【2026年版】屋外用テレビアンテナ完全ガイド!初心者向け選び方・設置費用・人気ランキング上位の地デジおすすめ機種も紹介

2026年02月14日

「自宅にあるアンテナの設置から十数年になるし、最近テレビの映りが悪い」
「新築住宅にテレビアンテナをつけたいけど、種類が多くてどの機種を選べばいいのかわからない」
「地デジ放送だけでなく衛星放送や4K8K放送を見るには何が必要?」
「できるだけ住宅の見た目に影響しないアンテナを選びたい」
「うちの電波環境にもっとも適したアンテナや設置方法はどれだろう」

この記事をお読みのお客様に、そんなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
テレビアンテナは一度お住まいに設置すると、十年以上の長きにわたって使うものだからこそ、製品選びや工事では失敗したくないですよね。
本記事では、専門知識がない方でもご自宅に最適な屋外用テレビアンテナを見つけられるよう、TVアンテナの選び方の基本から設置費用の概要、おすすめの機種まで関連する情報を網羅的に解説します。

本記事の執筆は、アンテナなど家電や家庭用の機材について詳しい専門のライターが担当しました。さらに執筆に当たっては、アンテナ工事の専門業者「あさひアンテナ」に取材を行い、現場経験も豊富な専門家の監修により、確かな知識のみをまとめています。
この記事を最後までお読みいただければ、皆様のテレビアンテナに関する漠然とした不安が解消され、自信を持って最適な選択ができるようになります。

【基本のキ】屋外用テレビアンテナの種類と特徴|地デジ・BS/CSの違いから解説

屋外用のテレビアンテナ(TVアンテナ)と一言でいっても、実は視聴したい放送の種類によって設置するアンテナが異なります。
まずは、ご家庭で一般的に視聴される「地上デジタル放送(地デジ)」と「BS/CS放送」の違いを理解しましょう。
この違いがわかれば、ご自宅での取付に必要なアンテナの種類が見えてきます。

地上デジタル放送(地デジ)用アンテナ3種を徹底比較

地デジ放送(地上デジタル放送)は、現在の日本における主要なテレビ放送であり、対応するアンテナや受信機器を使うことで、日本国内であれば不特定多数が無料(NHK受信料を除く)で視聴できます。
視聴できるチャンネルは、各エリアにおけるNHKおよび広域民放、および地方チャンネルです。

この地デジ放送を受信するためのTVアンテナには現在、屋外用で主に3種類のテレビアンテナが存在します。
以下の一覧を参考に、それぞれのアンテナ機種の特徴を比較して、ご自身の希望に合うモデルを見つけてください。

項目 八木式アンテナ デザインアンテナ ユニコーンアンテナ
写真イメージ 魚の骨のような形状 薄い箱型の形状 ポール状の形状
受信性能 ◎ 非常に高い ◯ 高い ◯ 高い
外観 △ 目立ちやすい ◎ スタイリッシュ ◎ 目立ちにくい
耐候性 △ 風雨の影響を受けやすい ◎ 影響を受けにくい ◎ 影響を受けにくい
設置場所 主に屋根上 主に壁面、屋根裏 主に屋根の破風板
本体価格目安 安い(4,000 円~) 普通(8,000 円~) 高い(10,000 円~)
こんな方におすすめ 受信性能を最優先したい方
費用を抑えたい方
外観を損ねたくない方
新築住宅にお住まいの方
外観と性能を両立したい方
最新のアンテナを使いたい方

※上記は地デジアンテナ各機種の主な特徴です。

八木式アンテナ(八木アンテナ)はアナログ放送時代から使われており、主に屋根の上でマストの先に固定される古典的なモデルで、受信性能が高く素子数(受信性能)別モデルが豊富であり、幅広いエリアで安定した受信を実現できます。
本体価格や設置費用も割安ですが、昔ながらの形状により家の見た目や景観に影響しやすい、またアンテナが風雨などの影響により老朽化しやすいデメリットもあります。

デザインアンテナ(平面アンテナ・薄型アンテナ)は薄い長方形の箱型アンテナであり、住宅の壁やベランダなどに設置されます。条件が整った現場であれば、屋根裏や天井裏の空間に設置できる場合もあります。
本体のカラーバリエーションも豊富なため、住宅の色合いに合わせたモデルを選ぶことで、設置しても目立たず家の見た目や景観を乱さないことから人気が高く、さらに風雨などにも影響されにくいため長持ちするという魅力もあります。
一方で八木式アンテナに比べると、設置位置の低さもあってやや受信性能が低くなります。そのため電波塔から遠く地デジ電波レベルが弱いエリアや、周辺に高層ビルがある、住宅密集地などで電波が遮られやすい現場では、設置できないケースもあるため注意が必要です。

ユニコーンアンテナは、マスプロ電工製「U2CN」というモデルの商品名です。
ポール状のスマートな外観が特徴で、八木式アンテナと同様、屋根の上など受信環境のいい高い位置でマストの先に固定されます。
マスプロ電工ではユニコーンアンテナをデザインアンテナの一環と位置付けており、その外観から家の見た目や景観に影響を与えにくい、風雨を受け流す形状で長持ちするといったデザインアンテナと同様のメリットを持ちます。
さらに設置位置の高さから受信感度が安定しやすく、電波を遮る周辺の建物などの影響でデザインアンテナが設置できない現場でも、ユニコーンアンテナであればほとんどの場合は対応できます。
ユニコーンアンテナは、デザインアンテナのメリットはそのまま、弱点である受信感度の弱さをある程度、解消した進化系モデルと言えます。
一方でユニコーンアンテナには、最新モデルであるため他の機種に比べて設置費用が割高になる、また八木式アンテナに比べると受信感度がやや低く、設置できるエリアがやや限られるというデメリットもあります。

【基礎知識】地デジ放送と受信の仕組みとは?

地デジ放送(地上デジタル放送)は、日本各地に建てられた地デジの電波塔でも、その先端部からUHF(極超短波)という電波で、周辺のエリアに送られています。
この電波は数十センチほどの波長の幅を持つため、ビルなどの障害物にぶつかっても、回り込んで向こう側で広がる性質を持っています。
しかし、電波塔から距離が離れるほど拡散によって電波レベルは弱くなり、電波塔からある程度離れると受信できなくなります。
このため地デジ放送では、地デジ放送内容の同じエリア(広域圏)ごとに、中心となる電波塔である送信所(基幹局、親局)と、その地デジ電波をキャッチし、増幅して周辺に送信し直す中継局(サテライト局)の電波塔を要所に設置して、リレー形式で各地域に地デジ電波を送信しているのです。
また地デジ電波は、一年を通した気候や天候によっても受信レベルが変動することがあります。特に雨や雪などの悪天候は地デジ電波レベルを大きく低下させます。

地デジアンテナ(UHFアンテナ)は、この地デジ電波を効率よくキャッチするための道具です。
現在の主要な地デジアンテナ機種では、受信性能を向上させるため、受信感度が正面側の一定の範囲に集中する「指向性」という性質を備えています。そのため、アンテナの正面側を、近隣の電波塔のある方角へ正確に向けることが、安定した受信の基本となります。
また地デジ電波は電波塔の先端から周辺に広がっているため、一般的な戸建て住宅では、屋根の上などアンテナを高い位置に設置するほど、周囲の建物などの影響を受けにくくなり、受信が安定しやすくなります。
壁面など家の低い位置に地デジアンテナを設置することは、住宅の外観がよくなり、風雨を避けてアンテナも長持ちしやすくなるというメリットがあります。
一方で家の中でも低い位置は電波を遮る周辺の建物などに影響されやすくなるため、電波塔の方向に建物などがなく、十分な電波が届く位置を選ぶ必要があります。

BS/CS放送用アンテナ(パラボラアンテナ)と4K/8K放送の注意点

衛星放送であるBS放送、CS放送は、BSの無料チャンネルや、映画やスポーツ、アニメ、時代劇などの各種有料専門チャンネルを楽しむことができます。

より正確には、BS放送は「放送衛星」による衛星放送で、地デジと同じNHKや広域民放など基幹的なチャンネルを含む無料チャンネルと、いくつかの有料専門チャンネルが存在します。
CS放送は「通信衛星」による衛星放送で、「スカパー!」などの放送事業者による有料放送です。放送事業者と有料契約することで、多チャンネルの有料専門チャンネルから、好みのチャンネルを選んで視聴できます。

BS放送と主要なCS放送である110度CS放送(スカパー!)は、宇宙空間の同じ方向(東経110度上空)に静止衛星である放送衛星と通信衛星があるため、一基の衛星放送用テレビアンテナで双方を受信できます。
そして、これら衛星放送を視聴するために必要なTVアンテナが、お皿のような形をした「パラボラアンテナ(BS/CSアンテナ)」です。このBS/CSアンテナは地デジアンテナとは別途に設置工事が必要になります。
衛星放送用パラボラアンテナは基本的に屋外用であり、電波を送る静止衛星(東経110度の方角)に向けて、上下、左右とも正確に角度を調整して設置する必要があります。

近年、普及が進んでいる高画質な4K8K放送も、この衛星放送のBS放送やCS放送で視聴できます。
ただし、すべての4K8Kチャンネルを視聴するためには、従来の衛星放送の電波である右旋円偏波だけでなく、4K8Kチャンネルのために追加された新しい電波(左旋円偏波)に対応したアンテナが必要です。
またアンテナ本体だけでなく、アンテナからテレビまで衛星放送の電波を送るケーブルやブースターなどの機器も、4K8K(3224MHz)に対応する機器である必要があります。

ただ2026年2月現在、多くの民間放送局の4K撤退や周波数帯の再編などにより、左旋で送信されるチャンネルは、BS放送の「NHK BS8K」1チャンネルのみになっています。
そのため、現在ご自宅にあるBS/CSアンテナの設備が4K8K(左旋・3224MHz)に対応していなくても、上記のチャンネルを見る予定がない場合は、いますぐ4K8K対応のアンテナや設備に交換する必要はありません。

ただ今後、新しく左旋の4K8Kチャンネルが追加されたり、左旋チャンネルへの周波数再編が行われたりする可能性もありますので、将来的にすべての4K8K放送を楽しみたい方は、アンテナや配線部の工事を選ぶ際に「4K8K対応」の機材で揃えておくことをおすすめします。

【基礎知識】衛星放送(BS/CS)と受信の仕組みとは?

衛星放送の電波は、宇宙空間で赤道軌道上を周回する人工衛星「静止衛星」から地上に向けて送られています。この電波は周波数帯が12GHz前後と非常に高く(12GHz帯)、直進性が強いという特徴があります。
12GHz帯は、地上からは空の一点に静止して見える静止衛星から、日本全域に送信されています。
電波の性質としては直進性が非常に高く、日本全域に安定したレベルで送信できる一方、わずかな障害物にも遮られやすい弱点があります。
そのため、BS/CSアンテナと静止衛星を結ぶ直線上(電波の通り道)に、山や建物、また樹木などの障害物があると、電波が遮られてしまいまったく受信できなくなります。
また、一定以上の大雨や大雪の際には、雨や雪が細かな障害物となって電波レベルが弱まる「降雨減衰・降雪減衰」という現象が起きやすいのも特徴です。

またBS/CSアンテナの設置でもっとも重要となるのは、正確な角度調整です。
ディッシュ(放物面反射器)と呼ばれるお皿のような部分で、静止衛星からの電波を反射させ、前方に固定された一次放射器にある中心の一点に集めて受信する仕組みになっています。そのためディッシュの仰角と方位角を静止衛星の方向へと正確に合わせる必要があり、少しでも角度がずれると電波の焦点もずれてしまうため、衛星放送が映らなくなります。
もうひとつ、12GHz帯は周波数が高すぎてそのままではケーブルを伝送できないため、アンテナに付随する「コンバーター」という機器で、周波数帯をMHz帯に変換する必要があります。
このコンバーターを作動させるために、テレビなど受信機器で設定画面から「BS電源設定」を行うか、ブースターの電源部で設定を行うなどして、アンテナケーブルからBS/CSアンテナに電源を供給することが必要です。この設定が行われていないと、テレビ電波が送られなくなるため、やはり衛星放送が映らなくなります。

後悔しない!自宅に最適な屋外用テレビアンテナの選び方4ステップ

屋外用TVアンテナの基本的な種類がわかったところで、次にご自宅に最適なテレビアンテナを選ぶための具体的なステップを見ていきましょう。
以下の4つのステップに沿って検討すれば、後悔のないアンテナ選びができます。

ステップ1:お住まいの「電界地域」を確認する

戸建て住宅でのテレビアンテナ工事でも、地デジ用のアンテナ選びでもっとも重要となるのが、お住まいのエリアの電波の強さ(電界地域)を知ることです。
上記のように、お住まいで受信できる地デジ電波の強さは、近隣の電波塔からの距離や、周辺の山地など地形の影響によって大きく変わってきます。
受信できる地デジ電波レベルのおおよその目安によって、電波塔の周辺エリアを分類したものが「電界地域」と呼ばれるものです

この電界地域によって、選ぶべき地デジアンテナの受信性能(素子数・素子数相当)が変わってきます。
お住まいの電界地域がどのエリアに当たるかは、一般社団法人「放送サービス高度化推進協会(A-PAB)」ウェブサイト内の「地デジ放送エリアのめやす」ページにて、地図上からおおよその範囲を調べることができます。

以下、電界地域の一般的な種類と目安です。

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電界地域の種類 電波塔からの距離(目安) 電波の強さ 推奨されるアンテナ性能
強電界地域 ~10 km 非常に強い 8素子~14素子(相当)、室内アンテナも可
中電界地域 ~30 km 強い 14素子~20素子(相当)
弱電界地域 40 km~ 弱い 20素子以上の高性能タイプ

※上記の電波塔からの距離の目安は、電波塔の出力によっても大きく変動します。

一般的に各電界地域の基準は、受信できる電波レベル(㏈(デシベル))にして、強電界地域は80㏈以上、中電界地域は80㏈から60㏈、弱電界地域は60㏈以下になります。
ただこの電界地域の基準は統一されておらず、使われる企業・団体などによってやや異なる場合もあるため、チェックする際には基準を確認することも重要です。
またこの電界地域は電波塔からの距離と地形から割り出したおおまかな基準でしかなく、各電界地域でも、近隣の建物など環境の影響によって局地的に電波レベルが大きく下がる場合もあります。この点については次の項で詳しく解説します。

ステップ2:設置場所とアンテナの種類を決める(性能 vs 外観)

次に、屋外用のテレビアンテナを、家のどこに設置するかを考えます。
住宅の屋外でも設置場所によって、選べるTVアンテナの種類から受信の安定性、外観の印象までが大きく変わります。
各設置場所の特徴は以下の通りです。ご自身の優先順位(性能、外観、メンテナンス性など)に合わせて最適な場所を選んでください。

設置場所 メリット デメリット 主な対応アンテナ
屋根上 受信性能がもっとも安定しやすい 家の外観が損なわれる、風雨の影響を受けやすい 八木式アンテナ、ユニコーンアンテナ
壁面 住宅の外観を損ねにくい、風雨の影響を受けにくい 屋根上より受信感度が落ちる場合がある デザインアンテナ
屋根裏 家の外観にまったく影響しない、天候の影響を受けない 電波が強い地域・木造住宅などに限定される デザインアンテナ、八木式アンテナ
ベランダ 壁面のメリットに加え、設置やメンテナンスも比較的容易 周囲の建物の影響を受けやすい、景観の問題 デザインアンテナ、BS/CSアンテナ

※上記は各設置位置の一般的なメリットと適したアンテナの例になります。

一般的に地デジ電波塔から近く電波レベルが強い地域(強電界地域など)では、屋根の上から壁などの低い位置、屋根裏など屋内空間など、アンテナを設置できる位置が幅広くなります。
そして中電界地域、弱電界地域など電波レベルが低いエリアになるほど、屋根の上などできるだけ高い位置に、受信性能の高いアンテナを設置する必要があります。

これは壁面など低い位置になるほど、周辺の建物など電波を遮る障害物に影響されやすくなるためです。たとえば強電界地域でも、近隣に高層マンションなどがある環境では、電波が遮られて壁面にデザインアンテナを設置できないケースも考えられます。
また屋根裏など屋内設置の場合は、地デジ電波が壁などを透過する際に減衰するため、基本的に強電界地域で、住宅の建材や設備に、金属やウレタン、太陽光パネルなど電波を遮るものがないこと。屋根裏などにアンテナを設置できる十分なスペースと、作業者や機材が出入りできる点検口があることなどが必要な条件となります。

ステップ3:テレビの視聴環境に必要な周辺機器を知る

テレビアンテナ本体以外にも、地デジや衛星放送の快適な視聴環境を整えるためにはいくつかの周辺機器が必要です。
特に「ブースター」は、受信したテレビ電波を、その住宅で必要なレベルまで増幅するための重要な機器になります。
以下、一般的な戸建て住宅で必要となる、屋外用のTVアンテナと配線以外の主な周辺機器を挙げます。ご自宅の状況に応じて、必要な機器を把握しておきましょう。

機器の名称 役割と特徴 こんな場合に必要
ブースター(増幅器) アンテナが受信した弱い電波を増幅する 弱電界地域にお住まいの場合
テレビを複数台で視聴する場合
分配器 一基のアンテナからの信号を複数のテレビに分ける すべての部屋のテレビでテレビ放送を見たい場合
混合器 地デジとBS/CSの電波(ケーブル)を一本にまとめる 二基以上のアンテナを設置する場合

※上記はアンテナ工事に必要となる主なシステム周辺機器です。

ブースターは現在の戸建て住宅では、3台以上のテレビを設置する場合に必須となる機器です。特に戸建て住宅では、テレビアンテナ設置とブースター設置はほぼセットの工事と考えられています。
ブースターの種類には、大きく分けて一般的な屋外用ブースターのほか、一部の部屋でのみ電波を増幅する際に使用する、やや性能は低いものの設置が簡単な室内用ブースターがあります。
また対応する電波別のモデルでは、地デジのみの「UHF帯ブースター」や、地デジと衛星放送(BS/CS)に対応し、混合器の役割も果たす「UHF/BSCS混合ブースター」が存在します。
ブースターの本体価格は、これらのモデルや増幅性能別で変動し、設置工事の費用にも影響します。

分配器は新築物件の場合、ほとんどの住宅でお引き渡し時に、各部屋のアンテナコンセントまでの配線も含めて用意されています。これはテレビの視聴方法がアンテナでも、またはケーブルテレビや光回線テレビでも、この分配器を通して各部屋に映像信号を送ることになるためです。
ただ新築物件でも分配器が設置されていないケースや、機器の老朽化、分配数を増やしたい、4K8Kに対応していないなどの場合には、分配器の設置や交換の必要が出ます。
分配器の主な種類には、分配数別(2分配から8分配(7分配除く)までの6種類)のほか、4K8K対応、またBS/CSアンテナにテレビから給電する方式によって使い分ける「一端子通電型」「全端子通電型」などの種類があり、やはり種類によって価格や設置費用が変わってきます。

混合器は、地デジアンテナやBS/CSアンテナ、また地方局用の地デジアンテナなど、住宅に二基以上の屋外用テレビアンテナを設置する場合に、各TVアンテナからのケーブル(送られる電波)を一本のケーブルにまとめる機器です。
これにより、必要となるケーブルの長さや設置される機器などをシンプルにまとめて、全体的なコストやトラブルのリスクを抑えることができます。
ただ同じ住宅に地デジアンテナとBS/CSアンテナを設置する場合には、上記した混合器の役割も果たす「混合ブースター」が主に利用されることになります。

ステップ4:主要メーカー(マスプロ、DXアンテナなど)の特徴で選ぶ

テレビアンテナ機種をお選びになる際に、どのメーカーの製品を選べばよいかお迷いのときは、国内の主要メーカーから選ぶのが安心です。
以下の各メーカーは、日本三大アンテナメーカーに数えられる三社と、その三社に匹敵する規模を持つ大手メーカーです。各社とも長年の実績があり、品質や精度の高い製品を開発しています。
以下の一覧でメーカーごとの特徴を知り、製品選びの参考にしてください。

メーカー名 特徴 代表的な製品シリーズ
マスプロ電工 業界トップシェアで製品ラインナップが豊富 スカイウォーリー(デザインアンテナ)
ユニコーンアンテナ
DXアンテナ デザインアンテナ「デジキャッチ」が有名 デジキャッチシリーズ(デザインアンテナ)
日本アンテナ コンパクトで高性能な製品に定評がある F-PLUSTYLE(デザインアンテナ)
サン電子 デザインアンテナ「IDA-7CB」シリーズが人気 IDA-7CB シリーズ(デザインアンテナ)

※上記は各メーカーの主な特徴になります。

マスプロ電工は、アンテナ業界ではトップシェアを誇り、平面アンテナであるデザインアンテナを日本で最初に販売したほか、デザインアンテナの進化系に当たるユニコーンアンテナも開発するなど、アンテナ業界のリーディングカンパニーといえる会社です。
DXアンテナも業界シェアでは第2位で、高品質なアンテナ各種モデルと、BS/CSアンテナの高耐風モデルなど、優れたアンテナ製品を開発、販売しています。
日本アンテナは業界第3位にあたり、主にブースターや分配器などアンテナの周辺機器に力を入れていますが、アンテナ本体についても優れた商品を販売しています。
サン電子は業界第4位ながら、スタイリッシュでカラーバリエーション豊富な屋外屋内兼用アンテナや、別売りの背面カバーによって外観がさらにすっきりするデザインアンテナなど、独自の工夫で魅力ある製品を販売しています。

上記の各メーカーとも、アンテナ製品の品質は非常に高いため、各メーカーの特色あるモデルから、お好みの製品をお選びになるとよいでしょう。

屋外用テレビアンテナの設置方法|DIYは可能?業者依頼の費用相場は?

最適な屋外用のTVアンテナが決まったら、次はいよいよ設置です。
テレビアンテナの設置方法には、ご自分で取り付ける「DIY」と「専門業者への依頼」の2つの選択肢があります。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身に合った方法を選びましょう。

DIYでアンテナを設置する手順と安全上の注意点

テレビアンテナ設置の費用を抑えるためにDIYを検討する方もいるかもしれません。
しかし、屋外用のTVアンテナ設置、特に屋根上などの高所作業は転落の危険が伴うため、基本的には推奨されません。
もしDIYを行う場合は、ベランダの手すりなど、安全が確保できる場所での簡易的な設置に留めましょう。

以下、DIYでアンテナを設置する場合の、主な危険性や注意点を解説します。

  • DIYの危険性・注意点
    • 高所からの転落リスクが非常に高い。
    • 正確なアンテナの方向調整には専用の測定器が必要。
    • ケーブルの防水処理が不十分だと故障の原因になる。
    • 金具の固定が甘いと、強風でアンテナが落下する危険がある。

専門業者に依頼する場合の費用相場と優良業者の選び方

安全かつ確実にテレビアンテナを設置するには、専門業者への依頼が最もおすすめです。
プロは専用の機材で電波状況を正確に測定し、最適な場所にしっかりと固定してくれます。また多くの業者が、5年以上の長期保証を用意しています。

業者への依頼では、アンテナ等の機材費に加え、施工費用も加わるためやや費用はかかりますが、プロの技術による長期的な安心感を得られます。
たとえば本記事にご協力いただいた「あさひアンテナ」では、前述した国内大手メーカーからアンテナ等の高品質を一括大量購入するスケールメリットで、一般の方には難しい大幅値引きを実現しています。高品質アンテナや基本的な部材、同軸ケーブルをセットにしたアンテナ基本設置工事を、低価格でご提供しています。
さらに施工品質や長期保証(「あさひアンテナ」の場合は業界最長クラスの10年保証)などのコストパフォーマンスを考えれば、業者への依頼も決して割高とは言えません。
以下、業者に依頼する場合の、一般的なアンテナ工事費用の一覧です。

工事内容 費用相場(機材費、工事費込み)
地デジアンテナ(八木式)新規設置 16,000 円 ~ 30,000 円
地デジアンテナ(デザイン)新規設置 22,000 円 ~ 40,000 円
BS/CS アンテナ新規設置 15,000 円 ~ 35,000 円
地デジ+BS/CS アンテナセット設置 35,000 円 ~ 60,000 円
ブースター設置 15,000 円 ~ 25,000 円

※上記は一般的な業者における各工事費用の平均的な目安です。

以下、おすすめできる優良なアンテナ工事専門業者の選び方について主なポイントを紹介します。

  • 優良な専門業者の選び方
    1. 複数の業者から見積もりを取って比較する。
    2. 見積もり内容が明確で、追加料金の有無を確認できる。
    3. 工事後の保証期間が長く、内容が充実している。
    4. 施工実績が豊富で、口コミや評判が良い。
    5. 質問に対して丁寧にわかりやすく回答してくれる。

「あさひアンテナ」を例に挙げると、同社ではアンテナ工事に伴う事前の電波調査見積もり完全無料(付随する出張料、キャンセル料などすべての費用含む)で行っており、他業者との相見積もりや、即日工事にも対応しています。
詳細な電波調査によって、お住まいでアンテナ設置が可能な位置と工事方法をすべて割り出し、お客様のご要望にもっとも近いアンテナ工事をご提案します。

お見積もり内容も、詳細な項目別の料金でご提示し、工事やお見積もり内容に関するご質問についても、ご納得いただけるまで分かりやすく丁寧にご説明いたします。
また「あさひアンテナ」では、お見積もりのご提示後、追加の工事や料金を加算しない方針を徹底していますので、その点もご安心いただけます。

実際の施工についても、「あさひアンテナ」では完全自社施工による年間6,000件以上の施工実績を誇っており、経験豊富なアンテナ職人が、細かい部分まで丁寧なアンテナ工事を行います。
工事後はお住まい内の各テレビで受信状態を確認し、問題がないと確認できた時点で工事の完了といたします。
工事料金のお支払いは現金だけでなく各種クレジットカードや電子マネーにもご対応しております。前述の通り工事後には業界最長級の10年保証もご用意しているため、工事後も末永くご安心いただけます。

アンテナ工事で相見積もりを行われる際には、「あさひアンテナ」をお加えになれば、料金、品質、保証とも、ご満足いただけるアンテナ工事を実現できる可能性がたいへん高くなるといえます。

【トラブル解決】テレビが映らない?エラーコードの原因と対処法

屋外用のテレビアンテナを設置した後や、長年TVアンテナを使用し続けている場合に、お住まいで「突然テレビが映らなくなった」というトラブルが起きることがあります。
そんな時にも動揺しないよう、この項目で代表的なエラーコードの原因と、自分でできる対処法を知っておきましょう。

「E201」「E202」が表示されたら?自分でできる初期対応

エラーコードとは、テレビなど機器でテレビ放送を映し出せなくなった場合に、テレビ機器がその原因を自己診断し、対応するコードとメッセージを表示する機能です。
このコードを確認することで、トラブルの原因と対処法を判断する目安となります。

テレビ画面にエラーコードが表示されたときは、まずはその意味を確認してください。
トラブルの原因によっては、簡単な操作で改善することがあります。
業者を呼ぶ前に、まずは以下の対応を試してみてください。

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エラーコード 意味 主な原因
E201 受信レベルが低下しています。 アンテナ本体や配線部の不調。大雨や大雪による一時的な電波の悪化。
E202 映像信号を受信できません。 アンテナの向きのずれ、ケーブルの抜け、機器の故障。
E100、E101 B-CAS カードが挿入されていません。 B-CASカードの接触不良、挿入されているカードの向きが違う。

※上記は表示されることが多いエラーコードの種類と、その主な対処法になります。エラーコードはトラブルの種類に応じて他にも多数、存在します。

以下、エラーコードが表示された際に、お住まいでも出来る主な対処法です。

  • 自分でできる初期対応
    1. テレビ本体やレコーダーの主電源をいったん切り、電源プラグも抜いて数分置いた後、あらためて入れ直す(再起動)。
    2. テレビ背面やアンテナコンセントのアンテナケーブルがしっかり接続されているかを確認する。
    3. テレビなど受信機器に挿入されている「B-CAS カード」を一度抜いて、柔らかい布で拭いてから、しっかりと差し直す。
    4. 天候が回復するのを待つ(E201 の場合)。

【豆知識】台風や雪でアンテナが故障したら火災保険が使えるかも

台風や強風、大雪などの自然災害、また近隣の事故などによってアンテナが倒れたり、向きが変わったりして故障した場合、アンテナの修理費用に、お住まいでご加入中の火災保険が適用される可能性があります。
多くの火災保険には「風災・雪災・雹(ひょう)災補償」が含まれており、自然災害や予想外の事故による家屋や設備(テレビアンテナ含む)の損害にも対応しているためです。
万が一のアンテナトラブルの際には、まずはご自身の保険証券や契約書などをご確認の上、保険会社に問い合わせてみてください。

具体的な保険申請の流れは、以下の通りです。

  • 保険申請の一般的な流れ
    1. 保険会社に連絡し、被害状況を説明する。
    2. アンテナ工事業者に修理の見積もりを依頼する。
    3. 必要書類(保険金請求書、見積書、被害状況の写真など)を保険会社に提出する。
    4. 保険会社の審査後、保険金が支払われる。

「あさひアンテナ」では、アンテナ修理をご依頼の際、火災保険の申請についてのご相談も受け付けております。
ご相談をいただければ、まずはアンテナ修理と同時に、修理前後の現場写真や修理報告書など、保険申請に必要な書類をすべてご用意いたします。
また保険についての知識を持つスタッフが、保険会社への申請書類の作成、交渉などについても万全のサポートをいたしますので、お客様は安心して保険申請を進めることができます。

アンテナ修理費用に火災保険を適用したい場合は、まずは「あさひアンテナ」まで、アンテナ修理と火災保険についてご相談になることをおすすめいたします。

まとめ|最適なテレビアンテナを選んで快適な視聴環境を手に入れよう

今回の記事では、屋外用テレビアンテナの選び方から設置、TVアンテナのトラブル対処法までを解説しました。
最後に、この記事の重要なポイントを振り返りましょう。

  • テレビアンテナには「地デジ用(UHFアンテナ)」と「衛星放送用(BS/CSアンテナ)」の2種類がある。
  • 地デジアンテナは「八木式アンテナ」「デザインアンテナ」「ユニコーンアンテナ」の3種類から、受信性能や費用、寿命、外観の好みなどを目安に選ぶ。
  • 地デジアンテナ選びは、まずお住まいの「電界地域」を確認することから始める。
  • アンテナ設置は安全と確実性を考えて、専門業者に依頼するのがもっともおすすめ。

テレビアンテナは、私たちの生活に欠かせない情報やエンターテインメントを届けてくれる大切な設備です。
この記事で紹介したステップを参考に、ぜひご自宅にぴったりのアンテナを見つけて、快適なテレビ視聴環境を手に入れてください。

もしアンテナ取り付け工事について、疑問点やご不明なことがあってお悩みの場合は、まずは「あさひアンテナ」のフリーダイヤルや、公式サイトのメールフォーム、公式LINEアカウントまでお問い合わせになることを、筆者からもおすすめいたします。
「あさひアンテナ」であれば、お客様のお悩みに寄り添い、価格や品質、サービスなど、すべてにおいてお客様がご満足いただけるアンテナ工事を提案してくれることでしょう。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。