新築戸建てにアンテナはいらない?光テレビやケーブルテレビなどお住まいで後悔しないテレビ視聴方法の選び方を専門家が徹底解説

2025年12月12日

この記事をお読みのお客様の中には、現在、戸建てのご新居の建築や購入を進めておられる方もいらっしゃるかと存じます。
真新しいマイホームでの新生活に期待が膨らむ一方で、お引越しにはさまざまな作業や手続きも伴います。
新しいお住まいで使う家具や家電の準備と並行して、いま現在「新しい家でどうやってテレビを見よう?」という問題にも直面してはおられませんか?

特に、家の外観デザインにこだわりたい方にとって、屋根の上のテレビアンテナは悩みの種かもしれません。
近年では新築住宅でテレビアンテナがいらない視聴方法も広まっており「最近の家はアンテナがないのが普通なの?」「光回線やケーブルテレビの方が良いのだろうか?」など、選択肢が多いために、かえって決めきれない方も多いはずです。

この記事では、そんな新築オーナーの皆様のために、「新築物件にテレビアンテナはいらないのか?」という疑問への回答を含めて、テレビ視聴方法において後悔のない選択をしていただくために、テレビ視聴の各方法を徹底的に比較・解説します。

本記事の執筆は、インターネット回線の仕組みやテレビの視聴方法などにも詳しい、技術系のライターが担当しています。
さらにテレビアンテナ工事については、アンテナ工事の専門業者「あさひアンテナ」に取材を行い、専門知識だけでなく実際の現場経験に基づいた、確実性の高い情報をまとめています。
あさひアンテナでは、新築物件などアンテナ工事前の現地調査において、アンテナよりほかの視聴方法が適切とみられる場合は、テレビアンテナ工事にこだわらず、アンテナがいらない視聴方法をおすすめする、お客様ファーストの姿勢を徹底しています。
そのため本記事も、アンテナ工事に偏ることなく、お客様に最適の選択をしていただくべく、すべてのテレビ視聴方法を公平にご紹介しています。

本記事では、長期的な費用、住宅の外観への影響、災害時の安定性といった多角的な視点から、あなたとご家族のライフスタイルに本当に合ったテレビの視聴方法を見つけるお手伝いをします。
果たしてお客様のお住まいにテレビアンテナはいらないのか、あるいはやはり新築物件にはアンテナ工事が最適となるのか、本記事をお読みいただければ、その答えが出ることでしょう。

戸建て住宅で設置されるテレビアンテナの種類とは?

戸建て住宅に設置される「テレビアンテナ」と一言でいっても、実はご覧になりたいテレビ放送に応じて、必要なアンテナの種類があります。
まずはこの基本的な違いを理解することが、新築のお住まいでテレビアンテナ工事が必要かどうかを含めて、最適な選択を行うための第一歩です。
戸建て住宅でテレビ放送を見るために必要となるアンテナは、主に以下の2種類に分けられます。

アンテナの種類 主に見られる放送 概要
地デジアンテナ(UHFアンテナ) NHK、広域民放、地方局 地上デジタル放送(地デジのUHF)を受信するための基本的なアンテナです。
BS/CSアンテナ BS放送、CS放送(スカパー!など) 宇宙の人工衛星から送られる電波を受信するお皿型のパラボラアンテナです。

※上記はテレビ放送を受信するための基本的なアンテナの種類です。

ご家庭で地デジ放送のチャンネルやお好みの番組しかご覧にならないのであれば、必要なのは地デジアンテナのみになります。
ただBS放送やCS放送で映画やスポーツ、海外ドラマなどの専門チャンネルを楽しみたい場合には、衛星放送を受信できるBS/CSアンテナの追加設置が必要になります。

以下、新築にテレビアンテナはいらないかどうか判断する基礎知識として、各アンテナの詳細について解説していきます。

地デジアンテナ(UHFアンテナ)設置の基礎知識とポイント

地上デジタル放送(地デジ放送)は、日本各地にある電波塔から送信されるUHF(極超短波)という電波に、デジタル化された映像信号を乗せて届けられています。
この地デジ電波の周波数帯(470MHzから710MHz)を受信するために特化したアンテナが、ご家庭に設置される地デジアンテナ(UHFアンテナ)です。
地デジアンテナは、現在のテレビアンテナとしてはもっとも基本的な機種です。
戸建住宅などでのアンテナ工事では、まず地デジアンテナが設置されるため、現在ではさまざまな形状の機種が登場しています。各機種については後の項で詳しく解説します。
そして地デジアンテナで地デジ放送を安定して受信するためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。

地デジアンテナの設置でもっとも重要となるのが、ご自宅が電波塔からどのくらいの距離にあるか、また電波を遮る地形などの影響で、エリアごとに受信できる電波レベル(㏈・デシベル)の目安を示す「電界地域」です。
電界地域によって、設置すべきアンテナの受信性能(素子数)が変わってきます。

電界地域 電波レベル(㏈)の目安 推奨されるアンテナ性能(素子数)
強電界地域 80㏈以上 8素子~14素子
中電界地域 80㏈から60㏈ 14素子~20素子
弱電界地域 60㏈以下 20素子以上

※上記は一般的な目安です。電界地域に正式な定義はないため、使われる場所によって分類や電波レベルの目安が異なるケースもあります。

また、地デジ電波は山や高層ビルなどに遮られることもあります。地デジ電波のUHFはある程度の波長の幅があり、障害物を乗り越えて広がりやすい性質があります。
ただ大規模な山地などの陰や、高層建築の裏側など、障害物のすぐ近くに当たる一帯には電波が届きにくくなることもあります。
他にも一年を通した気候の影響で、若干(6㏈前後)の受信レベルの変動が生じるほか、雨や雪の悪天候では、電波レベルが大きく低下します。

上記のような性質から、戸建て住宅で地デジアンテナを設置する場所も、受信感度に大きく影響します。
一般的に、地デジ電波は電波塔の先端、高い位置から周辺に届いているため、地デジアンテナはできるだけ高く、周辺が開けて障害物の影響を受けない場所に設置するほど、安定した受信が期待できます。

以下、一般的な戸建て住宅における、地デジアンテナの設置場所別のメリット、デメリットを一覧で紹介します。

設置場所 メリット デメリット
屋根の上 受信感度がもっとも高い。 住宅の外観に影響が出やすい、天候の影響を受けやすい。
壁面・ベランダ 外観を損ねにくい、メンテナンスが比較的、容易になる。 周辺環境の影響から屋根の上より受信感度が落ちる場合がある。山や高層建築の近隣では受信できない場合もある。
屋根裏 外観にまったく影響しない、天候の影響を受けない。 電波が強い地域(強電界地域)限定、建材によっては電波が通らないこともある。

※上記は主なアンテナ設置位置の特徴です。

現在では壁面用のデザインアンテナなど、それぞれの設置位置に応じた形状のアンテナ機種も登場しています。また実際にアンテナを各設置場所に対応できるかは、現場環境によって異なります。

これらの条件を総合的に判断して、ご自宅に最適な地デジアンテナ機種と設置場所を選ぶことが重要です。

地方局用の地デジアンテナが必要なケースとは?

お住まいの地域(都府県)によっては、NHK、広域民放のほかに、その都府県内と近隣エリアでのみ受信できる独立放送局の「地方チャンネル(地方局)」が存在します。
具体的には、東京都の東京MX、千葉県の千葉テレビ、埼玉県のテレビ埼玉、兵庫県のサンテレビなどになり、それぞれの電波塔は、該当する都府県のみに存在します。

この地方局も、使用される電波は地デジ電波(UHF)の同じ周波数帯であるため、基本的には一般的な地デジアンテナで問題なく受信できます。
ただ、特定の条件下では、地方局を受信するために、NHKや広域民放を受信するためのアンテナとは別に、追加の地デジアンテナが必要になる場合があります。
これは、アンテナを設置する現場から見て、NHKや広域民放を送信する主要な電波塔と、地方チャンネルの電波塔の方向が大きく異なるために起こる現象です。

地デジアンテナにはどの機種にも、アンテナの正面側を中心とした、一定の角度内で受信感度が高まる「指向性」という性質があります。
指向性の幅(半値幅)はアンテナの機種(形)や受信性能によっても異なりますが、地デジアンテナは基本的に、アンテナの正面側を近隣の電波塔の方向へと正確に向ける形で設置する必要があります。
この角度調整を行うことで受信感度がもっとも高まりますが、NHK、広域民放の電波塔と地方チャンネルの電波塔の方向が異なる場合、双方の電波の方向が、一基の地デジアンテナの正面(受信範囲)に収まらない場合があり、どちらか一方の電波しか受信できないケースもあるのです。

そのような場合には、基本的に以下のような対策が取られます。

  • 地方局の電波塔に向けて、もう一基、地方局用の地デジアンテナを設置する。
  • 一方の電波を反射波(ビルなどに反射して方向が変わった電波)で受信する。

他にも、NHKや広域民放と、地方チャンネルの受信レベルが大きく異なる場合、ブースター(増幅器)やアッテネーター(減衰器)を利用して、すべてのチャンネルの電波レベルを平均化する必要もあります。

したがって、特にお住まいエリアでご覧になりたい地方チャンネルがある場合は、アンテナ設置を依頼する業者にその旨を伝え、一基のアンテナですべてのチャンネルを受信できるか、地方局用アンテナの追加が必要か、詳しい電波状況を正確に調査してもらうことが不可欠です。

衛星放送用BS/CSアンテナ設置の基礎知識とポイント

衛星放送(BS放送)/CS放送は、宇宙空間で赤道軌道上を周回する人工衛星(静止衛星)から送られてくる「12GHz帯」という非常に直進性の高い電波を受信します。
この電波を受信するために必要となるのが、パラボラアンテナであるBS/CSアンテナです。

BS/CSアンテナでは、皿状のディッシュ(放物面反射器)に12GHz帯を反射させ、一点に集める形で受信しています。
また静止衛星からの送信に適している12GHz帯は、周波数帯の高さからケーブルでの送信には適さないため、アンテナ本体にあるコンバーターで周波数帯をMHz帯に変換した後に、ケーブルからテレビへと送信されます。
このコンバーターを作動させるためには、テレビなど受信機器の「BS電源設定」や、コンバーター電源部の設定で、アンテナ側に電源を供給する必要があります。

このような特性のため、BS/CSアンテナの設置には地デジアンテナとは異なる、特有の注意点が存在します。

最大のポイントは、12GHz帯の電波を的確にキャッチして反射させるため、アンテナのディッシュを、仰角、方位角とも静止衛星のある東経110度の方向(おおむね南西上空)へと正確に向けることです。
また12GHz帯は直進性が高い分、障害物に弱く、アンテナを向ける方角の延長線上に、建物や木、電柱などの障害物が少しでもあると、電波が遮られてしまって、まったく受信できなくなります。
他にも、激しい雨や雪の際には、雨や雪が降り注ぐ細かな障害物となり、電波が吸収される、乱反射するなどで受信レベルが低下する「降雨減衰」「降雪減衰」が起こります。この対策は基本的に、天候の回復を待つだけです。

また、衛星放送には現在、従来の2K放送と4K8K放送、2種類の放送形式があります。
4K8K放送は2018年(平成30年)にスタートしましたが、4K8Kチャンネルを追加する際、それまで使われていた電波(右旋円偏波)では使用できる周波数帯が不足しました。
そこで主要な4Kチャンネルを除く4K8Kチャンネルのために、新しい電波(左旋円偏波)を導入して、その周波数帯を割り当てたのです。
そのため現在、4K8K放送のすべてのチャンネルを楽しみたい場合は、右旋と左旋の双方に対応できるアンテナなどの機材が必要です。

2K(右旋)と4K8K(左旋)の違いと、対応できる機材の種類は以下の一覧の通りです。

放送形式 電波の種類 必要な機材
2K放送 右旋円偏波 従来の2K対応BS/CSアンテナや配線機器
4K8K放送 右旋円偏波+左旋円偏波 4K8K対応のBS/CSアンテナ、ブースター、分配器、ケーブルなど

※上記は必要となる主な機材の違いです。

2025年(令和7年)現在のBS/CSアンテナはすべて2K4K8K(右旋・左旋)対応のモデルになっていますが、左旋の電波は、コンバーターで変換された際、従来の右旋の電波より周波数帯が高くなるため、アンテナからテレビまでをつなぐケーブルや周辺機器も、4K8K(3224MHz)に対応するモデルが必要となります。

BS/CSアンテナ(衛星放送)は、上記の設置条件さえ満たせば受信レベルにほとんど差はないため、屋根の上の他、ベランダの手すりや壁面など比較的、自由に場所を選べます。
ただ、障害物を避けて静止衛星の方向へと向けるためには、屋根の上などの高所が有利となります。また正確な角度調整が必須となるため、BS/CSアンテナの設置は、専門知識を持つ業者へと設置を依頼するのがもっとも確実です。

「新築にアンテナは不要」と言われる3つの大きな理由

最近では「新築の家にテレビアンテナを付けなかった」という声もよく聞かれるようになりました。
その背景には、現代のライフスタイルや技術の発展、価値観の変化が大きく影響しています。
なぜいま、新築にテレビアンテナはいらないという「アンテナ不要論」が広まっているのか、その主な理由を以下で見ていきましょう。

  1. 住宅デザイン・外観の重視
    現在の戸建て住宅ではシンプルモダンな住宅が主流となり、家の外観をスッキリと見せたいというニーズが高まっています。
    そのため従来の、屋根の上にマストで固定される魚の骨のようなアンテナ(八木式アンテナ)は、住宅のデザイン性を損なうと感じる人が増えています。
  2. 受信不良やアンテナ故障への懸念
    テレビアンテナは屋外に設置されるため、台風や大雪などの悪天候で向きが変わったり、破損したりするリスクがあります。特に台風や雪などが多い地域では、アンテナトラブルも起こりやすくなります。
    また、周辺に高い建物が建つとテレビ電波が遮られ、アンテナで十分に電波を受信できなくなるため、テレビが映りにくくなることも懸念されます。
    このような問題から、テレビアンテナよりも安定した視聴方法を求める方も多くなっています。
  3. 光回線やケーブルテレビの普及
    高速インターネット回線の普及に伴い、テレビサービス(光テレビ)をセットで提供する回線やプロバイダの事業者が増えました。
    またケーブルテレビ(CATV)局も、現在ではテレビのほか、インターネット回線や固定電話、スマートフォン、電気、ガス、保険などのサービスを提供しており、セット加入により利便性や料金面で得となるケースもあります。
    このようにアンテナを設置しなくても安定してテレビが見られるほか、その他のメリットも多いため、特に新築物件でテレビアンテナがいらない場合の有力な選択肢として定着しています。
  4. 動画配信サービス(VOD)の台頭
    インターネット上では、Amazon Prime VideoやNetflix、AbemaやYouTubeなど、好きな時間に好きな番組(コンテンツ・動画)を視聴できる配信サービスの利用が一般的になりました。
    そのため地デジなどのテレビ放送よりも、これらコンテンツをテレビで楽しむ世帯にとっては、そもそもアンテナの必要性を感じないという意見も多くなっています。

【徹底比較】テレビアンテナ・光回線・ケーブルテレビ、あなたに最適なのは?

新築物件にテレビアンテナはいらないと考えて設置しない場合、地デジや衛星放送のチャンネルを見るための主な選択肢は「光回線テレビ」と「ケーブルテレビ」の2つになります。
(インターネットサイトでのテレビ番組などコンテンツ試聴は、一般のテレビのチャンネルとは構成が大きく異なります)
この項目では、伝統的な「テレビアンテナ」を含めた3つのテレビ視聴方法を、さまざまな角度から徹底的に比較検討します。
ご自身のライフスタイルや何を重視するかを考えながら、読み進めてみてください。

①テレビアンテナ|長期的な総費用を抑え、災害時にも強い

テレビアンテナ設置は、最初に工事費を使ってアンテナを設置すれば、その後は月額料金が一切かからない点が最大の魅力です。
戸建て住宅では、長期的に見ればもっとも経済的な選択となるケースが多く、コストを重視する方には最適な方法と言えるでしょう。
またインターネット回線に依存しないため、災害でネットが不通になった際にも、地上波テレビ放送から貴重な情報を得ることができます。

以下、テレビアンテナ設置の主なメリット・デメリットを一覧でご紹介します。

メリット デメリット
月額料金が0円で、長期的なコストがもっとも安い。 – 初期費用(工事費)がかかる。
– 災害時や通信障害時でもテレビ視聴が可能。 – 台風や積雪、潮風など天候や環境による故障リスクがある。
– 契約の縛りや解約金がない。 – 外観に影響が出る場合がある(デザインアンテナなどで解決可)。
– どのテレビでも追加料金なしで視聴できる。 – 電波状況が悪いエリアでは設置が難しい。

※上記はテレビアンテナの主なメリット・デメリットになります。

②光回線テレビ|住宅の外観を損なわず、ネットとセットでお得

光回線テレビは、インターネットの光回線を開設した住宅で、光回線を通じて地デジや衛星放送の映像信号を送る、オプションサービスになります。
テレビアンテナを一切設置しないため、新築の美しい外観を完璧に保つことができます。また電波やアンテナが風雨などに影響される心配もなくなり、電波状況が悪い現場や状況でも関係なく、視聴環境も非常に安定します。
お住まいのデザイン性を最優先する方にとっては、非常に魅力的な選択肢といえます。
普段、利用するインターネット回線と契約を一本化できるため、手続きがシンプルで、セット割引が適用されることもあります。

以下、光テレビのメリット・デメリットを一覧で解説します。

メリット デメリット
– アンテナ不要で住宅の外観がスッキリする。 月額料金が継続的に発生する。
– 天候の影響を受けにくく、安定した映像を楽しめる。 – 災害時の停電やネット障害時には視聴できなくなる。
– ネット回線とセットで契約できる。 – サービス提供エリアが限定される場合がある。
– 専門チャンネルなどコンテンツが豊富。 – 契約期間の縛りや解約金が発生することがある。

※上記は光テレビの主なメリット・デメリットになります。

③ケーブルテレビ|地域密着の豊富な専門チャンネルが魅力

ケーブルテレビ(CATV)は、近隣のケーブルテレビ局と契約してお住まいまでケーブルを敷設し、そのケーブルを通じてテレビの映像信号を送信するサービスです。
光テレビと同じく、テレビアンテナがいらないため、新築でも住宅の外観を損なわない、またテレビの視聴が安定するといったメリットがあります。
またケーブルテレビ局によって、他の視聴方法にはない、地域に根差した独自のコミュニティチャンネルを放送していることもあります。
前述のように、回線を利用したインターネットや固定電話その他のサービスとセットで契約することも可能です。その場合、支払窓口の一本化や、セット契約の割引が受けられる場合もあるといった利点も生じます。

以下、ケーブルテレビの主なメリット・デメリットを一覧でまとめました。
川崎市高津区下作延3-12-26
※上記はケーブルテレビの主なメリット・デメリットになります。

【早見表】あなたに合うのは?3つの視聴方法を項目別に一目で比較

ここまで解説してきた3つのテレビ視聴方法の特徴を、以下で一覧表にまとめました。
ご自身がどの項目を重視するかで、最適な選択肢が見えてくるはずです。

比較項目 テレビアンテナ 光回線テレビ ケーブルテレビ
初期費用 △ 高い(約3万円~7万円) 〇 安い(無料の場合も) 〇 安い(無料の場合も)
月額費用 0円(NHK受信料を除く) × 発生(約800円~) × 発生(約1,000円~)
10年間の総費用 もっとも安い × 高い(数十万円) × 高い(数十万円)
外観への影響 △ あり(デザインアンテナなどで軽減可) なし なし
電波・天候の影響 △ 受けやすい ◎ 受けにくい ◎ 受けにくい
災害時の安定性 もっとも強い × 弱い(視聴不可リスク) × 弱い(視聴不可リスク)
ネットとの親和性 〇 別途契約が必要 ◎ 高い(セット契約) 〇 高い(セット契約)

※上記は各テレビ視聴方法の主な特徴になります。

新築アンテナの後悔は「見た目」が原因?最新アンテナならデザインも解決

「自宅にテレビアンテナは付けたいけど、やっぱり家の見た目が気になる」という方も多いことでしょう。
しかし、その心配は最新のアンテナ機種や設置方法によって解決できるかもしれません。
従来の「魚の骨」のような八木式アンテナ以外にも、現在ではデザイン性を重視して、風雨などへの影響にも強くなるアンテナの選択肢が登場しています。

この項目では、主に住宅の外観へ影響を与えにくいテレビアンテナの種類や設置の方法について解説します。

デザインアンテナ:外壁に溶け込むスタイリッシュな選択

デザインアンテナ(平面アンテナ)は、その名の通りデザイン性を追求した、八木式アンテナの次世代となる地デジアンテナです。
長方形の薄型ボディで本体のカラーバリエーションも豊富であり、建物の外壁やベランダなどに設置されるため、屋根の上のアンテナのように目立つことがありません。
またその形状と設置方法から風雨などにも影響されにくく、八木式アンテナに比べるとトラブルが生じにくく、寿命も長くなります。
「新築のマイホームにアンテナはいらないと思うけど、光テレビやケーブルテレビは費用が気になる」という方にもおすすめのアンテナです。

以下、デザインアンテナの主な特徴を一覧にまとめました。

特徴 詳細
形状 薄い箱型(平面)
カラー ホワイト、ブラック、ブラウン、ベージュなど豊富
設置場所 外壁、ベランダ、屋根裏
メリット – 住宅の外観に自然に溶け込む。
– 風雨などの天候の影響を受けにくい。
– 鳥がとまりにくく、糞害のリスクが低い。
デメリット – 八木式アンテナに比べて受信性能がやや劣る場合がある。
– 設置場所に高さや方向の制約がある。

※上記はデザインアンテナの主な特徴です。

外壁の色に合わせてカラーを選べるため、まるで住宅の一部として、最初からそこにあったかのように設置できます。
住宅の外観を損なわずにテレビアンテナのメリットを享受したい方に、もっとも人気のある選択肢です。
ただ一方で、デザインアンテナは本体の性能や設置位置の低さから、八木式アンテナに比べると受信感度が低くなりやすく、基本的に強・中電界地域用のアンテナになります。
さらに対応するエリアでも、近隣に高層マンションがある、壁のすぐ近くに隣家があるという環境の場合、十分な地デジ電波が届かないため設置できない場合もあります。
そのためデザインアンテナ設置には、十分な受信レベルを確保できるか、設置場所での事前の電波調査が重要になります。

ユニコーンアンテナ:景観と受信性能をスマートに両立

ユニコーンアンテナとは、ポール(柱)型のスタイリッシュな地デジアンテナです。
正確には、マスプロ電工製「U2CN」の商品名になります。設置方法は八木式アンテナと同じく、マストを使って、アンテナ本体が屋根の上に当たる高所になるよう設置されます。
ユニコーンアンテナは、デザインアンテナと八木式アンテナの長所を併せ持つ、比較的、新しいタイプのアンテナとして注目されています。

ユニコーンアンテナは、そのモダンな形状で屋根の上に設置しても家のデザインに影響しにくい。風雨などを受け流せる形状で影響を受けにくく、耐用年数が長くなるなど、デザインアンテナと同等のメリットを備えています。
さらに、設置位置が高いため、デザインアンテナに比べて受信が安定しやすいという点が、ユニコーンアンテナ独自のメリットになります。

以下、ユニコーンアンテナの主な特徴の一覧になります。

特徴 詳細
形状 円柱型(ポール)
カラー ホワイト、ブラック
設置場所 屋根の破風板(はふいた)、屋根上、壁面の高所
メリット – 景観を損なわないスリムなデザイン。
– 高さを確保できるため、受信性能が安定しやすい。
– 360°どこから見ても風の抵抗を受けにくい構造。
デメリット – デザインアンテナよりは費用がやや高くなる傾向がある。
– 八木式アンテナに比べるとやや受信性能は低い。

※上記はユニコーンアンテナの主な特徴です。

上記の通り、高層建築の近隣や住宅密集地などで、デザインアンテナでは安定した受信が難しい場合に、安定した受信感度と同等のメリットが確保できるモデルとして、特に有効です。
デザインアンテナよりも新しいモデルになる分、設置費用もやや割高になりますが、デザイン性と受信性能の両方を高いレベルで求める方にもおすすめです。

屋根裏設置:アンテナを完全に隠す究極の美観対策

ご自宅の電波状況や構造、建材が条件を満たしていれば、デザインアンテナを屋根裏や天井裏に設置することも可能です。
この方法であれば、アンテナが外から一切見えなくなるため、住宅の外観を完璧に保つことができます。さらにアンテナも風雨などの影響を受けなくなるため、メンテナンスフリーで耐用年数が格段に長くなります。

以下は、アンテナ屋根裏設置の主なメリット・デメリットと注意点になります。

メリット デメリット・注意点
外観への影響が完全にゼロになる。 – 電波が強い地域(強電界地域)でなければ難しい。
– アンテナが雨風や紫外線に晒されず、経年劣化しにくい。 – 屋根材や断熱材が電波を遮断しないことが条件。
– 鳥害の心配が一切ない。 – 屋根裏に設置スペースと作業スペースが必要。

※上記はアンテナ屋根裏設置の主な注意ポイントになります。

お住まいでデザインアンテナの屋根裏・天井裏設置が可能かどうかは、専門業者による正確な電波測定と現地調査が不可欠です。
新築の外観へのこだわりから、テレビアンテナはいらないとお考えの方にとっても、お住まいの美観を最優先しつつ、アンテナのメリットも享受できる、可能であれば理想的な選択肢と言えます。

他にも、従来型の八木式アンテナやBS/CSアンテナでも、受信に問題がなければ、屋根上でも外部から死角になる位置、また壁面やベランダの内外に設置することで、住宅の見た目に影響を与えず、風雨などの悪影響も避けやすくなる設置が可能です。
また上記の機種で自然環境の影響を避ける方法としては、塩害用、雪害用、高耐風モデルなど、設計や素材の工夫で耐候性能を高めたモデルを選ぶという方法もあります。

【費用シミュレーション】10年間の総額で考える、本当にお得な選択とは?

戸建て住宅でのテレビの視聴方法は、一度決めるとなかなか変更が難しいものです。
だからこそ、新築物件にテレビアンテナがいらないかどうかの判断には、目先の初期費用だけでなく、長期的な視点で総費用を比較することが後悔しないための鍵となります。
この項目では、テレビアンテナ、光テレビ、ケーブルテレビそれぞれについて、10年間利用した場合のトータルコストを、以下で具体的にシミュレーションしてみます。

初期費用と月額料金の内訳を比較

まずは、各視聴方法で発生する費用の一般的な相場を見てみましょう。
光回線やケーブルテレビは、キャンペーンによって初期費用が変動することがあります。

視聴方法 初期費用(工事費など) 月額料金
テレビアンテナ 約35,000円 ~ 70,000円(地デジ+BS/CS) 0円
光回線テレビ 0円 ~ 約20,000円 約800円 ~ 5,000円(+ネット料金)
ケーブルテレビ 0円 ~ 約40,000円 約1,000円 ~ 9,000円(+ネット料金)

※上記は一般的な費用の目安になります。

光テレビ、ケーブルテレビの月額料金は、視聴するチャンネル数別のプラン(地デジやBSの無料チャンネルのみか、有料専門チャンネルをいくつ加えるか、その他VODサービスなども利用するか)によって変動します。
光回線やケーブルテレビの場合、キャンペーンなどを利用することで、初期費用や一定期間の視聴料金が、無料か大幅割引になることがあります。

またテレビアンテナの設置も、工事業者によってはさまざまなキャンペーンで割引になることがあります。特に光回線の新規開設などの工事と同時に申し込む場合は、数万円単位のキャッシュバックキャンペーンにより、アンテナ工事や光回線の工事費用が実質無料となることもあります。

10年間のトータルコスト比較!もっとも経済的なのは?

上記の相場を基に、10年間(120ヶ月)利用した場合の、それぞれの総費用を計算してみます。なお光回線とケーブルテレビは、最安と最高額の間、中間的な料金プランの目安で計算しました。

その結果は以下の一覧になります。

視聴方法 計算式(目安) 10年間の総費用(目安)
テレビアンテナ 初期費用 50,000円 + (月額 0円 × 120ヶ月) 約 50,000円
光回線テレビ 初期費用 10,000円 + (月額 2,000円 × 120ヶ月) 約 250,000円
ケーブルテレビ 初期費用 20,000円 + (月額 3,000円 × 120ヶ月) 約 380,000円

※上記は120カ月の平均的な費用の目安になります。

このシミュレーション結果からわかるように、10年というスパンで見ると、テレビアンテナが圧倒的に経済的となります。
新築にテレビアンテナはいらないという選択をした場合、光回線やケーブルテレビは、月々の支払いは少額に感じられても、積み重なると大きな差になります。
もちろん、アンテナも10年の間に、不具合による修理や交換、メンテナンスなどのコストが発生する可能性はありますが、それを考慮してもコストパフォーマンスの高さは揺るぎません。

新築のテレビ視聴に関するよくある質問(FAQ)

ここでは、新築のテレビ視聴方法を検討する際によく寄せられる疑問にお答えします。
新築物件にテレビアンテナがいらないかどうかの判断を含め、テレビ視聴のための契約や工事に関するご不安を解消し、安心して計画を進めてください。

Q. アンテナがなくてもNHKの受信料は支払う必要がありますか?

はい、支払う必要があります。
NHKの受信料は、放送法の規定により、アンテナの有無ではなく「NHKの放送を受信できるテレビ(受信機)を設置しているか」で支払い義務が決まります。

したがって、光回線テレビやケーブルテレビで地上波放送を見ている場合も、NHKが視聴できれば、支払い義務の対象となります。
アンテナを設置せず、テレビも持たず(またはチューナーレステレビを利用して)、インターネットの配信サイトやVODサービスのみを視聴している場合に限り、支払い義務は発生しないと考えられます。ただ、判断に迷う場合はNHKに直接問い合わせるのがもっとも確実です。

Q. アンテナ工事の最適なタイミングはいつですか?

新築の場合、建築工事で家の周りに足場が組まれている間にアンテナ工事を行うのがもっとも理想的です。

足場があるうちに工事をすれば、高所作業費が別途かからず、費用を抑えることができます。また、壁の中に配線を隠す「隠蔽配線」も行いやすく、室内の見た目もスッキリさせることが可能です。
住宅の設計段階で、ハウスメーカーや工務店にアンテナの設置希望を伝え、配線計画について相談しておくことをおすすめします。

それが難しい場合は、お住まいのお引き渡しから引っ越し作業で家具などを搬入するまでの間にアンテナ工事を進めると、引っ越し作業中の家具などが邪魔にならず、ご入居の際にはすでにテレビを視聴できる環境が整っていることになります。
アンテナ設置後の受信レベル確認については、テレビがなくとも、工事業者がもつ専用のアンテナレベルチェッカーを、各部屋のアンテナコンセントに接続することで確認できるため、特に問題はありません。

Q. 動画配信サービス(VOD)だけでテレビは不要ですか?

ライフスタイルによっては、AmazonprimevideoやNetflix、Tverなどのサブスク配信、見逃し配信やVODサービスなど、インターネットの配信サイトだけで十分に満足できる場合もあります。
地デジやBS、CSの放送内容に縛られず、映画やドラマ、アニメなど、見たいコンテンツをいつでも好きなときに視聴できるのは大きな魅力です。

ただし、注意点もあります。

  • リアルタイムのニュースや災害情報が得られない:緊急時の情報源として、地上波放送の役割は依然として重要です。
  • すべての番組が見られるわけではない:見逃し配信に対応していない番組、例えば特定のスポーツ中継や映画、ローカル番組や再放送などは多くの場合、視聴できません。

VODをメインにしつつも、万が一のために安価な室内アンテナを設置しておくなど、複数の視聴手段を確保しておくのもひとつの賢明な選択肢です。

後悔しない業者の選び方|ハウスメーカー任せは割高になることも

テレビの視聴方法が決まったら、次はいよいよ工事の依頼です。
ここで注意したいのが、具体的な依頼先です。

新築物件の場合、ハウスメーカーや工務店がアンテナ工事を提携業者に手配してくれることがよくあります。
この場合、工事や支払いの手続きが楽になるというメリットがありますが、中間マージンが発生するため、アンテナ工事の専門業者に直接依頼するよりも費用が割高になる傾向があります。
また担当する下請け業者は、アンテナ工事の専門家ではなく、家庭内の電気工事全般に対応する業者であることが多く、最新モデルの使用や、屋内空間など特殊な位置への設置など、アンテナに特化した技術が必要な工事には対応できないこともあります。

工事費用を抑え、かつ施工方法から配線など細かな部分の処置まで、全体的に質の高いアンテナ工事をお望みであれば、ご自身で信頼できるアンテナ工事の専門業者を探すことを強くおすすめします。

なぜ専門業者がおすすめ?安心と適正価格のポイント

信頼できるアンテナ工事の専門業者を選ぶことは、テレビアンテナの利用において、長期的な安心につながります。
良い業者を見極めるためのポイントは以下の通りです。

チェックポイント 詳細
①完全自社施工か 下請け業者を使わず、経験豊富な自社のスタッフが一貫して対応することで、高品質な工事と責任の所在が明確になります。
②詳細な電波調査 専用の測定器を使って、ご自宅の電波状況を正確に調査し、最適なアンテナと設置場所を提案してくれるかを確認しましょう。
③明朗会計であるか 見積もり内容が明確で、作業後の追加請求がないことを事前に約束してくれる業者は信頼できます。
④長期保証の有無 工事後の不具合に対して、長期的な保証(8年~10年が目安)を提供しているかは、技術力への自信の表れです。
⑤実績と口コミ 年間の施工実績が豊富で、インターネット上の口コミ評価が高い業者は、多くの顧客から支持されている証拠です。

※上記は優良なアンテナ工事業者の主な目安になります。

例えば、本記事の執筆にもご協力いただいたあさひアンテナは、年間6,000件を超える豊富な施工実績を誇るアンテナ専門業者です。
完全自社施工による高い技術力と、業界最長クラスの10年保証、そして見積もり後の追加費用が一切ない明朗会計で、お客様に安心とご満足をお届けしています。

まとめ:ライフスタイルと将来を見据え、最適なテレビ視聴環境を

「新築にテレビアンテナはいらないのか?」という問いへの答えは、ひとつではありません。
それはお住まいの環境から、お客様とご家族のライフスタイル、価値観、そして将来設計によってさまざまに変わってきます。

本記事でもご説明した、テレビ視聴方法を選ぶ目安を、以下であらためて簡単にまとめます。

  • コストを最優先し、災害時の備えも重視するなら、テレビアンテナが最適です。
  • 住宅の美しい外観を何よりも大切にしたいなら、光回線テレビケーブルテレビが有力候補となります。ただテレビアンテナにも、デザインアンテナやユニコーンアンテナ、屋根裏設置などの選択肢もあります。
  • 特定の専門チャンネルや地域情報が欠かせないなら、ケーブルテレビがそのニーズに応えてくれるでしょう。

この記事でご紹介した比較表や費用シミュレーションを参考に、ご自身の家庭にとっての優先順位を整理してみてください。
そして、それぞれのメリット・デメリットを十分に理解した上で、長期的な視点を持って後悔のない選択をしてください。

もしご検討の結果、テレビアンテナ工事をお選びになった際には、まずは本記事でもご紹介したあさひアンテナのフリーダイヤル、またはメールフォームやLINEアカウントまでお問い合わせの上、複数の優良な業者にも相見積もりを依頼して、各社の料金や施工品質、保証などサービス内容を改めて比較検討されることがおすすめです。
あさひアンテナでは、現地調査とお見積もりは、出張費やキャンセル費など諸費用含む完全無料で、即日工事や相見積もりにも対応しています。
さらに他業者でより安い見積もり価格が出た場合には、あさひアンテナにその見積もり票を提示すれば、より低価格な再見積もりにも挑戦しています。

21世紀の技術の進歩は、一般社会にも多くの選択肢を与えてくれました。しかしその分、個々人においては賢明な判断が求められます。
本記事を参考にしたお客様のご決断が、新しいお住まいにて、豊かで快適なテレビライフの第一歩となることを願っております。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。