テレビアンテナ修理の工事はどこに頼む?おすすめの業者、事業者比較、選び方のポイントと費用相場、自分での対処を徹底解説

2025年08月18日

お住まいに設置されている地デジ、衛星放送のテレビアンテナは、ご自宅でのテレビ視聴を長年にわたって支えてくれる、重要な設備です。
ただ、主に屋外の高い位置に取り付けられるテレビのアンテナは、長年にわたって、屋外の雨風や雪、場合によっては台風などの厳しい自然環境にさらされます。
そのため、設置から何年もすぎたテレビアンテナになると、長年のダメージによる老朽化に加え、強い自然災害の影響を受けたりすると、故障や不具合が発生することも考えられます。

「テレビが急に映らなくなった…もしかしてアンテナが故障している?」
「屋根の上にあるアンテナがさび付いて傾いている」
「台風の後に見たら、屋根の上でアンテナが倒れていた」
「テレビの映りが悪いのは、アンテナの角度がズレているせいかもしれない」
「うちは海沿いで冬は雪も多く、アンテナへの影響が心配」
「アンテナの修理やメンテナンスって、どこに頼めばいいの?」

お住まいのアンテナに上記のようなトラブルが起こって、ある日突然、テレビ放送が見られなくなると、本当にお困りのことでしょう。
特に、アンテナの経年劣化や故障が原因かもしれない場合は、屋根の上など高所での作業に加え、アンテナや電波に関する専門の知識が必要となり、一体どこに相談すれば良いのか分からず、ご不安を覚えられる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ご自宅のアンテナが古くなっていて、いつトラブルが起こるかわからない方や、実際にトラブルが発生して今現在、お困りの方のために、アンテナ修理の依頼先から費用相場、信頼できる業者の選び方についてまで、詳しい知識がない方でも分かりやすく、徹底的に解説していきます。

この記事を最後までお読みいただければ、以下の点について、一通りの知識を得られます。

  • 業者を呼ぶ前に自分でできる簡単なチェック方法。
  • アンテナ修理を頼める業者の種類とそれぞれのメリット・デメリット。
  • 修理や交換にかかる費用の適正な相場。
  • 悪徳業者を避けて優良業者を見つけるための7つのポイント。
  • 修理費用を賢く抑えるためのコツ(火災保険の活用法など)。

そしてその結果として「修理はどこに頼めばいいの?」「費用はいくらぐらいかかるの?」「質の低い業者に引っかかりたくない」という、お客様にとっては当然の、3つの大きな不安を解消して、安心してアンテナ修理を依頼できるようになります。
突然のアンテナトラブルの際も、まずは落ち着いて、本記事の情報を参考にして、ご自宅の状況を確認することから始めてください。

地上デジタル放送・衛星放送の受信トラブルの主な要因とは?

突然、お住まいのテレビが正常に映らなくなった場合、その原因は電波状態の変化から、テレビ本体の不具合まで、さまざまなものが考えられます。ただアンテナが関係している場合、その多くは「電波の受信レベルが低下している(アンテナレベルが低い)」ことが要因となります。

地デジ放送、衛星放送とも、現在のデジタル放送では、映像信号をデジタル信号(0と1)に変換した上で、そのデジタル信号を電波の波長に変換して送信しています。
この映像信号は、テレビなどの受信機器にあるチューナーで受信され、あらためて映像や音声に変換されることで、テレビ放送が視聴できるのです。

そして、2025年(令和7年)現在、日本における主なテレビ放送である地上デジタル放送(地デジ)と衛星放送(BS放送/CS放送)では、放送の仕組み(電波の送り方)や電波そのものの性質が異なるため、受信トラブルの原因も少し異なってきます。

この項目ではまず、地デジ放送と衛星放送、それぞれの簡単な仕組みと、それぞれの放送で、お住まいのアンテナに届く電波レベル(電波の強さ)が弱まってしまう主な原因をご説明します。

まず放送の仕組みと、受信レベルが低下する要因をご理解いただくことで、以降の記事の内容、またご自宅のトラブルの状況を、より正確に把握できるようになるでしょう。

地上デジタル放送の仕組みと受信レベルが下がる要因とは?

地デジ放送では、例えば東京都墨田区押上にある日本一の電波塔で、東京都と神奈川県、千葉県、埼玉県など、広範囲に地デジ電波を送信する東京スカイツリーのような、日本各地にある電波塔(送信所・中継局)から、その周辺の一帯に向けてUHF(極超短波)という種類の電波を発信しています。

地デジ電波であるUHFの周波数帯は、470MHz(メガヘルツ)から710 MHzまでで、波長の幅は40センチから60センチ程度です。そのため、ある程度は音のように広がりやすい性質があります。
地デジ放送では、電波塔の先端、一般の住宅などから見れば、見上げるような高い位置から、音が広がるようにして、建物に設置された地デジアンテナ(UHFアンテナ)に届いているようなイメージになります。

各電波塔がカバーできる周辺エリアの範囲は、電波塔の規模や出力によって異なりますが、この地デジのUHFがご家庭の地デジアンテナに届くまでに、さまざまな要因で電波レベルが弱くなる、また電波が遮られてしまうことがあります。

地デジ電波レベルが弱まる主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 電波塔からの距離:UHFは空間を長く伝わるほど減衰(電波の弱まり)していくため、電波塔から遠いエリアの家ほど、電波レベルは自然に弱くなります。
  • 障害物:山や高層ビルなどの電波を通しにくい大きな障害物があると、地デジ電波は遮られてしまいます。地デジ電波には波長の幅があるため、ビルなどの小規模な障害物であれば、乗り越えて広がることもできますが、ビルの陰に当たるすぐ近くの一帯には電波が届きにくくなります。
  • 気候や悪天候:電波は水に吸収されるため、一年の気候を通した湿度などの大気の状態に影響され、地デジ電波は同じ場所でも一年を通して6㏈(デシベル)程度の変化がでます。そして大雨や大雪などの悪天候は、空間で地デジ電波を吸収してしまい、地デジの受信レベルを大きく低下させることもあります。
  • ノイズ(雑音):スマートフォンの基地局からの電波や、モーターや電子機器などが発する余計な電波や電磁波(ノイズ)が、地デジ電波と干渉して入り混じり、電波の質を下げて映りを悪くすることがあります。
  • アンテナ性能:お住まいの地域の電波強度に対して、アンテナの受信性能が不足している場合もあります。基本的に地デジアンテナは、現場の電界強度(受信できる電波レベルの目安)に応じた受信性能(素子数・素子数相当)の機種が必要になります。
  • 設置場所・方向:地デジアンテナは前方を電波の届く方向に向ける必要があるほか、お住まいの各位置でも、周辺環境などの影響で、受信できるレベルは変ってきます。そのためお住まいの中でもアンテナの設置場所が不適切だったり、アンテナの正面が正しい方向(近くの電波塔の方向)からズレていたりすると、十分な地デジ電波をキャッチできません。

このような要因によって、ご自宅の地デジアンテナで受信できる地デジの電波レベルが基準値を下回ると、アンテナそのものや配線部、テレビ本体などに故障はなくとも、地デジ放送の映りが悪くなるのです。

地デジ放送のテレビを安定して視聴するためには、アンテナからケーブル配線を通じて各テレビに届く電波レベルが、34dBから89dBの範囲であることが必要です。電波が強すぎる場合も含めてその範囲を外れると、テレビ画面の乱れや映らないといった問題が生じます。
ただ上記のような要因で、住宅のアンテナで受信できる電波レベル自体が変動することもあるため、一般的には、各テレビの地デジチューナーに届く時点で、地デジ電波レベルは47㏈から81㏈程度、最低でも40㏈以上であるように調整されます。

またお住まいに地デジアンテナを設置する場合は、基本的に屋根の上など高い位置に設置するほど、周辺の障害物の影響を受けにくくなり角度調整も行いやすいため、受信感度が高くなりやすくなります。
逆に住宅の壁面など低い位置では、周辺にビルなど高層建築がある、住宅密集地ですぐ近くに隣家があるなどの環境では、十分な電波が届かなくなる場合もあるため注意が必要です。

特定の電波塔の周辺で、距離や山地など地形の影響により、エリア別に到達する電波レベルのおおまかな目安としては「電界地域」があります。
電界地域の分類や基準は使われる場所によって異なる場合もありますが、一般的には、主に電波塔から近く、山地などの影響も受けない順で「強電界地域(80㏈以上)」「中電界地域(80㏈から60㏈)」「弱電界地域(60㏈以下)」に分類されます。
この電界地域を主な目安に、使用される地デジアンテナの受信性能や、対応できる設置位置を選ぶことになります。

衛星放送の仕組みと受信レベルが下がる要因とは?

BS放送、CS放送などの衛星放送は、その名称の通り、地上からおよそ36,000キロ上空の宇宙空間にあり、常に東経110度(南西)の位置に見える人工衛星(静止衛星)から、日本全域に電波を送信しています。
BS放送、CS放送の違いは、使用される静止衛星が放送衛星(Broadcast Satellite=BS)か、通信衛星(Communication Satellite=CS)かの違いになります。

この衛星放送で使われる電波は、UHFよりも格段に高い周波数帯であるマイクロ波のSHF(センチメートル波)にあたります。その周波数帯は12GHz(ギガヘルツ)前後になるため、日本の衛星放送の電波は「12GHz帯」と呼ばれます。

この12GHz帯の電波は、波長の幅は25ミリ前後で光のように直進性が高いため、長距離を送信される衛星放送に適しているのです。
衛星放送の12GHz帯の電波は、宇宙空間にあるBS、CSの静止衛星から、日本全域を照射するようにして送信されています。そのため一基の人工衛星で効率的に広範囲をカバーでき、地上の障害物や災害などに影響を受けにくく、安定したレベルで大容量の情報を送信できることが、衛星放送の利点です、

一方で、この12GHzの電波にも、周波数帯が高い電波に特有の性質があるため、地デジ電波とは異なる理由で、アンテナに届く電波やアンテナの受信時に問題が生じ、受信レベルが下がることがあります。

衛星放送の電波レベルや受信レベルが下がる、主な原因は以下の通りです。

  • 障害物:12GHz帯の電波は、静止衛星から地上のBS/CSアンテナまで、光のようにまっすぐ届いています。12GHz帯の電波はこの光のような性質から、わずかな障害物にも遮られやすくなります。そのためBS/CSアンテナのディッシュを向けた東経110度の方向に、山や建物の他、樹木や枝葉、電線、干されている洗濯物や布団など、わずかな障害物があるだけでも、アンテナのディッシュに影を落とす形になり、12GHz帯の電波が遮られてしまって受信レベルが低下します。
  • 大雨や大雪(降雨・降雪減衰): 12GHz帯の電波は、波長の短さから、波長の幅(25ミリ)に近い、豪雨や大雪の際の雨粒や雪に吸収され、また乱反射が起りやすい性質があります。そのため大雨や大雪の際にも、BS/CSアンテナまで十分な電波が届かなくなり、一時的に受信レベルが著しく低下することがあります。この現象を「降雨減衰」「降雪減衰」といい、対策は天候の回復を待つことになります。
  • アンテナの角度のズレ:BS/CSアンテナは、お皿のようなディッシュ(放物面反射器)の部分で反射させ、正面にある一次放射器に全集中させる形で受信しています。そのため、ディッシュの仰角、方位角(上下と左右の角度)を東経110度へと正確に合わせる、シビアな角度調整が必要です。そしてアンテナの老朽化や強風の影響などで、ディッシュの向きが数ミリでもズレてしまうと、電波の焦点がズレて、衛星放送が映らなくなる場合があります。
  • 電源供給の不具合:BS/CSアンテナで受信された12GHz帯の電波は、そのままでは周波数帯が高すぎるため、アンテナに付随する「コンバーター(変換器)」で、テレビ電波に適したMHz帯の周波数帯に変換されます。このコンバーターには電源が必要なため、ケーブル配線部にあるブースターの電源部か、テレビまたはレコーダーの電源設定で、電気を供給するように設定します。このテレビなどの電源設定がオフになっていると、コンバーターが機能せず、衛星放送は映りません。
  • エリアによる電波レベルの違い:上記の通り、衛星放送の12GHz帯の電波は、日本の全域に安定した電波レベルで届きます。ただ静止衛星からの距離がやや遠くなる、日本の日本の北部や南端部などでは、距離の分だけ受信できる電波レベルがやや弱くなります。そのため戸建て住宅の場合は、一般的な45型よりやや大型で受信性能が強いBS/CSアンテナが必要です。

衛星放送の場合は、上記した障害物や降雨、降雪などを除けば、電波レベルが細かく変動する要因は少ないため、テレビに届く電波レベルが大きな問題になることはありません。ただ一般的には、BS放送、CS放送とも安定して視聴するためには、テレビのBS/CSチューナーに届く時点で、50dB以上の電波レベルが推奨されています。

戸建て住宅におけるアンテナからテレビまでの配線部とは?

上記でも触れた通り、地デジやBS/CSアンテナで受信したテレビ電波は、アンテナケーブル(同軸ケーブル)を伝って、各部屋にあるテレビなど受信機器まで届けられます。
このアンテナからテレビまでの間のケーブルにも、安定してテレビ電波を届けるため、逆に言えばテレビ映りに影響を与える。さまざまなシステム機器が接続されています。

この、戸建て住宅における一般的なアンテナケーブル配線の構成(設置される機器の種類)を理解しておくと、トラブルの原因究明に役立ちます。

以下、一般的な戸建て住宅で設置されることが多い、アンテナ配線部の機器について、その概要を解説していきます。

  • 同軸ケーブル:アンテナで受信した電波を運ぶための専用ケーブル(被覆電線)です。同軸ケーブルで送られる際にも電波は徐々に減衰していきますが、特にケーブルが劣化すると、電波が漏れる、弱まる、またノイズが混入する原因になります。
  • アンテナブースター(増幅器):アンテナで受信できるテレビ電波レベルが弱い場合や、後述する分配器で複数のテレビへと電波を送る場合に、電波を増幅させる機器です。主に使用される「屋外用ブースター」では、屋根上などアンテナの近くに設置される本体の「増幅部」と、屋内配線に設置され、コンセントに接続して本体に電源を供給する「電源部」で構成されています。
  • 混合器:地デジとBS/CSアンテナなど、複数のアンテナを設置する場合に、それぞれのアンテナからのケーブル(電波)を1本にまとめるための機器です。これにより配線をシンプル化し、工事のコストや不具合を抑えることができます。なお地デジ・BS/CS対応のブースターには、混合器の機能を兼ね備える製品もあります。
  • 分配器:一本にまとめられたアンテナケーブルと送信される電波を、各部屋までの複数のケーブルへと分配するための機器です。電波は各部屋へと等分のレベルで分配されるため、分配数が多いほど、各部屋に届く電波レベルは、分配数で割られる形で弱くなります。
  • アンテナコンセント(テレビ端子):各部屋の壁にある、室内のテレビまでのケーブルを接続するための端子です。壁の裏で分配器からのケーブルに接続され、テレビの電波が届けられます。
  • テレビやレコーダー・B-CASカード:内蔵されたチューナーでテレビ電波を受け止めて、テレビ映像を映し出す最終地点です。このテレビやレコーダー本体の不具合でもテレビが映らない場合もあります。特に受信機器に挿入される「B-CASカード」は、デジタル放送を受信するためのカードキーともいえるICカードであり、このカードの接触不良なども、テレビが正常に映らない原因となることがあります。

これらの各機器のいずれかに不具合や劣化が生じても、テレビ電波が届かない、漏洩や混入、レベル低下などの問題が生じて、テレビ放送は正常に映らなくなってしまいます。

現在のテレビ放送では、地デジ放送(UHF:470MHzから710MHz)や2K衛星放送(右旋:1032MHzから2072MHz)、4K8K衛星放送(左旋:2224MHzから3224MHz)の順で、周波数帯が高くなります。そして周波数帯の高い電波ほど、上記の配線部で送信される際に、減衰や漏洩、混入が生じやすくなります。

そのため、お住まいで地デジ放送だけでなく、衛星放送や4K8K衛星放送をご視聴になる場合には、同軸ケーブルをはじめ配線部の機器も、各放送の周波数帯に対応した品質の製品を使う必要があります。

【修理を頼む前に】まずは自分でできる!テレビが映らない原因の簡単チェックリスト

突然、お住まいでテレビが映らなくなった時には「アンテナが壊れたのかも!」と、あわててアンテナ工事の業者に連絡する前に、まずはご自宅でも、ご自身で簡単に確認できるチェックポイントがいくつかあります。
もしかしたらテレビが映らない原因は、アンテナの故障ではなく、簡単な設定ミスや接続の不具合など、ごく些細な問題が原因かもしれません。
急なテレビ画面トラブルの際には、このチェックリストをお試しいただくことで、不要な修理の費用や手間を節約できる可能性があります。

ただし、ご自身でアンテナの屋根に登るなどの高所作業は大変な危険を伴います。
あくまで室内や、アンテナがベランダなどに設置されている場合など、安全に作業を行える範囲で確認できることだけに留めてください。

1. テレビ・B-CASカードのエラーコードを確認する

急にテレビが映らなくなった場合、テレビ画面に「E201」などの記号とメッセージが表示されることがあります。これはテレビ放送を正常に映し出せなくなった場合、テレビなどの受信機器がその原因を自己診断して、対応するコードを表示する「エラーコード」と呼ばれるものです。

テレビ画面に表示されているエラーコードは、テレビのメーカーやモデルは異なっても共通しているため、不具合の原因を特定する際に、大きな手がかりになります。

まずはテレビ画面に、どのようなコードが表示されているか確認してみましょう。以下、一般的なトラブルで表示されることが多いエラーコードとその原因、対処法についてご説明していきます。

エラーコード 主な原因 対処法
E201 アンテナの電波受信レベルが低下している アンテナの向き調整や、ブースターの確認が必要です。改善しない場合は業者に相談しましょう。
E202 電波が全く受信できていない ケーブルの抜けや断線、アンテナの故障が考えられます。接続を確認し、業者に相談しましょう。
E203 放送局が放送休止中 テレビの番組表やテレビ局のサイトなどを確認して、放送休止中かどうかを確認してください。
E100/E101/E102 B-CASカードが正しく挿入されていない B-CASカードを一度抜き、ICチップの汚れを拭いてから正しく差し直してみてください。カードが破損している場合もあります。
E209 BS/CSアンテナのショート BS/CSアンテナへの電源供給を止め、ケーブルの接続を確認後、再度電源を入れてみてください。

※上記は主なエラーコードの種類です。他にも各種のコードが存在します。

特に「E201」や「E202」が表示されている場合は、アンテナ本体や周辺機器に問題がある可能性が高いと言えます。

ただ、エラーコードはテレビが自己診断で表示するものであるため、必ずしも正確な原因を表しているとは限りません。特に原因が近いエラーコードの場合、本来なら「E201」「E202」が表示されるトラブルで「E203」が表示されるなど、微妙に原因とエラーコードのズレが生じることもあるためご注意ください。

2. ケーブルの接続を確認する

お住まいにてテレビ画面が乱れる原因で、意外と多いのが、ケーブルの単純な接続不良です。室内のアンテナコンセントからテレビまでを接続しているアンテナケーブルでは、掃除の際に引っ掛けるなどして、プラグが抜けかけてしまったり、知らないうちにペットがケーブルを噛んでしまったりすることもあります。

まずは以下の箇所のケーブル接続部が、接続端子にしっかりと奥まで差し込まれているか確認してみてください。

  • テレビ本体の「アンテナ入力」端子
  • レコーダーを使用している場合は、レコーダーの入出力端子
  • 壁にあるアンテナコンセント(テレビ端子)

ケーブルが緩んでいる場合は、一度抜いてから再度しっかりと差し直してください。

またケーブル部分を角などで強く折り曲げている、家具などの下敷きになっているなどの状態も、電波を正常に送信できない、内部断線などの原因になります。
アンテナケーブルは断面部が円になっている状態を保てないと、送信される電波が乱れることがあります。コーナーでケーブルを曲げる際は「曲げ半径」の範囲に収めて、ケーブルが家具や家電などの下敷きにならないよう注意してください。

3. ブースター(増幅器)の電源を確認する

お住まいにアンテナブースターを設置している場合、電源部のトラブルも考えられます。
ブースターの電源部は、通常、住宅の屋根裏、天井裏などに設置され、電源ケーブルがブースター用のコンセントに差し込まれています。

このブースター電源部がある位置で、電源部のパイロットランプが点灯しているか確認してください。もしランプが消えていたら、電源プラグがコンセントから抜けていないかなどをチェックしてください。

ブースター本体でもある増幅部の確認は、ベランダにあるデザインアンテナの裏側に設置されている場合であれば、ご自宅での確認も可能ですが、屋根の上のアンテナでマストに固定されている場合などは、確認に大きな危険が伴いますので、決してご自宅では行わないでください。

4. 周辺の家のテレビの映りを確認する

もし可能であれば、ご近所の方にテレビが映っているか尋ねてみましょう。
ご自宅のすべてのテレビだけでなく、近隣一帯でテレビが映らない状況であれば、それはお住まいのアンテナの問題ではなく、電波を送信している基地局側のトラブルや、周辺一帯の大規模な電波障害の可能性があります。

この場合は、各ご家庭で個別に修理を依頼しても問題は解決できません。
放送局の公式サイトや、地域の電力会社、携帯キャリア会社などのサイトで情報を確認して、復旧を待つのが最善策となります。

テレビアンテナ修理はどこに頼む?主な依頼先5つを徹底比較

上記の、ご自分でもできるチェックを試してもトラブルが改善しない場合、いよいよ専門家への依頼をご検討になる段階です。
しかし、一般の方では、アンテナ修理の知識や経験など、ほとんどないという方が大半でしょう。そのためアンテナの修理は「そもそも、一体どこに頼めばよいのか?」と迷われる方も多いのではないでしょうか。
テレビアンテナ修理の主な依頼先は、業種別では大きく分けて、以下の5つになります。

  • アンテナ工事専門業者
  • 家電量販店(ヤマダ電機・ケーズデンキなど)
  • ホームセンター
  • 地域の電気屋
  • ハウスメーカー・工務店

それぞれの依頼先には業者の特性に基づくメリットとデメリットがあり、お客様の状況や何を重視するかによって最適な選択肢は変わってきます。
以下で各業種について、それぞれ特徴を見ていきましょう。

1. アンテナ工事専門業者|技術力とコスパで選ぶならベスト

アンテナ工事の専門業者は、その名の通りアンテナの設置や修理を専門に行うプロフェッショナルです。
日々、アンテナ工事に携わっており、最新の知識や施工技術も追及しているため、豊富な知識と経験、そして高い技術力を持っています。
最新のアンテナ機種や各エリアの電波状況にも詳しいため、あらゆるアンテナトラブルについて、的確に対応できるのが最大の強みです。

メリット:専門性が高く対応が早い・料金が比較的安い

アンテナ工事の専門業者に依頼する、主なメリットは以下の通りです。

  • 専門知識と高い技術力:豊富な施工経験や専門知識から、個々の現場でのトラブルの原因を、迅速かつ正確に特定でき、最適な方法で修理してくれます。
  • 自社施工による適正価格:多くの専門業者では、施工に下請け業者を使わず、自社の職人が施工しているため、仲介手数料などの無意味な中間マージンが発生せず、工事費用を抑えることができます。
  • 迅速な対応力:対応エリアの各地域に密着した業者も多く、問い合わせたその日に対応してくれる「即日対応(即日工事)」が可能な場合もあります。
  • 充実した保証:技術力に自信があるため、8年~10年といった長期の工事保証を付けている業者が多く、アフターサポートも万全です。

デメリット:業者選びに手間がかかる可能性がある

一方で、デメリットとしては、数多くの専門業者が存在するため、どの業者が信頼できるのかを見極めるのに少し手間がかかる点が挙げられます。
ホームページの情報や口コミだけでは判断が難しい場合もあるでしょう。

しかし、この問題は後述する「失敗しないアンテナ修理業者の選び方」を参考にすれば解決できます。
少しの手間をかけることで、最もコストパフォーマンスの高い選択ができる可能性が高いでしょう。

2. 家電量販店(ヤマダ電機・ジョーシンなど)|手軽さと安心感

ジョーシンやヤマダ電機、ケーズデンキなどといった大手の家電量販店チェーンでも、アンテナ修理の相談や依頼が可能です。
普段から利用している店舗で気軽に相談できる手軽さと、大手チェーン店ならではの安心感が大きな魅力です。

メリット:店舗で気軽に相談できる・ポイントが使える

家電量販店に依頼する主なメリットはこちらです。

  • 相談の手軽さ:買い物のついでに、店舗の専門カウンターで気軽に相談できます。
  • 大手ならではの安心感:誰もが知っている大手企業であるため、怪しい業者に当たる心配が少ないという安心感があります。
  • ポイント還元など:その店独自のポイントサービスにより、ポイントが貯まったり、貯めているポイントを料金代わりに使えたりする場合も多いため、お得に感じられることがあります。

デメリット:料金が割高・工事まで時間がかかる

手軽な一方で、家電量販店へのアンテナ修理依頼には、デメリットも存在します。
家電量販店がアンテナ工事を受け付けているのは、基本的に顧客サービスの一環として受付窓口を務めているにすぎず、実際の工事は、店舗と提携している近隣の下請け業者が行います。
そのため、下請け業者に支払う工事費に加えて、家電量販店の仲介手数料などの中間マージンが上乗せされるため、施工品質に無関係の部分で、専門業者に直接依頼するよりも料金が割高になる傾向があります。

また実際に施工を担当する下請け業者は、アンテナ工事の専門家ではなく、テレビや冷蔵庫、エアコン、洗濯機などの搬入や配線、取り付け工事など、家電量販店から依頼される各種の作業、工事全般を引き受ける業者になります。
そのため電気工事に関する免許や基本的な技術はひととおり身に着けているものの、アンテナ工事に特化した技術はないため、担当する下請け業者によって、アンテナ工事の施工品質に差が出やすいという面もあります。

また、現地調査や見積もりに別途、出張費や、工事をキャンセルした際のキャンセル費がかかる場合や、依頼してから工事までに日数がかかること(特にエアコン工事の繁忙期などには)も少なくありません。
価格面の難点の他、今すぐアンテナトラブルを直してほしいという緊急のケースには不向きな場合もあります。

3. ホームセンター|手軽だが専門性は低い

カインズやコーナンといった、テレビアンテナ製品を取り扱っているホームセンターでも、アンテナ修理の受付を行っている場合があります。
このような店舗の特長も、家電量販店とほぼ同様であり、店舗で気軽に相談できるのがメリットです。

メリット:アンテナ本体と工事をセットで依頼できる

DIY用のアンテナ部材も豊富に揃っているため、実物を見ながら工事の相談ができるのが特徴です。
アンテナ本体の購入と工事依頼を一度に済ませたい場合には便利かもしれません。

デメリット:下請け施工で割高・アフターサポートに不安

デメリットも家電量販店とほぼ同じです。
実際の工事は、店舗と提携した下請け業者が行うため、料金は割高になりがちです。
また、担当する業者は各種工事を幅広く請け負う業者であり、アンテナ専門ではないため、アンテナ工事に関しては高度な専門性や技術力に不安が残るケースもあります。
他にも、工事後の保証期間が短い、アフターサポートが十分でないなどの可能性も考慮しておく必要があります。

4. 地域の電気屋|顔なじみの安心感

お住まい近くの商店街などにあり、昔から地域に根ざしている、個人経営の「街の電気屋さん」も、アンテナ修理依頼先の選択肢のひとつになります。
このような店舗は、アンテナだけでなく、お住まいの家電全般の困りごとに対応してくれる、非常に身近な存在です。

メリット:地元ならではの安心感・気軽に相談しやすい

最大のメリットは、顔なじみの店主に、ご家庭の電気関係全般について対応してもらえる安心感といえます。
このような店舗は、地元密着型できめ細かな対応が期待でき、アンテナ以外の電気関係のトラブルもまとめて相談できるなど、柔軟な対応が期待できるかもしれません。
長年その地域で営業しているため、地域の電波状況に詳しい場合もあります。

デメリット:アンテナの専門性が低い場合がある・料金が高め

一方で、地域の電気屋さんの多くは、家電量販店などの下請けとして工事を行っている業者でもあることが多くなります。
したがって上記でもご説明した通り、アンテナ工事に特化した専門家ではないため、最新のアンテナに関する知識や技術などが十分でない可能性もあります。

また工事料金についても、店舗ごとの裁量が大きいため、料金体系が明確でなく、店舗によって相場より割安な場合もあれば、逆に割高になることもあります。また小規模な店舗であるため、工事ができる人手が足りずに、すぐに対応してもらえないといったこともあります。
このような店舗は、家電量販店の増加や店主の高齢化などにより、数が少なくなっているのも現状で、後継者不足などによって閉店してしまい、相談先がなくなってしまうリスクも考慮する必要があるでしょう。

5. ハウスメーカー・工務店|新築時やリフォーム時向け

お住まいが持ち家のマイホームであれば、家を建てたハウスメーカーや工務店に連絡して、アンテナの修理を依頼するという方法もあります。
特に新築時の保証期間内であれば、無償で対応してもらえる可能性もあります。

メリット:家の構造を理解しており安心

その住宅を建てたハウスメーカーや工務店であれば、住宅の設計や構造をもっともよく理解しているため、建物に負担の少ない、適切な工事が期待できるという安心感があります。
修理ではありませんが、新築時にアンテナを設置する場合には、工事費用を住宅ローンに組み込めてお支払いの手間が楽になる、というメリットもあります。

デメリット:アンテナ専門外で費用が高い

ハウスメーカーの場合も、アンテナ工事については、各種電気工事を請け負う電気店などの下請け業者に委託することが一般的です。
そのため、仲介手数料が発生し、費用は専門業者に直接、頼むよりも高額になる傾向があります。
また、家電量販店やホームセンターなどの場合と同様、緊急の修理依頼には対応が遅れがちで、スピード感を求める場合にはあまり向いていません。

【結論】目的別!あなたに合ったアンテナ修理の依頼先はここ

上記でご紹介した5つの依頼先の特徴を、以下の一覧で目的別にまとめました。
ご自身の状況に合わせて、最適な依頼先を見つけるための参考にしてください。

依頼先 こんな人におすすめ 費用 技術力 スピード 保証・サポート
アンテナ専門業者 とにかく安く、早く、確実に直したい!品質も保証も重視。 ◎(安い) ◎(高い) ◎(早い) ◎(充実)
家電量販店 どこに頼んだらいいか分からない。大手で手軽に済ませたい。 △(割高) ○(普通) △(遅め) ○(普通)
ホームセンター 買い物のついでに気軽に相談したい。 △(割高) △(普通) △(遅め) △(不十分な場合あり)
地域の電気屋 顔見知りの人に頼みたい。他の電気のことも相談したい。 △(割高な場合あり) △(普通) △(遅め) △(店による)
ハウスメーカー 新築・リフォームのついでに頼みたい。家のことを一番よく知る人に任せたい。 ×(高い) ○(普通) ×(遅い) ○(普通)

※上記は各業者の一般的な特徴になります。

総合的に判断すると、「アンテナ工事専門業者」が技術力・費用・対応スピード・保証のすべての面でバランスが良く、もっともおすすめの依頼先と言えるでしょう。

【いくらかかる?】アンテナ修理・交換の費用相場を症状別に解説

アンテナ修理をご依頼になる上で、多くのお客様にとって、もっとも気になるポイントのひとつが、修理にかかる「費用」ではないでしょうか。
アンテナ修理を業者に頼むにも「一体いくらかかるのか分からない」という状態では、安心して依頼することはできないでしょう。
ここでは、業者に依頼する場合にかかるアンテナ修理・交換の費用相場を、作業内容ごとに詳しく解説していきます。

アンテナ修理費用の内訳(基本作業費・部品代・追加費用)

アンテナ修理の見積もり価格は、主に以下の項目で構成されています。
これらの内容をきちんと理解されておくと、提示された見積もりが適正かどうかを判断しやすくなります。

  • 基本作業費:修理や調整を行う技術者の人件費、技術料です。
  • 部品代:アンテナ本体やブースター、ケーブル、固定金具など、交換が必要になった部品の費用です。
  • 出張費:業者が自宅まで来てくれるための交通費や諸経費です。無料の業者も多くあります。
  • 高所作業費(特殊作業費):2階建ての屋根や3階建ての壁面など、作業に危険が伴う場合に発生する追加料金です。その他にも、特殊な機材や技術が必要な工事の場合は、対応する特殊作業費が発生する場合もあります。

アンテナ修理の作業内容ごとの費用相場

ここでは、アンテナ本体を交換するまでには及ばず、トラブルが起きた既設アンテナの部分的な修理や調整で済む場合の費用相場をご紹介します。

作業内容 費用相場(専門業者に依頼した場合)
アンテナの方向調整 5,000円 ~ 15,000円
アンテナの立て直し(倒れたアンテナを再設置) 10,000円 ~ 25,000円
ブースターの交換 15,000円 ~ 35,000円
分配器・分波器の交換 10,000円 ~ 25,000円
アンテナケーブル(配線)の引き直し・交換 10,000円 ~ 30,000円

※上記の金額は平均的な相場になります。

アンテナ本体の交換が必要な場合の費用相場

アンテナの劣化や破損が激しく、修復できない場合や、修理するよりも交換した方が安く済む場合は、アンテナ本体の交換が必要となります。
アンテナ交換の費用は、取り換えるアンテナの種類によっても大きく異なります。

アンテナの種類と工事内容 費用相場(本体・部材・工事費込み)
地デジアンテナ(八木式)交換 35,000円 ~ 50,000円
地デジアンテナ(デザイン)交換 35,000円 ~ 60,000円
BS/CSアンテナ交換(4K8K対応) 40,000円 ~ 60,000円
古いアンテナの撤去・処分費用 5,000円 ~ 15,000円

※上記の費用はあくまで目安です。実際の費用は、電波状況や建物の構造、使用する部材によって変動します。

アンテナの交換に当たっては、新しくアンテナを取り付ける一般的な取り付け費用に、故障した古いアンテナの撤去・処分費用を加えた価格になります。(上記の各種アンテナ交換費用は、取り付け費用の相場に撤去費用を加算したものになります)

アンテナ工事業者にアンテナ撤去を依頼すると、アンテナの取り外しだけでなく、持ち帰り処分も行ってくれるため、ご自宅で処分する手間や費用を省くことができます。

悪徳業者に注意!失敗しないアンテナ修理業者の選び方7つのポイント

数あるアンテナ工事業者の中には、残念ながら、お客様に無断で不必要な工事を加算するなどして、施工内容に比べて不当な高額な料金を請求する、また施工そのものもずさんであるなどの悪徳業者が存在するのも事実です。
この項目では、大切なお住まいを守りながら、適正な費用と高い技術でアンテナトラブルを解決するために、信頼できる優良なおすすめアンテナ修理の工事業者を見極めるための、7つのポイントをご紹介いたします。

1. 料金体系が明確で、追加料金の説明が丁寧か

優良な業者は、ホームページやチラシに料金体系を分かりやすく記載しています。
「工事費一式〇〇円」といった曖昧な表示ではなく、「基本工事費」「機種別のアンテナ本体代金」「ブースターなど周辺機器の工事費」「各種の追加作業費」など、内訳がきちんと明記されているかを確認してください。

他にも、工事に使用するアンテナや部材などは、国産大手メーカーの高品質部材で、使用する部材のメーカー、型番などが明記されているか。ブログなどでその業者の施工事例が豊富に紹介されているか、なども注目すべきポイントです。

また、優良な業者であれば、基本的に見積もりを出して以降、見積もり外の工事(料金)を加算することはなく、万が一、見積もり料金にない追加の工事や部品が必要になった場合も、必ず作業前にその内容と費用について丁寧に説明し、お客様の了承を得てから作業を進めてくれるはずです。

説明なしに作業を進め、後から高額な追加料金を請求するような業者は、絶対に避けてください。そのためにも見積もり時点で、業者に対して見積もり外の工事や料金が発生する可能性についてきちんと確認し、可能であれば業者から一筆とっておくなどの対応が重要となります。

2. 自社施工で実績が豊富か

信頼できるアンテナ工事業者の多くは、実際の作業を下請け業者に丸投げせず、経験を積んだ自社の職人が責任を持って施工する「自社施工」体制をとっています。
自社施工の業者は、上記のように余計な中間マージンが発生しないだけでなく、経験豊富な自社スタッフのアンテナ職人が対応するため、技術レベルが高く安定しており、万が一のトラブルの際にも、責任の所在が明確となります。

その業者の技術力を判断する上で、施工実績は重要な指標になります。
公式サイトに「年間〇〇件の実績」といった具体的な数字や、実際の工事現場の写真や施工例が多数掲載されているかを、内容を含めてチェックしてください。
豊富な実績は、多くの顧客から信頼されている証です。

3. 口コミや評判が良いか

実際にその業者を利用した人の「生の声」は、非常に参考になります。
Googleマップのクチコミや、X(旧Twitter)などのSNS、地域の情報サイトや口コミサイトなどで、業者名を検索してみてください。

個々の口コミなどについては、書き手の主観が大きくなる他、業者自身による自演、他業者による工作の可能性もあるため、意見の良し悪し問わず、すべてを信じすぎるのも問題です。

ただ「対応が早くて助かった」「説明が丁寧で分かりやすかった」といった良い口コミはもちろん、もし悪い口コミがあった場合に、業者がどのような対応をしているかについても、確認されておくと良いでしょう。
誠実な業者であれば、クレームにも真摯に対応しているはずです。

4. 保証やアフターサポートが充実しているか

前書きでも申しあげたとおり、アンテナは屋外に設置されるため、常に風雨などの厳しい自然環境にさらされています。
そのため、新しく設置したアンテナだけでなく、修理したアンテナについても、年月が経つと経年劣化が重なり、トラブルが再発する可能性も出てきます。
そのため、業者による工事後の保証制度がしっかりしているかどうかは非常に重要なポイントです。

優良な専門業者は、自社の施工技術に自信があるため、5年、8年、中には10年といった長期の保証を提供していることが多くなります。
保証期間だけでなく、どのような場合に保証が適用されるのか(例:自然災害による故障は対象か)、保証期間内にトラブルがあった際の対応(無償修理など)についても、事前にしっかりと確認しておいてください。

5. 見積もりや電波調査は無料か

多くの優良なアンテナ専門業者は、現地調査や見積もりを無料で行っています。
電話やメールでの概算見積もりだけでなく、実際に現場を訪問してからの正式な見積もりも無料であるかを確認しましょう。

「見積もりだけでも出張費がかかります」という業者(また調査費、キャンセル時のキャンセル費など関連費用が発生する業者)は、契約しなかった場合にも一定の費用が発生してしまうため、気軽に相談しにくいと言えます。
まずは、各種関連費用を含めた「完全無料」で、見積もりや現地調査に対応している業者をいくつか探すのがおすすめです。

6. 問い合わせ時の対応が丁寧で迅速か

電話やメールで問い合わせた際のスタッフの対応は、その会社の姿勢を映す鏡ともいえます。お客様の状況や質問を親身に聞いてくれるか、専門用語ばかり使わずに分かりやすく説明してくれるか、メールなどへの対応は迅速化、といった点を確認しましょう。

対応で威圧的な態度を取ったり、契約を急かしたりするような業者は要注意です。
顧客一人ひとりに寄り添う姿勢があるかどうかは、信頼できる業者を見極める上で大切なポイントになります。

7. 相見積もりを取って比較検討する

もっとも重要と言っても過言ではないポイントが「相見積もり」を取ることです。
相見積もりとは、複数の業者から同じ条件の工事について見積もりを取り、その見積もり内容を比較検討した上で、依頼する業者を決めることです。

最低でも2、3社から見積もりを取ることで、

  • お住まいの地域や現場の状況での修理費用の適正な相場がわかる。
  • 各社の料金、サービス内容、保証の違いが明確になる。
  • 不当に高い料金を請求する悪徳業者を見抜ける。
  • 価格交渉の材料になる場合がある。

といったメリットが生じます。
やや手間はかかりますが、この手間が、結果的に数万円の差を生むことも少なくありません。あわてて1社に決めてしまわず、じっくり比較検討されることが、後悔しない業者選びの最大のポイントです。

アンテナ修理の費用を安く抑える3つのコツ

想定外の出費となるアンテナ修理、できることなら費用は少しでも安く抑えたいと考えられるのは、お客様にとっては自然なことです。
ここでは、修理費用を賢く節約するための3つのコツをご紹介します。
これらの情報をご理解されていれば、アンテナの修理に伴う金銭的な負担を大きく減らせる可能性があります。

1. 【台風・雪・強風】自然災害なら火災保険が適用されるかも!

もし、アンテナが故障した原因が、台風や強風、大雪、雹(ひょう)といった自然災害、または近隣の爆発事故など想定外の事故である場合、お住まいでご加入の火災保険をアンテナの修理に使える可能性があります。
火災保険には「風災・雪災・雹災補償」という項目が含まれていることが多く、この補償を利用して、アンテナが含まれる「住宅設備」の修理費用の一部、または全額が補償されるケースがあるのです。

火災保険が適用されるケース・されないケース

【適用される可能性が高いケース】

  • 台風でアンテナが倒れた、向きが変わった。
  • 強風でアンテナが破損した。
  • 大雪の重みでアンテナが曲がった・倒れた。
  • 雹が当たってアンテナがへこんだ、壊れた。
  • 近隣のガス爆発や落下物などでアンテナが壊れた。

【適用されないケース】

  • 経年劣化によるサビや故障。
  • 業者の施工不良による故障。
  • 地震や噴火、津波による損害。(※地震保険の対象)

また、多くの火災保険には「免責金額」が設定されています。
これは「この金額までの損害は自己負担ですよ」というもので、例えば免責金額が3万円の場合、修理費用が3万円を超えた部分についてのみ保険金が支払われます。

保険会社の免責金額には「エクセス方式」「フランチャイズ方式」など、さまざまな方式があるため、詳しくはご加入中の火災保険の契約内容や、会社へのお問い合わせなどでご確認ください。

火災保険を申請する手順と注意点

アンテナの修理に火災保険を利用する場合、以下の手順で進めるのが一般的です。

  1. 保険会社へ連絡:まずは契約している保険会社や代理店に連絡し、アンテナ修理に保険が使えるか、申請に必要な手続きを確認します。
  2. アンテナ業者へ連絡・見積もり依頼:保険申請に詳しいアンテナ業者に連絡し、現地調査と見積もりを依頼します。その際「火災保険の申請をしたい」と必ず伝えてください。業者によっては申請に必要な「被害状況がわかる写真」や「修理見積書」を作成してくれます。
  3. 保険会社へ書類提出:業者から受け取った書類と、保険会社から送られてくる保険金請求書を合わせて提出します。
  4. 審査・保険金支払い:保険会社による審査が行われ、承認されれば保険金が支払われます。

【重要】
必ず、業者に修理を依頼する前に保険会社へ連絡してください。
修理後に連絡すると、損害の原因が本当に自然災害だったのか証明が難しくなり、保険金が支払われない可能性があります。

火災保険の申請サポートについても対応してくれるアンテナ専門業者へとご依頼になると、手続きがスムーズに進むのでおすすめです。

2. 複数業者から相見積もりを取る

業者選びのポイントでもご説明しましたが、相見積もりは工事の費用を抑える上で非常に効果的です。
複数の見積もりを比較することで、不当に高い業者を避け、適正価格で信頼できる業者を選ぶことができます。
見積もりが出た後、各業者に「他社さんはこの金額でした」と安い見積もり費用を伝えることで、業者が価格交渉に応じてくれるケースもあります。

3. アンテナ修理を自分で行う(DIY)のはおすすめ?

アンテナの修理をご自分にてDIYで行えば、業者に支払う作業費がかからないため、もっとも安く済む方法に思えるかもしれません。
しかし、アンテナ修理のDIYについては、以下のような大きなリスクを伴うため、基本的にはおすすめできません。

  • 高所作業の危険:屋根の上での作業は、滑落や転落の危険が非常に高く、命に関わる事故につながるリスクが高くなります。
  • 症状の悪化:専門知識がないままアンテナを触ることで、かえって症状を悪化させてしまうことがあります。複雑なアンテナの故障についてが、専門知識による対処が必須です。
  • 感電のリスク:配線部にブースターなどが設置されている場合、電源部からの通電による感電の危険もあります。
  • 結局高くつく可能性:うまく修理できず、むしろ破損の度合いを悪化させた上で結局、業者を呼ぶことになり、ただ余計な手間と費用がかかっただけに終わるケースも少なくありません。

安全と確実性を考えれば、アンテナ修理に関しては、最初からプロの専門業者に任せることが、結果的にもっとも賢明な選択と言えるでしょう。

アンテナトラブルをDIYで解決できるケースとしては、ベランダや屋上フロアなど安全な位置に設置された地デジ、BS/CSアンテナの向き調整など、作業の安全を確保できて、作業内容も簡単な場合に限られます。

【年間施工6,000件以上】関東でアンテナ修理なら「あさひアンテナ」にお任せください!

ここまでアンテナ修理の依頼先や選び方について解説してきましたが、それでも「たくさんの業者の中から、いい業者を選ぶのはやっぱり大変」と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
もしあなたが関東エリアにお住まいで、信頼できるアンテナ工事業者をお探しなら、ぜひ当「あさひアンテナ」までご相談ください。

以下、当「あさひアンテナ」の強みについてご紹介していきます。

強み1:経験豊富な自社職人による高品質な「完全自社施工」

あさひアンテナは、下請け業者に工事を丸投げすることは一切ありません。
お問い合わせから施工、アフターサポートまで、すべて経験豊富な自社の職人が責任を持って対応する「完全自社施工」です。
これにより、中間マージンを徹底的にカットし、自社スタッフである熟練のアンテナ職人による高品質な工事を、適正価格でご提供しています。
年間6,000件を超える豊富な施工実績が、私たちの技術力と信頼の証です。

強み2:明朗会計と業界最長クラスの「10年保証」で安心

あさひアンテナでは、お客様に安心してご依頼いただけるよう、料金体系の透明性を大切にしています。
公式サイトでの各種アンテナ設置工事、ブースターなど機材の設置工事、その他各種工事の費用、価格体系を明確にし、使用するアンテナなど機材のメーカー、型番も明確にしています。

お見積もりにあたっては精密な電波調査に基づいて、お客様のご要望に最適となる工事を、業界最安に挑むお見積もり価格でご提案いたします。そして工事にあたっては、お見積もりでご提示した金額からの不当な追加請求は一切ございません。

さらに、施工技術に自信があるからこそ、業界でも最長クラスとなる「10年間の工事保証」をお付けしています。
工事完了後も、末永くお客様の快適なテレビライフをサポートいたします。

強み3:お客様第一の丁寧な対応と高い顧客満足度

あさひアンテナでは、お客様一人ひとりとのコミュニケーションを何よりも大切にしています。
お電話でのご相談から、現地の調査、お見積もりのご説明まで、専門用語をできるだけ使わず、分かりやすく丁寧な対応を心がけています。

もちろんお見積もりや電波調査については、出張費やキャンセル費など各種費用を含めた「完全無料」で承ります。修理など工事をお急ぎのお客様には、即日工事にもご対応いたします。
他社との相見積もりも大歓迎ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
火災保険を利用した修理のご相談も、保険についての専門知識をもつ、経験豊富なスタッフが親身にサポートいたします。

強み4:デザインアンテナなど最新アンテナの施工実績も豊富

あさひアンテナでは、受信性能が高い従来の魚の骨のような地デジアンテナ「八木式アンテナ」はもちろん、お家の外観を損なわず風雨などにも強い「デザインアンテナ」や「ユニコーンアンテナ」など、最新アンテナの施工実績も豊富です。
お客様のご自宅の景観や電波状況に合わせて、最適なアンテナと設置方法をご提案させていただきます。

あさひアンテナでは、各種アンテナ設置工事について、国産大手メーカーの高品質アンテナと基本設置具、同軸ケーブルの費用もセットにした「基本設置工事」の費用でご案内いたします。

一例として、八木式アンテナでは、DXアンテナ製20素子モデル「UA20」を使用。またデザインアンテナでは、同じくDXアンテナ製20素子相当モデル「UAH201」を使用して、基本設置工事を。22,000円(税込み24,200円)からでご案内いたします。

他にも最新ユニコーンアンテナ(U2CN)やBS/CSアンテナの設置にもご対応しております。各種アンテナ機種についても、受信性能別モデルや高耐候型など、お客様のご要望に対応できるさまざまなモデルをご用意しております。

また既設アンテナ撤去(アンテナ処分費含む)は、1.8メートルまでのアンテナであれば5,000円(税込み5,500円)からでお引き受けしており、上記のアンテナ基本設置工事費との合計が、アンテナ交換に必要な費用になります。

他にも、軽微なアンテナ故障に対する修理については、やはり5,000円(税込み5,500円)から。方向がずれたアンテナの角度調整については、8,000円(8,800円)からで対応しております。

お問い合わせからアンテナ修理完了までの流れ

この項目では、初めてアンテナ修理を依頼する方でもご安心いただけるよう、業者へのお問い合わせから工事完了までの流れを、当「あさひアンテナ」を例にして、簡単にご説明します。

STEP1:お電話・メールフォームから無料相談

まずは、業者のフリーダイヤルへのお電話、または公式サイトのメールフォーム、LINEアカウントまで、お気軽にご連絡ください。
365日年中無休で、専門知識豊富なスタッフがお客様の状況を丁寧にお伺いいたします。
この時点で、概算のお見積もり料金をお伝えすることも可能です。

STEP2:現地調査とお見積もりの提示

お客様のご都合の良い日時に、弊社の職人がご自宅へお伺いします。
専用の測定器で詳細な電波状況を調査し、アンテナの状態を確認した上で、最適な修理方法と正式なお見積もりを、その場でご提示します。
もちろん、ここまでは一切無料です。工事をキャンセルされた場合のキャンセル費なども一切かかりません。

STEP3:ご契約・アンテナ修理工事の実施

お見積もりの内容にご納得いただけましたら、工事のご契約となります。
その日のうちに作業を開始する「即日工事」も可能です。
経験豊富な職人が、安全かつ迅速に修理作業を進めます。
工事の所用時間は、故障の状況や必要な工事によっても異なりますが、短ければ一時間以下、通常は一時間から長くても二時間程度になります。

STEP4:受信確認・お支払い・保証書のお渡し

工事が完了しましたら、お客様にもテレビの映りをご確認いただきます。
問題がないことを確認いただけましたら、料金をお支払いいただき、工事保証書をお渡しして、すべての作業は完了です。
現金または各種クレジットカード、電子マネーでのお支払いも可能です。

アンテナ修理に関するよくある質問(Q&A)

最後に、お客様からよくいただくご質問に、Q&A形式でお答えします。

Q1. 賃貸マンション・アパートの場合、どこに連絡すればいいですか?

賃貸物件にお住まいの場合、アンテナは建物の共用設備と見なされることがほとんどです。
そのため、ご自身で業者に連絡する前に、まずは大家さんや物件の管理会社に連絡して指示を仰いでください。
勝手に修理を依頼すると、トラブルになる可能性がありますのでご注意ください。

Q2. 修理にはどれくらいの時間がかかりますか?

作業内容によって異なりますが、アンテナの方向調整などの簡単な作業であれば1時間程度で完了します。
アンテナ本体の交換や配線の引き直しなど、少し大掛かりな工事でも、おおよそ2、3時間で完了する場合がほとんどです。

Q3. 工事の際に立ち会いや在宅は必要ですか?

はい、お客様に工事内容をご確認いただくほか、場合によっては工事に関するご許可やご支持をいただくため、工事の際にはお客さまにも在宅をお願いいたします。
基本的に作業開始時と完了時には、工事のお立ち会いもお願いしております。
作業内容のご説明や、工事完了後のテレビの映りをご確認いただくためです。
特に、室内にブースターの電源部がある場合や、アンテナコンセントの増設など室内での作業が必要な場合は、必ずお立ち会いが必要となります。

Q4. アンテナの寿命はどのくらいですか?

テレビアンテナの寿命は、一般的に10年から15年程度と言われています。
具体的には一般的な設置位置の場合、八木式アンテナやBS/CSアンテナで10年から15年程度、デザインアンテナやユニコーンアンテナでは15年から20年程度になります。
ただし、海沿いの塩害を受けやすい地域や、台風、積雪が多い地域など、設置されている環境によって、アンテナの劣化具合は変わってきます。
10年以上経過しているアンテナで何らかの不具合が出た場合は、修理よりも交換を検討した方が良いケースも多くなります。

まとめ:アンテナ修理は信頼できる専門業者への依頼が安心・確実です

この記事では、アンテナ工事に関する知識のないお客様に向けて、テレビアンテナの修理をどこに頼むべきか、依頼先の比較から費用相場、業者選びのポイントまで詳しく解説しました。ご理解いただけたでしょうか。

最後に、重要なポイントをもう一度、確認していきます。

  1. まずはご自分で簡単チェック:テレビが映らない原因は、アンテナ以外にも考えられます。業者を呼ぶ前に、エラーコードやケーブルの接続を確認してください。
  2. 依頼先は「アンテナ専門業者」がおすすめ:費用、技術力、スピード、保証の全ての面で、専門業者に依頼するのがもっともコストパフォーマンスが高く安心です。
  3. 業者選びは慎重に:必ず2,3社から相見積もりを取り、料金や対応、保証内容を比較検討してください。
  4. 火災保険の活用も忘れずに:故障原因が台風や雪などの自然災害であれば、火災保険が適用できる可能性があります。修理をご依頼になる前に、必ず保険会社に確認してください。

お住まいの突然のテレビトラブルでは、動揺されることもあるでしょうが、一般の方でも適切な知識を持って対処すれば、ご自宅でのチェックで解決できるケースもあるほか、アンテナ修理が必用な場合も、適正な価格で確実に問題を解決できます。

当あさひアンテナでは、お電話一本で関東一円どこへでも、経験豊富な職人が駆けつけます。お見積もり・ご相談は無料ですので、「とりあえず話だけ聞いてみたい」という方も大歓迎です。

突然のアンテナトラブルをはじめ、アンテナ工事に関するご相談は、まずは弊社のフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントまで、どのようなことでもお気軽にお問い合わせください。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。