4K8Kテレビにアンテナは必要か不要か?工事なしで高画質映像を楽しむ3つの方法から4K視聴に必要な設備や工事も徹底解説

2025年12月22日

2025年(令和7年)12月、師走とあってインターネットショップや家電量販店でも、さまざまな製品の歳末セールが行われています。
これを機にお住まいのテレビを、大画面で鮮明な画質を楽しめる4K・8Kテレビに買い替えることを考えておられる方も多いのではないでしょうか。
現在では高画質テレビとして一般的な家電製品となった4Kテレビであれば、BS放送の高画質な4K放送を楽しむこともできます。

ただ問題は、BSの4K放送を視聴するためには、当然ながら4K放送にも対応するBS放送の受信設備(BS/CSアンテナなど)が必要になるという点です。

美しい4K映像を大画面テレビで楽しみたいけれど、アンテナ設置や交換の工事は面倒だし費用も気になる。そんな悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
しかし実は、特にBS/CSアンテナを交換、または新規設置しなくても、4Kテレビの美しい映像で、テレビ放送や映像コンテンツを存分に楽しむ方法はたくさんあります。

この記事では、4K・8Kテレビの基礎知識から、アンテナ工事不要で4Kテレビを視聴する3つの具体的な方法、やはりアンテナ設置を選ぶ場合の注意点やメリット・デメリットまでを、詳しく解説します。
本記事の執筆は、テレビ放送や映像などの専門知識を持ちながら、難しい専門用語を避け、一般の皆様が必要な情報をわかりやすくまとめることに長けたプロのライターが担当しています。
さらに4K8K放送や受信、視聴の方法などについては、アンテナ工事の専門業者「あさひアンテナ」の施工担当者(プロのアンテナ職人)に取材を行い、専門知識や現場経験、さらには実際のお客様のご要望や感想なども踏まえた、正確な情報をまとめています。

この記事を最後までお読みいただければ、あなたの視聴スタイルや住まいの環境にぴったりの、最適の4Kテレビと4K映像の楽しみ方、そしてもっともコストパフォーマンスの高い視聴方法がきっと見つかるはずです。

【基本】徹底解説:4K・8Kテレビ(4K、8K画質)とはどのようなものか?

この記事をお読みの皆様も「4K」「8K」といえば、現在の地上デジタル放送(地デジ放送)や、衛星放送のBS放送、CS放送の画質である「ハイビジョン(HD)」よりはるかに高画質な映像であることは、すでによくご存じでしょう。
難しいスペックなどは調べなくとも、家電量販店などの店頭で、従来のテレビと4K、8Kテレビを見比べれば一目瞭然かと思います。
ただそれだけに、4Kや8Kが高画質であることは理解していても、従来のHDも含めて、それぞれどのような違いがあるのか、具体的に理解している方は少ないかもしれません。

そこでこの項目では、まず「4K」「8K」と従来の「HD(2K)」がどう違うのかを、詳しく解説していきます。
テレビの画面が、色彩を発する細かな点(ピクセル)が縦横に並んだ集合体、非常に緻密なモザイク画のようなものであることは、皆様もご存知かと思います。この個々のピクセルがさまざまな色に変化することで、画面全体で多彩な画像、動画を表示しています。

4Kと8K、そして従来の2Kの比較として、まずは以下の一覧をご確認ください。

画質 解像度 画素数 適したテレビ画面サイズ
2K(FHD) 1920×1080ピクセル 約207万画素 50インチ程度まで
4K 3840×2160ピクセル 約829万画素 50インチから75インチ程度
8K 7680×4320ピクセル 約3318万画素 75インチ以上

※上記は各テレビ画質の基本的な目安になります。

従来の地デジや衛星放送の画質である「ハイビジョン(HD)」とは、1280×720ピクセル以上の画質を指します。そして上記の「フルハイビジョン(FHD)」とは「完全な解像度のハイビジョン」のことです。
したがって現在の4K8K以外のテレビでも「フルハイビジョン」と「ハイビジョン」では、同じハイビジョンの範疇でも、画質にやや違いがあります。
ちなみに現在、フルハイビジョンの画質を「2K」と呼ぶのは、横の解像度が「1920」であることから、1000を表す単位の「K」で、2K(約2000)と表記しているためです。

そして4Kの解像度は2Kの画面の約4倍、さらに8Kは4Kの約4倍、2Kの約16倍になります。
4K、8Kの由来も、それぞれの横の解像度が、約4000、約8000であることです。
4K画質には、他にも「UHD(ウルトラハイビジョン)」「QFHD」などの呼び方もあります。また8K画質は「8K UHD(8Kウルトラハイビジョン)」「スーパーハイビジョン」と呼ばれることもあります。

このように4K、8Kの画面は、2Kに比べて非常に精細であることが特徴です。
従来の2Kテレビであれば、テレビ画面に目を近づければ、個々のピクセルを視認することは不可能ではありません。
しかし4Kテレビになると、かなりの大画面テレビでもない限り、目を近づけてもピクセルを見て取ることは難しくなります。
さらに8Kテレビ(8K画質)になると、人間が目で見る映像とほとんど変わらない画質とされており、ピクセルを視認することはまず不可能になります。

従来の2Kテレビでは、高画質とはいえあまりにも大画面では、ピクセルそのものが大きくなって画像全体がぼやけてしまうため、大きさは50インチ程度が限界でした。
しかし4Kテレビは50インチ以上にも対応でき、55インチから75インチ前後の大型テレビであれば、人物の髪の毛の一本一本や、樹木の細かな枝葉など、詳細で美しい映像をもっとも実感できます。
8Kでは75インチ以上でも画質が低下することはなく、80インチを超えるような超大型画面にも適しています。

一方、画面の小さいテレビでは、4Kや8Kなどの高画質(画素)がすべて入りきらないため、各画質に対応するテレビ画面のサイズには下限もあります。
具体的には、4Kテレビの最小画面モデルは40インチ程度、8Kテレビの最小モデルは55インチ程度になります。2K(FHD)テレビも最小モデルは22インチ程度で、それ以下の画面サイズでは、FHDより画素数の少ないHDテレビになります。

4K、8Kテレビがもつ高精細以外の特徴・機能とは?

4K・8Kテレビの映像には、精細さ以外にも、従来の2Kテレビとはさまざまな表現力の違いがあります。以下、2Kテレビとの主な違いについて解説します。

  • 色彩・色調表現:4K、8Kテレビでは、2Kテレビに比べて、色彩(色の種類)、色調(色合いの変化)の表現も大幅に広がっています。
    2Kテレビで表現できる色彩は、RGB(赤・緑・青)の各8ビットで、約1,677万色の表現が可能でした。
    対して4K、8Kテレビでは、RGBを各10ビットで表現することにより、約10億7000万色の色表現が可能になっています。
    またこの圧倒的な色彩表現により、光と影の陰影部分や布地のしわなど、徐々に色彩が変化していく部分のグラデーション(階調)も、約10億階調の表現を実現しています。2Kテレビの色彩や色調では十分に表現できなかった色変化の部分も、4Kや8Kの映像では、現実に近い自然な映像になっています。
  • 輝度表現:4K、8Kテレビでは「HDR技術(High Dynamic Range・ハイダイナミックレンジ)」を採用することで、2Kテレビに比べて、強い光の部分、逆に暗い場所などの、微妙な明暗の違いもリアルな表現を実現しています。
    2Kテレビの画面では、直射日光が当たる場面などは白飛び(画面がほぼ白一色になる)が起こりました。逆に闇夜などの画面では黒一色になる他、光や影の微妙な差を表す部分に、ブロックノイズのようなざらつきが出ることもありました。
    一方、HDR技術を搭載した4K、8Kテレビでは、明るい、または暗い画面の、光と影の微妙なコントラストもより自然に表現できるようになっています。例えば光が差す部分での微妙な明るさの違い、また闇の中でうっすらと浮かぶ人や物の陰なども正確に表現できて、よりリアルな映像を観ることができます。
  • 動画表現の違い:テレビの画面が動いて見える原理は、何分の1秒単位で少しずつ変化する静止画を連続で映し出すことにより動いているように見せている、いわばアニメーションと同じ仕組みであることは、一般にもよく知られています。
    2Kテレビにおける動画表現では、1秒間に約30枚から60枚の映像を映し出していました。そのため、スポーツやアクション映画などの激しい動きがあるシーンでは、動きを十分に再現できず、一時停止すると激しくぶれた画像になるなどの残像が見えることもあります。
    しかし4K、8Kテレビでは、モデルによっては「倍速表示」機能が搭載されており、1秒間に最大で120枚の映像を表示できます。そのため殺陣など動きの激しい動画でも、一時停止しても一瞬一瞬が精細な静止画のようにクリアな映像となり、残像が見えない自然でなめらかな動画を実現しています。

このように、4Kや8Kテレビは、画面の精細さだけでなく、色合いや画面の動きもより自然で現実の映像に近いものになっています。

ただ、4Kや8Kのテレビでその画質を万全に活かすためには、テレビ放送や映像ソフト、配信などの元の映像が、4K・8K画質である必要があります。
4Kや8K画質のテレビでハイビジョン(2K)映像をそのまま再生すると、テレビ画面を4倍や16倍に引き延ばしたような形になり、全体的にぼやけた画像になってしまいます。
この点は、現在の2Kテレビで、アナログ放送時代のテレビドラマ(約640×480ピクセル:SD画質)をそのまま再生すると、やはり全体がぼやけた映像になるのと同じことです。
そのため、アナログ放送時代のテレビ番組を現在の地デジ放送・衛星放送で再放送したり、ブルーレイソフト化したりする際には、SD画質を2K画質に高画質化した「HDリマスター版」を制作し、使用しています。

したがって4K、8Kテレビで現在の2Kである地デジ放送や、4K8K以外のBS放送、CS放送のチャンネルなどを見ると、かえって画質が低下するように思えます。
しかし現在の4K、8Kテレビには、ほとんど「アップコンバート機能」「フレーム補完(モーション補正)」機能が搭載されています。
「アップコンバート機能」とは、地デジ放送など2K(HD)画質の映像を、テレビが自動的に4Kや8K画質に補完する機能であり、現在の4K、8Kテレビには基本的に搭載されています。もちろん完全な4K、8K映像になるわけではありませんが、高精細画面でも十分に違和感のないレベルの映像になります。
「フレーム補完機能」とは、アナログ時代の映画やドラマなど、1秒間に60コマ以下の映像で表現される動画の間に、テレビが自動的に、合間を埋める「補完フレーム」を入れて、1秒間に120コマの動画へと変換する機能です。
このフレーム補完機能も「倍速機能」をもつテレビであればほとんどが対応しており、古い映像作品でも動きがなめらかに見えるようになります。
一方で、映画やアニメ作品などでは、1秒間のコマ数が少ないことを前提に、リアルで迫力ある映像に見える演出を行っています。
このような作品でフレーム補完を行うと、映像全体の動きが一律になめらかになりすぎて、ホームビデオや昼間の連続ドラマ、再現ドラマのように安っぽい映像に見えることもあります。
これを「ソープオペラ効果」といい、4K、8Kテレビで映画やアニメを楽しみたい方からは、かえって不満が出ることもあります。
ただ、このアップコンバート機能やフレーム補完機能は、気になる場合には、テレビの設定でオフにすることもできます。

総合して、4Kや8Kテレビをお選びの際は、メーカーやテレビのタイプ(液晶、有機EL)による色彩や色調、輝度の表現の違い。また廉価モデルには搭載されていないこともある倍速表示の有無をチェックしてお選びになることがおすすめです。
特にBS放送や映像ソフトなどで4K、8K映像を楽しみたい場合には、色彩(色調・輝度)表現の性能が高く、倍速機能も持つテレビをおすすめします。

【結論】アンテナなしでも4Kテレビは楽しめる!まずは選択肢を知ろう

4K、または8Kのテレビで、映像のアップコンバートではなく、本来の4K、8K画質を楽しむには、元のテレビ放送や配信などの映像が、4K、8Kに対応している必要があります。
そのため、お住まいにBS/CSアンテナがない、またはアンテナが4K8Kに対応していなければ、4Kや8Kのテレビを設置しても、その真価である高精細映像を観ることはできないと思われるかもしれません。

しかし結論から申し上げると、お住まいに4K8Kに対応するアンテナ設備がなくとも、4Kテレビを設置して、4K画質の美しい映像を楽しむことは十分に可能です。
「4Kテレビを買ったのに、BS/CSアンテナがないから4K放送を見られない」とあきらめる必要はまったくありません。
大切なのは、ご自身の視聴スタイルに合った方法を選ぶことです。

視聴できる4Kコンテンツは2種類:「4K放送」と「4Kネット動画」

まず現在、4Kテレビで、完全な4K画質を楽しめるコンテンツには大きく分けて2種類あることを知っておいてください。
4K画質のコンテンツを提供しているのは、以下の放送および配信です。

  1. 4K放送(BS/CS放送)
    • テレビ局が放送するリアルタイムの番組です。
    • 基本的に衛星放送(BS放送、CS放送)の中の、4K(または8K)対応チャンネルになります。
    • 主にBS放送では、NHKや広域民放局の無料4K、8Kチャンネル。またBS放送、CS放送の映画、スポーツなど有料の4K専門チャンネルが該当します。
    • 従来はこの放送(チャンネル)を見るために、4K8K対応のBS/CSアンテナが必要でした。
    • 現在ではアンテナ設置以外にも、これらの4K8Kチャンネルを見る方法が存在します。またBS/CSアンテナが4K8K対応でなくとも試聴できる4Kチャンネルもあります。
  2. 4Kネット動画(VODなど)
    • インターネット経由で視聴するコンテンツです。
    • NetflixやYouTube、Amazon Prime Videoなどで配信される映画やドラマが代表例です。
    • こちらはインターネット環境さえあれば、アンテナは一切不要です。
    • 現在ではチューナーレステレビ(詳細は後述)をはじめ、多くの4K8Kテレビには、インターネットの配信サービスを直接、視聴できる機能があるため、4K対応のコンテンツであれば、高画質で視聴できます。

他にも、4Kテレビに、UltraHDブルーレイ(4K)対応のブルーレイプレーヤーを接続し、UltraHDのブルーレイソフトを再生することでも、4K画像を視聴することができます。
この場合の注意点は、プレーヤー本体やソフトだけでなく、プレーヤーとテレビを接続するHDMIケーブルも、4Kの大容量に対応する転送速度を持つ「プレミアムハイスピードHDMIケーブル」が必要になります。

このように現在では、アンテナを使わずとも、4Kテレビで「4K放送(映像)」を視聴する方法も確立されています。

アンテナが必要なケース・不要なケース

それでは、どのような場合に4K8K対応のアンテナが必要で、どのような場合に不要なのでしょうか。
以下の表で、ご自身の状況やご要望を確認してみてください。

項目 アンテナが必要なケース アンテナが不要なケース
主な視聴コンテンツ – BS/CS(衛星放送)の無料4K放送 – Netflixなどのネット動画
– 映画、ドラマ、アニメ
– 有料の専門チャンネル
重視するポイント – 月々のランニングコストをかけたくない – 工事の手間や費用をかけたくない
– 天候に左右されず安定して見たい
– 好きな時に好きな番組を見たい
向いている人 – 初期投資のみで済ませたい戸建て住宅の居住者 – 集合住宅の居住者
– ネット動画視聴がメインの人
– 家の外観をスッキリさせたい人
視聴方法の例 – 4K/8K対応BS/CSアンテナの設置 – 光回線テレビ
– ケーブルテレビ
– 動画配信サービス(VOD)

※上記は各ケースの主な実例になります。

【工事不要】アンテナなしで4Kテレビ映像を視聴する3つの具体的な方法

この項目からは、この記事の核心である「アンテナ工事不要」で4Kテレビ(4K映像)を視聴するための、3つの具体的な方法を詳しくご紹介します。
それぞれのメリット・デメリットや費用を比較して、最適な選択肢を見つけてください。

方法1:光回線テレビ|ネットとまとめて安定視聴

光回線テレビは、インターネットに利用する光ファイバー回線を使って、テレビの映像信号もご家庭に届けるサービスです。
主に光回線の解説やインターネット契約に付随する追加サービスになります。光ファイバーケーブルを、お住まいに設置されたONU(光回線終端装置)を介してテレビに接続することで視聴できます。
テレビアンテナの代わりに光ファイバーを利用して映像信号を送るため、天候やアンテナの老朽化などに左右されず、テレビ画面にノイズなどが入ることのない、安定した映像を視聴できることが魅力です。
またサービスによっては、テレビ以外にパソコンやタブレット、スマートフォンなどでも視聴できることもあります。

光回線テレビのメリット・デメリット

光回線テレビには、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット デメリット
– アンテナ不要で家の外観がスッキリする。 – 月額利用料がかかる。
– 悪天候(台風や大雪)でも映像が乱れにくい。 – 利用には光回線の契約が必須。
– 4K放送を含む多チャンネルに対応。 – 提供エリアが限定される。
– インターネットと支払いを一本化できる。 – 初期工事費が発生する場合がある。

※上記は光回線テレビの主なメリット・デメリットになります。

光回線テレビ費用の目安(初期費用・月額料金)

光回線テレビの費用は契約するサービスによっても異なりますが、一般的な費用の目安は以下の通りです。

項目 費用の目安 備考
初期工事費 約 20,000 円 ~ 40,000 円 キャンペーンで無料になることも多い
月額利用料 約 500 円 ~ 3,000 円 光回線の料金に加えて発生

※上記は光回線テレビサービスの平均的な費用目安になります。

光回線テレビはこんな人におすすめ

  • インターネット回線とテレビサービスをまとめて契約したい人。
  • 天候を気にせず、常に安定した画質でBSやCSの4K放送を楽しみたい人。
  • アンテナを設置したくない、家の外観を損ねたくない人。
  • 気候が厳しくアンテナトラブルのリスクが高い地域の人。

方法2:ケーブルテレビ|地域密着の多チャンネル

ケーブルテレビ(CATV)は、地域のケーブルテレビ局が設置した大型アンテナで受信した電波(映像信号)を、契約したご家庭まで直接、敷設したケーブル網(光ファイバー、同軸ケーブルなど)を通じて、各家庭に届けるサービスです。
元々はテレビ放送の難視聴地域向けのサービスであり、こちらもアンテナは不要で電波障害などの心配もなく、ケーブルテレビ局から送られるケーブルを、専用のチューナー(セットトップボックス)を介して、テレビに接続することで視聴できます。
近年ではケーブルテレビ局も、テレビ放送以外に、インターネットや格安スマートフォン、固定電話、電気、ガス、保険などのサービスを用意しており、セットで加入することで、お支払いを一本化できるほか、割引を受けられるケースもあります。

ケーブルテレビのメリット・デメリット

ケーブルテレビの主なメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット デメリット
– アンテナ不要で安定した視聴が可能。 – 月額利用料が光回線テレビよりやや高めな傾向がある。
– 地域に特化したケーブルテレビ局の独自チャンネルが楽しめる。 – 同軸ケーブルの場合、インターネット速度が光回線より遅いことがある。
– 視聴できる専門チャンネルが非常に豊富。 – 提供エリアが限定される。
– サポート体制が充実していることが多い。 – 初期工事費が発生する場合がある。

※上記はケーブルテレビの主なメリット・デメリットになります。

ケーブルテレビの費用の目安(初期費用・月額料金)

ケーブルテレビの料金プランは、ケーブルテレビ局や視聴プランによって非常に多様ですが、一般的な目安は以下のようになっています。

項目 費用の目安 備考
初期工事費 約 10,000 円 ~ 50,000 円 キャンペーンで割引や無料になる場合あり
月額利用料 約 2,000 円 ~ 9,000 円 視聴できるチャンネル数によって大きく変動

※上記はケーブルテレビの平均的な費用相場になります。

ケーブルテレビはこんな人におすすめ

  • 視聴したい専門チャンネル(映画、スポーツなど)が決まっている人。
  • お住まいの地域が光回線テレビの提供エリア外の人。
  • 地域に密着した情報番組やイベントチャンネルをよく見る人。

方法3:動画配信サービス(VOD)|手軽でコンテンツ豊富【ネット視聴メインなら最有力】

動画配信サービス(VOD: Video On Demand)またはサブスク動画配信サービスは、インターネット経由で映画やドラマ、アニメなどを視聴するサービスです。
テレビ放送を見るのではなく、映画やアニメ、ドラマなど、好きなコンテンツを好きな時に選んで見るスタイルで、4K画質の作品も豊富に揃っています。
テレビをインターネットに接続できれば、今すぐにでも始められる手軽さが最大の魅力です。
なお、他にも地上デジタル放送のテレビ番組を見逃し配信などで無料視聴できる「Tver」「Hulu」などの配信サービスもありますが、これらサービスは地デジ放送の番組となるため、現在はすべて2K画質になります。

動画配信サービスのメリット・デメリット

動画配信サービスにもメリットとデメリットがあります。ご視聴に当たっては以下の点を理解しておいてください。

メリット デメリット
– インターネット環境があれば工事不要で、申し込み後すぐに利用できる。 – 地デジやBS/CSなどチャンネルのリアルタイム放送は見られない。
– 月額料金が比較的安い。 – 安定した高速インターネット回線が必須。
– 映画、ドラマなど膨大な4Kコンテンツが見放題。 – 4K視聴はデータ通信量を多く消費する。
– スマートフォンやタブレットでも視聴できる。 – 複数のサービスを契約すると割高になる。

※上記は動画配信サービスの主なメリット・デメリットになります。

主要動画配信サービスの4Kコンテンツと料金

ここでは、代表的な動画配信サービスの4K対応プランを比較しました。
ご自身の見たいコンテンツに合わせて選んでください。

サービス名 月額料金(税込) 4Kコンテンツの強み・特徴 推奨ネット速度 データ消費量(1時間)
Netflix 1,980 円(プレミアム) オリジナル映画・ドラマが圧倒的に豊富。 15 Mbps 以上 約 7 GB
Amazon Prime Video 600 円 プライム会員特典。オリジナル作品も多数。 15 Mbps 以上 約 6 GB ~ 7 GB
YouTube 無料 世界中のユーザーが投稿した多様な4K動画。 20 Mbps 以上 約 10 GB ~ 15 GB
U-NEXT 2,189 円 国内ドラマや邦画の4K配信に強い。 15 Mbps 以上 約 7.5 GB

※上記は主な動画配信サービスの例になります。

補足:話題の「チューナーレステレビ」とは?

最近の4K、8Kテレビには、テレビ放送を受信する地デジやBS/CSのチューナーを搭載せず、インターネットによる動画配信サービスの視聴に特化した「チューナーレステレビ」も人気です。
このようなテレビは、インターネット接続が主体で、一般的なテレビ放送の受信機能を持たないため「スマートモニター」と呼ばれることもあります。
チューナーを内蔵しない分、通常のテレビよりも価格が割安で、初期設定も簡単なため、地デジや衛星放送のテレビ放送をまったく見ない方には有力な選択肢となります。

動画配信サービスはこんな人におすすめ

  • リアルタイムで地デジ、衛星放送のテレビ放送はほとんど見ない人。
  • 映画やドラマ、アニメなど多くのコンテンツを好きなタイミングで楽しみたい人。
  • とにかく手軽に、初期費用を抑えて4K映像を体験したい人。

あなたに最適なのはどれ?目的・ライフスタイル別おすすめ視聴方法診断

ここまで4Kコンテンツの視聴方法について、3つの方法をご紹介しましたが、この記事をお読みのお客様は「結局どれがいいの?」と迷ってしまうかもしれません。
そこでこの項目では、お客様の目的やライフスタイルに合わせたおすすめの視聴方法を診断形式でご紹介します。

ケース1:画質と安定性を最優先!リアルタイムでスポーツや映画の番組を楽しみたいあなた

→ おすすめは「光回線テレビ」または「ケーブルテレビ」

  • BSやCSの4Kチャンネルで放送される高画質な番組を、天候に左右されずに楽しみたい方には最適です。
  • インターネットもまとめて契約したいなら「光回線テレビ」、特定の専門チャンネルを見たいなら「ケーブルテレビ」がおすすめです。

ケース2:手軽さ第一!好きな映画やドラマを好きな時に見たいあなた

→ おすすめは「動画配信サービス(VOD)」

  • 工事不要で、思い立ったらすぐに始められる手軽さが魅力です。
  • 豊富な4Kコンテンツの中から、気分に合わせて好きな作品を選べます。
  • オリジナル作品が好きならNetflix、コスパ重視ならAmazon Prime Videoなど、サービスごとの特徴で選びましょう。

ケース3:月額費用は避けたい!初期投資で済ませたいあなた

→ 「アンテナ設置」も選択肢のひとつ

    • この記事のテーマとは異なりますが、月々の支払いを避けたい場合はBS/CSアンテナ設置でBSの4Kチャンネルを視聴することがもっとも経済的です。
    • ただし、初期費用や工事の手間、天候リスクといったデメリットも考慮した上で、他の方法と比較検討することが重要です。

購入前にチェック!アンテナ不要で4Kテレビを見るための基礎知識

上記でご紹介した、4K放送やコンテンツを見るための最適な方法を選ぶ前に、いくつか知っておくべき基本的な知識があります。
「せっかく準備したのに4Kの映像を見られなかった」という失敗を防ぐために、以下のポイントを必ず確認しておきましょう。

重要:「4Kテレビ」と「4K対応テレビ」は別物!チューナーの有無を確認しよう

「4K(8K)テレビ」と「4K(8K)対応テレビ」の違いは、非常に重要なポイントです。
特に2018年(平成30年)以前に発売されたモデルでは注意が必要です。

「4Kテレビ」と「4K対応テレビ」の違いは、以下の通りになります。

種類 特徴 4K放送(BS/CS)を見るには
4Kテレビ 4K放送を受信するための「4K対応BS/CSチューナー」が内蔵されているテレビ。 テレビ単体で視聴可能。
4K対応テレビ 4Kの解像度で映像を表示できるが「4Kチューナー」は内蔵されていないテレビ。 別途「外付け4Kチューナー」の購入が必要。

※上記は「4Kテレビ」「4K対応テレビ」の一般的な違いになります。ただメーカーやモデルによっては呼称が異なる場合もありますのでご注意ください。

「4K(8K)対応テレビ」は主に、2018年に新4K8K衛星放送がスタートする以前や、その直後の時期に販売されていたテレビになります。
当時はまだ4K8K放送が普及していなかったため、テレビ本体に4K8K衛星放送を受信するチューナーが内蔵されておらず、4Kブルーレイレコーダーなど4K対応の機器を接続して4K映像を視聴することを主体とした製品になります。
その後、衛星放送の4K8K放送が広まるにつれ、4K8K放送対応のチューナーを内蔵し、BS/CSアンテナを設置してケーブルを接続するだけで4K8K放送を視聴できる「4Kテレビ」が主流となりました。

最近の4Kテレビモデルはほとんどが「4Kテレビ(チューナー内蔵型)」ですが、低価格の製品や中古品などを検討する際は、必ず4K8Kチューナーの有無を確認してください。

今見られる4K放送はBS/CSだけ!地上波の4K放送はまだ始まっていない

「4Kテレビを買えば、地デジも4Kの超高画質になる」と思っていませんか。
実は、2025年現在、地上波デジタル放送(地デジ)では4K放送は行われていません。
上記した通り、4Kに対応していない映像(テレビ放送や配信、映像ソフトなど)でも、テレビのアップコンバート機能やフレーム補正により、4K画質でも違和感なく視聴することはできます。しかしこれらの映像も、実際の4K映像に比べると画質などはやや劣ります。
2025年現在、テレビ放送として4K画質を楽しめる楽しめる4Kコンテンツは、衛星放送のBS放送にある4Kチャンネルのみになります。

BS/CSアンテナを設置するなら知っておきたい「右旋・左旋」とは?

これからBS/CSアンテナ設置を検討する方向けの補足情報です。
静止衛星から地上のBS/CSアンテナまで送られる衛星放送(BS/CS)の電波(12GHz帯)には、現在「右旋円偏波(うせんえんへんぱ)」と「左旋円偏波(させんえんへんぱ)」という2種類の電波があります。

右旋と左旋、それぞれの電波の違いは以下の通りになります。

  • 右旋円偏波:2018年以前から、2K放送のBS放送、CS放送で使われてきた従来の電波。2018年以降は、BS放送のNHK、広域民放4Kチャンネルなど、主要な4Kチャンネルにも利用されている
  • 左旋円偏波:2018年12月1日の4K/8K放送スタートで、BS放送やCS放送にそれぞれ新しく4K8Kチャンネルを追加する際、右旋の電波では空きの周波数帯が不足したため、新しく使われるようになった電波。主に上記以外の有料4Kチャンネルや、NHK BS8Kに割り当てられている。

つまり、右旋が4K8K放送以前からの2Kチャンネルすべてと一部の主要BS4Kチャンネル、左旋がそれ以外の4K8Kチャンネルに使用される電波ということになります。

そしてBS/CSアンテナも、2018年以前のものは、右旋の電波しか受信できない2K(右旋)対応モデル、2018年以降の新モデルは右旋と左旋を受信できる2K4K8K(右旋左旋)対応モデルになります。
ただ従来の2K対応BS/CSアンテナであっても、右旋に含まれるBS放送のNHK、広域民放の無料4Kチャンネルであれば、特に問題なく受信できます。
ただし左旋に含まれる4K、8Kチャンネルについては、2K4K8K対応のBS/CSアンテナでなければ受信できません。

もうひとつ、2K4K8K対応のBS/CSアンテナを設置、または2K対応アンテナから交換する場合の注意点があります。
静止衛星からBS/CSアンテナまで送られる12GHz帯は、周波数帯が高く長距離送信に適している半面、アンテナケーブルでの送信には適していません。
そのためBS/CSアンテナに付随するコンバーターで、12GHz帯からMHz帯に変換した上でケーブルに送信されます。
このとき、従来の右旋の電波は1032MHzから2072MHzに変換されますが、左旋の電波は従来より周波数帯が高い2224MHzから3224MHzに変換されるのです。
そのため、2K4K8K対応のBS/CSアンテナを設置する場合には、アンテナからテレビまでを結ぶアンテナケーブルや、その間に設置されるブースターや分配器、アンテナコンセントユニットなどの周辺機器も、左旋の周波数帯に対応する4K8K(3224MHz)対応型である必要があります。

まとめると、右旋に含まれる一部のBS4Kチャンネルを視聴するだけなら、旧式の2K対応BS/CSアンテナでも問題はありません。
しかし左旋を含むすべての4K8Kチャンネルを視聴するためには、2K4K8Kに対応するBS/CSアンテナをはじめ、配線部の周辺機器が必要になるというのが、衛星放送の4K8K受信の基本でした。
ただ2025年現在は、右旋・左旋に対応する4K8Kチャンネルの状況に、やや変化が生じています。その詳細は、次の項目で解説します。

現在の「右旋」「左旋」の4K・8Kチャンネルの種類は?

2018年の4K8K放送が開始された当初は、右旋のBS4Kチャンネルの他にも、左旋を利用するBS、CSの4Kチャンネル(主に有料専門チャンネル)が数多く存在しました。
ただ2025年現在では状況が変化しています。
端的に言うと、4K放送はコストに対して普及率が低いことから、WOWOWやCSスカパーなど、多くの民間放送が左旋の4Kチャンネルから撤退し、多くの4Kチャンネルが放送を終了しました。

その結果、右旋と左旋の再編も行われ、以前は左旋放送であったBS放送の「ショップチャンネル4K」「4K QVC」が右旋放送に変更されました。
結果、2025年現在、BS放送の4Kチャンネルはすべて右旋、CS放送に4K8K放送は存在せず、左旋放送に当たるのは、BS放送の「NHK BS8K」1チャンネルのみとなっています。
したがって、現状で8K放送にこだわらない限り、お住まいのBS/CSアンテナ設備が2K(右旋)のみ対応であっても、いますぐ急いでアンテナや周辺機器を、2K4K8K(右旋左旋)対応のものに交換する必要性は低くなっています。

【比較】あえてアンテナを設置する場合の費用とメリット・デメリット

ここまでの項目では4K放送を視聴する場合、アンテナが不要となる方法を中心に解説してきました。
この項目では比較のため、4K放送のためにBS/CSアンテナ設置の工事を行う場合についても詳しく見ておきましょう。

アンテナ設置のメリット:月額費用がかからない

新築住宅などでテレビアンテナ工事を行う最大のメリットは、一度設置してしまえば月々の利用料がかからないことです(NHK受信料は別途必要)。
上記した、現状すべての4Kチャンネルである、無料のBS4K放送(右旋)を見るだけであれば、長期的に見てもっともコストを抑えられる方法です。

アンテナ設置のデメリット:初期費用と天候リスク

一方で、BS/CSアンテナの設置には、以下のようなデメリットも存在します。

  • 初期費用:BS/CSアンテナ本体と周辺機器などの設置工事で、約 30,000 円から70,000 円程度の費用がかかります。
  • 天候リスク:台風や大雪などの悪天候で、テレビ映像が乱れる、アンテナがダメージを受けるなどの可能性があります。特にBS/CSアンテナはディッシュの向きを静止衛星へと正確に合わせる必要があり、はミリ単位の角度のズレにも弱いため、注意が必要です。
  • 外観への影響:建物の屋根の上や外壁などにBS/CSアンテナを取り付けるため、外観を損ねる場合があります。
  • メンテナンス:アンテナの寿命は約10年と言われており、定期的なメンテナンスや交換が必要になることがあります。

結論としては、2025年以降、また新しく追加される可能性がある、左旋の4K8Kチャンネルを視聴したい。また4Kだけでなく、BS放送、CS放送で視聴できる、有料専門チャンネルを含めたさまざまなチャンネルを視聴したい場合であれば、BS/CSアンテナの設置が有効であると言えます。

4Kテレビのアンテナに関するよくある質問(Q&A)

最後に、4KテレビとBS/CSアンテナに関する、よくある質問にお答えします。

Q1. マンションやアパートでもアンテナなしで4K放送は見られますか?

はい、見られます。
むしろ、アンテナ設置が難しい集合住宅にこそ、「光回線テレビ」や「ケーブルテレビ」は最適な選択肢です。
建物の共有アンテナが4Kに対応していない場合でも、これらのサービスを契約すれば問題なく4K放送を楽しめます。
お住まいの集合住宅で光回線テレビやケーブルテレビに加入が可能であるかは、物件の管理会社や大家さんなどに確認を取ってください。

Q2. 4K動画を快適に見るには、どのくらいのインターネット速度が必要ですか?

動画配信サービス(VOD)で4Kコンテンツを安定して視聴するには、一般的に 15 Mbps ~ 25 Mbps 以上の通信速度が推奨されます。
光回線であればほとんどの場合で問題ありませんが、ご契約中のインターネット回線プランをご確認になると良いでしょう。

Q3. 今使っているBSアンテナで4K放送は見られますか?

お住まいのBS/CSアンテナが、2018年以前の2K対応モデルでも、現状、右旋放送に当たるBS放送の無料4Kチャンネルであれば、問題なく視聴できます。
ただし前述の通り、左旋放送にあたるチャンネルなどすべての4K8K放送を楽しむことはできません。
2025年12月現在、左旋にあたるチャンネルは「NHK BS8K」のみであるため大きな問題はありませんが、今後、4Kテレビの普及につれて、新たに左旋の4K8Kチャンネルが追加される可能性も十分にあります。

Q4. 室内アンテナで4K放送を見ることはできますか?

基本的には難しいといえます。
現在、市販されている室内アンテナの多くは地上波デジタル放送用です。
衛星放送の12GHz帯は、シンプルな一枚板の透明な窓ガラスを除いて、建物の屋根や壁に遮られれるため、屋内での受信は難しくなるのです。
静止衛星の方向から窓ガラスを通して屋内に電波が届く環境であれば、窓際にBS/CSアンテナを据え置き設置することも不可能ではありません。
ただ条件が厳しい上、ガラスを通る際に電波が減衰する、アンテナの角度が狂いやすいなどのデメリットもあり、衛星放送の映像が安定しにくくなるため注意が必要です。

まとめ:アンテナ工事は不要!自分の視聴スタイルに合った方法で4Kテレビを楽しもう

4Kテレビの高精細映像は、お住まいにBS/CSアンテナが設置されていなくても十分に楽しむことができます。
もっとも大切になるのは、ご自身のライフスタイルや視聴したいコンテンツを明確にして、適切な4Kコンテンツの視聴方法をお選びになることです。
最後に、この記事の主なポイントをまとめます。

視聴方法 こんな人におすすめ
光回線テレビ インターネットとまとめて、天候を気にせず安定した4K放送を視聴したい人。
ケーブルテレビ 地域情報や専門チャンネルなど、多彩なチャンネルを楽しみたい人。
動画配信サービス リアルタイムのテレビ放送より、映画やドラマ、アニメなど多彩なコンテンツを、好きなときに好きなだけ見たい人。
BS/CSアンテナ設置 初期投資のみで、月額費用をかけずに無料の4K放送を楽しみたい人。4K8Kに限らずさまざまな専門チャンネルなどを観たい人。

※上記は大まかなポイントのまとめになります。

BS/CSアンテナ工事の手間や費用、住宅の外観の問題などで4Kテレビの購入をためらっていた方も、これで安心して高画質な映像の世界へ一歩踏み出せるはずです。
また、もし諸条件を勘案の上、やはりBS/CSアンテナの設置で4K放送をご覧になりたいという方は、本記事にもご協力いただいた「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、またはメールフォーム、LINEアカウントまで、まずはお気軽にご相談ください。

あさひアンテナでは、BS/CSアンテナをはじめとする各種テレビアンテナ工事について、国産一流メーカー製の高品質アンテナや機材をセットにした、低価格かつ明快な基本設置費用でご案内しています。
事前の現地調査、お見積もりは出張料、キャンセル料など諸費用含む完全無料でご対応しており、必要な機材を含めて、お客様の環境に最適となる工事を、業界最安に挑むお見積もり価格でご提案いたします。
各種アンテナ工事については、ご連絡やお見積もりからの即日工事や、他業者との相見積もりにもご対応しています。
実際の工事は、自社スタッフによる「完全自社施工」を徹底し、ベテランのアンテナ職人による高品質な工事を、中間マージンなどをカットした低価格でご提供します。
さらに工事後には業界最長クラスである「10年保証」のご用意もありますので、お客様には末永く安心して、4K放送を含むテレビ放送を楽しんでいただけます。

本記事の情報を参考に、お客様の条件にぴったりの4Kコンテンツ試聴方法を見つけて、超高画質による4Kテレビを楽しめる日常をスタートさせてください。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。