地デジ用デザインアンテナのデメリットとは?メリットだけを生かす失敗しない取り付け工事例、工事費用も解説する完全ガイド
お住まいの外観をスタイリッシュに保ちたい。
特に新築の戸建て住宅なら、屋根の上の魚の骨のようなアンテナは避けたいと考えるのは、オーナーにとっては自然なことです。
そんなとき、スタイリッシュな薄型で家の壁面に取り付けられる「デザインアンテナ(平面アンテナ)」は、非常に魅力的な選択肢に見えるでしょう。
しかし、「見た目は良いけれど、本当にテレビはちゃんと映るのか?」「設置してから後悔するような落とし穴はないか?」といったご不安はないでしょうか?
この記事は、そんなあなたのための「デザインアンテナ完全ガイド」です。
専門知識がない方でもデザインアンテナの特性、特に取り付けた場合の失敗を避けるポイントを理解できるように、デザインアンテナのデメリットやよくある失敗例を徹底的に解説します。
この記事の執筆にあたって、まずアンテナ工事の専門業者であり、特にデザインアンテナの設置に定評がある「あさひアンテナ」に取材を行いました。
詳細な電波調査による取り付けの判断を含め、現場の条件に最適なデザインアンテナの施工を数多く行ってきた同社の施工担当者(アンテナ職人)に、実際の経験に基づくデザインアンテナ設置の際の注意点を伺いました。
記事の執筆は技術系の知識を持つプロのライターが担当しており、専門的な解説や用語は避けて、一般の方にも概要をわかりやすくまとめていますのでご安心ください。
本記事を最後までお読みいただければ、ネットの情報や業者の説明に流されることなく、ご自身の判断で、デザインアンテナを含めてお住まいに最適なアンテナを、自信を持って選べるようになります。
【基礎知識】デザインアンテナとはどんなアンテナか?
まずは、そもそもデザインアンテナとはどのようなアンテナであるか、基礎知識をあらためて解説いたします。
デザインアンテナとは、地デジアンテナの種類の中でも、一般的な20素子相当モデルで高さ60センチ弱、横幅20センチ強、厚さは設置部分含めて十数センチの、薄型で非常にコンパクトな地デジ用UHFアンテナです。
地上波テレビ放送の地デジ化で、使用される電波が従来より波長の短いUHF(極超短波)になったことで、テレビアンテナの小型化が実現して登場した、新世代の地デジ用UHFアンテナと言えます。
薄型のデザインアンテナは2009年(平成21年)に、国内大手アンテナメーカー、マスプロ電工がその名称を用いて販売開始しました。
その後、各メーカーも同様のアンテナを、平面アンテナ、薄型アンテナ、フラットアンテナ、ボックスアンテナなど、さまざまな名称で販売し始めて、現在に至っています。
このようなアンテナが登場した背景には、従来の地上波用テレビアンテナが、屋根の上に立てられる魚の骨のような「八木式アンテナ(八木アンテナ)」のみだったことが挙げられます。
そのため八木式アンテナの弱点である、設置の見た目の悪さ、風雨などの自然環境への弱さをカバーできるアンテナのニーズが高くなっていたのです。
現在ではデザインアンテナは、その見栄えの良さ、設置の美観から、主に新築物件で非常に高い人気を誇っています。
しかし一方で、デザインアンテナにはいくつか見逃せない弱点やデメリットもあります。これらの点を確認せず、安易にデザインアンテナを選んでしまったことで、後悔する結果になることも珍しくはありません。
以下、デザインアンテナのデメリット・弱点やその要因、具体的な失敗例を挙げていき、それらを避けるためのポイントを解説することが、本記事のテーマになります。
デザインアンテナ設置のために:地デジ受信の基礎知識を解説
お住まいにデザインアンテナが設置できるか、また設置方法を適切に選ぶためには、まず地上デジタル放送(地デジ放送)が、どのようにアンテナで受信されるかの基本を知ることが重要です。
地デジ放送は、東京スカイツリーなど、日本各地にある送信所、中継局などの地デジ電波塔から周辺の一帯に、UHF(極超短波)という電波を使って送られています。
このUHFの電波には、以下のような特徴があります。
- 数十センチほどの波長の幅で広がるため、ビルなどの障害物があっても、ある程度はその向こう側に回り込んで届く性質があります。
- ただビルの陰になる直近の一帯や、住宅密集地で家と家の間の狭い空間などには届きにくくなる場合もあります。
- 電波塔から距離が離れるほど、電波が拡散することで、電波の強さ(レベル)は弱くなります。
- 電波のレベルは一年を通した気候にも影響されるほか、大雨や雪などの悪天候によっても、大きく低下することがあります。
デザインアンテナなどのUHFアンテナ(地デジアンテナ)は、このような性質を持つUHFの電波を効率よくキャッチするための装置です。
地デジ用のUHFアンテナには、アンテナの正面側に受信性能が集中する「指向性」という性質があるため、正面側を電波塔の方向へと正確に向けて、十分なレベルの電波を受信することで、安定して地デジのテレビを視聴できるようになります。
基本的に地デジ電波のUHFは、電波塔の先端から周囲に送られています。そのため、上記した電波の性質に基づき、UHFアンテナはお住まいの屋根の上など高い位置に設置するほど、周辺の障害物に影響されにくく、角度調節も行いやすくなり、安定した受信を確立しやすくなります。
一方、デザインアンテナは壁面などやや低い位置に設置するため、電波塔の方向に障害物がなく、設置したい場所に十分な強さの電波が届いていることが、安定した受信のための絶対条件となります。
まず結論|デザインアンテナの設置で後悔する7つの理由
お忙しい方のために、まず結論からお伝えします。
デザインアンテナ(UHF平面アンテナ)取り付けを選んだ結果、安定した受信ができないなど後悔する可能性が出る主な理由は、以下の7つのデメリットに集約されます。
- 受信感度が低い:従来の八木式アンテナに比べて構造や設置位置の要因から、やや電波を捉えにくい傾向がある。
- 設置場所に制約が多い:上記の性質から、受信できる地デジ電波レベルが弱い地域では設置できない、または追加設備が必要になる。
- 費用が割高になる傾向:八木式アンテナに比べると、本体価格や工事費に加え、追加費用が発生しやすい。
- 衛星放送は視聴できない:アンテナ本体が地デジ専用(UHFアンテナ)であるため、衛星放送には別途、BS/CSアンテナの取付が必要。
- 外壁への穴あけが必要:壁面設置では取り付けにビス穴を開ける必要があり、オーナー様によっては、新築の家に穴を開けることに抵抗を感じられる場合もある。
- 業者によっては設置を断られる:現場の電波環境や周辺環境などを理由に、専門業者から推奨されないことがある。
- 周辺環境の変化に影響されやすい:将来、近隣に建物が建つと受信レベルが低下し、映りが悪くなるリスクがある。
これらのデメリットが、なぜデザインアンテナ取り付け後の後悔につながるのか。
次の章から、それぞれの注意点を個別に詳しく見ていきましょう。
【徹底解説】専門家が教える!デザインアンテナ7つのデメリット
ここからは、先ほど挙げた7つのデメリットについて、アンテナ工事専門業者「あさひアンテナ」のアンテナ職人からの解説をもとに、専門的な視点から分かりやすく深掘りしていきます。
なぜそのようなデメリットが生じるのか、その理由を知ることが、デザインアンテナの弱点をカバーし、後悔しないための第一歩です。
デメリット①:受信感度が低い|八木式アンテナに劣る構造的な理由
デザインアンテナの最大のデメリットは、受信感度が八木式アンテナに比べて低い傾向にあることです。
これは、アンテナ本体の構造と設置場所に主な原因があります。
※上記はデザインアンテナ・八木式アンテナの主な特徴になります。
八木式アンテナは上記の通り、電波を効率的に集めるための「素子」がむき出しになっています。また素子を本体に数多く並べることで、受信性能を向上させています。さらに素子数別のモデルが多く、現場の受信環境に適したモデルも選べます。
一方、デザインアンテナは見た目や耐久性を重視するため、この素子が一枚の金属板になった「スロットアンテナ」の構造を採用しており、金属素子が箱型のケース内に収められています。
地デジアンテナの受信性能を示す「素子数」とは、八木式アンテナの場合、シンプルに本体に設置された素子の数(導波器の素子数+放射器、反射器をそれぞれ1素子と計算)になります。
一方、内蔵された金属板を素子とするデザインアンテナでは、受信性能を八木式アンテナの「素子数」に換算した「素子数相当」を使用します。
ただ同じ素子数(相当)の範囲でも、八木式アンテナは受信感度が高いレベルで安定しやすいのに対し、デザインアンテナは受信感度がやや低めになる傾向があります。
そのため、同じレベルの性能(素子数相当)と表記されていても、実際には八木式アンテナの方が安定して強い電波を受信できることが多くなります。
もうひとつの大きな要因は、家の中でアンテナを設置する位置(高さ)です。
上記した地デジ電波の性質により、戸建て住宅などでは、できるだけアンテナを高い位置に設置するほど、受信レベルが安定しやすくなります。
同じ家の中でも、屋根の上であれば十分に強い電波が受信できる一方、壁面やベランダなどの低い位置では、周辺の建物などに電波が遮られてしまい、受信レベルが大きく低下するというケースも珍しくはありません。
このような設置位置の問題も、八木式アンテナに比べて、デザインアンテナの受信感度が低くなりやすい、大きな原因のひとつになります。
デメリット②:設置場所に制約が多い|電波が弱い地域(弱電界地域)では不向き
前の項目でご説明した通り、デザインアンテナの本体性能、および設置位置の環境からくる受信感度の低さは、お住まいで実際にデザインアンテナを設置できる場所にも大きな制約をもたらします。
皆様のお住まいがある地域をはじめ、日本国内の各地域は、近隣の電波塔からの距離や、電波を遮る地形などの影響によって、受信できる地デジ電波の強さが異なります。
この電波の強さによる地域の区分を、一般的に「電界地域」と呼んでいます。
一般的な電界地域の区分は、以下の通りです。
※上記は一般的な電界地域の区分ですが、電界地域には統一された定義がないため、使われる場所によって種類や基準が異なる場合もあるのでご注意ください。
一般的に受信できる電波レベルの目安として、強電界地域は80㏈以上、中電界地域は80㏈から60㏈、弱電界地域は60㏈以下とされています。
デザインアンテナは、電波が十分な強度を持つ「強電界地域」から「中電界地域」での使用が前提とされています。
「中電界地域」でも受信レベルがやや弱いエリアや周辺環境の悪い現場、また「弱電界地域」では、デザインアンテナを使用すると地デジのテレビ番組がまったく映らない、あるいは映像が乱れるといったトラブルが発生しやすくなります。
そのため、設置前には専門業者による正確な電波調査が不可欠です。その結果に応じて、設置位置の調整や、通常のデザインアンテナより受信性能の高い26素子相当モデル、また他の地デジアンテナ機種を採用するといった対処が必要となります。
特に周辺環境については、たとえ強電界地域であっても、デザインアンテナを設置する壁面の近くに高層建築や隣家があるなど、電波が遮られる環境では、デザインアンテナの設置が不可となるケースがあるため注意が必要です。
デメリット③:費用が割高になる傾向|本体・工事費・追加費用
デザインアンテナは、八木式アンテナに比べて初期費用が高くなる傾向があります。
古典的でシンプルな構造の八木式アンテナに比べると、UHFアンテナとして本体価格そのものが高価であることに加え、取り付けに関して特殊な施工や、受信感度を補うための追加設備が必要になるケースが多いためです。
以下、デザインアンテナと八木式アンテナの本体価格や工事費、その他、追加が必要になる工事、機材について一覧でまとめました。
※上記は一般的な各費用の比較になります。
現在では、デザインアンテナの商品や施工件数が多くなっていることもあり、業者によってはデザインアンテナと八木式アンテナの基本設置工事費用がほとんど変わらないケースも見られます。
ただ、その他の追加工事費を含む総額費用では、八木式アンテナとの工事価格差はさらに広がる可能性もあります。
「デザインアンテナ」という選択は、設置の見た目の良さや、風雨などに強く長持ちするといったメリットと引き換えに、ある程度のコスト増を覚悟する必要があると言えるでしょう。
デメリット④:BS/CS放送は視聴できない|別途専用アンテナが必要
最初に明記した通り、デザインアンテナは、地上デジタル放送(地デジ)を受信するためのUHFアンテナです。
そのため、衛星放送のBS放送、CS放送に含まれる、BSのNHK、広域民放などの各チャンネル、また映画やスポーツ、アニメ、時代劇などの専門チャンネルを視聴することはできません。
もしBS放送、CS放送も見たい場合は、以下の例のように、地デジアンテナの他に円盤型のパラボラアンテナを別途に設置する必要があります。
- 地デジ:デザインアンテナ or 八木式アンテナ
- BS/CS:パラボラアンテナ
地デジアンテナに八木式アンテナを採用する場合、住宅の見た目に影響を与えることになりますが、一本の同じマストに八木式アンテナ、BS/CSアンテナをまとめることも可能です。
一方、デザインアンテナでは、壁面にデザインアンテナとパラボラアンテナを2つ並べて設置することできますが、この場合、せっかくの住宅の外観へのこだわりが損なわれてしまう可能性も考慮すべきといえます。
デメリット⑤:外壁への穴あけが必要になる場合も
デザインアンテナを壁面に設置する際には、まずアンテナ本体を固定する金具を取り付けるために、外壁にビス穴を開けるのが一般的です。
特に新築の住宅の場合、住宅のオーナー様に「壁に穴を開ける」という行為に抵抗を感じる方も少なくありません。
例えば「あさひアンテナ」のように、完全自社施工でデザインアンテナの施工も経験豊富なアンテナ職人が担当する、信頼できる業者であれば、穴を開けた部分には防水・防錆のためのコーキング処理をしっかりと行います。
しかし、施工がずさんだと、その穴から雨水が浸入し、将来的に雨漏りや外壁の劣化に繋がるリスクもゼロではありません。
デメリット⑥:業者によっては設置を断られるケースがある
専門業者に電波調査を依頼した結果、「この場所ではデザインアンテナの設置は困難です」と断られたり、八木式アンテナなどほかのアンテナ機種を勧められたりするケースがあります。
これは、業者が利益のために高価なアンテナを売りたいのではなく、むしろ誠実な対応である可能性が高いといえます。
前述の通り、デザインアンテナの受信レベルは周辺環境にも影響されやすく、プロの視点から見て、デザインアンテナでは安定したテレビ視聴環境を保証できないと判断した場合、正直にその事実を伝えてくれるのです。
無理に設置を強行して「テレビが映らない」という最悪の事態を避けるための、プロフェッショナルな判断と言えます。
しかし一方で、業者ごとに電波調査の精度に違いがあることにも注意が必要です。
たとえば「あさひアンテナ」では、他業者にデザインアンテナ設置を断られた現場でも、細かなポイントごとの精密な電波調査により、受信レベルが確保できる位置を割り出し、安定した受信のデザインアンテナ設置を実現した施工例が多数あります。
ただ、たとえ「あさひアンテナ」でも、すべての現場で確実にデザインアンテナを設置できるとは限りません。受信レベルを確保できる場所をまったく見いだせない現場では、同社でもデザインアンテナ設置を断らざるを得ないケースがあることは、どうかご了承ください。
デメリット⑦:天候や周辺環境の変化に影響されやすい
繰り返しになりますがデザインアンテナは、八木式アンテナに比べて低い位置に設置されることが多いため、設置された後、周辺環境の変化に影響を受けやすいという側面があります。
例えば、以下のようなケースが挙げられます。
- デザインアンテナ設置時には問題なくても、数年後に隣に高い建物が建ち、地デジ電波が遮られてしまった。
- 庭の木が成長して、デザインアンテナと電波塔の間を遮るようになってしまった。
また特にデザインアンテナで起こりやすいケースとして、アンテナで確保できる電波の強さに余裕がない場合、大雨や大雪などの悪天候時に一時的に電波レベルが低下し、映像が乱れる原因となることもあります。
【実例】「こんなはずじゃなかった…」デザインアンテナのよくある失敗談4選と対策
ここでは、「あさひアンテナ」施工担当者からのお話に基づき、実際にデザインアンテナを設置した方が経験した「よくある失敗談」を4つご紹介します。
具体的な事例と対策を理解することで、同じ過ちを避ける方法も見出せます。
失敗例①:見た目重視で選んだらテレビが映らない・映像が途切れる
新築の外観にこだわり、迷わずデザインアンテナを選んだAさん。
しかし、いざアンテナを設置して住み始めてみると、特定のチャンネルが映らなかったり、天気の悪い日に映像がブロックノイズだらけになったりする事態に。
業者に再度見てもらうと、Aさんの家は中電界地域で、ブースターの設置が必須だったことが判明しました。
この場合の失敗の原因と対策には、以下のような点が挙げられます。
※上記はこのケースで考えられる主な失敗の要因です。
デザインアンテナに限らず地デジアンテナの設置に当たっては、事前の電波調査で受信レベルを確認し、最適な受信性能のアンテナ機種を選ぶことや、場合によってはブースターの追加設置も行うことが重要です。
「あさひアンテナ」ではアンテナ工事に当たって、事前に出張料やキャンセル料など諸費用も含めた完全無料で電波調査とお見積もりも実施しています。
前述の通り、あさひアンテナの電波調査は精密を極めており、現場で可能な限りデザインアンテナ設置の可能性を追求するほか、現場環境で安定した受信を実現できる中で、お客様のご要望にも最適なアンテナ工事を、業界最安に挑むお見積もりでご提案します。
失敗例②:想定外の追加費用で見積もりより高額に!
Bさんは、インターネットで見つけた格安業者にデザインアンテナの設置を依頼しました。
しかし、工事当日に「電波が弱いのでブースターが必要です」「3階の壁面なので高所作業費がかかります」などと次々に追加料金を請求され、最終的な支払額は最初の見積もりの倍近くになってしまいました。
この場合の失敗の原因と対策としては、以下の点が挙げられます。
※上記はこのケースで考えられる主な失敗の要因です。
テレビアンテナ工事業者の中にも、格安料金を掲げながら、実際の現場ではお客様に確認せずさまざまな工事、機材を追加し、最終的に高額料金を請求する、また施工や機材の品質も非常に低いという、悪質な業者が存在することも残念ながら事実です。
このような失敗を避けるには、信頼できる業者を複数お選びになり(具体的なポイントは後述します)、相見積もりで料金だけでなく、施工品質や長期保証なども含めて、総合的にもっとも優れた業者を選択することが重要です。
また業者に対して見積もり項目の詳細や必要性、見積もり外の費用が発生する可能性について、ご納得いただけるまできちんと質問をしておいてください。
たとえば「あさひアンテナ」では、他業者との相見積もりにも対応できるほか、見積もり項目は詳細で、お客様のご質問にも丁寧にわかりやすくお答えします。
また同社では、お見積もりを提示した後、原則として追加の工事や費用は加算しない方針を徹底していますので、その点についても安心できます。
失敗例③:せっかくの新築なのに外観が台無しに…
家の外壁の色に合わせて、白いデザインアンテナを選んだCさん。
しかし、アンテナから室内へ引き込む黒いアンテナケーブル(同軸ケーブル)が壁を長く這う形になり、非常に目立ってしまう結果に。
「これなら屋根の上のアンテナの方がマシだったかも」と後悔することになりました。
この場合、失敗を招いた原因と対策には、以下のポイントが挙げられます。
※上記は本ケースで考えられる主要な失敗の要因です。
この場合の失敗の要因には、業者との打ち合わせや施工イメージの共有が不十分であったこと、そして業者側がお客様のご要望をしっかりと確認し、施工に反映する対応力が不足していたことが挙げられます。
同種の失敗を避けるためには、まず業者にお客様の意向をしっかりと伝えること、また経験豊富でお客様が気づかないポイントについても詳しく確認してくれる対応力の高い業者を選ぶことが重要と言えます。
「あさひアンテナ」では、施工にあたってお客様と綿密に相談を行い、お客様がお気づきにならない点についても担当者から細かくご確認し、お客様がご満足いただける施工を徹底的に追求します。
デザインアンテナやユニコーンアンテナの設置に当たっては、白黒2色の同軸ケーブルをご用意しているほか、隠蔽配線などにもご対応できるため、配線部も含めて、お客様のご要望通りのアンテナ工事を実現できます。
失敗例④:ずさんな工事とトラブル|保証もなく泣き寝入り
Dさんは、知人の紹介で個人業者にアンテナを安く設置してもらいました。
しかし数か月後、台風でアンテナの向きがずれてしまい、テレビが映らなくなりました。
業者に連絡しても「保証はない」の一点張りで対応してもらえず、結局別の業者に高額な修理費を払って直してもらう羽目になりました。
この場合、失敗を招いた原因と対策には、以下のポイントが挙げられます。
※上記は本ケースで考えられる主要な失敗の要因です。
町の電気店や工務店など個人業者は、知人の紹介などにより、割安で工事を行ってくれるケースもあります。
ただこのような業者は、悪質な業者ではなくとも、工事後の保証などがないか期間が短い、また業者によって施工技術に差が出やすいなどの注意点もあります。
やはりアンテナ工事については、確かな施工技術はもちろん、価格の透明性、お客様への確かな対応力、そして工事後の長期保証が揃った、優良な専門業者へとご依頼になることがおすすめです。
たとえば「あさひアンテナ」であれば、アンテナ工事の完了日から「10年」の長期保証をご用意しているので、工事後も長期にわたる安心を確保できます。
デメリットだけじゃない!デザインアンテナが選ばれる4つのメリット
ここまではデザインアンテナをお考えになる場合の注意点として、主にデメリットや失敗談を中心に解説してきましたが、もちろんデザインアンテナにはそれを上回るほどの大きなメリットがあります。
だからこそ、現在、多くの人に選ばれているといえます。
ここでは、デザインアンテナの主なメリットを4つご紹介します。
メリット①:家の外観を損なわないスタイリッシュなデザイン
デザインアンテナ最大のメリットは、何と言ってもその優れたデザイン性です。
薄型でコンパクトな形状と、メーカーやモデルによって白、黒、ベージュ、ブラウンといった豊富なカラーバリエーションがあることにより、現在のモダンな住宅の外壁にも自然に溶け込みます。
近年ではデザイナーズハウスなど、外観戦にこだわった家も多くなっていますが、アンテナの存在感を限りなく消すことで、こだわりの住宅デザインを守ることができます。
また景観地域では条例により、アンテナを設置する高さや機種に制限がつけられる場合もありますが、デザインアンテナでは抵触する心配はまずありません。
メリット②:災害に強い|風雨や鳥害の影響を受けにくい
デザインアンテナは、機器部の全体をカバーで覆った構造に加え、ビスで壁面にしっかりと固定されます。
そのため、屋根の上に設置される八木式アンテナに比べて、台風などの強風でアンテナの向きが変わったり、倒壊したりするリスクが格段に低くなります。
また海沿いの潮風にも腐食しにくいほか、アンテナに雪が積もり、こびりつくなどの「雪害」も受けにくくなります。さらに鳥がとまりにくい構造のため、アンテナやその周辺がフンで汚され、腐食する「鳥害」の心配もほとんどありません。
メリット③:設置場所の自由度が高い(壁面・屋根裏・ベランダ)
現場の電波状況さえ良ければ、デザインアンテナはお住まいのさまざまなな場所に設置可能です。
- 壁面:もっとも一般的な設置場所。
- 屋根裏:設置の条件はやや厳しいものの、アンテナが外部から完全に見えなくなり、雨風によるアンテナ劣化の心配もなくなる最良の選択肢。
- ベランダ: 壁に穴を開けたくない場合に、手すりなどに専用金具で設置可能。
このように、建物の状況やお客様の要望に合わせて柔軟な設置方法を選べるのも大きな魅力です。
なお屋根裏など屋内空間へのデザインアンテナ設置には追加工費がかかるケースもありますが、「あさひアンテナ」では、対応可能な現場であれば、屋根裏などへの設置も特殊工費を加算しない、デザインアンテナ基本設置工事費のみで対応しています。
メリット④:太陽光パネルと干渉しにくい
近年では、太陽光発電システムとして、屋根に太陽光パネルを設置する住宅が増えています。
しかし八木式アンテナを屋根の上に設置すると、パネルに影を落として発電効率を低下させたり、設置スペースを奪ってしまったりすることがあります。
壁面や屋根裏に設置できるデザインアンテナであれば、太陽光パネルと干渉する心配があなくなります。
他にも八木式アンテナの場合、アンテナの一部が隣家の敷地に食い込む「越境問題」が生じる場合もありますが、デザインアンテナではその心配もありません。
【一覧比較】デザインアンテナ vs 八木式アンテナ|結局どっちを選ぶべき?
ここまで解説してきた内容を基に、以下、デザインアンテナと八木式アンテナを一覧表で比較してみましょう。
どちらがご自身の希望や住宅環境に適しているか、判断するための参考にしてください。
※上記はそれぞれのアンテナの主な比較ポイントになります。
第三の選択肢「ユニコーンアンテナ」のメリットとは?
近年、デザインアンテナと八木式アンテナの「良いとこ取り」をしたような第三の選択肢として「ユニコーンアンテナ」が登場しています。
これは、マスプロ電工製の「U2CN」と呼ばれるモデルの商品名で、細いポール状のスタイリッシュなアンテナになります。
受信性能は20素子相当、本体色はマットな黒と白の2色。屋根の上や破風板(屋根の張り出し部)、壁の最上部などに設置したマスト(支柱、ポール)の先端に取り付けます。
販売元のマスプロ電工では、このユニコーンアンテナを、デザインアンテナの最新モデルと位置付けています。
というのもユニコーンアンテナは、スッキリした見た目で住宅のデザイン性や景観を乱さない、さらに風雨や雪を受け流す形状で経年劣化しにくいなど、デザインアンテナとほぼ同等のメリットを備えています。
そして従来の壁面設置されるデザインアンテナに比べて、ユニコーンアンテナはより高い位置に設置できるため、より受信感度が安定しやすくなります。
特に周辺の建物などに影響されてデザインアンテナが設置できない現場でも、設置位置が高いユニコーンアンテナでは、障害物の影響を避けて受信が安定するケースが非常に多くなるのです。
ただしデメリットとして、最新モデルであるため設置費用は八木式アンテナやデザインアンテナよりもさらに高価になる傾向がある、また受信性能も高性能な八木式アンテナにはやや及ばず、強・中電界地域向けモデルになるという注意点もあります。
ユニコーンアンテナは、デザインアンテナの設置を希望していたが、現場の受信環境から業者に難しいと言われた、しかし八木式アンテナは避けたい、という場合に有力な選択肢となるでしょう。
なお「あさひアンテナ」では、ユニコーンアンテナ「U2CN」(本体色2色)の基本設置工事を現在、業界最安に挑む「キャンペーン価格」でご案内しています。
デザインアンテナの費用相場と寿命|長期的なコストパフォーマンスは?
テレビアンテナは、一度お住まいに設置したら10年以上使うものです。
したがって工事費用などの初期費用だけでなく、長期的な視点でのコストパフォーマンスも重要になります。
以下、デザインアンテナの設置についての、長期的な注意点やポイントを解説していきます。
費用内訳を解説|本体価格・工事費・ブースター代の目安
以下は、デザインアンテナを新たに設置する場合の、より詳細な費用内訳の目安です。
実際の料金は業者や現場の状況によって変動します。
※上記は各工事費用の一般的な目安になります。
「あさひアンテナ」では、デザインアンテナはじめ各種テレビアンテナの設置を、大手メーカー製高品質アンテナ本体と、基本の設置金具、同軸ケーブルなどの部材をセットにした、適正価格の「基本設置工事」でご案内しています。
まず基本モデルである20素子相当デザインアンテナでは、DXアンテナ製「UAH201」(本体色4色)による工事を22,000円(税込み24,200円)から。
サン電子製の最新モデル「WG-20」に、背面の配線やブースターなどを覆ってより外観が整う別売り「背面スッキリカバー」(共に本体色6色)セットの工事を25,000円(税込み27,500円)から。
さらに強電界地域専用のコンパクトモデルで、据え置きスタンドによる室内設置も可能なマスプロ電工製スカイウォーリーミニ「U2SWLC3」(本体色2色)の工事も25,000円(税込み27,500円)からで対応しています。
またデザインアンテナの設置が難しい現場では、前述したユニコーンアンテナの他、八木式アンテナの設置も、DXアンテナ製20素子モデル「UA20」による工事を、22,000円(税込み24,200円)からで対応します。
他にも、ブースターや分配器などの各種オプション工事も、高品質機材をセットにしたわかりやすい価格体系でご案内しています。
アンテナ本体についても、上記の各モデルの他、デザインアンテナ26素子相当モデル。八木式アンテナの各素子数モデルや高性能パラスタックアンテナ、ローチャンネル用、塩害用、雪害用、ステンレスモデル。BS/CSアンテナ各種モデルもご用意しており、オプション工事も含めて、現場の条件に応じたさまざまなアンテナ工事に対応いたします。
耐用年数は15年~20年|寿命を延ばす設置のコツ
国税庁が定める法定耐用年数では、テレビアンテナの耐用年数は10年とされています。
しかし、実際には設置環境や使用するモデルによって大きく変わります。
八木式アンテナは屋根の上で常に雨風や紫外線に晒されるため、寿命は10年から15年が一般的です。海沿いや雪が多い地域など、自然環境が厳しい地域では寿命がより短くなる傾向もありますが、塩害用や雪害用モデルを採用する対策もあります。
一方、デザインアンテナは壁面や軒下など、比較的影響を受けにくい場所に設置されるため、15年から20年と長寿命な傾向があります。
特に、雨風や直射日光が当たらない屋根裏に設置できれば、アンテナの劣化を大幅に遅らせ、さらに寿命を延ばすことも期待できます。
後悔しない!デザインアンテナ設置を成功させるための3ステップ
最後に、ここまでの情報を踏まえて、デザインアンテナ設置を成功させるための具体的なアクションプランを3つのステップでご紹介します。
Step1:自宅の電波環境(電界地域)を事前に確認する
業者に連絡する前に、まずはご自身で大まかな電波環境を調べてみましょう。
一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)のウェブサイト(地デジ放送エリアのめやす)で、お住まいの地域で受信できる電波塔の方向や、その電波塔からの距離の目安を確認できます。
これにより、ご自宅がどの電界地域に該当しそうか、ある程度の見当をつけることができます。またデザインアンテナの取付を想定する位置の前方に、ビルなどの障害物がないかも確認しておくといいでしょう。
この一手間が、業者とのコミュニケーションをスムーズにします。
Step2:信頼できる専門業者の選び方【5つのチェックポイント】
満足できるテレビアンテナ設置の成否は、業者選びで9割方決まると言っても過言ではありません。
以下の5つのポイントを必ずチェックして、信頼できる専門業者を選びましょう。
- 豊富な施工実績と専門知識
ウェブサイトなどで、デザインアンテナの施工事例が豊富に掲載されているか確認しましょう。
さまざまな現場を経験している業者は、知識と技術力が高い証拠です。
「あさひアンテナ」では完全自社施工により、年間6,000件以上の施工実績を重ねており、実績、技術とも信頼できます。実際の施工事例も公式サイトのブログに写真入りで多数掲載されています。 - 無料の現地調査と詳細な見積もり
必ず現地の電波状況を専用の測定器で調査し、その結果に基づいて最適なプランと明確な見積もりを提示してくれる業者を選びましょう。
「あさひアンテナ」のように「見積もり後の追加料金は一切かかりません」と明言している業者は信頼できます。 - 長期の工事保証とアフターサービス
設置後の万が一のトラブルに備え、最低でも5年以上の長期保証が付いているか確認しましょう。
保証内容が書面で明確に示されていることも重要です。 - 利用者の口コミ・評判
Googleマップの口コミや、業者のウェブサイトに掲載されている「お客様の声」などを参考に、実際に利用した人の評価を確認しましょう。 - 専門家としての的確な提案力
こちらの希望を聞くだけでなく、電波状況や建物の構造を踏まえて、プロとして最適なアンテナや設置場所を提案してくれる業者を選びましょう。
状況に応じて八木式アンテナやデザインアンテナを勧めてくれるような、誠実な業者がベストです。
ここまでの記事内でもご説明してきた通り、本記事にもご協力いただいた「あさひアンテナ」は、上記の条件をすべて高いレベルで満たす優良なアンテナ工事業者です。
デザインアンテナに限らずアンテナ工事の際には、同社を相見積もりに加えることで、施工品質から料金、長期保証まで、すべてにおいて満足できるアンテナ工事を実現できる可能性が飛躍的に高まります。
まとめ:デザインアンテナは「誰にでも最適」ではない!専門家への相談が成功の鍵
デザインアンテナ(平面アンテナ)は、お住まいの外観を損なわない上、設置から長期にわたって利用できる、非常に優れた地デジアンテナ製品です。
しかし、その一方で、受信感度や費用、設置場所の制約といった、簡単には無視できないデメリットも存在します。
重要となるのは、デザインアンテナが「誰にでも、どんな家にでも最適な万能アンテナではない」という事実を理解することです。
後悔しないテレビアンテナ選びの最大の秘訣は、ご自身の「見た目へのこだわり」と、ご自宅の「電波環境」という客観的な事実、この両方を天秤にかけて判断することです。
そして、その判断を助けてくれるのが、豊富な知識と経験を持つ信頼できるアンテナ専門業者です。
デザインアンテナの設置に当たってのお悩みなど、アンテナ設置全般に関してのご相談は、まずは「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、または公式サイト内のメールフォーム、LINEアカウントまでお気軽にご相談になることを、本記事の筆者からもおすすめします。
この記事の情報を参考に、ぜひ皆様のご家庭にとって最適なアンテナ機種を見つけ、快適なテレビライフを実現してください。




