テレビアンテナ修理は町の電気屋に依頼できる? 工事費用、料金相場が安いおすすめ業者、家電量販店や専門業者の違いを徹底比較

2025年08月26日

お住まいのテレビで、急に地デジや衛星放送のテレビ番組が映らなくなる。また戸建て住宅にある地デジ、衛星放送のテレビアンテナで、明らかに角度がズレている、外見の老朽化がみられる、傾いているなどの問題が起こることもあります。
そんなときには、お住まいの方は「アンテナが故障しているのかも」「このままではアンテナが倒れて、完全に壊れてしまうかもしれない」とご不安に思われることもあるでしょう。

そして皆様が、アンテナ修理のご相談先として、真っ先に連想されるのは「近所の電気屋さん」や「ヤマダ電機のような大手家電量販店」ではないでしょうか。
どちらも身近にあるご家庭向けの電気店で、家電製品を購入できるだけでなく、アンテナの取り付けや修理はじめ、各種家電製品のセッティングや取り付け工事に対応してくれることでも知られています。
特に家電量販店については、普段から家電製品などのご購入に、近隣の店舗を利用されている方が多いでしょう。チェーン店のポイント会員に加入して、お得なポイントをはじめ、さまざまなサービスをご利用になっている方もいらっしゃるでしょう。

一方、町の電気屋さんと言えば、近所の商店街などで店舗を経営する、個人経営の小規模な電器店のことです。昭和の昔は、商店街などには必ず一軒は見られた店舗ですが、近年では家電量販店の広まりもあり、一度も利用したこともない、という方も多くなっています。
このような店舗では、近隣の住宅での電気工事などを依頼できることはご存知の方も多いでしょう。しかし家電製品を購入するにしても、現在ではやはり家電量販店を利用される方が多くなっており、このような店舗は一体、誰が利用しているのかわからないという方も多いかと思われます。

いずれにせよ、アンテナ工事を家電量販店や町の電気屋さんなどに頼む場合には、さまざまな疑問やご不安が出ることでしょう。例えば、料金はいくらかかるのか、工事の技術力は確かなのか、もっと良い選択肢はないのか、など。

そこで本記事では、アンテナ修理をどこに頼むべきか迷っているお客様のために、町の電気屋さんや大手家電量販店への依頼と、アンテナ専門業者に頼む場合の違いを、アンテナ工事の専門知識を持つ業者の視点で、徹底的に比較・解説します。

この記事を最後までお読みいただければ、アンテナ修理にかかる料金の相場から、お客様の条件に最適な依頼先まで、すべてが分かり、安心してテレビやアンテナのトラブルを解決できるようになるでしょう。

「町の電器屋さん」とはどんなお店なのか?

皆様は「町の電器屋さん」と聞いて、どのようなお店を思い浮かべるでしょうか。
多くの方は、パナソニックや東芝といった特定のメーカーの看板を掲げた、地域に根差した個人経営のお店をイメージするかもしれません。
これらの店舗は、主に昭和の高度経済成長期、さまざまな家電製品が一般家庭に普及し始め「冷蔵庫」「洗濯機」「テレビ」や「カラーテレビ」「クーラー」「自動車」などが「三種の神器」と呼ばれた時代に、大手家電メーカーが、自社製品の販売網を全国に広げる目的で系列店として組織したのが始まりです。

当時の電気店では、多くの一般庶民にとってまだ見たこともなく使い慣れない家電製品の販売だけでなく、その使い方のアドバイスや設置、修理といった、顧客に対するきめ細やかなサービスが求められていました。
町の電器屋さんは、まさにその役割を担う「家電のホームドクター」として、地域の暮らしを支えてきたのです。

しかし80年代から90年代以降、東京の秋葉原、大阪の日本橋などの電器街にある電器店、オーディオ・カメラ店などがチェーン展開を行い、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、上新電機(ジョーシン)など、幅広い家電製品を取り扱う「家電量販店」へと進化しました。
このような大手の家電量販店が台頭すると、多くの町の電器屋さんは厳しい競争にさらされ、徐々にその数を減らしていきました。

しかしその一方で町の電気店には、現在でも地域に密着した丁寧なサポート、まさに家電のホームドクターの役割を強みに、特に高齢者層などから根強い支持を得ている店舗も少なくありません。
また、大手家電量販店やハウスメーカーの工事を下請けしたり、アンテナ工事やエアコン設置などの専門的な電気工事を請け負ったりすることで、独自の活路を見出しているケースもあります。
ただ、その多くが昭和の時代から経営を続けてきた町の電気店にとって、現在で店主の高齢化や後継者不足という課題も深刻であり、その数は年々、減少傾向にあるのが現状です。

アンテナ修理はどこに頼む?依頼先の選択肢を徹底比較

テレビアンテナの修理や取り付け工事を依頼できる店舗(業者)は、実は家電量販店や町の電気店などの「電気屋」だけではありません。
アンテナ工事を受け付けてくれる業者にもさまざまな業種があり、それぞれの特徴や、メリット・デメリットも異なります。
テレビアンテナ修理はどこに頼むのが一番いいのか、という疑問については、まずはどのような選択肢があるのか、全体像を把握することが先決です。
それが、お客様の状況にもっとも適したアンテナ工事の依頼先を見つけるための第一歩となります。

依頼先候補は主に4つ!特徴比較一覧表

現在、アンテナ修理の主な依頼先は、「町の電気屋さん」「大手家電量販店」「アンテナ専門業者」「ホームセンター」の四つに大別できます。
それぞれの特徴を、特に気になる「料金」「技術力」「対応スピード」「保証」の4つのポイントで比較してみましょう。

依頼先 料金 技術力 スピード 保証 特徴
アンテナ専門業者 ◎ 適正価格 ◎ 専門性が高い ◎ 最短即日 ◎ 長期保証 アンテナ工事に特化。技術力、スピード、保証のバランスが良い。
大手家電量販店 △ 割高傾向 △ 下請け次第 △ 時間がかかる △ 短い・限定的 窓口は安心だが、工事は下請け。中間マージンが発生する。
町の電気屋さん △〜◯ 店舗による △〜◯ 専門外の場合も △〜◯ 店舗による △ 店舗による 顔なじみの安心感はあるが、アンテナ工事の専門性は未知数。
ホームセンター △ 割高傾向 △ 下請け次第 △ 時間がかかる △ 短い・限定的 家電量販店と同様の仕組み。アンテナ専門の相談は難しい。

※上記は各業者の主な傾向です。詳しくは以下の項目で解説します。

大手家電量販店(ジョーシン、ヤマダ電機、ケーズデンキなど)
このような店舗では、製品として各種アンテナ機器を販売しており、その店舗でのアンテナ購入と同時に、アンテナ工事も依頼できる手軽さが魅力です。
ただし、実際の工事は下請け業者が行うため、料金は割高になる傾向があります。
他にも、依頼からの迅速な対応や、施工技術などに難が見られるケースもあります。
家電量販店のアンテナ工事については、後の項で、その仕組みやメリット・デメリットについて詳しくご説明してまいります。

ホームセンター
家電量販店と同様に、各種アンテナ機器を商品として販売しており、店舗で窓口としてアンテナ工事も受け付けています。
ただ、やはり実際の工事は下請け業者が行うため、料金やサービス内容は、家電量販店と似た傾向にあります。

町の電気屋さん
地域密着で、近隣にお住まいの方にとっては気軽に相談できるのがメリットです。
しかしアンテナ工事に関しては、一通りの知識はあってもアンテナ工事に特化した専門家ではないため、店舗によって施工技術に差が出やすく、最新のアンテナ機種や施工法には対応できない、料金が割高になるケースもあるなどの可能性があります。
町の電気屋さんのアンテナ工事についても、後の項目で詳しくご説明していきます。

アンテナ専門業者
インターネットなどに公式サイトを掲載するアンテナ工事の専門業者は、その名の通りアンテナ工事に特化しているため、専門知識が豊富で技術力も高いのが特徴です。
自社ですべての施工を行う業者が多いため、中間マージンがなく料金も適正価格で、即日対応や長期保証などサービスも充実しています。
アンテナ工事の専門業者についても、後の項で詳しくご紹介いたします。

アンテナ修理を依頼できるその他の業者とは?
上記の他にも、アンテナの修理を依頼できる業者はいくつかあります。
例えば、戸建て住宅のマイホームであれば、その建築を担当した「ハウスメーカー・工務店」。また「リフォーム業者」「引越し業者」が、オプションサービスでアンテナ工事を用意していることもあります。
ただこれらの業者も、基本的に工事を担当するのは下請け業者になるため、費用がやや割高になる、施工技術にバラツキが出やすいなどの難点もあります。
お住まいを建てる際に、アンテナ工事も依頼したハウスメーカーであれば、アフターサービスとしてアンテナのメンテナンス、修理を請け負ってくれることもあります。ただリフォーム業者や引っ越し業者では、基本的にメインの業務をご依頼になる際のオプションサービスになるため、依頼できる機会は少なくなります。

結論:急ぎで安心を求めるなら「アンテナ専門業者」がおすすめ

上記の比較表からわかる通り、もしお客様が「確かな施工技術で、なるべく早く、適正な価格で」アンテナを修理したいと考えているなら、もっともおすすめの選択肢は「アンテナ専門業者」です。
専門業者は、テレビアンテナのあらゆるトラブルに対応できる高い技術力と、自社施工によるスピーディーかつリーズナブルな料金体系、そして工事後の長期保証を兼ね備えています。
なぜ専門業者が最適なのか、その理由を次の章からさらに詳しく解説していきます。

「電気屋」でのアンテナ修理を深掘り!町の電気屋と大手家電量販店の違い

多くの方がアンテナ工事などの依頼先として最初に連想される「電気屋さん」という選択肢ですが、実は「町の電気屋さん」と「大手家電量販店」では、その実態が大きく異なります。
それぞれのメリットとデメリットを正しく理解し、あなたの状況に合っているかを判断しましょう。

以下、それぞれの店舗のアンテナ工事・修理について詳しく解説していきます。

【地域密着の安心感】町の電気屋さんに依頼する場合

もしお客様に、昔から付き合いのある町の電気屋さんがあるなら、さまざまな工事についても、気軽に相談できるという安心感があります。
このような店舗は、地元密着型の綿密さで、お住まいで使われている家電製品のことをよく知ってくれているため、アンテナ以外の電気設備の相談にも乗ってくれるかもしれません。
しかし、このような電気屋さんに、アンテナ修理を依頼する際には、いくつか注意すべき点もあります。

以下、町の電器屋さんにアンテナ工事を依頼するメリット・デメリットについて解説していきます。

メリット:顔なじみで相談しやすい

町の電気店へご相談になる最大のメリットは、やはり「地域密着型のサービス」「顔が見える親しい関係性」による安心感でしょう。
普段から付き合いがあれば、些細なことでも気兼ねなく相談できます。また地域に根差しているため、その地域の電波状況に詳しい可能性もあります。

上記の通り町の電気店は近隣エリアの顧客を相手に、狭く深いサービスを得意としています。家電製品では、購入後、お住まいに搬送しての設置やセッティングの作業はもちろん、使い方の細かな説明、さらには購入後も長期にわたって細かな部品交換、メンテナンスなどの相談にも、お住まいに出向いて乗ってくれます。

顧客に対しては、お住まいの構造や家族構成なども詳しく把握している場合もあり、最適な製品のおすすめや、家電製品だけでなく、ご自宅の電気配線のメンテナンスなどにも対応してくれます。
したがってアンテナ修理だけでなく、テレビの配線や設定、その他の家電製品のトラブルなど、電気に関する困りごとをまとめて相談できるのも心強い点です。

このような特性から近年、町の電気店は「家電のホームドクター」として再注目されています。
製品の価格的には家電量販店より割高でも、製品の購入後も、大手家電店では難しいさまざまなサポートをしてもらえるという安心感から、あえて町の電気店を利用するというお客様が、高齢の方をはじめとして多くなっています。

デメリット:専門外の可能性や料金の不透明さも

町の電気屋さんは電気製品全般を扱いますが、特にアンテナ工事を専門としているわけではありません。
そのため、八木式アンテナやBS/CSアンテナ設置に関する基本的な知識はもっていても、最新のアンテナ機種についての知識や設置技術、複雑な電波障害への対応力は、専門業者に及ばない可能性があります。
街の電器屋さんのアンテナ工事が、必ずしも専門業者に劣るわけではありませんが、実際の技術は、その店舗の店主など、工事担当者の技術、知識によって大きく左右されることがあるのも事実です。

したがって店舗によっては、例えばユニコーンアンテナなどの最新モデル、アンテナをベランダ内部や屋内空間に設置するなどの難しい施工には対応できない。デザインアンテナでの十分な受信レベルの確保、配線の丁寧さなどでは、専門業者ほどの品質ではないケースも考えられます、

また、アンテナ工事の料金体系が明確に決まっておらず、店主の判断に委ねられるケースも少なくありません。店主がアンテナ工事の費用相場に疎いケースもあり、親しい顧客やその紹介であれば、アンテナ工事費用を相場より割り引いてもらえるケースもある一方、見積もりを取ってみたら、相場よりも高額だったということもあり得ます。
さらに、このような町の電気店は、近年は店主の高齢化や後継者不足などにより店舗数が減少しており、近所で頼めるお店が見つからない、また利用していた店舗が閉店、廃業してしまう可能性もある、という問題もあります。

【窓口は大手で安心?】ヤマダ電機などの大手家電量販店に依頼する場合

ヤマダ電機やジョーシン、ケーズデンキといった大手家電量販店は、全国に店舗があり、普段の買い物ついでにテレビアンテナ修理の相談ができる手軽さが魅力です。
しかし「大手だから安心」と安易にご信用される前に、その仕組みを理解しておくことが重要です。

メリット:普段利用する店舗で頼める手軽さ

家電量販店にアンテナなど各種工事をご依頼になる一番のメリットは、その利便性の高さです。
アンテナ本体を店舗で購入し、その場で工事の申し込みまで一括で済ませることができます。
企業のブランド力に対する信頼感もありますし、普段からご利用になっている店舗であれば、店舗独自のポイントを使える、貯められる、とご期待になる方も多いでしょう。
さらに店頭で担当スタッフと直接話せるため、商品や工事に関する疑問点をその場で質問できるのも安心材料のひとつです。
また、大型家電や複数の高額商品を購入される際には、値引き交渉ができるのも大きな魅力です。

デメリット①:工事は下請け業者で技術力にばらつき

家電量販店にアンテナ工事をご依頼になる上で、もっとも注意すべき点は、各家電量販店のスタッフが直接、アンテナ工事を行うわけではない、という事実です。
家電量販店の工事受け付けは、お客様の利便性を高めるためのサービスにすぎず、実際に工事を担当するのは、家電量販店が提携している外部の下請け業者(多くは地域の電気店など)です。
この下請け業者はアンテナ工事だけでなく、各種家電製品の住宅への配送や搬入、設置、取り付け工事を全般的に担当する業者になります

そのため、実際にどのような下請け業者が来るかについて、お客様の側で選ぶことはできず、担当する業者の技術力や対応の質にばらつきが生じる可能性があります。
運悪くアンテナ工事の経験が浅く、技術力の足りない業者に当たってしまい、工事の品質が低くなったというケースもゼロではありません。

デメリット②:中間マージンで料金が割高に

家電量販店に依頼した場合、工事料金には、下請け業者に支払う工事費に加えて、家電量販店による中間マージンが上乗せされます。
これは、家電量販店が受付窓口となり、業者を手配するための仲介手数料のようなものです。
これは、アンテナ専門業者に直接依頼すれば発生しない費用であるため、この費用は工事の機材、品質には関係なく、同じ工事内容でも料金は割高になる傾向があります。

また、工事を担当する下請け業者の利益を確保するため、工事の費用とは別途に、業者に対して見積もりのための出張費や、見積もり後、工事をキャンセルした場合のキャンセル料などが発生する場合もあるため、事前に確認が必要です。

デメリット③:対応に時間がかかるケースが多い

テレビが映らなくなった、アンテナが壊れているなどで、早くテレビが観られるようすぐに直してもらいたいという場合、家電量販店への依頼は不向きかもしれません。
店舗の工事受付からスケジュールの空いた下請け業者への連絡、そして業者との日程調整といったプロセスを経るため、問い合わせから工事までに数日から一週間以上かかることも珍しくありません。
また前述の通り、下請け業者はアンテナ工事以外の作業も全般的に請け負っているため、特にエアコン設置の繁忙期などは、アンテナ工事の優先順位が低くなり、さらに工事まで待たされる可能性があります。
家電量販店へのアンテナ工事依頼で、即日対応はほとんど期待できないと考えてください。

デメリット④:ポイント還元が対象外の場合も

基本的に家電量販店と、工事を請け負う下請け業者は、まったく別の店舗、会社であり、実際に工事料金を支払う先は下請け業者になります。
したがって、家電量販店独自のポイントシステムについては、店舗でのアンテナの購入代金にはポイントが付いても、会計的に別会社となる工事費に関しては、ポイントの利用や還元の対象外となるケースがほとんどです。また大半の下請け業者は、現金での料金精算にしか対応していません。
したがって「工事費にもポイントが使える・貯まる」と考えている場合、会計時に戸惑われることになるかもしれません。
店舗のポイントに対応できる場合にも、下請け業者と共に店舗に出向いた上で、会計を行う必要があるなど、手数がかかるケースが多くなります。家電量販店のポイント利用を前提に予算を組んでいる場合は、申し込みの際に工事費がポイントの対象になるかを必ず確認してください。

【料金で比較】アンテナ修理の費用相場|電気屋 vs 専門業者

テレビアンテナの修理をご依頼になる上で、お客様がもっとも気になる点と言えば、やはり「料金」ではないでしょうか。
ここでは、依頼先ごとのアンテナ修理費用・料金の相場や、具体的な修理内容別の費用を詳しく比較していきます。
適正価格を知ることで、高額請求などのトラブルを避け、賢く業者を選ぶことができます。

依頼先別の料金相場を一覧でチェック

アンテナ専門業者と大手家電量販店では、各種の修理料金にどれくらいの差があるのでしょうか。
以下で一般的な修理・工事内容ごとの費用相場を比較してみました。

工事内容 アンテナ専門業者 大手家電量販店
アンテナ方向調整 8,000円~20,000円 11,000円~25,000円
地デジアンテナ交換 33,000円~50,000円 40,000円~60,000円
BS/CSアンテナ交換 33,000円~55,000円 40,000円~65,000円
ブースター交換 15,000円~30,000円 20,000円~35,000円

※上記は、特にアンテナ交換などではアンテナ本体代・工事費・出張費・古いアンテナの撤去処分費などを含んだおおよその目安です。
※建物の構造や電波状況によって料金は変動します。

この表からも分かるように、多くのケースでアンテナ専門業者の方が実際の費用を抑えられる傾向にあります。
これは、多くの専門業者が中間マージンの発生しない自社スタッフの直接施工を行っていることや、効率的な作業、機材の大量一括仕入れによる値引きなどで、トータルのコストを削減しているためです。

大手家電量販店のアンテナ修理・工事料金の目安

より具体的にイメージできるよう、主要な大手家電量販店のアンテナ工事料金の目安をご紹介します。
ただし、これらの料金はあくまで基本的な工事費であり、使用する部材や作業内容によって変動する点にご注意ください。

ヤマダ電機の料金例

ヤマダ電機ではアンテナ修理はじめ各種アンテナ工事を「YAMADA web.com」などで受け付けています。
料金は、状況や提携する工事業者によって異なりますが、以下がひとつの目安となります。

工事内容 料金目安
地デジアンテナ(UHF)標準工事 22,000円~
BS/CSアンテナ ベランダ取付 13,200円~
既存アンテナ撤去 5,500円~

ケーズデンキの料金例

ケーズデンキも、店頭やオンラインを通して、修理を含む各種アンテナ工事の相談が可能です。
「あんしんパスポート」会員向けのサービスも充実していますが、アンテナ工事料金の目安は以下の通りです。

工事内容 料金目安
地デジアンテナ(UHF)設置 22,000円~
BS/110度CSアンテナ設置 16,500円~
アンテナ取外し 6,600円~

ジョーシンの料金例

関西地盤のジョーシン電機でも、各種のアンテナ工事を受け付けています。
ジョーシンでは独自の制度により、各種工事について施工品質を高めるん工夫をとっていますが、実際の工事は他社と同様、下請け業者による施工となります。

工事内容 料金目安
地デジアンテナ取付 24,200円~
BS・110度CSアンテナ取付 13,200円~
UHF・BS混合工事 9,900円~

その他の家電量販店

エディオンやヨドバシカメラ、ビックカメラなど他の大手家電量販店でも、やはり各種のアンテナ工事を依頼できます。
料金体系は各社でそれぞれ異なりますが、さほど大きな差はなく、基本的には下請け業者による施工のため、アンテナ専門業者に比べて割高になるという全体的な傾向は同じになります。
正確な料金を知るためには、各店舗で直接、見積もりを取る必要があります。

【何にいくらかかる?】修理内容別の費用内訳

「アンテナ修理」と一言で言っても、アンテナ故障の原因はさまざまであり、修理の作業内容もそれに対応した作業が必要となります。
ここでは、トラブルの内容に応じた具体的な修理の内容ごとに、どれくらいの費用がかかるのか、その内訳を見ていきます。
業者が提示する見積書の内容を理解するためにも、ぜひ参考にしてください。

アンテナの方向調整

アンテナそのものの老朽化や、台風や強風などの影響でアンテナの向きがずれてしまい、受信性能を発揮するアンテナの正面側が電波(電波塔や静止衛星)の方向からずれてしまったため、地デジ放送や衛星放送の映りが悪くなるケースは非常に多く見られます。
この場合、アンテナの向きを最適な方向に再調整し、しっかりと固定し直す作業が必要になります。
費用相場は 8,000円から20,000円 程度です。
屋根の上での作業となるため、高所作業費が含まれます。またアンテナ部材(マストやステー、固定具など)の老朽化が見られる場合は交換が必要となり、これらの機材費用も発生します。

アンテナ本体の交換

アンテナ本体が経年劣化や自然災害によって、受信性能を失うほど老朽化、故障している。また倒壊してしまうなどで、再利用が難しい場合は、新しいアンテナへの交換が必要です。
費用はアンテナの種類によって異なり、基本的に新しいアンテナの設置費用と、古いアンテナの撤去・処分費の合計になります。

以下、アンテナ交換の一般的な費用相場です。

  • 地デジアンテナ(八木式)交換: 33,000円から
  • 地デジアンテナ(デザイン)交換: 38,000円から
  • BS/CSアンテナ交換: 33,000円から
    アンテナ本体の価格に加え、設置工事費がかかります。アンテナ工事業者の場合は、アンテナ本体や基本部材、工事費をセットにした割安の基本設置工事費で提供しているケースが多くなります。

ブースター(増幅器)の設置・交換

「複数の部屋でテレビを見る」「地デジのテレビ電波が弱い地域に住んでいる」といった場合に、電波を増幅させる「ブースター」という機器が必要になります。
現在では戸建て住宅での設置がほぼ必須となるブースターですが、このブースターのトラブルで、十分なテレビ電波レベルを確保できなくなり、お住まいでテレビが映らなくなることも考えられます。
このブースターの交換や、新たに設置する場合の費用相場は 15,000円から30,000円 程度です。
ブースター本体の価格と設置・調整作業費が含まれます。
アンテナ工事業者によるブースター工事は、やはり本体と工事費がセットのことが多くなります。またブースターの価格は、その機能や性能(増幅性能や地デジのみ、地デジ・BS/CS対応など)によっても変化します。

アンテナケーブルの交換

アンテナからテレビまでを繋ぐ同軸ケーブルが、紫外線による劣化や、動物にかじられるなどして断線・接触不良を起こすことがあります。
また地デジアンテナのみの住宅にBS/CSアンテナを追加する。BS/CSアンテナを4K8K対応型に交換するなどの場合は、配線部のアンテナケーブルやブースター、分配器などの機器も、追加される放送の周波数帯に対応できる製品に交換する必要が出ることもあります。
ケーブルを新しく引き直す場合の費用は、ケーブルの長さや配線の難易度によって変動しますが、10,000円から が目安となります。

古いアンテナの撤去

前述の通り、新しいアンテナに交換する際、屋根の上にある古いアンテナを撤去・処分する必要があります。そのため交換の費用は、新規アンテナ設置費プラス既設アンテナ撤去費が基本になります。
このアンテナ撤去作業のみを単独で依頼する場合の費用相場は 5,000円から15,000円 程度です。
多くの業者では、アンテナの撤去に加え、不要なアンテナの持ち帰り処分も撤去料金内で行ってくれることが大半になっています。
またアンテナ交換工事とセットの場合は、料金に含まれているか、割引価格で対応してくれる業者がほとんどになります。

要注意!見積もり以外の追加料金が発生するケースとは

アンテナ工事の依頼で多いトラブルとしては、見積もり無料の業者に依頼して見積もり内容を確認し、安心して工事契約を結んだ後、工事の当日に、見積もりになかった工事、機材などの追加料金を請求されるというケースです。このようなケースの相談は、消費者センターでも後を絶ちません。
一般的に、優良で良心的な業者であれば、見積もり時の料金を確定料金として提示し、その後、それ以上の請求が加算されることは原則としてありません。

しかし、以下のようなケースでは追加料金が発生する可能性があります。

  • 高所作業費:3階建てなど高い屋根や、特殊な足場が必要な場合。
  • 特殊な部材の使用:壁面や屋内への特殊な取付金具や、高性能なケーブルが必要な場合。
  • 隠ぺい配線:見た目をスッキリさせるために、壁の中にケーブルを通す場合。
  • ブースターの追加:現地調査で電波が弱いことが判明し、ブースターが追加で必要になった場合。

信頼できる業者は、見積もり時の電波調査などを綿密に行って、必要な工事をすべて見積もりに織り込んでおくほか、万が一、これらの追加費用が発生する可能性についても、事前にしっかりと説明してくれます。
お客様から業者に対して、見積もり時に「この金額から追加料金が発生する可能性はありますか?」と一言ご確認されること、また業者からの説明をきちんとご確認されることが、料金トラブルを防ぐ上で非常に重要となります。

なぜ?アンテナ修理を電気店より専門業者に頼むべき5つの理由

これまでの比較で、アンテナ工事や修理の依頼先は、アンテナ専門業者がもっとも有力な選択肢であることが見えてきました。
ここでは、なぜ町の電気屋さんや大手家電量販店よりも、アンテナ専門業者に依頼すべきなのか、その明確な理由を5つに絞って解説します。
これを読めば、あなたが専門業者を選ぶべき理由がきっと見つかるはずです。

理由① 専門知識と高い技術力

アンテナ専門業者は、その名の通りアンテナ工事に特化しています。
日々、各エリアにて、さまざまな形状の住宅、多種多様な電波状況のもとで工事を行っているため、知識と経験の蓄積量が圧倒的に違います。
地形や周辺の建物が電波に与える影響を正確に読み取り、最適なアンテナの種類や設置場所を判断できるのは、専門業者ならではの強みです。

完全自社施工による品質の担保

信頼できる専門業者の多くは、問い合わせから施工までをすべて自社のスタッフで完結させる「完全自社施工」の体制をとっています。
下請け業者に丸投げしないため、スタッフ全員の技術レベルやマナーが徹底的に教育されており、工事の品質が安定します。また施工責任の所在も明確になります。
当あさひアンテナでも、経験豊富な自社の熟練スタッフが責任を持って施工するため、いつでも高品質なサービスを提供することが可能です。

理由② 適正価格での修理が可能

上記の通り、多くのアンテナ専門業者は、自社で直接お客様から依頼を受け、自社で施工しています。
そのため、施工技術の高さや安定はもちろん、大手家電量販店のように下請け業者に支払う中間マージンが発生しません。
この中間マージンが発生しない分、熟練の施工スタッフの施工で、高品質なアンテナや部材を使用しても、全体の費用を安く抑えることができるのです。
「安かろう悪かろう」ではなく「高品質・適正価格」を実現できるのが専門業者の大きなメリットです。

当あさひアンテナでも、もちろん完全自社施工に加え、アンテナ本体などの機材を、国内大手メーカーから高品質モデルを直接、大量仕入れするスケールメリットでの大幅値引き、ハウスメーカーなど他業種との提携による広告費の削減、スタッフが効率的に複数の現場を回る事での人件費の削減など、さまざまな企業努力によるコストカットを工事費用に還元して、アンテナ工事専門業者の中でも、業界最安に挑む工事費用をご提供しております。

中間マージン不要でコスパが良い

下の図のように、家電量販店にアンテナ工事を依頼すると、お客様と実際に工事する業者や職人の間に量販店が入るため、その分の手数料が料金に上乗せされます。
一方、専門業者なら直接、業者に工事を依頼できるため、余計なコストがかからず、その分コストパフォーマンスに優れた料金設定が可能になるのです。

【料金構造のイメージ】

  • 家電量販店: お客様 → (料金+マージン) → 家電量販店 → (料金) → 下請け業者
  • 専門業者: お客様 → (適正料金) → アンテナ専門業者

理由③ スピーディーな対応

「テレビが映らなくて、今すぐ何とかしてほしい!」
そんな緊急のトラブルにも迅速に対応できるのが、アンテナ専門業者の強みです。
受付と施工チームが自社内で直接、連携しているため、話が早く、スムーズに工事の手配を進めることができます。

最短即日対応で「すぐ見たい」に応える

多くの専門業者は、365日体制で電話受付を行っており、問い合わせ当日の現地調査や工事にも対応しています。
当あさひアンテナでは、専門スタッフが9時から21時まで常駐しており、関東・関西エリアであれば最短即日での対応が可能です。テレビが見られない不便な時間を、1秒でも短くすることができます。

理由④ 手厚い長期保証とアフターフォロー

アンテナはいったん設置すれば長く使うものだからこそ、工事後の保証が重要になります。
工事に自信がある専門業者ほど、工事後に不具合が発生する可能性(業者が復旧費用を負担しなければならないリスク)が非常に低いと確信しているため、手厚い長期保証を用意している傾向があります。
万が一、アンテナ工事後に不具合が発生しても、保証期間内であれば無償で復旧対応してもらえるため安心です。

業界最長クラスの10年保証で工事後も安心

家電量販店や町の電気屋さんの保証は、アンテナ本体のみで工事についての保証がないか、工事の保証がある場合でも1年から3年程度が一般的です。しかし当あさひアンテナでは、アンテナ工事専門業者の中でも最長クラスとなる10年間の長期保証を付帯しています。
これは、私たちの工事品質に対する自信の表れです。
工事が原因のトラブルはもちろん、使用したアンテナ本体や部材の不具合にも対応しており、工事後も長きにわたってお客様の快適なテレビライフをサポートします。
長期保証ゆえに、もしお客様が保証書をなくされた場合に備えて、弊社側でも過去の工事のデーターをすべて補完しており、お客様の工事を確認でき次第、保証書がある場合とまったく変わらない保証対応をいたしますので、万が一の際にも安心していただけます。

理由⑤ 最新アンテナにも柔軟に対応

最近では、デザインアンテナやユニコーンアンテナなど、住宅の外観を損なわないスタイリッシュなアンテナが人気を集めています。
また同様に、見栄えが良く風雨などの影響を抑えることもできるベランダ内外や屋内の屋根裏、天井裏へのアンテナ設置工事も多くなっています。
さらに衛星放送用のBS/CSアンテナでは、2018年以前の2K(右旋)対応BS/CSアンテナから。より高画質な映像を楽しめる4K8K放送(右旋・左旋)に対応したBS/CSアンテナへの交換需要も増えています。
アンテナ専門業者は、こうした最新の製品情報や技術について、常に知識を更新して精通しており、お客様の多様なニーズに合わせた最適なご提案が可能です。

外観を損なわないデザインアンテナも選べる

地デジアンテナでは、従来の魚の骨のような形をした「八木式アンテナ」だけでなく、壁面に設置できる箱型の「デザインアンテナ」や、ポール状の「ユニコーンアンテナ」など、選択肢は豊富です。
あさひアンテナでは、お客様のご自宅の外観やご希望に合わせて、最適なアンテナをご提案します。
地デジアンテナの各機種やさまざまなモデルに加え、BS/CSアンテナではブラックの本体色や高耐風モデルなど、受信性能だけでなく、外観や耐久性の高さも確保できる各種モデルをご用意しております。
また現場の受信条件で可能であれば、壁面やベランダ内外など各種位置へのテレビアンテナ設置にご対応しております。
特に屋根裏や天井裏へのデザインアンテナ設置であれば、追加工事費はご無用の、デザインアンテナ基本設置工事費(DXアンテナ「UAH201」使用:税込み24200円)のみでご対応しております。
弊社では豊富な施工実績があるからこそ、美観と受信性能を両立させた設置が可能なのです。

【もう迷わない】信頼できるアンテナ専門業者の選び方5つのチェックリスト

「アンテナ専門業者が良いのは分かったけれど、たくさんありすぎてどこを選べばいいか分からない」
そんな方のために、失敗しない業者選びのための5つのチェックポイントをご紹介します。

確かにアンテナ工事の専門業者へのご依頼は、ほとんどの場合お得です。
しかし残念ながら中には質の低い業者もあり、質の低い機材を用いてずさんな施工を行う、お客様に無断で見積りにない高額の追加費用を加算するなどのケースも考えられます。
このリストを参考にしていただけば、お客様も安心して工事を任せられる、良心的な優良業者を見つけることができます。

1. 会社の所在地や連絡先が明確か

基本中の基本ですが、公式サイトに会社の正式名称、住所、固定電話の番号がきちんと明記されているかを確認してください。
業者の住所が曖昧、連絡先が携帯電話の番号しかないなどの業者は、トラブルがあった際に連絡が取れなくなる可能性があるため避けるのが賢明です。
明確な公式サイトを持ち、フリーダイヤルの他、メールフォーム、LINEアカウント、チャットなどで、明確かつ多彩な連作方法がある業者であれば、信頼を置けると言えます。

2. 年間の施工実績が豊富か(例:6,000件以上)

年間の施工件数は、その業者がどれだけ多くの顧客から選ばれているかを示す信頼のバロメーターです。
実績が豊富な業者は、それだけ多くの現場を経験しており、担当スタッフの練度が高く、あらゆる状況に対応できるノウハウを持っています。
ひとつの目安として、年間数千件以上の実績があるかどうかを確認してみてください。
当あさひアンテナでは、年間6,000件以上の施工実績を誇っています。

3. 料金体系が明朗で、見積もりは無料か

「アンテナ工事一式 〇〇円~」といった曖昧な表示ではなく、何にいくらかかるのかが分かりやすい料金体系の業者を選んでください。
また、見積もりは必ず工事前にもらい、出張費やキャンセル料も含めて完全無料であるかを確認することが重要です。
見積書に記載された金額以上の追加料金が、原則として発生しないことを明言している業者なら、より安心して依頼できます。

4. 工事後の保証期間が長いか(例:10年以上)

保証制度は、業者の技術力に対する自信と、顧客に対する誠実さの表れです。
保証期間が長いほど、業者側は長期にわたってアンテナトラブルの可能性が低いと自信をもっており、お住まいでは長期的に安心してテレビを視聴できます。
少なくとも5年以上の保証があり、保証内容が記載された保証書をきちんと発行してくれる業者を選んでください。
当あさひアンテナの10年保証のように、業界平均よりも長い保証を提供している業者は、特に信頼性が高いと言えます。

5. 利用者の口コミや評判が良いか

実際にその業者を利用した人の声は、非常に参考になります。
Googleマップのレビューや、専門の口コミサイト、SNSなどをチェックしてみてください。
ただ、評価者の主観も多い個々の評価をすべて信じる必要はありません。良い評価だけでなく、万が一悪い評価があった場合に、業者がどのような対応をしているかまで確認するのがポイントです。
誠実な業者であれば、クレームに対しても真摯に対応しているはずです。

アンテナ修理の依頼から完了までの流れとよくある質問

実際に業者へとアンテナ修理を依頼するとなった場合、施工はどのような流れで進むのでしょうか。
また、多くのお客様が疑問に思う点についてもまとめました。
事前に流れとQ&Aを把握しておくことで、スムーズかつ安心して依頼を進めることができます。

問い合わせから工事完了までの5ステップ

初めてアンテナ工事業者へとご依頼になる方でも、心配はご無用です。
一般的に、アンテナ修理は以下の5つのステップで進みます。

STEP1:電話やWebフォームで問い合わせ

まずは、業者の公式サイトにある電話番号や問い合わせフォームから連絡します。
このとき、以下の情報を伝えると、その後のやり取りがスムーズになります。

  • お客様のご住所
  • 建物の種類(戸建て、マンションなど)
  • テレビの症状(「E202と表示される」「特定のチャンネルだけ映らない」など)
  • アンテナの状況(屋根の上にある、ベランダにあるなど)

STEP2:専門スタッフによる現地調査・見積もり提示

業者の担当者があなたの自宅を訪問し、専用の測定器を使って電波状況を調査したり、アンテナの状態を目視で確認したりします。
原因を特定した上で、必要な工事内容と、部材費・作業費などを含んだ詳細な見積書を提示してくれます。分からないことがあれば、この時点で遠慮なく質問してください。
担当スタッフがお客様のご質問に対し、真摯にわかりやすく答えてくれるかも、優良な業者を見極める上で重要なポイントです。
また早急な工事が必要なければ、複数の業者に「相見積もり」を依頼して、優良な業者をお選びになるのも、低価格で施工品質、サービスに優れた優良業者をご選択になるための有効な方法です。

STEP3:内容に納得したら契約・工事日を調整

提示された見積もりの内容と金額に納得できれば、正式に工事契約となります。
多くの専門業者では、見積もり当日にそのまま工事を行う「即日工事」が可能です。
もし後日の工事をご希望になる場合は、ご都合のいい日程を調整します。

STEP4:アンテナ修理・交換工事の実施

業者の専門スタッフ(アンテナ職人)が、安全対策を徹底した上で、迅速かつ丁寧に工事を進めます。
作業内容にもよりますが、一般的な修理であれば1、2時間程度で完了することがほとんどです。

STEP5:電波状況の確認・支払い・保証書の発行

工事完了後、家の中のテレビ本体や、アンテナコンセント端子で電波レベルを測定し、すべてのチャンネルが問題なく映るかを、お客様の一緒に確認します。
この確認で特に問題がなければ、工事は完了となり、料金を支払います。
支払い方法は、現金、クレジットカード、キャッシュレス決済など、業者が対応している方法で行います。
最後に、保証内容が明記された保証書を受け取れば、工事はすべて完了となります。

アンテナ修理に関するQ&A

ここでは、アンテナ修理に関して特によく寄せられる質問にお答えします。

Q1. 台風や大雪など自然災害による故障は火災保険の対象?

A1. はい、対象になる可能性が高くなります。
ご加入の火災保険に「風災・雪災・雹(ひょう)災補償」が付帯していれば、自然災害によるアンテナの損害は補償の対象となります。また近隣の爆発事故や落下物など、想定外の事故でも、アンテナ修理の費用に火災保険を適用できるケースが多くなります。
なお、アンテナ修理での火災保険のご申請には、業者が作成した「見積書」「請求書」「被害状況がわかる写真」などが必要になります。
信頼できる業者であれば、保険申請のサポートにも慣れているので、気軽に相談してみてください。

当あさひアンテナでも、保険専門のスタッフが常駐しており、アンテナ修理について、火災保険の適用に関するご相談にもご対応しております。
具体的には、弊社で保険申請に必要な施工前後の写真、報告書などの書類をすべてご用意するほか、お客様の書類作成、交渉についても、専門スタッフが万全のサポートを行います。
火災保険に関するご相談も、当あさひアンテナまでお気軽にお問い合わせください。

Q2. 賃貸マンションやアパートの場合は誰に相談すればいい?

A2. 賃貸物件にお住まいの場合、アンテナトラブルについては、まずは物件の大家さんや管理会社にご連絡ください。
マンションやアパートに設置されている共用アンテナは、お住まいになっている個人の所有物ではなく、建物の共用設備です。
そのため、修理の責任と費用の負担は、大家さんや管理組合にあります。
したがってお住まいの方が自己判断で業者を呼んでしまうと、費用を自己負担しなければならなくなる、またオーナー様との契約トラブルの原因になるなどの可能性があるため、必ず最初に、物件の所有者や管理者にご相談ください。

Q3. 自分でアンテナを修理することは危険?やめたほうがいい理由は?

A3. 絶対にやめてください。非常に危険です。
特に屋根の上での作業は、専門家でも万全の装備と細心の注意を払う危険な作業になります。
万が一、屋根から転落すれば、命に関わる重大な事故につながります。
また、専門知識がないままアンテナや機器に触れると、かえって症状を悪化させてしまったり、別の機器を故障させてしまったりするリスクもあります。
ベランダなど安全な位置に設置されたアンテナの角度調整など、安全かつ簡単な作業の場合は、ご自身で行える場合もありますが、アンテナトラブルの場合は、原因の特定が難しいケースもあります。
アンテナ修理費用を節約しようとして、結果的に高額な出費につながることもありますので、必ずプロの業者にお任せください。

Q4. テレビに「E202」と表示されますが、アンテナが原因?

A4. これは、アンテナが原因である可能性が高くなります。
テレビに表示されるエラーコード「E202」は「信号が受信できません」というメッセージで、テレビ側に十分な強さの電波が届いていないことを示しています。
その主な原因としては、アンテナの向きのズレ、アンテナ本体の故障、ケーブルの断線や接続不良などが考えられます。
まずはテレビの再起動やケーブルの再接続などを試してみて、それでも改善しない場合はアンテナのトラブルが疑われるため、業者に点検を依頼してください。

Q5. 見積もり後のキャンセルは可能ですか?

A5. はい、正式なご契約前であれば、無料でキャンセルできるのが一般的です。
優良な業者であれば、お客様が見積もり内容に納得できない場合に、その場で断ってもキャンセル料などを請求されることはありません。
ただし上記のように家電量販店の下請け業者など、業者によっては出張費、キャンセル費などを請求されるケースも稀にありますので、問い合わせの段階で「見積もり後のキャンセルは無料ですか?」と確認しておくと、より安心です。

まとめ:アンテナ修理は町の電気屋より専門業者へ!安心と実績のあさひアンテナにご相談を

本記事では、アンテナ修理の依頼先について迷っておられるお客様のために、身近にある町の電気屋さんや大手家電量販店と、アンテナ専門業者のアンテナ修理を、徹底的に比較解説いたしました。

以下、記事の要点を改めてまとめます、

【この記事のポイント】

  • 町の電気屋さん:顔なじみの安心感はあるが、専門性や料金体系に不安が残る。
  • 大手家電量販店:窓口は手軽だが、工事は下請けで「割高・時間がかかる・技術力にばらつき」といったデメリットがある。
  • アンテナ専門業者:「高い技術力」「適正価格」「迅速な対応」「長期保証」を兼ね備えており、もっともバランスの取れた選択肢である。

結論として、アンテナのトラブルでお困りの際は、まずは信頼できるアンテナ専門業者へとご相談になるのが、もっとも確実で安心な解決策と言えるでしょう。

あさひアンテナは、関東・関西エリアで年間6,000件以上の施工実績を誇るアンテナ工事の専門家集団です。
経験豊富な自社スタッフによる完全自社施工、中間マージンのない適正価格、業界最長クラスの10年保証で、お客様に最高のサービスを提供することをお約束します。
お住まいに出張しての電波調査、お見積もりは、出張費や見積もり費など諸費用を含めた完全無料で、即日工事や相見積もりにもご対応しております。

「アンテナ修理をどこに頼めばいいか分からない」「とりあえず料金の目安だけでも知りたい」
そんな方も、まずはお気軽に当あさひアンテナのフリーダイヤル、当サイト内のメールフォーム、弊社LINEアカウントまで、お気軽にご相談ください。
専門知識の豊富なスタッフが、お客様の状況を丁寧にお伺いし、最適な解決策をご提案します。
どうか安心してご連絡くださいませ。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。