下都賀郡壬生町本丸｜既存の八木アンテナにBS/CSアンテナ追加工事｜白壁に赤い破風や黒い柱の和モダンなテイストの戸建て

2025年07月09日

下都賀郡壬生町本丸の戸建てにテレビアンテナ工事にお伺いしました。

きれいな白壁に赤い破風や黒い柱の和モダンなテイストの戸建てにBS/CSアンテナ追加工事

きれいな白壁に赤い破風や黒い柱の和モダンなテイストの大きなお家です

きれいな白壁に赤い破風、量感のある黒い柱が印象的です。
和モダンなテイストの平屋の大きなお家です。

お客さまのご要望はBS/CSアンテナ設置です。
既存の八木アンテナにBSアンテナを追加したいとのことです。

現在、3メートルのマストに八木アンテナが設置されていますが、マストが若干斜めになっている状態ですので、こちらにBSアンテナを追加設置するのは望ましくないと判断させていただきました。

設置位置をお客さまにご相談したところ、やはり倒壊が怖いとのことですので、BSアンテナ単独で破風に取り付けることになりました。

BSアンテナは、BS（Broadcasting Satellite）デジタル放送の受信に使用されるパラボラ型（皿型）のアンテナです。この形状は衛星からの電波を集中させて受信するのに適しています。これ以外の形状で、衛星放送を受信できるアンテナはありません。

BSアンテナを設置する際には、上空から電波を送ってくる人工衛星に直接通じるクリアな空間が必要です。
BSアンテナと人工衛星の間に遮蔽物があると電波を受信できません。
地デジは障害物を通過して受信できる場合がありますが、BSアンテナに限っては遮蔽物があると受信不可となります。それが地デジとBS/CSの電波の性質の大きな違いです。

お客さまに工事内容と保証についてもご説明させていただき、ご了承をいただきましたので工事に取りかかります。

奥側の破風にBSアンテナ設置工事

お家の奥側の側面の破風に、直径4.3ミリの極細のビスを打ち込んでサイドベースを取り付けて、BSアンテナを設置しました。

BSアンテナから空を見上げたときに、その角度に樹木や建物など障害物が無いことを確認し、仰角は40度に設定しました。

方位角は南南西のボルネオ島上空に向けました。方位角の角度が少しでもずれるとアンテナレベルが下がり、画像の映りが悪くなりますので、慎重に動かして向きを決定しました。

ビス穴にはシリコンコーキングを充填して塞ぎ、防水・防錆対策を施しました。

破風にブースター設置

さらにUB混合ブースターを用いて地デジ（地上デジタル放送）とBS（衛星放送）の信号をひとつに統合し、屋内に引き込みました。

ユニットバスの天井裏の点検口に設置されていたブースター電源と分配器

ブースター電源と分配器はユニットバスの天井裏の点検口に設置されていましたので、そちらからブースター本体へ電気供給を行いました。

ブースターは電波の増幅装置です。通常のアンテナ工事においてはブースター設置がほぼ必須となっております。

電波が弱い地域や、遠くの放送局からの信号を受信する際に信号を増幅して、画質や音質をよりクリアにします。また、複数のテレビを設置している場合、信号を分配するときに起きる減衰を補います。テレビ視聴には重要な役割を担う機器です。

アンテナを設置し終えたあとは周囲を点検して、ゴミなどが落ちていないか、やり残したことがないか等のチェック項目を確認します。
今回は必要ありませんが、地デジを観る場合、テレビの周波数を地域の帯域に合わせるために、チャンネルの割当てが必要になります。
テレビのリモコンで「チャンネルスキャン」と「地域設定」を行います。
弊社ホームページの「エラーコードE201、E202、E203」の項目に、主要テレビメーカーの「初期設定の方法」がまとめてありますので、ぜひご参照くださいませ。

アンテナ設置終了後は、各お部屋にあるテレビ、またはアンテナコンセントできちんと受信できているかを確認した上で、お客さまより最終的なご確認をいただき、アンテナ工事を完了させていただきます。

お客さまは落ち着いた年代のお方です。見栄えを気にされていて、「なるべく見えないところにお願いします」とのことでしたので、お家の奥の方の側面にBSアンテナを取り付けました。

和モダンのステキなお家で、きれいに映る地デジや超高画質のBSスーパーハイビジョン放送をお楽しみくださいませ！

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