。

【DIYの注意点】

  • 高所作業の危険性:屋根の上や2階の壁面など、高所で足場を確保できない位置でのDIYアンテナ設置作業は、転落の危険が伴うため非常に危険です。絶対に無理はしないでください。
  • 建物の損傷リスク:慣れない作業で、壁や屋根に開ける穴の位置を間違えたり、住宅を破損して雨漏りの原因を作ってしまったりする可能性があります。
  • 電波の正確な測定は困難:地デジ電波では専用のアンテナレベルチェッカーを用いて電波の測定を行わないと、地デジアンテナ設置に本当に最適となる方向・位置を見つけることは難しく、結果的に地デジ放送の映りが不安定になることもあります。

DIYでのアンテナ設置は、費用を抑えることはできても、作業に伴う各種のリスクも大きいため、慎重なご検討が必要と言えます。

プロに任せて安心|業者に依頼する場合の費用相場と工事の流れ

アンテナ工事の専門業者に地デジアンテナ設置を依頼する場合の費用相場と、一般的な工事の流れを把握しておきましょう。
事前にこれらのポイントを知っておくことで、安心して工事を依頼できます。

【アンテナ工事の費用相場(本体+工事費)】

アンテナ工事業者のアンテナ取り付け工事では、設置するアンテナ本体や必要な設置具、一定の長さのアンテナケーブル(同軸ケーブル)などの料金もセットにした「基本設置工事」の費用で工事を提供していることが多くなります。

またBS/CSアンテナやブースターなどの追加設置では、上記の基本設置工事に、別途に費用が加算されます。

以下、アンテナ工事の専門業者における、一般的な各種アンテナ工事の相場の目安を一覧でご紹介します。

アンテナの種類 工事費用の目安
八木式アンテナ(新規設置) 25,000円 ~ 40,000円
デザインアンテナ(新規設置) 25,000円 ~ 50,000円
ユニコーンアンテナ(新規設置) 36,000円 ~ 60,000円
BS/CSアンテナ追加設置 20,000円 ~ 30,000円
アンテナ交換 25,000円 ~ 55,000円
ブースター設置 15,000円 ~ 25,000円

※建物の構造や設置場所、使用する機器に部材によっても費用は変動します。

【工事の基本的な流れ】

  1. 業者への問い合わせ・相談:フリーダイヤルへの電話やウェブサイトから業者に連絡し、状況を伝えます。
  2. 訪問・電波調査・見積もり:業者がご自宅を訪問し、現地の電波状況や建物の構造を確認した上で、詳細な見積もり価格を提示します。
  3. 契約・工事日の決定:見積もり内容に納得できれば契約し、工事日を決定します。業者によっては即日工事が可能なケースもあります。
  4. アンテナ設置工事: 専門のアンテナ職人(作業員)が現場を再訪し、アンテナの設置、配線、方向調整などを行います。
  5. 受信確認・支払い:工事の完了後、 テレビが問題なく映ることを確認すれば、料金を支払って作業完了です。

失敗しない!信頼できるアンテナ工事業者の選び方【5つのポイント】

アンテナ工事はやはり専門業者へとご依頼になることが、確実で品質の高い施工が期待できて、保証なども手厚いケースが多くなります。ただ一般の方にとっては、

「どの業者に頼めばいいのか分からない」
「悪質な業者に高額な請求をされないか心配」

などのご不安もあるでしょう。そのようなご不安を解消するために、以下では、プロの視点から信頼できる優良業者を見極めるための、5つのチェックポイントをご紹介します。
これらのポイントを押さえておけば、安心して工事を任せられる業者を見つけることができます。

  • ポイント1:料金体系が明確で、無料見積もりに対応しているか。
  • ポイント2:十分な実績と専門知識があるか。
  • ポイント3:保証期間が長く、内容が充実しているか。
  • ポイント4:対応が迅速で、相談しやすいか。
  • ポイント5:部材へのこだわりと高い施工技術。

ポイント1:料金体系が明確で、無料見積もりに対応しているか

信頼できる業者は、料金体系でもお客様にご安心いただけるよう、各種アンテナ工事の料金体系がウェブサイトなどで明確に示されています。
また、作業前に必ず現地調査と無料見積もりを行い、工事の総額を提示してくれます。
「工事後に追加料金を請求された」といったトラブルを避けるためにも、以下の点をご確認ください。

  • 見積もりは無料か。
  • 見積書に作業内容と費用の内訳が詳しく記載されているか。
  • 追加料金が発生する可能性がある場合、事前にその条件を説明してくれるか。

当「あさひアンテナ」では、前述した電波調査と同じく、完全無料で工事のお見積もりを作成し、お客様にご納得いただいてから作業を開始する、そして原則として、お見積り以外の工事や料金は加算しない「明朗会計」を徹底しております。

ポイント2:十分な実績と専門知識があるか

アンテナ工事の品質は、担当する業者(職人)の施工の経験と知識が品質を大きく左右します。業者のウェブサイトで、これまでの施工実績をご確認ください。
年間の施工件数や、具体的な施工事例の写真、ブログなどが掲載されている業者は信頼度が高いと言えます。
また、アンテナレベルチェッカーなどの専門機材を使い、正確な電波調査を行っているかも重要なポイントです。
当「あさひアンテナ」では、年間6,000件以上の豊富な施工実績を誇り、熟練の職人が確かな技術でご対応いたします。

ポイント3:保証期間が長く、内容が充実しているか

施工後の保証期間は、その業者が自社の技術力に対して自信をもっている表れです。
その保証期間が長いほど、滅多なことではトラブルが起こらない施工技術で、長期的に安心して使用できる工事を提供している証拠と言えます。
最低でも5年以上の保証が用意されているかをご確認ください。また保証の対象範囲(施工不良、部品の故障など)が明確に記載されているかも重要です。
当「あさひアンテナ」では、お客様に末永く安心をお届けするため、業界最長クラスとなる10年間の長期保証をご用意しております。

ポイント4:対応が迅速で、相談しやすいか

アンテナが故障した、テレビが映らないといった緊急のトラブル時には、やはり迅速に対応してくれる業者が頼りになります。
問い合わせた際の対応の早さや、電話口でのスタッフの丁寧さも、良い業者を見分けるポイントです。
「即日対応可能か」「土日祝日も対応しているか」などのポイントをご確認になるとよろしいいしょう。
当「あさひアンテナ」は、お客様のお困りごとにすぐ対応できるよう、最短即日での工事にもご対応いたします。またお問い合わせでは専門知識の豊富なスタッフが、お客様の不安に寄り添い、丁寧にご相談に応じます。

ポイント5:部材へのこだわりと高い施工技術

テレビアンテナを長持ちさせるためには、使用する部材の品質と、それを設置する施工技術が不可欠です。
信頼できる業者は、耐久性や耐候性に優れた部材を選んで使用しています。

  • アンテナ本体:DXアンテナやマスプロ電工、日本アンテナ、サン電子など、日本三大アンテナメーカーやそれに匹敵する、信頼性の高い国産メーカーの製品を使用しているか。
  • 周辺部材:アンテナを固定するワイヤーや金具はサビに強いステンレス製か。
  • 施工の丁寧さ:ケーブルの接続部分に防水処理をしっかり行っているか。

当「あさひアンテナ」では、アンテナ工事に使用する機材、部材として、上記大手目0-カーの製品であり、JIS規格に準拠した高品質な国産部材のみを使用しており、配線などの細部まで丁寧な施工を行うことで、設置したアンテナが長持ちするよう努めております。

地デジアンテナ設置以外の選択肢は?光回線やケーブルテレビとの比較

ここまでは地デジアンテナの設置について解説してきましたが、地デジ放送の各チャンネルを含めたテレビ放送を視聴する方法は、アンテナ取り付けだけではありません。
お住まいの環境やライフスタイルによっては、インターネットの光回線による「光テレビ」や、近隣のケーブルテレビ局による「ケーブルテレビ(CATV)」が適しているケースもあります。

以下、それぞれの視聴方法について一覧で解説しておりますので、それぞれのメリット・デメリットをご比較の上、総合的にご判断ください。

視聴方法 初期費用 月額料金 メリット デメリット
地デジアンテナ 15,000円~ 0円(NHK受信料除く) ・月々のランニングコストがかからない。
・一度設置すれば長く使える。
・初期費用がかかる。
・天候や周辺環境の影響を受けることがある。
光テレビ 0円~数万円 800円~ ・天候に左右されず映像が安定している。
・専門チャンネルが豊富。
・インターネット回線の契約が必須。
・月額料金がかかり続ける。
ケーブルテレビ(CATV) 0円~数万円 2,000円~ ・アンテナ不要で外観がスッキリ。
・地域に特化したチャンネルがある。
・月額料金が比較的高め。
・利用できるエリアが限られる。

コストを最重視するなら地デジアンテナ、インターネットとセットで安定した視聴環境を求めるなら光テレビ、その他のサービスとセットでご利用になるならケーブルテレビというように、ご自身の優先順位に合わせてご検討してみてください。

まとめ:最適な地デジアンテナ選びで、ストレスのない快適なテレビライフを

本記事では、地デジアンテナの各機種やその特徴、設置位置を含めた選び方、トラブル対処法からDIYの方法、設置工事で信頼できる業者の見分け方まで、幅広く解説してきました。
最後に、快適な地デジ放送の視聴環境を手に入れるための、重要なポイントを振り返りましょう。

  • アンテナ選びの基本:「電波環境」「外観の希望」「予算」の三点のバランスを考えて、ご自宅に最適な地デジアンテナ機種(八木式、デザイン、ユニコーンなど)を選んでください。
  • アンテナトラブル発生時:まずはあわてず、エラーコードの確認やケーブルの接続チェックなど、自分でできる対処法を試してください。
  • 工事業者選びがもっとも重要:安心して長く使えるアンテナを設置するには、やはり信頼できる専門業者に依頼することが一番です。「料金体系」「実績」「保証」「対応力」「技術力」の5つのポイントを必ずチェックしてください。

地デジアンテナ取り付けに関する疑問やお悩みは、専門的な知識が必要なため、ご自分だけでお調べになり、考えられるよりも、専門のプロに相談することが速やかな解決への近道です。
もし地デジアンテナや設置工事に関して、少しでもご不明点やお困りの問題が出た際には、ぜひ当「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントまで、どうかお気軽にご相談ください。
無料調査・無料見積もりをはじめ、完全自社施工による業界でも最高品質と、最安に挑む価格。さらには10年保証はじめとする充実したサポート体制で、地デジアンテナ各機種をはじめとする、各種アンテナや周辺機器の設置工事にご対応いたします。

もちろん、既設アンテナの受信不良や故障などのトラブル時には、修理からアンテナ撤去と交換まで、早急にトラブルを解決する工事にもご対応いたします。

テレビアンテナ工事に関するご相談は、どのようなことでも、まずは当あさひアンテナ迄ご相談くださいませ。豊富な実績と経験、技術を誇るアンテナ工事のプロ集団として、お客様のテレビ視聴に関するお悩みを解決し、ストレスのない快適な視聴環境をご提供いたします。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。