テレビの故障かも?症状別の原因と自分でできる対処法、修理・買い替えの判断基準まで液晶テレビ不具合への対処・完全解説ガイド

2025年11月20日

「いつも見ていたテレビが、ある日突然、映らなくなった」
「テレビの画面がブロックノイズなどで乱れる」
「画面に『E101』などのエラーコードが表示されて映らない」
「電源ランプが点滅しているけど、これって何かのサイン?」
「テレビのリモコンやチャンネルが正しく動作しない場合はどうすればいい?」
「テレビが映らない原因が、テレビ本体かアンテナの故障かわからない」

毎日、ごく普通に見ているテレビに突然、不具合が起きると、本当にお困りでしょう。
見たいテレビ番組が見られない不便さはもちろん、修理や買い替えにかかる可能性がある予期せぬ出費を考えると、ご不安になり動揺されるのも無理はありません。

ただ、テレビが正常に映らない、動作しないといった不調は、必ずしも深刻な故障とは限りません。実はご家庭で簡単に試せる対処法で、あっさり直ってしまうケースも少なくはないのです。

この記事では、テレビやアンテナについての技術的な知識がない方でも安心して対処できるよう、以下の点を網羅的に解説します。

  • 誰でもすぐに試せる6つの初期対応。
  • 症状から原因を探るためのチェックポイント。
  • 修理と買い替え、どちらが得かを判断する客観的な基準。
  • 意外と知らない火災保険の活用法。
  • 地デジや衛星放送の受信不良でテレビが映らなくなる主な要因。
  • テレビを長く使い続けるための日々の心がけ。

本記事は、家電製品などについて、詳しい知識を持つライターが執筆しました。
さらにテレビ本体やアンテナの不具合については、豊富な実績を誇るアンテナ工事の専門業者「あさひアンテナ」所属の優秀なアンテナ職人に取材を行いました。その豊富な専門知識と現場経験に基づいて、テレビが映らないときに考えられる原因から具体的な対処方法まで、プロの確かな解説を一般の方にもわかりやすい文章にまとめています。

この記事を最後までお読みいただければ、急なテレビ画面のトラブルで「何から手をつけるべきか」が明確になり、冷静に作業を進めた上、もっとも賢明な選択ができるようになります。
無駄な出費や手間をかけずに、一日も早くいつも通りの快適なテレビライフを取り戻してください。

テレビの故障と決めつけるのはまだ早い!まず試すべき6つの初期対応

テレビの様子がおかしいと感じたとき、テレビ放送が正常に移らないとき。
一般の方は、やはり真っ先にテレビ本体やアンテナの故障を連想されるでしょう。
しかしあわてて、すぐにテレビやアンテナの修理業者へと連絡するのは早計かもしれません。
上記のような不具合が生じたとき、その多くは、専門家を呼ばなくても解決できる単純なトラブルが原因になっているのです。

まずは、これからご紹介する、6つの簡単な初期対応を試してみてください。
これらの方法は特に費用もかからず、どなたでもすぐに実践できる簡単な作業です。
以下の6つの対応をひとつずつ確認していくことで、問題の原因を切り分けて、無駄な出費や手間を防ぐことにもつながります。

【対処法1】すべての基本「再起動」を試す

パソコンやスマートフォンの調子が悪いときに再起動を試すように、テレビも再起動することで不具合が解消されることがよくあります。
現在の液晶テレビは多機能化が進んでおり、CPUを組み込んだ内部基盤やプログラムによって制御される、パソコンやタブレット同様の機器になっています。
そのため、長時間の使用によってテレビ内部のシステムに一時的なエラーが発生している場合、この「再起動」の操作によって内部基盤がリセットされ、正常な状態に戻る可能性が高くなるのです。

テレビの一般的な再起動の手順は以下の通り非常にシンプルで、メーカー、モデルなどに関係なく共通しています。

  1. テレビ本体の主電源を切ります。
  2. 電源プラグをコンセントから抜きます。
  3. そのまま2分〜3分ほど待ちます。
  4. ふたたび電源プラグをコンセントに差し込み、テレビの電源を入れます。

この「電源プラグを抜いて待つ」というプロセスが重要です。
本体の通電を断ち、内部の電気を完全に放電させることで、テレビのシステムが効果的にリセットされます。
テレビ本体で発生した軽微な不具合の多くは、このもっとも基本的かつ効果的な方法で解決することがあります。

またテレビのメーカーやモデルによっては、スイッチの長押しや設定画面からの操作など、独自の初期化方法を持っている場合もあります。
ただこの方法で初期化をした場合、ユーザーによるチャンネルや画面の設定などテレビの設定や、録画内容なども初期化されてしまうケースもあります。
そのため実行の前にはテレビの取扱説明書やメーカー公式サイトを確認して、結果に問題がないかを確かめてから行ってください。

【対処法2】リモコンの電池交換と動作確認

普段使っているリモコンでテレビが反応しない場合、故障を疑うべきはテレビ本体ではなく、リモコンの側かもしれません。
以下の手順で、リモコンが正常に動作しているかを確認してください。

  1. リモコンの電池をすべて新品に交換します。
  2. テレビ本体の受光部(通常はテレビ下部のランプまわり)の前に、障害物がないか確認します。
  3. スマートフォンのカメラを起動し、インカメラモードにします。
  4. カメラに向かってリモコンの先端を向け、いずれかのボタンを押します。

カメラの画面上で、リモコンの先端にある赤外線の発光部が光って見えれば、リモコンは正常に信号を発信しています。
もし光らない場合は、リモコン自体の故障が考えられるため、新しいリモコンの購入を検討してください。

リモコン関係の不具合を確認する方法については、以下の一覧でまとめています。

確認項目 対処法
リモコンの電池 新しい電池に交換する。
テレビ本体の受光部 前に障害物がないか確認する。
赤外線信号の確認 スマホのカメラで発光部が光るかチェックする。

※上記はリモコンの主なチェック方法になります。

【対処法3】電源・アンテナ・HDMIなど配線全体の接続チェック

テレビまわりの各種ケーブルがしっかり接続されておらず、映像などの信号が正常に送信されない「接触不良」も、テレビの不具合ではよくある原因のひとつです。
特に、掃除や模様替えなどでテレビを動かした後にトラブルが発生した場合、ケーブルが引っ張られるなどして、不具合が生じた可能性が高くなります。

以下のケーブルが、テレビ本体と壁のアンテナコンセント端子などにそれぞれ奥までしっかりと差し込まれているか、指で押し込んで確認してください。

  • 電源コード:テレビに電力を供給する最も重要なケーブルです。
  • アンテナケーブル:地デジや衛星放送の電波を受信するためのケーブルです。
  • HDMIケーブル:ブルーレイレコーダーやゲーム機などの外部機器を接続するケーブルです。

これらケーブルのわずかな緩みが、映像の乱れや音声の途絶などを引き起こすことがあります。
また、ケーブル接続部に静電気によってホコリが溜まっている場合、接触不良や過熱の原因になるため、ポータブル掃除機や乾いた布などで優しく取り除くことも大切です。

またアンテナケーブルを急角度に折り曲げたり、家具の下敷きにしたりすると、電波の送信不良や、内部断線による故障の原因となるため、配線には常にゆとりを持たせましょう。
一方で必要より長すぎるケーブルを使用しても、送信中の電波が減衰する(弱まる)原因になるため、室内用のアンテナケーブルは、必要最小限の長さより多少の余裕がある程度の、適切な長さの製品を選ぶことが重要です。

【対処法4】B-CASカードの抜き差しと清掃)

テレビ画面に「E100」「E101」「E102」といったエラーコードが表示されて地デジ放送や衛星放送が見られない場合、B-CASカードの接触不良が原因かもしれません。
B-CASカードとは、デジタル放送の著作権保護や有料放送の視聴制御を行うためのICカードです。現在のテレビなどデジタル放送(地デジ・BS/CS)受信機器に同梱されており、本体の専用スロットに差し込んで使用されます。
このカードは、暗号化されて送信されるテレビのデジタル映像信号を解読するカードキーのような役割も持っているため、カードを挿入しない、もしくは不具合で受信機器がカードを認識できないと、デジタル放送を映し出すことができなくなります。

上記のようなエラーコードが表示された場合は、以下の手順で、B-CASカードを一度抜き差ししてみてください。

  1. テレビ本体の主電源を切ります。
  2. テレビの側面や背面にあるB-CASカードスロットから、B-CASカードをゆっくりと引き抜きます。
  3. カードの裏面にある金色のICチップ部分を、メガネ拭きのような柔らかく乾いた布で優しく拭きます。
  4. カードを正しい向きで、カチッと音がするまで奥にしっかりと差し込みます。
  5. テレビの電源を入れ、問題が解消されたかを確認します。

なお、この操作によってチャンネル設定がリセットされることがあります。
その場合は、テレビの設定メニューから「チャンネル設定」を選び、「初期スキャン」や「再スキャン」を実行してください。
このチャンネルスキャンもテレビ放送が映らないときには、有効な対処法のひとつになります。詳細は次の項目で解説します。

また、近年の4K/8Kテレビでは、B-CASカードが使用されず、代わりに同じ機能を持つ「ACASチップ」が内蔵されています。このような機種で上記のようなエラーコードが出た場合も基本的な考え方は同じで、前述した再起動などが有効です。

【対処法5】チャンネルスキャン(再スキャン)を行う

特に地デジ放送で特定のチャンネル(もしくはチャンネル全体)が映らない場合には「チャンネルスキャン(再スキャン)」で復旧する場合があります。

チャンネルスキャン(チャンネル設定、チャンネルサーチ)とは、最初にテレビを設置する時や、引っ越しなどで受信できる地デジ電波(電波塔)が変わったときなどに、テレビ本体が受信できるテレビ電波(チャンネル)を自動的に調べて、チャンネル番号に当てはめていく「チャンネル設定」を行う作業です。
このチャンネル設定が正しく行われていないと、一部、またはすべてのチャンネルが映らなくなることがあります。

このチャンネル設定が、まれにテレビの不具合などで消えてしまうことがあります。
また引っ越しで受信できる電波塔が変わった際や、電波塔の周波数帯変更などで、受信できる地デジ電波(チャンネル)が変更された際には、受信できる電波とテレビのチャンネル設定の食い違いからチャンネルが正常に映らなくなるため、「チャンネルの再スキャン」で、あらためてチャンネル設定を行う必要があります。
衛星放送は常に同じ静止衛星から電波が送られてくるため、電波の内容が変わってしまうケースは少ないのですが、本体の不具合によるチャンネル設定の消滅や、ときにチャンネルの周波数帯再編などが行われた際には、再スキャンが必要な場合もあります。

このチャンネルスキャンの手順は、詳しくはテレビのメーカー、モデルによって異なりますが、おおよそ以下のような手順は共通しています。

  1. リモコンから「メニュー」や「設定」などのボタンで設定画面を表示する。
  2. 設定画面で「チャンネルスキャン」や「チャンネル設定」などの項目を選ぶ。
  3. 「再スキャン」や「初期スキャン」などの項目を選択して実行する。

個別のメーカー、モデルの場合の詳細は、詳しくはテレビ本体の取扱説明書やメーカー公式サイトなどを確認してください。
チャンネルスキャンには数分程度かかりますが、テレビが受信しているテレビ電波から、各チャンネルを自動的にチェックして設定してくれます。

【対処法6】エラーコードの意味を確認する

テレビ画面に表示される「E201」「E202」のようなエラーコードは、テレビが電波を受信できない、その他の不具合でテレビ放送を表示できなくなった場合に、自己診断によってその原因を伝えてくれる貴重なメッセージです。
これらのコードは、ほとんどがメーカー、モデルに関係なく共通しており、テレビ本体の故障ではなく、アンテナからの電波受信に問題があると示す場合が多くなります。

以下、一般的に表示されることが多い、主なエラーコードをご紹介します。

主なエラーコード 考えられる原因
E100 / E101 / E102 B-CASカードが正しく挿入されていない、またはICチップが汚れている。
E201 / E202 アンテナからの電波が弱い、または受信できていない。悪天候の影響も考えられる。
E203 選択したチャンネルが放送を休止している。

※上記以外にも不具合の原因に応じて各種のエラーコードが存在します。

もしエラーコードが表示されたら、まずはテレビの取扱説明書やメーカーの公式サイトなどで、その意味を調べてみましょう。
アンテナレベルが低下していることが原因であれば、テレビ本体の修理は不要です。主にここまでの各種チェックをはじめ、アンテナ本体や配線部の確認など、適切な対応で解決できることが多くなります。
トラブルに対して、原因を切り分ける手掛かりとして役立つため、表示されたエラーコードは必ずメモしておいてください。

【症状別】テレビ故障の主な原因と見極め方

上記した6つの初期対応を試しても症状が改善しない場合、原因がアンテナレベルの低下であれば、お住まいのテレビアンテナや配線部の問題、そしてそれ以外であれば、テレビ本体に何らかの問題が発生している可能性が高まります。
ここではテレビ本体の問題について、代表的な症状別に考えられる故障の原因を解説します。

この項目にて、ご自身のテレビに起きている症状と照らし合わせることで、問題の深刻度をある程度は把握できるはずです。
ただし、テレビの不具合で、もっとも注意すべきサインは「焦げ臭い匂い」です。
もしテレビから焦げたような異臭がする場合は、内部基盤の劣化などから部品のショートが生じている可能性が高く、そのまま使用し続けると火災の恐れもある、非常に危険な状態です。
そのような場合は直ちにテレビの電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いて、絶対に使用を再開しないでください。

電源がつかない・ランプが点滅する・勝手に消える

電源に関するトラブルは、テレビ内部の心臓部である基板の異常が考えられます。
上記のように、現在の多機能なテレビは、CPUや集積回路などを組み込んだ内部基盤で全体的にコントロールされています。
この基盤も電子機器であるため、長年の使用により劣化が生じ、徐々に誤動作が生じる可能性もあります。

そのような場合の症状は、主に以下の通りとなります。

  • 電源ランプが点滅する:メーカーやモデルにもよりますが、特に赤色のランプが点滅している場合が、テレビが内部の異常を検知したことを示すSOSサインです。メーカーによっては、点滅の回数によって故障箇所を特定できる「自己診断機能」が搭載されているモデルも存在します。本体の取扱説明書やメーカーの公式サイトで、点滅パターンの意味を確認してみてください。
  • 電源がつかない・勝手に消える:電源を制御する基板や、電源ユニット自体の故障が疑われます。これは長年の使用による部品の劣化が主な原因です。

画面が映らない(音は出る)・線が入る・映像が乱れる

音声は出るのにテレビ画面が映らない、画面が食らい、乱れるなどテレビ映像に関するトラブルでは、画面を映し出すための部品に問題が起きている可能性が高くなります。

この場合の主な症状は、以下の通りになります。

  • 画面が映らない(音は出る):液晶パネルの背後から光を当てて画面を表示する「バックライト」が寿命を迎えた可能性があります。部屋を暗くして画面を懐中電灯などで照らしたときに、うっすらと映像が見える場合は、このバックライト故障の可能性が非常に高くなります。
  • 画面に縦線や横線が入る:液晶パネル自体の故障や、映像信号をパネルに送る基板の不具合が考えられます。
  • 映像が乱れる・ちらつく:映像処理を司るメイン基板の故障や、ケーブル接続部の接触不良、アンテナレベルの低下が原因であることも考えられます。

音が出ない・割れる・ノイズがする

音声に関するトラブルは、音を出力するための部品に原因があると考えられます。
考えられる主な症状は、以下の通りです。

  • 音声が出ない・割れる:テレビに内蔵されているスピーカー自体の故障が考えられます。
  • ノイズがする:音声信号を処理する基板に不具合が生じている可能性があります。

このような症状が出た場合は、まずはテレビにヘッドホンを接続してみてください。
ヘッドホンからの音声は正常である場合は、テレビ本体のスピーカーに問題があると特定できます。

修理?買い替え? 後悔しないための賢明な判断基準

テレビ本体のトラブルにおいて、ご自身での対処が難しいと判断できた場合、次に考えるべき点は「テレビを修理に出すか、それとも新しいテレビに買い替えるか」という大きな決断になります。
どちらの選択がご自身にとってベストなのか、感情ではなくコストパフォーマンスで決定するため、客観的なデータに基づいて判断することが重要です。

この項目では、テレビを修理すべきか買い替えるべきかの判断で、後悔しないための賢明な判断基準を3つの視点からご紹介します。
ご自身のテレビの状況と照らし合わせながら、もっとも合理的で納得のいく結論を導き出してください。

判断基準1:使用年数とテレビの平均寿命(8〜10年が目安)

まず考慮すべきは、お使いのテレビの使用年数です。

内閣府の消費動向調査によると、カラーテレビの平均使用年数は約10年とされています。
一般的に、液晶テレビの寿命は8年から10年が目安です。
もしお使いのテレビが購入から8年以上経過している場合、たとえ今回、故障した箇所を修理したとしても、近いうちに別の部品が寿命を迎えて、次々と故障が続いてしまう可能性があります。

また、テレビなど各家電メーカーは、製品の修理に必要な部品を、その製品の製造打ち切り後、最大8年間保有することが義務付けられています。
この年数よりも古いモデルの場合、修理しようにも部品がなく、修理自体が不可能になるケースも少なくありません。
長年使用したテレビは、修理という「延命治療」よりも、最新機種への「買い替え」が、結果的にコストパフォーマンスの高い選択となる可能性が高くなります。

判断基準2:修理費用の相場と保証期間の有無

次に、修理にかかる費用を客観的に判断します。
まずはご使用中のテレビが、メーカー保証(通常1年)や、購入した家電量販店の延長保証の期間内であるかを確認してください。
保証期間内であれば、無償または少額の負担で修理できるため、メーカーや販売店に修理をご依頼するのが得策です。

各種の保証期間が過ぎている場合の、テレビ修理費用の目安(故障箇所別)は以下の通りです。

故障箇所 修理費用の目安
液晶パネル / 有機ELパネル 50,000円 〜 200,000円以上
電源基板 25,000円 〜 45,000円程度
メイン基板 30,000円 〜 50,000円程度
バックライト 30,000円 〜 80,000円程度
スピーカー 15,000円 〜 30,000円程度

ひとつの判断基準として、「テレビの修理費用が、同等性能の新品テレビの購入価格の50%を超えるか」を考えてみてください。
特に液晶パネルの交換は非常に高額で、修理するよりも新品を購入した方が安く済むケースがほとんどになります。
修理をご依頼になる前には、まずは必ず見積もりを取って、買い替えの費用と比較検討してください。

【意外な選択肢】落雷や事故なら火災保険が使えるケースも

「テレビの故障に火災保険を使う」というと、驚かれる方も多いかもしれませんが、場合によっては適用されるケースもあります。
これは、多くの方が見落としがちである、非常に重要なポイントです。

もし、ご加入の火災保険に「家財」の補償が含まれており、さらに「破損・汚損」の特約が付帯している場合、以下のような偶然の事故によるテレビの故障は、補償の対象となる可能性があります。

  • 落雷の影響でテレビが壊れた。
  • 子どもが誤っておもちゃをぶつけて画面を割ってしまった…
  • 掃除中に誤って倒してしまい、故障した。
  • 台風による飛来物でアンテナが破損し、テレビが映らなくなった。

ただし、経年劣化による自然故障は対象外です。また被害が甚大になることもある地震でテレビが倒れた、物が当たるなどして壊れた場合は、別途に「地震保険」などの特約を結んでいない限り、やはり保証の対応外になります。
自宅で生じたテレビの故障が補償の対象となるか、自己負担額(免責金額)はいくらかなど、詳細はお手元の保険証券(契約内容)をご確認になるか、加入している保険会社に問い合わせてみてください。

ちなみに、テレビアンテナの地震を除く自然災害、また予想外の事故による故障の場合も、住宅の「設備」の破損として、火災保険の対象になることがあります。
この場合の保険申請には、保険会社に提出する、修理前後の写真や修理報告書などの各種書類が必要となります。

例えば、本記事にもご協力いただいた「あさひアンテナ」のような専門業者では、火災保険を利用したアンテナ修理の実績も豊富です。
具体的にあさひアンテナでは、修理に並行して必要な写真や書類を用意する、専門知識をもつスタッフによる書類作成や交渉のお手伝いなど、火災保険の申請をスムーズに進めるための、万全のサポート体制をご用意しています。

もしテレビが映らなくなった原因が、自然災害や事故によるアンテナや周辺機器の故障であった場合は、あさひアンテナのような業者に、アンテナの修理と火災保険の適用を、まとめてご相談になるのもひとつの方法です。

テレビ本体の故障じゃないかも?アンテナの不具合を疑うべきケースと対処法

ここまでは主にテレビ本体の故障について解説してきましたが、生じている問題が「エラーコードが表示される」「特定のチャンネルだけ映らない」といった症状の場合、問題の原因はテレビ本体ではなく、テレビ電波を受信するアンテナ側にある可能性も十分に考えられます。

アンテナの不具合では、テレビを修理、買い替えしても問題は解決しません。むしろ特に問題のないテレビに、無駄な費用をかけてしまうことにもなりかねません。

そこでこの項目では、アンテナ工事の専門家「あさひアンテナ」にて、数多くの現場経験を重ねている専門スタッフの知見を基に、アンテナの不具合を疑うべきサインと、その際の正しい対処法を解説します。
特に屋根の上など高所にあるアンテナを修理、調整する作業には、専門の知識と装備を持つプロでない限り、大変な危険が伴います。素人判断で屋根に登るなどの危険な行為は絶対に避けて、正しい知識で対応してください。

アンテナの異常を知らせるサインと専門業者への依頼

テレビ画面トラブルで以下のような症状が見られる場合、まずはテレビ本体よりも、アンテナやその周辺機器の不具合を疑ってみてください。

  • エラーコード「E201」「E202」が表示される:電波の受信レベルが低下している、または受信できていないサインです。
  • 特定のチャンネルだけが映らない、または乱れる:アンテナの向きがわずかにずれている可能性があります。
  • すべてのチャンネルが映らない:アンテナ本体の故障や、ケーブルの断線、ブースター(電波増幅器)の故障などが考えられます。
  • 台風や大雪、強風など悪天候の後から映らなくなった:: 自然環境の影響によりアンテナの向きが変わる、破損するなどした可能性があります。

上記のように戸建て住宅のテレビアンテナは、屋根の上など足場の悪い高所に設置されていることが多く、ご自身で角度の調整や修理を行うことは、転落をはじめとする重大な事故につながるリスクが高く、非常に危険です。
またアンテナトラブルの原因を正確に特定し、適切な修理・調整を行うには、アンテナの専門知識と高い技術、専門の機材が不可欠です。
アンテナの不具合が疑われる場合には、必ず「あさひアンテナ」のような専門業者へとアンテナの点検・修理を依頼してください。

テレビアンテナの修理に当たって、信頼できるアンテナ修理(工事)業者を選ぶポイントは以下の通りです。

  • 完全自社施工:下請けを使わないため、責任の所在が明確で高品質な工事が期待できます。また中間マージンのカットで工事費用も適正なことが多くなります。
  • 長期保証:例えば「あさひアンテナ」の業界最長「10年保証」のように、自社の施工技術に自信がある証です。
  • 即日対応:アンテナやテレビなどのトラブルはある日突然、生じるものです。したがって急なトラブルにも迅速に対応してくれるかどうかも重要です。
  • 明確な料金体系:事前に工事費用の見積もりを提示し、見積もり外の追加料金が発生する可能性などについても丁寧に説明してくれる業者を選んでください。

テレビのアンテナ修理をどこに頼むか、具体的なご依頼先をお迷いの場合には、年間6,000件以上の施工実績を誇る「あさひアンテナ」は、これらの条件を満たし、前述のような火災保険を利用した修理にも対応しています。
あさひアンテナのアンテナ工事(修理含む)の特徴とサービス内容は、主に以下の通りになります。

  • 自社スタッフの優秀なアンテナ職人による「完全自社施工」で、高品質な工事と低価格を実現。
  • 事前の現地調査、見積もりは、出張料やキャンセル料などを含めて完全無料
  • 緻密な調査でご希望に最適のアンテナ工事や適切な修理を、業界最安に挑む見積もり費用でご提案。
  • アンテナ設置など各種工事の価格体系や使用する機材はすべて公式サイトに明記。
  • アンテナなどの機材はすべて国内大手メーカー製を使用し、大量直接仕入れによるスケールメリットで、機材本体や部材などをセットにした低価格の工事費用を実現。
  • 即日工事や他業者との相見積もりにも対応。他業者でより安い見積もりが出た場合には、再見積もりにも挑戦。
  • 施工後には業界最長となる「10年保証」をご用意。料金のお支払いは現金だけでなく各種クレジットカード、電子マネーにもご対応。

あさひアンテナでは、フリーダイヤルをはじめ、公式サイトのメールフォームやLINEアカウントでもご相談、お問い合わせを受け付けています。
テレビが正常に映らないといったご相談に対しては、まずは専門知識を持つスタッフが、ご自宅のアンテナ設備やテレビご視聴環境、不具合の症状などをお伺いし、考えられる原因に応じて、ご自宅でもできる対処法をご案内します。
このご案内だけでトラブルが解消された場合は、料金は一円も発生しませんので、まずはお気軽にお問い合わせになり、専門家の診断を仰ぐのが賢明といえます。

地上デジタル放送が映らなくなる要因とは?

この項目では、テレビが映らない場合の参考情報として、まずは地上デジタル放送(地デジ放送)の受信トラブルでテレビが映らなくなる主な原因をご紹介します。

テレビ本体に特に問題がないのに地デジ放送が映らない場合は、アンテナ関連や電波の受信トラブルをはじめとした、さまざまな要因が考えられます。
お住まいに設置される地デジアンテナ(UHFアンテナ)は、近隣の電波塔の方向へと正面側を正確に向ける必要があります。
地デジアンテナには受信できる方向の範囲(指向性)があり、アンテナ正面がこの範囲からずれると受信レベルが低下します。基本的に地デジアンテナや屋根の上などの高所に設置することで、障害物の影響などを受けず受信が安定しやすくなります。
また地デジ電波はある程度、障害物を乗り越える性質があるものの、高層ビルなど大きな障害物の近隣では受信レベルが低下するほか、電波塔からの距離や気候、天候などにも影響を受け、電波レベルが変動します。

地デジ放送における主な受信不良の原因は、以下の通りです。

  • 電波の強さとアンテナ性能の不適合:お住まいの地域(電界地域)の電波の強さに、アンテナの受信性能(素子数・素子数相当)が合っていない。
  • 障害物による電波の遮断:アンテナと電波塔の間、お住まいの近隣に高層ビルが建つなど、電波を遮る障害物がある。
  • 気候や天候の影響:地デジ電波レベルは一年を通した気候にも影響されるほか、大雨や大雪が電波を弱めることがある。
  • ケーブルや周辺機器の問題:アンテナケーブルの劣化や断線、ブースター(増幅器)や分配器の故障。
  • アンテナの設置位置:地デジアンテナは受信環境が良ければ壁面やベランダ内外などなど目立たない位置にも設置できるが、周辺環境に影響を受けやすくなり、受信レベルが下がりやすい傾向がある。
  • ノイズ(雑音)の混入:地デジアンテナが携帯電話の電波など、周波数帯の近い電波ノイズを受信してしまう。また家庭内の電子レンジ、Wi-Fiルータなどが発する電磁波がケーブル配線部に影響を与え、ノイズによりテレビ電波の品質を低下させる。

地デジ受信レベルが低下するこれらの原因は、複数の要因が複雑に絡み合っていることもあり、特定にはアンテナ工事のプロによる専門的な知識や機材が必要です。

衛星放送(BS/CS)が映らなくなる要因とは?

上記で地デジ放送の受信トラブル要因についてご説明したのと同様、衛星放送(BS放送、CS放送)が映らない場合にも、放送の形式や電波の性質に特有の原因が考えられます。
衛星放送はその名の通り、宇宙空間に位置し、空の一点に静止して見える人工衛星(静止衛星)から、日本全体に非常に周波数帯が高く、直進性の強い電波(12GHz帯)を送信しています。
BS/CSアンテナは、この直進して地上まで到達する電波を、皿状の放物面反射器(ディッシュ)で受け止めて反射し、受信する仕組みのため、静止衛星の位置する東経110度の方向に、ディッシュの上下、左右を1ミリの狂いもなく正確に向ける必要があります。
この角度が少しでもずれると、反射した電波が集まる位置がずれてしまうため、電波を正しく受信できません。
また衛星放送の電波である12GHz帯も、直進性が強く遠くまで安定して届く半面、大粒の雨や雪を含むわずかな障害物にも遮られやすいといった性質があります。

衛星放送の場合の、主な受信不良の原因は以下の通りです。

  • 障害物による電波の遮断:静止衛星とアンテナのディッシュの間に、建物、樹木、さらには洗濯物など、わずかな障害物があるだけでも12GHz帯の電波は遮られます。
  • 降雨減衰、降雪減衰:12GHz帯の電波は、高周波数帯で波長の幅が25ミリ程度と短いため直進性が強く、25ミリに近い大雨や大雪の粒も障害物となってしまい、電波が吸収され、乱反射により受信感度が低下しやすい性質があります。
  • ケーブルや周辺機器の問題:地デジ放送と同様に、ブースターをはじめ、ケーブルや分配器などが衛星放送(右旋)や4K8K放送(左旋)に対応していない場合、特定のチャンネルが映らないことがあります。
  • アンテナへの電源供給::BS/CSアンテナでは、12GHz帯の周波数帯をテレビ電波に適した周波数帯に変換するコンバーターに電源を供給する必要があり、テレビやレコーダー側でBS/CSアンテナに電源を供給する設定がオフになっていると受信できない。

BS/CSアンテナの受信トラブルは、角度のズレであるケースが非常に多くなります。
基本的に降雨や降雪による減衰は天候の回復により解消されます。またアンテナ電源設定の確認も、ご自宅で比較的、簡単に行えます。
ただ、アンテナ角度のズレや近隣の障害物の影響による受信不良の場合、原因特定と対処については、専門業者に任せるのがもっとも安全で確実な方法といえます。

テレビを長持ちさせるために。今日からできる5つの習慣

テレビ本体は、特に大画面モデルや多機能、4K8Kテレビになると、決して安い買い物ではありません。
一度購入したからには、できるだけ長く、快適に使い続けたいものです。
そして日々のちょっとした心がけにより、テレビの寿命を延ばし、故障のリスクを減らすことができます。

ここでは、専門的な知識がなくても今日からすぐに実践できる、テレビを長持ちさせるための簡単な習慣を5つご紹介します。
大切なテレビと長く付き合うために、ぜひ参考にしてください。

設置場所を見直す(直射日光・高温多湿を避ける)

テレビは精密な電子部品の集合体であり、熱と湿気には非常に弱い製品です。
テレビの寿命を縮めないために、設置場所には最大限の配慮をしてください。

  • 避けるべき場所:
    • 直射日光が当たる窓際。
    • エアコンの風が直接当たる場所。
    • 加湿器の近くなど、湿気がこもりやすい場所。
  • 心がけること:
    • テレビの背面は壁から10cm以上離し、熱がこもらないようにする。
    • テレビラックなども、通気性の良いデザインのものを選ぶ。

特に夏場や冬場の結露は、内部回路のショートを引き起こす原因となるため、注意が必要です。

定期的にホコリを掃除する

テレビ周りに溜まるホコリは、見た目が悪いだけでなく、故障の大きな原因となります。
テレビは静電気でホコリを引き寄せやすいため、こまめな掃除が不可欠です 。

  • 掃除のポイント:
    • 最低でも月に1度は、テレビの電源を切り、電源プラグを抜いてから掃除する。
    • テレビの背面にある通風孔(熱を逃がすためのスリット)に溜まったホコリを、掃除機や柔らかいブラシで優しく吸い取る。
    • 画面や本体は、乾いた柔らかい布(マイクロファイバークロスなど)で拭く。
    • ケーブル類に絡まったホコリも忘れずに取り除く。

ホコリが通風孔を塞ぐと、内部に熱がこもって部品の劣化を早め、最悪の場合は火災につながる危険性もあります。

テレビの故障と主な対処法:まとめ

ご自宅の大切な家電製品であるテレビが突然、故障すると、どのような方でもあわててしまうものです。
しかし、この記事で詳しく解説した通り、急なトラブルにも冷静に手順を踏んで対処すれば、問題を解決できる道筋は見えてきます。

最後に、テレビが故障した、不具合が生じた際の行動指針を、3つのステップで振り返りましょう。

  1. まずは落ち着いて6つの初期対応を試す
    再起動、リモコン確認、配線チェック、B-CASカードの抜き差し、チャンネルスキャン、エラーコードの確認。
    これだけの手順ですぐに問題が解決するケースも少なくありません。
  2. 症状から原因を推測し、専門家の力を借りる
    症状別に原因を切り分け、アンテナの不具合が疑われる場合は、決して高所作業の危険を冒さず、「あさひアンテナ」など信頼できる専門業者に相談しましょう。
  3. 使用年数や費用から、テレビの修理か買い替えかを合理的に判断する
    テレビ本体の保証期間、修理費用の見積もり、テレビの寿命、そして火災保険を適用できる可能性などを総合的に考慮して、合理的な考えで、もっとも賢明な選択をしてください。

テレビの故障は、予期せぬトラブルであると同時に、ご家庭のデジタル環境を見直す良い機会でもあります。
もしテレビアンテナのトラブルが疑われる場合は、まずは高い技術で早急に対応してくれる優良なアンテナ工事業者、例えば「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントなどへとご相談になることがおすすめです。

この記事が、急なテレビのトラブルに対する皆様のご不安を和らげて、修理、買い替えやアンテナの確認など、適切で後悔のないご判断を下されるための一助となれれば、本記事の筆者としても幸いです。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。