テレビアンテナ修理工事の費用相場はいくら? 高額料金を避けご自分で信頼できるおすすめ業者を選ぶ、安く依頼する方法を全解説
インターネットの動画配信などが普及している2025年(令和7年)現在でも、一般のご家庭でもっともお手軽な楽しみや情報源と言えば、やはりテレビ放送が根強い人気を誇っています。
ご自宅に地デジアンテナがあれば、いつでも無料で視聴できる地上デジタル放送(地デジ放送)を日々、楽しめるようになります。
さらにお住まいに衛星放送用のパラボラアンテナを取り付けて、BS放送の多彩な無料チャンネル、さらにはBS放送、CS放送の有料チャンネルで、地デジでは観られないさまざまな番組を楽しんでおられる方も多いことでしょう。
テレビアンテナの魅力は、いったん取り付けた後は10年以上にわたって、多くの無料チャンネルで、安定してテレビ放送が視聴できることです。そのため戸建てのマイホームをお持ちの方は、テレビ放送を見る方法として、いまでもテレビアンテナを選択される方が多くなっています。
ただ、テレビアンテナはほとんどの場合、住宅の屋外に設置されるものです。したがって長い期間、使うことで雨風などの影響を受けて、徐々に経年劣化が重なっていきます。同じく配線部に設置されるブースターなどの機器、ケーブルそのものなども、徐々に劣化していくことになります。
そしてアンテナや配線部などのトラブルにより、屋内のテレビまで十分な電波が届かなくなることで、ある日突然、テレビ放送の画面が乱れる、正常に映らなくなるなどのことが起こり得ます。
お住まいで突然、そのような症状が起こると、本当にお困りで、戸惑われることでしょう。
「うちのアンテナが壊れたのかな? 修理にいくらかかるだろう」
「よくわからないまま高額な請求をされたらどうしようか」
テレビアンテナの修理について、このような不安を覚えられる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、お住まいで突然、テレビが映らなくなった場合への対策として、アンテナ修理の内容とそれぞれの費用相場から、業者を選ぶ前にご自宅で簡単にチェックできるポイント、信頼できる業者の選び方、工事費用が変わる要因、実際の依頼から修理までの流れ、そして費用をできるだけ安く抑えるための具体的な方法まで、専門知識がない方でも分かりやすく解説いたします。
この記事の情報を最後までご確認いただくことで、お住まいで起こっているトラブルに合った最適な解決策を見つけて、安心してご希望通りの適切なアンテナ修理工事を依頼できるようになるでしょう。
いま現在、ご自宅でテレビが映らないトラブルが起こってお困りの方から、最近ときどきテレビの画面が乱れることがある、という方まで、本記事の情報を元に、トラブルを早急かつ費用を抑えて解決していただければ幸いです。
【結論】アンテナ修理の費用相場一覧|症状・工事内容別でわかる料金の目安
まずは、もしご自宅でテレビアンテナの故障や、音声や画像の乱れでテレビが正常に映らなくなるトラブルが発生した場合に、アンテナを修理する工事の費用がどれぐらいかかるのか、全体像を把握しましょう。
実際の修理に必要な作業、およびその費用は、アンテナがどのように故障しているかの状況や、必要な工事の内容によって大きく変動します。
ここでは、一般的によく起こり得る故障、トラブルの症状と、それぞれの故障内容に合わせた工事内容ごとの費用相場を一覧表にまとめました。
アンテナトラブルの際には、ご自宅で起こっている状況と照らし合わせて、大まかな予算感をつかんでみてください。
修理・工事の内容 | 費用相場の目安 | 備考 |
---|---|---|
アンテナの向き調整 | 8,000円~20,000円 | 比較的、軽微な作業で済むことが多くなります。 |
アンテナの立て直し | 10,000円~30,000円 | 倒壊の程度やアンテナの状態によって変動します。 |
アンテナの修理 | 5,000円~10,000円 | 素子部やケーブル接続部の劣化、破損など、簡単な補修で対応できる場合の作業になります。 |
アンテナの撤去・処分 | 5,000円~20,000円 | アンテナの種類や設置場所によって異なります。 |
アンテナ本体の交換 | 22,000円~80,000円 | アンテナの種類や性能によって価格が大きく変わります。 |
ブースターの設置・交換 | 22,000円~40,000円 | 電波を増幅する機器で、映りが悪い場合に必要です。 |
分配・配線工事 | 10,000円~30,000円 | ケーブルの劣化や部屋数を増やす場合に行います。 |
※以上は主な修理・工事内容とその費用相場になります。
アンテナの向き調整は、主に屋根の上にあるアンテナが、経年劣化で耐久性がやや低下し、角度のズレで十分な電波を受信できなくなった場合に、あらためて正確な方向へと調整し、しっかりと固定し直す作業になります。
地デジアンテナ、BS/CSアンテナとも、アンテナの真正面のみで受信感度が高まる「指向性(しこうせい)」という性質があるため、それぞれ前方を近隣の地デジ電波塔や、南西上空の静止衛星の方向へと向ける必要があります。
地デジアンテナの場合は、現場周辺の電波塔の位置や、現場周辺で電波を遮る近隣の建物の影響、方向が変わった反射波などを確認して、現場ごとに最適の角度に調整する必要があります。
BS/CSアンテナの場合は、アンテナを向ける方向は東経110度の上空と決まっていますが、アンテナのディッシュ部(大きな皿のような部分)の仰角(上下)、方位角(左右)を、ミリ単位で正確に調整する必要があります。またディッシュを向けた方向に建物はもちろん、樹木や洗濯物などわずかな障害物があっても受信障害が生じるため、適切な設置位置の確保も重要になります。
アンテナ工事のプロであれば、現地の地デジ電波調査や、周辺環境の確認を含めた、適切な角度の再調整はもちろん、場合によってはより受信が安定する位置へのアンテナ移動や、角度の狂いが再発しにくい、しっかりした固定も行ってくれます。
アンテナの修理は、経年劣化によるアンテナの破損、故障でも、アンテナ本体では素子やケーブル接続部の劣化、またアンテナを立てるマストを固定するステー(支線)が切れる、緩むなどしてでマストごと傾いたなど、部品交換や補修で対応できる場合の作業になります。
基本的に、アンテナ本体の劣化具合が低く、アンテナを交換するより費用を抑えられる軽微な修理ですむ場合に、アンテナ修理が選ばれます。必要な費用は、基本的な作業費に加えて、交換が必要となる部材の料金などで変動してきます。
アンテナの立て直しは、お住まいの屋根の上に立てられたマストが、老朽化で傾く、また倒れるなどして、アンテナ本体の劣化や破損が少なく、立て直しだけで復旧できる場合に行われます。費用はやはり作業費に加え、マストやステー、屋根馬などを交換するの場合の機材費になります。
そして、アンテナの故障や劣化の度合いが激しく、再利用できない、また修理しても故障が再発する可能性が高い場合には、アンテナの交換がオススメになります。
アンテナ交換にかかる費用は、基本的に既設アンテナの撤去(処分)と、新規アンテナの設置費用の総額になります。
アンテナの撤去とは、文字通り屋根の上などにあるアンテナを撤去する作業です。老朽化したアンテナをそのままにしておくと、屋根の上で倒壊する、さらには屋根から落下するなどで、屋根材の破損をはじめ、大変な人身、物損事故の原因にもなります。
アンテナ工事業者に依頼すれば、多くの場合、屋根の上などのアンテナを撤去する作業に加え、古いアンテナを持ち帰っての処分までを行ってくれます。お住まいでアンテナを処分される場合には、粗大ごみなどの引き取り費用や、処分場に持ち運ぶ手間などが必要なため、業者にご依頼になる方が手間、費用の面でお得と言えます。
アンテナ交換にともなうアンテナ新規設置は、通常の基本設置工事と、作業でも、費用面でもほとんど変わりません。アンテナ交換を機に、例えば八木式アンテナからデザインアンテナ、ユニコーンアンテナなど、より外観性、対候性に優れたアンテナ機種、また設置位置へと変更するという選択肢もあります。
またお住まいで急にテレビ画面の映りが悪くなった場合は、アンテナ本体ではなく、アンテナから室内のアンテナコンセントやテレビまでを結ぶ配線部のトラブルという可能性も考えられます。
例えば、一般住宅ではアンテナ付近の配線部に、アンテナが受信した電波レベルを、住宅で必要なレベルに増幅する「ブースター(増幅器)」という機器が設置されることが多くなります。
周辺の受信環境の変化などで、アンテナが受信できる電波レベルが低下した場合には、このブースターを設置する、また増幅レベルの調整や、より高性能な製品への交換が必要です。またブースターそのものも長年の使用で劣化、故障する場合もあり、その場合もやはり交換が必要となります。
ブースターの修理、交換費用は、実際の作業内容のほか、設置、交換するブースターが、地デジ対応の「UHFブースター」か、地デジと衛星放送に対応し、ケーブルを一本にまとめる「混合器(こんごうき)」の機能も兼ねる「UHF/BSCS混合ブースター」かによっても変動してきます。
他にも戸建て住宅には、アンテナから電波を送る一本のアンテナケーブルを、各部屋のアンテナコンセントまでの複数のケーブルに分けて、電波レベルを等分に分配する「分配器(ぶんぱいき)」という機器が必要になります。この分配器も劣化により電波の漏洩、混入などが生じやすくなった場合には、交換が必要です。
また住宅内で設置するテレビの数を増設する場合には、この分配器を分配数の多い製品へと交換する必要が出ることもあり、その場合も分配器の交換工事、および分配数に応じたブースターの調整、または新規設置や交換が必要になる場合もあります。
さらに配線部のアンテナケーブルである同軸ケーブルも、長期使用による経年劣化や、外力がかかることでの劣化、破損が起こることもあり、その場合もケーブルの交換が必要です。
このように、一口にアンテナ修理と言っても、考えられるトラブルの原因、およびその対処法は多岐にわたります。複数の原因がからみあった複合的なトラブルも考えられますので、基本的にお住まいで対処できない受信トラブルの場合は、プロのアンテナ工事業者に依頼して、詳しい原因の確認、および適切な対処の工事を依頼することが必要です。
その不調、本当にアンテナが原因?業者を呼ぶ前に試したい3つのチェック項目
屋根の上のテレビアンテナが明らかに傾いている、倒れている。また原因が特定できないなど、お住まいで対処が難しいアンテナトラブルの場合は、アンテナ工事業者へと調査をご依頼になることが、復旧への一番の近道となります、
ただ、お住まいのテレビで、急にアンテナレベルが低下するなどして、正しく映らなくなった場合、あわてて業者に連絡する前に、ご自身で確認できる簡単なチェック項目もあります。
実は、テレビが映らなくなった原因は、アンテナや配線部の不具合や故障ではなく、ごくささいな設定ミスや、室内のトラブルが原因のケースも少なくはありません。このような場合は、室内での簡単な作業で、思ったより簡単に問題が解決してしまうこともあります。
テレビが映らなくなったとき、すぐさま業者に依頼した結果、無駄な出費になってしまうことを避けるためにも、まずは以下の5つのポイントをきちんと確認してみてください。
- テレビの入力切替を確認する
リモコンの「入力切替」ボタンを押して、テレビ画面の入力が「地デジ」や「BS/CS」など、ご覧になりたいテレビ放送に合っているにか確認してください。
BDレコーダーやゲーム機など、他の機器を利用していた後、入力切替がそのまま(外部入力)になっていることは、よくある原因のひとつです。 - テレビのリセットを行う
テレビ機器も長年の使用で内部基盤などが徐々に劣化し、トラブルが生じることもあります。テレビなど受信機器の寿命は、購入から10年程度とされていますが、テレビ放送が正常に映らない原因が本体の一時的な不具合であれば、テレビの「リセット(再起動)」を行うことで復旧する場合があります。
テレビのリセット方法は、基本的には本体の主電源を切り、テレビの電源プラグをコンセントから抜いて、通電しない状態で5分から10分程度置いて、あらためて電源プラグをコンセントに差し込み、主電源を入れるという手順になります。
この手順によりテレビ内部の通電を一時的に断つことで、内部で生じていた不具合も解消され、テレビ放送が正常に映るようになる場合もあります。
ただテレビのリセット方法は、メーカーやモデルによって独自の手順が用意されている場合もあるため、念のため本体に付属するマニュアルや、メーカー公式サイトの対応モデルのサイトなどもご確認ください。 - B-CASカードを挿し直す
テレビの側面や背面に挿入されているB-CASカードが、正しく認識されていない可能性があります。
B-CASカードは、地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送など、デジタルテレビ放送の著作権保護のために利用されるICカードです。
このB-CASカードがデジタル放送の暗号化された映像信号を解読することで、デジタル放送を正常に視聴できることになります。そのためこのカードに不具合が生じると、暗号化を解除できなくなり、デジタル放送が映らないことになります。
B-CASカードのトラブルの場合、主にテレビ画面に「E100」「E101」「E102」のエラーコードが表示されます。どのエラーコードの場合も、いずれにせよテレビ本体から一度B-CASカードを抜き、ICチップの金属部分を乾いた布で優しく丁寧に拭いてから、あらためてスロットの奥までしっかりと挿し直してみてください。
またお住まいに別のテレビがある場合には、そのテレビのB-CASカードと、映らなくなったテレビのカードを差し替えてみることで、カード本体の不具合か否かを確認できます。
なおB-CASカードそのものが故障している場合は、B-CASカードを貸与している「B-CAS社」に連絡して、有償でカードを再発行(破損したカードと交換)してもらう必要があります。また現在の4K、8Kテレビの一部では、同様の機能を持つICチップ「A-CASチップ」が内蔵されているため、B-CASカードを利用していないモデルもありますのでご注意ください。 - 室内のアンテナケーブルの接続や状態を確認する
お住まいの各部屋にある、アンテナからの電波を送るアンテナコンセントと、そこから室内のテレビ、レコーダーなどにつながる配線部(アンテナ線)の確認も重要になります。
まずはアンテナコンセントからのアンテナケーブルが、テレビ、レコーダーなどと、どのような流れで接続されているかを確認して、接続部のプラグにゆるみなどが生じていないかも、一箇所ずつチェックしてみてください。
またケーブルの接続部を外して、ほこりなどが貯まっている場合は、B-CASカードの場合と同じく、乾燥したソフトな布などで丁寧にぬぐって汚れを落とすことも有効です。
他にも、室内のケーブル配線で、ケーブルに対応する「曲げ半径」以上に強く折り曲げられていないが、家具や家電製品などの下敷きになっていないかなども確認してください。アンテナケーブルは断面が円を保っていないと電波を正常に送信できず、極端な折り曲げなものを乗せるなどは、内部断線の原因にもなります。ケーブル自体が破損している場合は交換が必要です。
テレビに接続するアンテナケーブルが、レコーダーなど別の機器を経由している(もしくはその逆)場合も、途中の機器部の接続不良やトラブルで電波が届かなくなることが考えられます。また特に問題はなくとも、このような接続方法では、配線の先にある機器ほど、到達する電波レベルが弱くなっていくため、注意が必要です。 - ブースターの電源を確認する
お住まいのアンテナ配線部に、テレビ電波を増幅する「ブースター」が設置されている場合、その電源部のコンセントが抜けていないかを確認してください。
アンテナの近くに設置される、屋外用のブースター本体(増幅部)は、屋根の上のマストや、デザインアンテナの裏面などに設置されていることが多く、お住まいでは確認が難しくなる場合もありますが、電源部は屋根裏、天井裏の点検口付近で専用のコンセントに接続され、増幅部に電気を送っていることが一般的です。
他にも、メインの屋外用ブースターの他に、電波レベルが弱まる一部の部屋や屋内配線で、屋内用ブースターや小型のラインブースターが使われている場合もありますので、それらの機器がある場合は、その電顕状態や作動の具合なども確認してください。
上記の項目をすべて試してみてもテレビの映りが改善しない場合は、お住まいのテレビアンテナ本体や配線部に問題がある可能性が高くなり、ご自分での対処は難しくなります。
その際にはじめて、専門のアンテナ工事業者へと調査を依頼することが、手間や費用を省く意味でもおすすめとなります。
アンテナ修理の費用が変わる5つの要因|料金の内訳を徹底解説
テレビアンテナを修理する費用の相場は、なぜ業者や状況によって大きく異なるのでしょうか。
その理由は主に、修理費用がいくつかの要素の組み合わせで決まる点にあります。
業者による修理料金の基本的な内訳は「基本工事費」「部品代」「高所作業費(特殊作業費)」などで構成されています。
この修理料金を変動させる主な要因は、以下の5つが挙げられます。
これらの要因を理解することで、業者の見積もりが適正かどうかを判断する手掛かりになります。
この項目では、これらの要素をひとつずつ、詳しく解説していきます。
要因1:アンテナの種類(地デジアンテナ各機種・衛星放送用BS/CSアンテナ)
アンテナが故障した際の修理費用は、ご自宅に設置されているアンテナの種類によっても変わります。
これはアンテナ本体の価格や、修理の難易度が異なってくるためです。
現在の戸建て住宅で主に使われているテレビアンテナの種類は、地デジアンテナ(UHFアンテナ)、衛星放送用アンテナ(パラボラアンテナ)を合わせて、以下の4種類(地デジアンテナ3種類、衛星放送用アンテナ1種類)になります。
アンテナの種類 | 特徴 | 修理費用の相場(部品交換や修理) |
---|---|---|
八木式アンテナ | ・魚の骨のような形 ・屋根の上に設置されることが多い ・受信感度が高い |
5,000円~30,000円 |
デザインアンテナ | ・箱型で壁面に設置 ・家の外観を損なわず風雨にも強い ・八木式より感度はやや低い |
5,000円~35,000円 |
ユニコーンアンテナ | ・本体を屋根の上に来るよう設置 ・見栄えが良く風雨にも強い ・受信感度もデザインアンテナより高い |
5,000円~40,000円 |
BS/CSアンテナ | ・お皿のような形のパラボラアンテナ ・衛星放送の受信専用アンテナ ・上下、左右の角度調整がシビア |
7,000円~25,000円 |
※上記は各機種の主な特徴と修理費用の目安になります。
ご自宅のアンテナがどのタイプかを確認しておくと、費用の目安がより分かりやすくなります。
なお、細かな部品交換や作業のコストがアンテナ本体価格より高額になる場合は、アンテナそのものを新品に交換する作業になります。
例えばBS/CSアンテナで受信した電波を、ケーブルで送信しやすい周波数帯に変換する「コンバーター(変換器)」が故障した場合、マンションなど集合住宅用で大型、高価格のBS/CSアンテナの場合は、コンバーターのみを交換する修理になります。ただ家庭用で低価格、小型のBS/CSアンテナの場合が、コンバーター交換と本体価格のコストに差がないため、アンテナ本体ごと交換する形になります。
アンテナ工事業者に不具合の復旧を依頼して、アンテナ修理や交換を提案された際に、その理由が気になる場合は、トラブルの原因や、修理とアンテナごと交換の場合のコストの差などをご確認になるといいでしょう。
要因2:修理・工事の内容(調整・立て直し・交換)
アンテナの故障、トラブルの度合いによっても、必要な作業や追加、交換の機材などがが異なるため、費用も変動します。
例えば、アンテナ本体に破損はなく、角度がズレただけの場合と、アンテナがマストごと完全に倒れてしまった場合では、作業内容や交換の必要な部材などが大きく異なります。
以下、内容や程度別の修理作業の内容や、費用の目安などの一覧をご紹介します。
修理・工事の内容 | 作業の概要 | 費用相場の目安 |
---|---|---|
軽微な調整 | ・アンテナの向きを正しい方向に調整する ・固定金具の緩みを締め直す |
5,000円~10,000円 |
中程度の修理 | ・アンテナの一部部品を交換する ・劣化したケーブルを部分的に修理する |
10,000円~30,000円 |
大規模な工事 | ・アンテナ本体を新しいものに交換する ・倒壊したアンテナの立て直しや配線の全面交換 |
30,000円~60,000円 |
※上記でご紹介している作業内容は、実際に行われることが多い主要なものになります。
具体的な修理費用を確認するには、まずはアンテナの現地調査をしてもらい、どの程度の修理が必要になるのかを正確に把握することが重要です。
要因3:アンテナの設置場所(屋根上・壁面・ベランダ)
お住まいのテレビアンテナがどこに設置されているかも、修理費用に影響する重要なポイントです。
この設置位置によっても作業の危険度や難易度が変わり、屋根の上など高い位置で、三連梯子の利用や特別な安全対策などが必要になると「高所作業費」などの追加費用が発生することがあります。
以下、アンテナ設置位置別で作業の追加費用が発生するケースについて解説いたします。
設置場所 | 追加費用の目安 | 備考 |
---|---|---|
屋根上 | 5,000円~15,000円 | 3階建て以上の高い屋根や急勾配の屋根など、特に危険度が高い場合は追加費用が発生しやすいです。 |
壁面 | 3,000円~10,000円 | 足場が不安定な場所や、特殊な工具が必要な場合に追加費用が発生することがあります。 |
ベランダ | 3,000円~5,000円 | 追加費用が発生することは少ないですが、作業スペースが狭い場合など、作業効率が落ちるケースで発生することがあります。 |
※上記は一般的な目安になります。
アンテナ修理の工事を業者にご依頼になる場合には、見積もり時に、設置場所による追加費用が含まれているかどうかもご確認ください。
要因4:依頼する業者の種類
テレビアンテナのトラブル時に修理を依頼できる業者は、アンテナ工事の専門業者だけではありません。
家電量販店や地域の電気屋さんなど、いくつかの選択肢があります。
しかし、どの業者に依頼するか、業種によっても、料金設定やサービス内容が大きく異なります。
この点については、後のセクションでも詳しく解説、比較しますが、業者選びが費用を左右する大きな要因のひとつであることは覚えておいてください。
要因5:お住まいの地域
意外に思われるかもしれませんが、お客様がお住まいの地域によっても修理費用が変わることがあります。これは、業者からご自宅までの距離に応じた「出張費」が発生する場合もあることや、地域ごとの人件費の相場が異なるためです。
以下、各地域における修理費用の目安の一例をご紹介いたします。
地域 | 修理費用の目安 |
---|---|
東京都 | 17,000円~90,000円 |
大阪府 | 17,000円~90,000円 |
愛知県 | 17,000円~90,000円 |
福岡県 | 17,000円~90,000円 |
ただし、これはあくまで目安になります。
出張費無料の業者も多いほか、お住まいの地元エリアの業者であれば出張料が発生しないことも多いため、最終的には個別の業者に見積もりを依頼して、その内容を確認することがもっとも確実です。
アンテナ修理費用を安く抑える3つの方法|賢いご選択で出費を最小限に
ある日突然、発生する事があるアンテナトラブルは、想定外の出費にもつながります。
そのためお客様にとっては「できるだけ修理費用を抑えたい」と思われるのは当然のことでしょう。
そこで本項目は、アンテナの修理費用を賢く抑えるための具体的な3つの方法をご紹介いたします。
この項目の内容をうまく生かして頂ければ、ほぼ同じ工事内容で、数万円単位の節約につながる可能性もあるため、ぜひ参考にしてください。
【最重要】火災保険の活用で自己負担0円も!適用条件と申請手順
アンテナの故障原因が「自然災害」や「想定外の事故」である場合、お住まいでご加入している「火災保険」がアンテナの修理費用に適用される可能性があります。
火災保険の商品や契約内容にもよりますが、多くの場合、火災保険には「風災保証」その他の保証も付帯しているため、主に台風や強風、豪雨や大雪、落雷などの自然災害の他、近隣の爆発事故や落下物などが原因でお住まいのテレビアンテナが倒れる、壊れるなどしたケースであれば、火災保険の対象となることが多くなります。
火災保険が適用されれば、保険金によって実質の修理費用を大幅に軽減でき、場合によっては自己負担が0円に近くなることもあります。以下、アンテナ修理に火災保険を適応できる条件について解説します。
火災保険が適用される主な条件
- 原因が自然災害、または想定外の事故であること:台風、落雷、雪災、雹(ひょう)災、風災など。また近隣の爆発事故や落下物などによる故障であること。
- 風災補償などが契約に含まれていること:ほとんどの住宅火災保険には、火災以外の自然災害や事故でも保証を受けられる含まれていますが、念のため契約内容を確認しましょう。
- 損害額が免責金額を超えていること:修理費用が、契約時に設定した自己負担額(保険会社側の免責金額)を上回る必要があります。
一方で、アンテナ本体の経年劣化や設置時の施工不良による故障の場合は、火災保険の対象外となるため注意が必要です。以下、一般的な火災保険の申請手順を解説いたします。
火災保険の申請手順
- 保険会社へ連絡:まずはお客様がご契約されている保険会社に連絡し、アンテナトラブルの状況を説明して保険適用の対象になるか確認します。
- 修理業者に見積もりと写真撮影を依頼:業者に現地調査をしてもらい、「被害状況がわかる写真」「修理にかかる費用の見積書、調査書」などの必要書類を作成してもらいます。
- 必要書類を保険会社へ提出:保険会社から送られてくる請求書や必要書類(申請書など)に必要事項を記入し、業者から受け取った写真や見積書などの書類と一緒に、保険会社へと提出します。
- 保険会社の審査・保険金の支払い:提出書類に基づき保険会社が審査や現場調査を行い、承認されれば既定の保険金がお客様の口座に振り込まれます。
アンテナ修理業者の中には、この火災保険申請に関するサポートを、無料で行ってくれるところもあります。修理のお見積もり依頼時に、業者に保険適用の可能性があることを伝え、ご相談ください。
当あさひアンテナでも、アンテナ修理だけでなく、火災保険の適用に関するお問い合わせについても、保険専門スタッフの対応による、万全の態勢でお引受けしております。
手順など詳しくは後述いたしますが、アンテナ修理費に火災保険を適用なさりたいお客様は、まずは当あさひアンテナまで、修理、保険の双方についてご相談いただければ幸いです。
自分で修理(DIY)は可能?メリット・デメリットと安全上の注意点
アンテナの修理費用をもっとも安く抑える方法は、テレビアンテナ工事を自分で行うため、部品代だけで済むDIY作業になります。
しかし、お住まいでのDIYアンテナ修理の作業は、費用のメリット以上に、大きなデメリットと危険が伴うことをご理解いただく必要があります。
特にお住まいの屋根の上など、足場を確保できない高所での作業は、転落事故のリスクがあり、命に関わりますので絶対に避けてください。
以下、アンテナ修理をプロの業者に任せる場合と、DIYで行う場合の各要素を比較してみました。
項目 | DIY修理 | プロによる修理 |
---|---|---|
費用 | 部品代のみ(数千円~) | 5,000円~(工事内容による) |
メリット | 費用が安い | 安全・確実・スピーディー |
デメリット | 非常に危険、専門知識が必要、失敗のリスク、時間がかかる、保証がない | 費用がかかる |
安全性 | 転落のリスクがあり命に関わる | 専門装備と技術で安全を確保 |
確実性 | 原因特定が難しく、修理に失敗して状況を悪化させる可能性がある | 専門知識で原因を特定し、確実に修理 |
保証 | なし(自己責任) | 長期保証あり(業者による) |
※上記は主な比較ポイントになります。
例えばベランダの手すりに設置されたデザインアンテナやBS/CSアンテナの簡単な向き調整、同じモデルへの交換など、安全が確保できる場所での軽微な作業であれば、DIY作業も選択肢になるかもしれません。
しかし、屋根の上や2階以上の外壁など、少しでも危険を感じる場所での作業は絶対におやめください。
アンテナ工事のプロにご依頼になれば、安全かつ確実に問題を解決してくれます。
数万円を節約するために、取り返しのつかない事態になるリスクを冒すのは賢明な選択とはいえません。DIY作業に当たっては、まずは安全を第一にご考慮くださいませ。
複数の業者から相見積もりを取る
アンテナの修理や交換を業者に依頼すると決めたら、必ず複数のアンテナ工事業者から見積もりを取ってください。これを「相見積もり(あいみつもり)」といいます。
最低でも2、3社から見積もりを取ることで、以下のようなメリットがあります。
- 適正な費用相場がわかる:1社だけの見積もりでは、その金額が相場より高いのか安いのか判断できません。複数の社の見積り価格を比較することで、ご自身のケースでの適正価格が見えてきます。
- 悪質な業者を避けられる:極端に高額な請求をする業者や、見積もり項目を説明が不十分でな業者を見抜くことができます。逆に見積もり価格が他社より極端に安い業者も、ご契約後に料金を加算するなどの可能性が考えられるため、料金の追加などについて詳しくご確認ください。
- サービス内容を比較できる:価格だけでなく、保証期間や使用する部材、スタッフの対応などを総合的に比較し、もっともご納得いただける業者をお選びいただけます。
多くの専門業者では、見積もりは無料で対応してくれます。また相見積もりに対応できる業者は、公式サイトなどでその旨を明記していることが多くなります。相見積もりへの対応は、その業者が費用面、施工技術でも他社に対抗できる自信がある証とも言えます。
修理をお急ぎでなければ、手間を惜しまずに相見積もりを取ることが、費用面で損をせず、信頼性においても安心して任せられる優良な業者を見つけるための、もっとも確実な方法です。
当あさひアンテナでも、アンテナ工事に伴う電波調査およびお見積もり、もちろん相見積もりも、出張料、キャンセル料など関連する諸費用をすべて含めた「完全無料」で対応しております。
また早急にアンテナを修理なさりないなど、工事をお急ぎの方には、即日工事にもご対応いたしますので、お見積もりから迅速な工事まで、まずは当あさひアンテナまでお気軽にご相談ください。
アンテナ修理はどこに頼むのが正解?依頼先4タイプを徹底比較
アンテナ修理を依頼できる業者には、前述の通りいくつかの種類(業種)があります。
どの業種の業者に頼むかによって、費用や技術力、対応スピードなどが変わってきます。
ここでは代表的な4つの依頼先を比較し、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。
まずはその4つの業者について、以下の一覧で比較、解説いたします。
依頼先 | 費用 | 技術力 | 対応スピード | 保証 | おすすめな人 |
---|---|---|---|---|---|
アンテナ専門業者 | ◎ 適正 | ◎ 高い | ◎ 早い | ◎ 充実 | 技術力・価格・保証のバランスを重視する人(最もおすすめ) |
家電量販店 | × 割高 | △ 不明 | △ やや遅い | 〇 あり | 手軽さや窓口の知名度を重視する人 |
地域の電気屋さん | △ 店舗で差がある | △ 不明 | △ 遅い場合あり | △ 不明 | 長年の付き合いがあり信頼できる人 |
ハウスメーカー | × 割高 | △ 不明 | △ やや遅い | 〇 あり | 新築時の保証を重視する人 |
※上記は各業種の一般的な特徴であり、個々の業者によって異なる場合もあります。
【結論】技術力と保証で選ぶならアンテナ専門業者がおすすめ
結論から申し上げますと、アンテナ修理の依頼先としてもっともおすすめといえるのは、当あさひアンテナなどの「アンテナ工事の専門業者」です。
専門業者は、アンテナ工事を専門に扱っているため、アンテナに特化した専門知識と経験、細かなコツともいえるノウハウまでが豊富で、技術力が高いのが最大の強みです。
また家電量販店のように下請け業者を使わず、自社のスタッフが直接、施工することが多いため、中間マージンなどが発生せず、適正価格で高品質な工事が期待できます。
さらに工事後の保証期間が長く設定されていることが多く、万が一の際にも安心です。
家電量販店・ホームセンターのメリット・デメリット
誰もが知っている大手の家電量販店やホームセンターに依頼するメリットは、身近に店舗があることの手軽さと知名度による安心感です。
しかし、これらの店舗の場合、実際に工事を行うのは、提携している下請け業者であることがほとんどです。そのため工事費用に仲介手数料などの中間マージンが上乗せされてしまい、総額費用が割高になる傾向があります。
さらに店舗で依頼を受けてから、スケジュールの空いた下請け業者を手配するため、依頼からの即日工事や早急な工事が難しくなります。下請け業者はアンテナ工事以外の各種作業も引き受けているため、エアコン工事の繁忙期などには、アンテナ工事のスケジュールが後回しにされることも多くなります。
また、下請け業者はアンテナに特化した工事業者ではないため、アンテナ工事については、担当する下請け業者の技術力にばらつきが出る可能性も否定できません。
ハウスメーカーのメリット・デメリット
お住まいを建てたハウスメーカーに、お住まいの設備の一環として、アンテナの修理を依頼するメリットは、やはり住宅そのものを立てた会社として、計画段階からお引き渡しまでお客様と築き上げてきた信頼感です。また場合によっては、住宅保証にアンテナ修理が含まれる可能性もあります。
一方で、ハウスメーカーのアンテナ工事も、基本的に下請け業者が引き受けるため、工事費用に中間マージンが加算される、即日工事など早急な対応が難しい、担当する業者のアンテナ工事技術にバラツキが出るなどの可能性が考えられます。
地域の電気屋さんのメリット・デメリット
昔から付き合いのある地域の電気屋さんに依頼するメリットは、近隣の顔なじみならではの親身な対応です。近年では少なくなっている個人の電気屋さんですが、地域密着型の「家電のかかりつけ医」として、近隣のお住まいで家電や電気工事に関する親密な相談に対応できるとして、あらためて注目されている面もあります。
このような電気屋さんは、上記した各会社からアンテナ工事やその他の電気工事などを請け負う下請け業者であることも多くなります。ただし、アンテナ工事を専門とする業者ではないため、アンテナ工事については最新の技術や機材に対応できず、施工技術にバラツキが出るケースもあります。また費用面でも、店舗側の裁量で決めるため、割安であることもあれば、逆に割高になる可能性もあるなど、店によってさまざまです。
また、個人で運営していることが多く、繁忙期には予約が取りづらいことも考えられます。店主の引退などによる、店舗の閉店、廃業の可能性がある点にも注意が必要です。
失敗しない!信頼できるアンテナ修理業者の選び方7つのポイント
上記の一覧をお読みいただいて「アンテナ工事の専門業者がおすすめなのはわかったけど、どうやって良い業者を選べばいいの?」と思われたお客様のため、その疑問にお答えします。
悪質な業者による高額請求や手抜き工事といったトラブルを避けるためには、業者に対して以下の7つのポイントをチェックしていってください。
- 料金体系が明瞭で、公式サイトに記載があるか
基本料金だけでなく、追加費用が発生する場合の条件や金額が明確に記載されているか確認しましょう。「工事一式〇〇円」のように内訳が不明瞭な業者は注意が必要です。 - 十分な施工実績があるか
公式サイト、ホームページに具体的な施工事例や年間の工事実績数が掲載されている業者は、経験が豊富で信頼できる可能性が高くなります。 - 口コミや評判は良いか
Googleマップの口コミや、SNS、比較サイトなどで、実際に利用した人の評価を確認しましょう。良い口コミだけでなく、悪い口コミへの対応も見ておくと、その業者の姿勢がわかります。ただ個々の口コミには主観も混じるため、あまり過度に信じすぎないことも重要です。 - 工事後の保証制度が充実しているか
テレビアンテナは屋外に設置されるため、工事後の保証は非常に重要です。「8年保証」「10年保証」など、長期の保証を提供している業者は、自社の工事品質に自信がある証拠ともいえ、信頼できる可能性が高くなります。 - 問い合わせ時の対応が丁寧で迅速か
電話やメールで問い合わせた際、また見積もりや調査でお住まいを訪れた際のスタッフの対応も、重要な判断材料です。質問に的確に答えてくれるか、丁寧な言葉遣いかなど、誠実な対応をしてくれる業者を選んでください。 - 完全自社施工であるか
下請け業者に丸投げせず、研修を受けた自社のスタッフによる完全自社施工で工事を行う業者は、品質が安定しており、責任の所在も明確です。 - 火災保険の申請サポートに対応しているか
自然災害が原因の場合、火災保険の申請に必要な写真撮影や見積書作成を快くサポートしてくれる業者は、顧客の立場に立った親切な業者といえるでしょう。お客様にとっても工事費用を軽減できるメリットが大きくなります。
【年間実績6,000件超】あさひアンテナが選ばれる理由と他社との違い
ここまでの項目では、信頼できる専門業者の選び方をご説明してまいりました。
その具体的な一例として、当「あさひアンテナ」が、なぜ多くのお客様から選ばれているのかをご紹介します。年間6,000件を超える豊富な施工実績は、お客様からの信頼の証です。
その背景にある、他社とは違う3つの強みについて解説します。
違い①:下請け一切なし!経験豊富な自社スタッフによる高品質施工
あさひアンテナでは、すべての工事を下請け業者に委託せず、厳しい研修をクリアした自社の正社員スタッフのみが担当する「完全自社施工」を徹底しております。
これにより、どの地域でも安定した高品質な施工を提供することが可能です。さらに中間マージンが発生しないため、高品質な工事を適正価格でお客様にお届けできるのです。
他にも弊社では、国内の一流アンテナメーカーからのアンテナなどの機材を直接、大量に仕入れることで、スケールメリットによる大幅値引きを実現。各種テレビアンテナの基本設置工事や、ブースター、分配器といったシステム周辺機器の設置、交換なども、高品質機材や必要な部材をセットにした費用でご提供しており、アンテナ修理を含めた各種アンテナ工事について、可能な限りお客様のご要望に応じた工事を、業界最安に挑戦し続けるお見積もり価格をご提案いたします。
違い②:明朗会計と業界最安値への挑戦
私たちは、お客様に安心してご依頼いただくために「明朗会計」を徹底しています。
お見積もり時に工事の総額を提示し、お客様の許可なく追加料金を請求することは一切ございません。
また、常に業界最安値を目指しており、他社様との相見積もりも歓迎しています。
万が一、他社様よりお見積もりが高い場合は、ぜひご相談ください。
その会社のお見積もり票をメールなどでお見せいただければ、施工品質や部材は同じまま、より安い再お見積もりにも挑ませていただきます。
違い③:最長10年の長期保証と充実のアフターサポート
テレビアンテナ工事は、設置して終わりではありません。
当あさひアンテナでは、施工後もお客様に長く安心してテレビ放送をご視聴していただけるよう、業界最長クラスの「10年保証」を付けています。
保証期間中に万が一、施工が原因の不具合が発生した場合は、無償で迅速に対応いたします。
もしものトラブルの際には、当あさひアンテナのフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントまで、いつでもすぐにお問い合わせくださいませ。
あさひアンテナのアンテナ修理サービスについて
当あさひアンテナでは、アンテナや機材の設置だけでなく、もちろんアンテナトラブル時の修理、復旧にもご対応しております。
もしお住まいで、テレビの画面が正常に映らないなどのトラブルが発生した場合は、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤルまでお問い合わせくださいませ。
弊社では、現場経験も重ねた実地の知識を持つオペレーターがお電話に対応しており、最初にお住まいで発生しているテレビのトラブルから、ご使用のアンテナ等の状況をお伺いし、考えられる原因と、ご自宅でも可能な対処法をご案内いたします。お電話でのご説明だけでトラブルが解消された場合には、料金は一円たりともいただきません。
そしてアンテナの破損などお住まいでの対処が難しいトラブルと思われる場合は、お電話でご依頼いただければ、即座に弊社のアンテナ職人がお住まいに出向いて、電波の測定などからトラブルの原因を特定し、修理に必要な工事のお見積もりを、他業者よりも低価格でご提示いたします。
また最初の項目でご説明した、各種アンテナ修理や、修理に伴う工事の基本費用としては、まず地デジ、BS/CSアンテナの角度調整は8,000円(税込み8,800円)より。古いアンテナの持ち帰り処分を含めたアンテナ撤去工事は5,000円(5,500円)から。アンテナ素子やケーブル接続部などの軽微な故障に対するアンテナ修理も5,000円(5,500円)からでお引き受けいたします。
テレビアンテナ修理に火災保険を適用されるご相談についても、当あさひアンテナでは前述の通り、万全の態勢を整えております。
アンテナ修理のご依頼に合わせ、火災保険についてもご相談いただければ、弊社では工事に並行して、施工前後の現場写真や、修理の調査報告書、見積書など、火災保険会社に提出しなければならない書類について、すべて弊社の側でご用意いたします。
また、法律の規定上、お客様ご自身で行っていただかなければならない保険の請求書類作成や、保険会社とのご交渉についても、弊社専属の保険専門スタッフが万全のサポートをいたしますので、お客様にはご安心の上で会社との交渉を進めていただけます。
急なテレビ受信トラブルが起こったときのお問い合わせから、アンテナ修理、火災保険対応へのご相談まで、すべて当あさひアンテナにお任せいただければ幸いです。
アンテナ修理を依頼してから工事完了までの流れ【4ステップ】
実際にアンテナ修理を依頼する場合、どのような流れで進むのか、ご不安に思われる方もいるでしょう。
ここでは、業者へのお問い合わせから工事完了までの一般的な流れを、以下の4つのステップでご紹介します。
事前にこの流れを把握されていれば、依頼から実際の工事まで、スムーズに進めることができます。
- お問い合わせ・無料見積もり
まずは電話やメールなどで業者に連絡し、テレビの不具合の症状や建物、お住まいのアンテナの状況を伝えます。
この段階で、修理にかかる概算の費用や訪問日時などを確認できます。多くの業者では、この段階の見積もりは無料です。 - 現地調査・本見積もり
業者の担当者がご自宅を訪問し、電波状況やアンテナの状態を専門の機材で詳しく調査します。
調査結果に基づき、最適な修理方法と工事の総額を記載した正式な見積書が提示されます。内容に納得できれば、正式に契約となります。 - 修理工事
施工当日(即日工事を含む)、見積もりの内容に沿って、専門スタッフが修理工事を行います。
作業前と作業後には、工事内容について丁寧な説明があります。
作業時間は、内容にもよりますが1時間から3時間程度が一般的です。 - 支払い・保証書受け取り
工事完了後、テレビの映りをご自身の目でご確認いただきます。
問題がなければ料金を支払い、工事内容が記載された保証書を受け取って完了です。
工事当日は、作業内容の確認や最終的なチェックのために、基本的にお客様の立ち会いが必要となります。ただ最初から最後まで工事を見守られる必要はなく、要所のご確認さえしていただければ、あとはお住まいの中で待機していただいても大丈夫です。
アンテナ修理の費用に関するよくある質問(Q&A)
最後に、テレビアンテナ修理の費用に関して、お客様からよく寄せられる質問と、その回答をまとめました。
ここまでの記事で、まだ疑問点やご不安をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。
Q1. 賃貸物件の場合、修理費用は誰が負担する?
賃貸アパートやマンションにお住まいの場合、アンテナは建物の設備と見なされるため、修理費用は大家さんや管理会社が負担するのが一般的です。
テレビの映りが悪くなった際は、ご自身で業者に連絡する前に、まずは大家さんか管理会社に連絡して指示を仰ぎましょう。
ただし、ご自身の過失でアンテナを破損させた場合などは、入居者負担となることもあります。
Q2. 修理と交換、どちらを選ぶべき?アンテナの寿命は?
アンテナの寿命は、その機種や設置位置、気候や天候などの自然環境などにもよりますが、一般的に10年から15年程度といわれています。(正確には八木式アンテナ、BS/CSアンテナで10年強程度、デザインアンテナ、ユニコーンアンテナで15年から20年強程度)
設置から10年以上が経過している、実質的に寿命ともいえるアンテナが故障した場合、一度修理しても、またすぐに別の箇所が故障する可能性があります。
そのため長期的な視点で見ると、長く使ったアンテナの修理を繰り返すよりも、新しいアンテナに交換した方が、結果的にコストパフォーマンスが良くなるケースも多くなります。
業者とのご相談で、アンテナの使用年数や状態をご考慮の上で、修理か交換かをお選びになるのがよろしいでしょう。
Q3. 自動車やスマートフォンのアンテナ修理は対象ですか?
本記事で扱っているのは、ご家庭でテレビを見るための「テレビアンテナ」の修理です。
自動車やスマートフォンのアンテナ修理は、専門分野が異なります。テレビアンテナ工事の専門業者は、基本的にそれ以外のアンテナについては対応しておりません。
テレビ以外の各種アンテナについてのご相談先は、以下の通りになります。
- 自動車のアンテナ:カー用品店や自動車ディーラー、自動車修理工場にご相談ください。
- スマートフォンのアンテナ:ご契約されている携帯キャリアのショップや、スマートフォンの修理専門店などにお問い合わせください。
まとめ:アンテナ修理の費用で損しないための3つの鉄則
この記事では、テレビアンテナ修理の工事内容や費用相場から、依頼の前にお住まいでも可能な対処、また修理の費用を抑える方法、信頼できる業者の選び方まで、詳しく解説してきました。
アンテナトラブルを防止するためには、早めのメンテナンスも重要と言えます。最後に、アンテナ修理で損をなさらないために、もっとも重要なポイントを、3つの鉄則としてまとめます。
- 費用の相場と内訳を理解する
ご自身の状況でどれくらいの費用がかかるのか、相場を把握しておくことが、高額請求を避ける第一歩です。費用の内訳を理解し、見積もりの内容をしっかりご確認ください。 - 火災保険の適用と相見積もりで費用を抑える
自然災害や予想外の事故が原因であれば、火災保険の活用を第一にご検討ください。また業者に依頼する際は、もしお急ぎでなければ、最低でも2、3社から相見積もりを取り、価格とサービスを比較することが賢明な選択といえます。 - 信頼できる専門業者を選ぶ
価格の安さだけで選ばず、「明朗会計」「豊富な実績」「長期保証」「丁寧な対応」といったポイントをクリアした、信頼できるアンテナ専門業者に依頼することが、最終的な満足度につながります。
突然のテレビトラブルは不安なものですが、正しい知識があれば、落ち着いて最善の対応ができます。
ご自宅での対処でトラブルが解決できない場合は、まずは専門業者に無料見積もりを依頼し、プロの視点から的確なアドバイスをもらうことから始めてみてはいかがでしょうか。
もちろん当あさひアンテナでは、本文でもご紹介した通り、業界でも最高品質のアンテナ工事を、最安に挑む価格でご提供できる体制を整えております。
相見積もりに即日工事も含む早急なご対応や、火災保険申請のお手伝いはもちろん、工事費用のお支払も、クレジットカードや電子マネーにも対応しておりますので、お問い合わせから工事の完了まで、お客様には余計なお時間やお手間をとらせません。
突然テレビが映らなくなった、アンテナが倒れたなどのトラブルが発生したときのご相談は、当あさひアンテナのフリーダイヤル、または当サイトのメールフォーム、弊社LINEアカウントまで、どのようなことでもお気軽にご相談くださいませ。