【5分で解決】B-CAS(ビーキャス)カードとは何か?カードエラーでテレビ画面が映らない場合の原因と対処法を完全図解!

2026年04月09日

さっきまで何の問題もなく視聴できていたテレビの画面が突然映らなくなり、真っ黒な画面に「B-CASカードを正しく挿入してください」というメッセージが表示されて、お困りになった経験はありませんか。
急にテレビがこのような状態になってしまうと、いつも見ている番組が見られなくなるだけでなく、テレビが故障したのではないかと焦ってしまうものです。

しかし、まずはどうかご安心ください。B-CASカードのトラブルは、テレビが映らなくなる原因の中でも数が多く、また簡単な対処で復旧できるケースも多いものなのです。

この記事では、テレビの専門知識がない方でも、B-CASカードのエラーを解決できる方法を図や表を交えて分かりやすく解説します。
写真付きの手順通りに進めるだけで、多くの場合、5分程度で問題を解決し、ふたたびテレビを見られるようになります。
本記事は、アンテナ工事の専門業者「あさひアンテナ」の監修を受けており、テレビ画面に表示されたエラーの原因特定から、B-CASカードの抜き差しや清掃方法、そして万が一の際の再発行手続きまで、この記事一本でB-CASカードトラブルの正確な情報がすべて分かります。

それではさっそく、B-CASカードのトラブルに対する解決策を見ていきましょう。

そもそも「B-CASカード」とは何か?基本的な役割を解説!

現在のデジタルテレビ放送(地デジ・BS/CS)を視聴するため、テレビなどの本体と同時に欠かせないものが「B-CASカード」です。ここでは、このカードの基本的な役割や種類、貸与の仕組みについて、要点を簡潔にまとめます。

2026年(令和8年)現在、家電量販店やネット通販などで、テレビ本体、HDDレコーダーなどのデジタルテレビ放送(地デジや衛星放送)の受信機器を購入すると、ほとんどの機器には、必ずB-CASカードが付属しています。

このB-CASカードとは、デジタル放送の受信機器にある専用のスロット挿入して使用するICカードで、デジタルテレビ放送の受信について、主に以下の役割を担っています。

  • 視聴制御(アクセスコントロール)
    デジタル放送の放送信号には暗号化が施されており、そのままでは受信しても映像を再生することができません。この暗号化された映像信号を、B-CASカードを通じて正しく復号することで、はじめて映像の再生・視聴が可能になります。
  • 契約情報の管理
    お住まいで契約しているBS/CSの有料放送(「WOWOW」「スカパー!」など)の契約情報をカード内で管理し、適切に視聴できるようにします。
  • コピー制御信号の処理
    HDDレコーダーなどに録画される番組の「ダビング10」など、著作権保護に関わる制御も担っています。

テレビ放送がかつてのアナログ放送からデジタル放送へと転換したことで、技術的には映像の劣化が皆無となるコピーを無制限に作ることが可能になりました。
一方で、それによりテレビ番組の著作権の問題も懸念されたため、デジタル放送の実施に当たって受信機器にB-CASカードを導入することで、受信や録画(コピー)に一定の制限を設ける方針が決められたのです。
B-CASカードにはカードごとの固有番号があり、使用することで放送サービスと紐づけられます。また、BS放送やCS放送の有料放送を利用する場合は、カード番号を登録して契約手続きを行う仕組みになります。

B-CASカードの主な役割は、テレビなどの受信機に挿入されることで、デジタル放送の映像信号に施された暗号化を復号して、デジタル放送を視聴できるようにすることです。
逆に言えば、受信機器があってもB-CASカードが挿入されていなければ、映像信号を解読できず、デジタルテレビ放送を視聴することができません。
この仕組みが、B-CASカードのトラブルでテレビが視聴できなくなることがある、主な原因となります。

B-CASカードの種類と設置場所

現在使われいているB-CASカードには、以下のようないくつかの種類があり、受信機器や用途によってカードのタイプが異なります。

  • 標準B-CASカード(赤色)
    地デジ・BS・CSすべてに対応。一般的なテレビやレコーダーに付属。
  • 地デジ専用カード(青色)
    地上デジタル放送のみ対応。主に簡易チューナーなどで使用。
  • miniB-CASカード
    小型化されたカードで、薄型テレビや小型機器に採用。
  • ACASチップ(内蔵型)
    近年の4K・8K対応テレビでは、カードではなくICチップとして本体に内蔵されるケースも増えています。

他にも一般的に目にすることは少ないタイプですが、家電店などの店舗デモ用や業務用のB-CASカードも存在します。
B-CASカードの設置場所はテレビやレコーダー本体の側面・背面にある専用スロットです。ミニタイプのカードは小さな挿入口に差し込む形式が一般的です。
テレビの小型防水モデル等では、フタがついた本体内部の設置スロットに差し込まれることもあります。

B-CASカードが貸与される仕組み

B-CASカードは、購入したテレビなど受信機器に同梱されるため誤解されやすいのですが、購入品(購入者の所有物)ではなく、ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ社(B-CAS社)からの貸与品という扱いになります。

B-CASカードは、テレビなどの購入時にカードを包んでいるパッケージを破ると「シュリンクラップ契約」により、B-CAS社との貸与契約に同意したとみなされます。
この契約内容では、カードの貸与に当たって料金などを支払う必要はなく、また貸与の期限もないため、通常の用途であれば、実質的に所有物と同じように扱えます。 ただ契約により、カードの他人への譲渡や転売、また改造などは禁じられており、これらの契約を破ると、著作権法違反などに触れる場合があります。
またカード単体で購入、貸与を受けることはできず、カードが破損した場合は、B-CAS社に問い合わせて、破損したカードと交換する形で新規発行(有償)を受ける必要があります。この点については、詳しくは後述します。

総合するとB-CASカードは、デジタル放送を安全かつ適切に視聴するための「認証キー」のような存在です。カードの種類や設置方法は機器によって異なりますが、いずれもデジタル放送の視聴制御や契約管理に重要な役割を果たしています。
近年ではB-CASカード形式に変わって内蔵チップ型(ACAS)も普及しつつありますが、基本的な仕組みは同じといえます。

【まず試して】B-CASカードエラーの簡単対処法フローチャート

B-CASカードのトラブルで映像信号を復号できなくなり、テレビ映像を映し出せない場合は、テレビ画面に以下の三種類のエラーコードのどれかが表示されます。

  • E100:「B-CASカードが挿入されていません」などのメッセージが表示されます。その内容の通りテレビなどにB-CASカードが挿入されていないか、挿入されている場合は、接触などに不具合が生じていることが考えられます。
  • E101:「ICカードが読み取れません」などのメッセージが表示されてます。この場合も、B-CASカードの接触不良などで、ICカードから情報が読み取れない状態です。
  • E102:「このカードは使用できません」などのメッセージが表示されます。カード自体が破損していて使用できないか、やはり挿入の不具合などでカードが機能していない状態です。

上記のエラーコードが表示されている場合、テレビに届いている電波が弱いなどの問題ではないため、B-CASカードが破損しているのでなければ、簡単な対処ですぐに復旧できる可能性があります。
「今すぐ復旧してテレビを見たい」という方のために、まずは結論となる対処法の流れをご紹介します。
多くの場合、以下の簡単なステップでB-CASカードのエラーは解消します。
ご自身の状況に合わせて、順番に試してみてください。

ステップ 対処法 詳細
1 B-CASカードの挿入し直し もっとも基本的な対処法です。一度抜いて、正しい向きで奥までしっかり挿し直します。
2 ICチップの清掃 挿し直しても改善しない場合、カードのICチップが汚れている可能性があります。
3 テレビ本体の再起動 カードに問題がない場合、テレビの一時的な不具合が考えられます。

※上記はB-CASカードのトラブルの際の基本的な対処法です。

この3つのステップを試しても改善しない場合は、B-CASカード自体の破損やテレビ本体の故障、またはアンテナケーブルの接続不良などその他の問題が考えられます。
その場合は、この記事の後半で解説する「それでも直らない?考えられるエラー原因と最終チェックポイント」に進んでください。

STEP1:B-CASカードを正しく挿入し直す

B-CASカードのエラーでもっとも多い原因は、カードの接触不良です。
B-CASカードは、いったん挿入した後、ほとんどはその状態で何年も使い続けられるものです。そのため長年の使用により、静電気で付着したホコリが蓄積する、徐々に挿入位置がずれるなどの問題が生じて、ある日突然、不具合が発生することもあります。
まずは、B-CASカードを正しく挿入し直すことから始めてください。
なおB-CASカードは、テレビなど受信機器のシステム部分に直結するICカードです。機器の安全のため、作業前には必ずテレビやレコーダーなど本体の主電源を切ってください。

テレビ/レコーダーのどこ?カード挿入口の見つけ方

B-CASカードの挿入口は、お使いの機器によって場所が異なります。
主に以下の場所にありますので、ご自身のテレビやレコーダーを確認してみてください。

挿入口の主な場所 特徴
テレビの側面 もっとも一般的な場所です。テレビの左右どちらかの側面にあることが多くなります。
テレビの背面 壁掛けモデルなどで側面が確認しにくい場合、背面の端子類が集まる近くにある場合もあります。
前面のカバー内 一部のレコーダーやテレビでは、前面にあるフタやカバーを開けた中にスロットがあります。

※上記は一般的なB-CASカードのスロットの位置です。

多くの挿入口には「B-CAS」という表記がありますので、それを目印に探してみてください。上記の位置を探しても見つからない場合は、お使いのテレビなど機器の取扱説明書やメーカー公式サイトで確認することが確実です。

意外と知らない!カードの正しい向きと奥まで挿すコツ

B-CASカードを挿入する際は、カードの向きが重要です。
間違った向きで無理に押し込むと、カードや本体の故障につながるためご注意ください。

【ICチップ(金色のチップ部分)の向きを確認する】

  • ほとんどの機器では、ICチップの面を裏側(基板側)に向けて挿入します。
  • 挿入口の近くに、カードの向きを示すイラストが描かれている場合もあります。

【カードの矢印の方向に従う】

  • B-CASカードの裏面には、挿入方向を示す矢印が印字されています。
  • この矢印の方向に沿って、スロットに挿入してください。

B-CASカードは「カチッ」と音がしてロックされるまで、しっかりと奥まで挿し込むのがコツです。中途半端な挿入状態は、ICチップの位置がずれるなどして接触不良の原因になります。

STEP2:B-CASカードのICチップを清掃する

カードを挿し直してもエラーが解消されない場合、ICチップの汚れが原因かもしれません。長年B-CASカードを使用していると、上記のようにホコリや手の皮脂などが付着し、接触不良を起こすことがあります。
以下の手順で、ICチップを優しく清掃してみましょう。

  1. テレビの主電源を切ってから、B-CASカードを抜きます。
  2. メガネ拭きやマイクロファイバークロスのような、乾いた柔らかい布を用意します。
  3. 金色のICチップ部分を中心に、カードを傷つけないように優しく拭いてください。

B-CASカードの清掃の際には、以下の点に注意が必要です。
誤った方法で行うと、カードが破損する恐れがあります。

道具 使用の可否 理由
メガネ拭き ◎ 可能 繊維が細かく、ICチップを傷つけにくくなります。
ティッシュペーパー △ 非推奨 繊維が硬く、細かな傷をつけたり、紙粉が付着したりする可能性があります。
ウェットティッシュ × 不可 アルコール成分や水分が、ICチップを腐食させる原因になります。
洗剤・溶剤 × 不可 ICチップを化学的に損傷させる恐れがあり、絶対に避けてください。

※上記はB-CASカード清掃に適した、または不適格な製品の主な一覧です。

清掃が終わったら、カードを正しい向きで再び挿入し、テレビの電源を入れてきちんと映るか確認してください。

STEP3:テレビ・レコーダー本体を再起動する

カードの抜き差しや清掃を試しても状況が変わらない場合は、テレビやレコーダー本体に一時的なエラーが発生している可能性があります。
現在のテレビやレコーダーはCPUをもつ内部基盤や独自のプログラムで動作する、一種のコンピューターのような機器になっています。
そしてパソコンやスマートフォンなどと同様、テレビなどの機器も長時間の使用で基盤やプログラムに負担がかかり、誤動作を起こすことがあります。
このような場合は、やはりパソコンなどと同じく、本体を再起動(リセット)することで、システムが正常な状態に戻り、問題が解決することがあります。

テレビなどの機器の場合、正しい再起動の手順は以下の通りです。

  1. テレビ本体の主電源ボタンを押して、電源を切ります。
  2. リモコンではなく、本体の電源プラグをコンセントから抜いてください。
  3. そのままの状態で、2〜3分ほど待ちます。
  4. 再度、電源プラグをコンセントに差し込みます。
  5. テレビ本体の主電源を入れ、正常に映るか確認します。

上記の手順は、テレビのメーカーやモデルに関係なく共通する「ハードリセット(電源リセット)」の方法です。
この手順により、本体内部の部品が完全に放電されて機能を停止することで初期化され、基盤やソフトウェアの軽微なエラーもリセットされます。

またテレビやレコーダーによっては、電源ボタンの長押しや設定画面の操作などからリセットを行うことができるモデルもあります。
これらのリセット方法にも、上記のハードリセットと同等の効果がありますが、ひとつ重要な注意点もあります。

テレビなどの機器に、機能として設定されたリセット方法(ソフトリセット)には、機器の設定や録画などのデータは残したまま機器だけを再起動する方法と、設定などすべてのデータを含めて、機器そのものを出荷状態に戻す「メーカー出荷時リセット(完全初期化)」の2種類になります。

機器だけの再起動であれば特に問題はありませんが、完全初期化を行うと文字通り、機器が出荷時点の新品と同じ状態になり、ユーザーが設定した内容や番組の録画などのすべて消えてしまい、復元できないことになります。
そのためソフトリセットは、その方法が機器だけの再起動になるのか、完全初期化であるかを、取扱説明書やメーカー公式サイトできちんと確認した上で、問題のない場合のみに行うことが重要です。

それでも直らない?考えられるエラー原因と最終チェックポイント

以上の対処法をすべて試してもエラーが解消されない場合、問題はアンテナの故障や電波障害アンテナレベルが低い状態になっていることなど、もう少し根深いところにあるかもしれません。
以下の一覧により、エラーの原因が「B-CASカード自体」にあるのか、「テレビ・レコーダー本体」にあるのかを切り分けるためのチェックポイントを見ていきましょう。

チェック項目 確認方法 考えられる原因
カードの物理的な破損 カードを取り出し、ICチップに深い傷がないか、カードが折れたり割れたりしていないかを目視で確認する。 原因1:B-CASカードの破損・故障
他の機器での動作確認 他にB-CASカード対応のテレビやレコーダーがあれば、そこに問題のカードを挿して映るか試してみる。 映れば原因2:テレビ本体の故障の可能性大。映らなければ原因1の可能性大。

※上記はエラーの原因を切り分けるための基本的な手順になります。

以下、それぞれの方法について詳細を解説します。

原因1:B-CASカードの破損・故障(ICチップの傷や変形)

B-CASカードは精密機器であるICカードになるため、物理的なダメージに弱い面があります。長年の抜き差しによるカード面の摩耗や、乱暴な扱い、不意な落下などでICチップが損傷したり、カードが変形したりすることもあります。
カードを光に当ててよく視認した上で、以下のような状態になっていないかを確認してください。

  • ICチップ部分に目立つ深い傷がある。
  • カードの角が欠けている。
  • カード全体が反っていたり、折れ曲がっていたりする。

このような物理的な破損が見つかった場合、B-CASカードの寿命と考えられます。
このカードではテレビ側が正常に認識できず、使い続けることはできないため、新しいカードを再発行する必要があります。

原因2:テレビ・レコーダー本体の故障

B-CASカード自体に問題が見られず、他の機器では正常に認識される場合、テレビやレコーダー本体のカードスロット(リーダー部分)が故障している可能性が濃厚になります。
この場合、ユーザー自身での修理は困難です。
お使いの機器のメーカーサポートに連絡し、症状を伝えて修理を依頼するか、買い替えを検討する必要があります。

以下、主要なテレビ・レコーダーのメーカーのサポートページ一覧です。

主要メーカー サポートページへのリンク
ソニー(BRAVIA) https://www.sony.jp/support/tv/
パナソニック(VIERA) サポート | 4K液晶・有機ELテレビ ビエラ | Panasonic
シャープ(AQUOS) https://jp.sharp/support/aquos/
東芝(REGZA) https://www.regza.com/support
三菱電機(REAL) 三菱電機 サポート・お問い合わせ

※上記は現在の各メーカーのサポートページになります。公式サイトの改装などでURLが変更されることもあります。

B-CASカードの紛失・破損|再発行の申し込み方法と費用

B-CASカードを紛失してしまった、あるいは破損していることが分かった場合、新しいカードを入手する必要があります。
ここで重要となる点は、前述の通りB-CASカードは家電量販店などでは販売されていないという点です。
B-CASカードはB-CAS社からの貸与品であるため、入手方法はB-CAS社の公式サイトから再発行を申し込む、という正規ルートのみになります。

公式サイトでの再発行手続き(費用:2,310円)

B-CASカードの再発行は、B-CAS社の公式サイトからWebまたは電話で申し込むことができます。
手続きには、一律で 2,310 円(税込・送料込) の費用がかかります。

申し込み方法 手順と特徴
Web申込み B-CAS公式サイトの申込みフォームに必要事項(氏名、住所、連絡先など)を入力します。24時間いつでも手続きが可能です。
電話申込み カスタマーセンターに電話をして、オペレーターの案内に従って手続きを進めます。不明な点を質問しながら進めたい方におすすめです。

※上記は各手順の一般的な流れになります。

申し込み後、通常は約10日前後で新しいカードが郵送で届きます。
それまでの間、テレビが見られない期間が発生することはご了承ください。
またカードを紛失した場合を除き、破損したカードはB-CAS社に返還する必要があります。同社から送付用の封筒が送られてきますので、破損したカードも独断で処分せず、保管しておいてください。

注意!フリマアプリや中古での購入はトラブルの元

B-CASカードの費用を抑えるため、フリマアプリやネットオークションで中古のB-CASカードを探す方がいますが、これは絶対にやめましょう。
中古カードの購入には、以下のような多くのリスクが伴います。

  • 契約違反になる可能性がある:B-CASカードはB-CAS社からの貸与品であり、第三者への譲渡や売買は使用許諾契約で禁止されています。
  • 使用できない可能性がある:見た目は綺麗でも、内部的に故障しているカードや、外見だけ似せて機能しない偽造品を購入してしまうリスクがあります。
  • 前の所有者の情報が残っている:有料放送の契約情報などが紐づいている場合、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

またときにネットのフリーマーケットサイトなどで、BS/CSの有料チャンネルを無料で視聴できる、コピー制限がないなどの改造B-CASカードを販売しているケースもあります。
しかしこのようなカードの販売はもちろん、購入・利用も犯罪にあたることがあるため、決して購入しないでください。
法に触れることなく安全かつ確実にテレビを視聴するためにも、B-CASカード本体のトラブルでは、必ずB-CAS社の公式サイトから正規の手続きで再発行を行ってください。

これってどうなの?B-CASカードに関するQ&A

この項目では、B-CASカードに関するよくある質問にQ&A形式でお答えします。

Q1. 新しいテレビに古いB-CASカードは使える?

A. 基本的に新しいテレビなどを設置する際のB-CASカードは、本体に付属する新しいカードを使用してください。

テレビを買い替えた際、今まで使っていたテレビのB-CASカードを新しいテレビに挿して使えるのではないかという意見もあるでしょう。
しかし、その方法はお勧めできません。
新しいテレビには、その機器に対応した新しいB-CASカードが必ず同梱されています。

これまで使っていたB-CASカードに有料チャンネルなどの情報が記録されている場合は、新しいテレビに従来のB-CASカードを差し込むことで、情報を引き継ぐことができます。
ただ一方で、新しいテレビとカードの規格が合わず、正常に動作しない、またカードの破損につながる可能性もあります。
必ず、テレビ本体とセットになっているカードを使用するようにしましょう。
新しいB-CASカードでこれまでの有料放送が視聴できない場合は、有料放送チャンネルの公式サイト(スカパー!)などのユーザーサイトで設定されているB-CASカード番号(20桁)を、新しいB-CASカード(またはACASチップ)の番号に変更すれば、交換したテレビなどで視聴することができます。
なお古いB-CASカードについては、個人情報保護の観点からもB-CAS社に返送するか、ご自身で切断して処分する必要があります。決して第三者に譲渡、販売などはしないでください。

Q2. B-CASカードは今後なくなる?ACASチップとの違いは?

A. はい、将来的にはB-CASカードは「ACASチップ」に置き換わっていきます。

最近の4K/8K対応テレビでは、B-CASカードスロットがなく、代わりに「ACASチップ」というICチップがテレビ本体に内蔵されています。
これは、B-CASカードの機能が、小さなチップとしてあらかじめテレビに埋め込まれたもの、とイメージすると分かりやすいです。

B-CASカードとACASチップの主な違いを以下にまとめました。

項目 B-CASカード ACASチップ
物理形態 抜き差し可能なICカード テレビ本体に内蔵されたチップ
対応放送 地上/BS/CSデジタル放送(2K) 2K放送に加え、4K/8K衛星放送にも対応
メリット 機器が故障してもカードは他の機器で使える カードの紛失、破損、接触不良のリスクがない
デメリット 紛失、破損、接触不良のリスクがある チップが故障した場合、テレビ本体の修理が必要

※上記はB-CASカードとACASチップの主な違いになります。

ACASチップの普及により、私たちはカードを管理する手間から解放され、よりスマートにテレビを楽しめるようになります。現在お使いのB-CASカード対応テレビが、すぐに使えなくなるわけではありませんのでご安心ください。

なお有料チャンネル設定などに必要なACASチップ番号(B-CASカード番号と同様)は、テレビの設定画面などから画面表示で確認できます。
またACASチップ内蔵のテレビで、B-CASカードエラーと同じエラーコードが表示される場合は、テレビのハードリセットを行うことで問題が解消されることが多くなります。

まとめ|B-CASカードエラーは簡単な対処法で直ることが多い

今回は、B-CASカードのエラーでテレビが映らなくなった際の、カードの清掃と差し直しから、破損している場合の交換の手順まで、具体的な対処法について解説しました。
最後に、この記事の重要なポイントを振り返ります。

  • テレビ放送が映らなくなり、B-CASカード関連のエラーコードが表示されたら、まずは慌てずに「カードの挿し直し」を試す。
  • カードの差し直しで改善しない場合は「ICチップの清掃」「テレビ本体の再起動」を順番に行う。
  • それでも直らない場合は、カードの破損や本体の故障を疑い、原因を切り分ける。
  • カードが破損・紛失した場合は、B-CAS社の公式サイトから再発行(有料)を申し込む。
  • 最新のテレビでは、カード差し込み不要の「ACASチップ」が主流になっている。

B-CASカードに関するトラブルの多くは、今回ご紹介した簡単な手順で解決できます。
この記事が、あなたのお困り事を解決する一助となれば幸いです。

もしご自宅にて、本記事の手順でもテレビ画面のトラブルが解消できず、B-CASカード以外の原因がわからない、またアンテナトラブルなどで専門的な工事による復旧が必要と思われる場合は、まずは本記事にご協力いただいたアンテナ工事の専門業者「あさひアンテナ」までお問い合わせください。
「あさひアンテナ」では、受付の窓口としてフリーダイヤルおよび、公式サイトのメールフォーム、公式LINEアカウントをご用意し、お客様のご相談にご対応しております。
まずはお電話などでオペレーターによる対処法のご説明から、ご自宅での復旧が難しい場合はご依頼いただければ、同社の優秀なスタッフが現地に急行し、アンテナ設備などをチェックして原因の特定から、必要な工事とその費用をわかりやすくご提示いたします。
その工事内容・お見積もり費用にお客様がご納得の上、工事の契約を結んでいただくまで、1円の料金も発生いたしません。どうかお気軽にお問い合わせくださいませ。

無料見積もり

無料見積もり


LINE見積もりバナー

LINE見積もりバナー


フリーダイヤルバナー

フリーダイヤルバナー

アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。