茨城県小美玉市でテレビアンテナ工事をお考えの方へ

小美玉市 てどんなところ？？

茨城県小美玉市は、県内では県央地域に属し、県の中央部よりやや南よりに位置している市です。市域はほぼ関東ローム層に覆われており、起伏も少なくほぼ平坦な地形です。また南部の西よりは霞ヶ浦に面しています。市内の河川には園部川や巴川があります。
小美玉市は2006年（平成18年）3月27日に、東茨城郡小川町と美野里町、新治郡玉里村が合併して発足した市です。東京都心からは約80キロの距離があり、北へ約20キロの距離には県都である水戸市が、南西へ約20キロの距離には筑波研究学園都市が位置しています。
市内の西部にはJR常磐線と国道6号、常磐自動車道が、南部には国道355号が通り、東部には航空自衛隊百里基地が位置しています。また2010年（平成22年）3月11日には茨城空港が開港しました。そのため市内には国内外との新たな交流が生まれ、幅広い地域振興が期待されており、市の将来像「人が輝く水と緑の交流都市」の実現を目指したまちづくりが進められています。
市名である小美玉市は、旧町村である小川町、美野里町、玉里村の頭文字をとって命名されたものです。なお小川町と玉里村は、少なくとも町村制以前から存在している歴史のある地名ですが、美野里町は1956年（昭和31年）の美野里村の成立の際につけられた新しい地名になります。また小美玉の名称は市名となる前から、広域消防の名称として使われていました。ちなみに住民公募の結果では、新市名として「百里市」を挙げる意見が1位になっていました。
また小美玉の名には、「小川の流れや美しい自然と共に、玉のように輝き飛躍する市」「小さな美しい宝物、または小さな美しい心を持つ故郷になるように」「小さな玉が美しく磨かれていく、そんな夢の持てる市に」など、さまざまな意味も込められています。
市内の産業では、第一次産業にあたる農林水産業が盛んです。小川地区は、県の銘柄産地指定を受けているニラ（韮）やイチゴ（苺）、またメロンや花卉類などの産地になっています。美野里地区は酪農などが盛んで、生乳やヨーグルト、アイスクリームなどの加工品が出荷されています。玉里地区では霞ヶ浦を拠点とした漁業や、低地での米やレンコン（蓮根）の栽培、台地でのカキ（柿）、ナシ（梨）、コマツナ（小松菜）栽培などが行われています。特に夏場のハス（蓮）の花（芙蓉）の美しさと豊富さは壮観となります。
市内の名所には、約1キロに渡る国道6号のサクラ並木。市民参加で運営されている「四季文化館（みの～れ）」や、四季の里出張所、入浴施設などがある「四季健康館」、また「みのりの森のレストラン・キャトルセゾン」などの施設が整備されている市の文化と福祉の拠点、四季の里。園内におよそ8ヘクタールの市の花、コスモス畑が広がり、秋には一面に咲き誇る光景が見られる希望ヶ丘公園。広大な敷地に、事務棟、文芸棟、華道棟、茶道棟、書画棟があり、また江戸時代末期に小川で生まれた医師、本間棗軒（本間玄琢）の生家を移築し、園内には100種以上の薬草が植えられている、やすらぎの里小川（本間玄琢生家）。多くの自然が残っており、11月には白鳥が飛来する池花池。天然温泉を利用した温泉施設で、さまざまな娯楽施設も併設している小美玉温泉ことぶきなどがあります。
町の祭事、イベントには、7月に行われる、江戸時代の元禄年間、渡御のはじまりの頃、川の水を手で神輿にかけて、手のひらを口に当て「あわあわ」と声を出しながら行ったことから呼び名が広まったといわれるアワアワ祇園。素鵞神社の例祭を中心に、山車や獅子が練り歩き、街中ににぎやかな囃子が響き渡る小川の祇園祭。神輿や山車、獅子頭が羽鳥地区内を練り歩く羽鳥まつり。8月の獅子舞や狐、おかめ、ひょっとこなどの面をつけた人々が笛や太鼓に合わせて舞い踊る「堅倉ばやし」で賑わう金刀比羅神社祭礼。希望ヶ丘公園を会場に行われる市の一大イベントで、さまざまな模擬店や催し、盆踊り祭りやフィナーレの花火打ち上げなどが行われる、ふるさとふれあいまつり。11月に自衛隊の百里基地が公開され、各種航空機の展示や、編隊飛行、機動飛行などが行われる百里基地航空祭などがあります。
市の特産品には、第3セクターとして設立され、地元の農産物を使った飲むヨーグルト、アイスクリーム、味噌、もろこし焼酎などを独自の技術で生産販売している、ふるさと食品公社の商品。霞ヶ浦やハウス栽培の良質なレンコン。市内産のものは葉幅が広く肉厚で、柔らかさと甘さが抜群。健康食品としても知られるニラ。「おがわ」「みのり」や「とちおとめ」などの品種が主力のイチゴなどがあります。

小美玉市 の場所

茨城県小美玉市は、県の中南部に位置し、県央地域に属している市です。市の西側がら北西側を石岡市に、北側の狭い範囲を笠間市に、北東側を東茨城郡茨城町に、東側を鉾田市に、南側の東よりを行方市に接しており、南側の西よりは霞ヶ浦に面しています。
小美玉市は2006年に2町1村が合併して生まれた比較的、新しい市です。市域は南側で霞ヶ浦に接しており、農業や漁業、酪農などが盛んに行われる自然の豊かな市です。その一方、市内には茨城空港があり、国内外の玄関口にもなっている他、東京都心や水戸市、つくば市などの県内外の主要地区へのアクセスもよい、環境のよさと利便性を兼ね備えている、非常に暮らしやすい都市になっています。
小美玉市の市章は、全体は円で、上部は三日月の欠けの部分を下にしたような緑、下部は青色で、円の中で三本線による波のような模様を描いているものです。これは小美玉市のローマ字での頭文字「O」と、美玉の「M」「T」を合わせてデザイン化したものです。
躍動する3曲線によって3町村の合併を表現し、豊富な緑と霞ヶ浦の自然に包まれた地にて、輝く人々が手をとりあい、交流を深める姿を象徴して、市の無限の向上と発展を表現しているデザインです。この市章は2006年に小美玉市が誕生するにあたり、前年の2005年（平成17年）に新市章の一般公募を行い、1,969点の応募作の中から、京都府の奥野英一さんによる作品が最優秀賞として採用されたものです。また優秀賞には、神奈川県の尾浦孝夫さん他2名の3作品が選ばれています。
小美玉市は、アメリカ合衆国カンザス州アビリン市と姉妹都市提携を結んでいます。これは旧美野里町と結ばれていた姉妹都市提携と長年の交流を合併後も受け継ぎ、あらためて提携を結んだものです。
小美玉市の花はコスモス、市の木はケヤキ（欅）、市の鳥はシラサギ（白鷺）です。
ケヤキはニレ科ケヤキ属の落葉高木で、ツキ（槻）の別名もあります。高さ20メートルから25メートルの、ホウキを逆さにしたような雄大で美しい巨木となり、中には40メートルを超える個体もあります。4月から5月にかけて淡い黄緑の小さな花が咲き、秋の紅葉もまた美しく、街路樹や庭木などによく見られる他、樹齢の長い巨木が国や地方自治体の天然記念物になっていることもあります。また昔は、一本のケヤキがさまざまな活用法で一家の生計を救うこともあった、貴重な木でもあります。その雄大で力強く天空へと成長していく姿が、将来へ向け伸びゆく市にふさわしいという理由から市の木に選定されました。
コスモスはキク科コスモス属の総称、または種としてのオオハルシャギク（大春車菊、大波斯菊）を指すこともあり、アキザクラ（秋桜）の別名でも知られる花です。秋に桃色、白、赤などの花が咲き、本来は一重咲きですが、園芸品種として八重咲きなどの種も作り出され、観賞用として好まれています。ちなみに「コスモス」とはもともとギリシャ語で「宇宙」「秩序」などを意味し、ラテン語では星座の世界、すなわち秩序をもつ完結した世界体系としての宇宙のことを表します。車田正美さんの漫画で80年代にテレビアニメ化され大人気作となった「聖闘士星矢（せいんとせいや）」では、それぞれ星座をモチーフにした「聖衣（クロス）」をまとう「聖闘士」たちが駆使する特別な力として「小宇宙」と書いて「コスモ」と呼ばれるものが登場します。
花の名前としてのコスモスは、スペイン出身の聖職者が中南米原産のコスモスを見て、花びらがバランスよく整然と並ぶ姿から、ギリシャ語で「調和」と名づけたことが由来だといわれています。市内各地に植えられて、力強く清楚であり、その語源も市の平和な発展を願うにふさわしいことから市の花に選ばれました。
シラサギは鳥類の種の名前ではなく、ほぼ全身が白いサギ類の総称です。日本ではダイサギ（大鷺）、チュウサギ（中鷺）、コサギ（小鷺）や、まれに飛来するカラシラサギ（唐白鷺）が該当します。また冬羽が全体に白くなるアマサギ（猩々鷺、飴鷺）や、クロサギ（黒鷺）の白色型も含まれることがあります。またコサギ属の旧名でもあり、漢字表記では中国語でコサギを指します。シラサギ類は他の種類のサギと同じ場所に集まり、巣を作って繁殖する習性があります。このサギの群れは鷺山と呼ばれます。
またコサギは後頭部にに冠羽があることから、日本画のモチーフとして多用されています。繁殖期の背の飾り羽もその美しさから、エグレット（フランス語で「シラサギ」の意）と呼ばれる婦人用の帽子の飾りに使われましたが、現在では多くの国で規制されています。シラサギは市内の水辺に生息していて市民に親しまれており、また気品があり優雅に飛翔する姿は美しく、清らかに飛躍する市にふさわしいことから市の鳥に選ばれました。
小美玉市のマスコットキャラクターは「おみたん」です。おみたんの全体像は、擬人化された愛らしい牛のような姿ながら、よく見ると頭頂部は飛行機を模しており、両耳が翼になっています。また緑のマントを羽織り、3つの赤いボタンがついた青空の模様の服を着ています。おみたんは小美玉市堅倉835番地に住む男の子で、誕生日は市が発足した日で、小美玉市民の日でもある3月27日です。
明るく元気な性格で，大きくなったら空を飛びたいと夢見る男の子をイメージしたおみたんは、市が誇る酪農業のイメージである子牛と、市内にある茨城空港をイメージした飛行機をモチーフにしています。緑のマントと空模様の服は、市の豊かな自然の象徴です。また3つのボタンは，作物の実りと豊かな食，そして3町村の合併により誕生した新市の夢や魅力の再発見により、輝く未来を表現しています。
おみたんのデザインは公募により全国から集まった853作品の中から、群馬県在住の主婦、小山朝子さんの作品が選ばれたものです。名前は市民からの公募によって決まりました。おみたんには特別市民として、市より「小美玉市特別住民票」が交付されている他、市の観光や魅力をPRしてもらうため「小美玉市キラめき隊長」にも任命されています。
また小美玉市オリジナル茨城空港イメージキャラクターには「スカイスリー」がいます。スカイスリーは、それぞれ3色のパワードスーツを身に着けた三人の少年たちによるチームです。スカイスリーは小美玉市で育つ子供たちをイメージしたキャラクターで、パワフルで好奇心旺盛ながら、ひとたびパワードスーツを身にまとうと、街や人のために飛び回る頑張り屋さんたちです。
スピード感を感じさせるパワードスーツと近未来的なデザインのヘッドセットは、スピーディに目的地へと向かい、人と人をつなぐ茨城空港を表現しています。各自のカラーは光の三原色からグリーン、レッド、ブルーとなっており、それぞれ茨城の豊かな農産物、魅力的な文化、最先端の科学技術をイメージしています。またこの三原色からあらゆる色を生み出すように、三人の力を合わせれば何でもできると、3町村が合併した未来志向の市の力をも表現し、3人で茨城空港を通してより輝く小美玉市の魅力をアピールしています。

小美玉市 の鉄道路線

東日本旅客鉄道
常磐線
・羽鳥駅

小美玉市のバス
路線バス
・関鉄グリーンバス：かしてつバス（鹿島鉄道代替バス）
・関東鉄道
・小美玉市内循環バス

小美玉市 の主要道路

高速道路
・常磐自動車道（美野里PA）

一般国道
・国道6号
・国道355号

主要地方道
・茨城県道8号小川鉾田線
・茨城県道50号水戸神栖線
・茨城県道52号石岡城里線
・茨城県道59号玉里水戸線

一般県道
・茨城県道116号鹿田玉造線
・茨城県道144号紅葉石岡線
・茨城県道145号上吉影岩間線
・茨城県道194号宍倉玉里線
・茨城県道278号竹ノ内羽鳥停車場線
・茨城県道279号羽鳥停車場江戸線
・茨城県道359号茨城空港線
・茨城県道360号大和田羽生線

小美玉市の空港
・茨城空港

小美玉市 出身の芸能人

茨城県小美玉市出身の著名人には、特撮ドラマ「特救指令ソルブレイン」主題歌や、人気テレビアニメの劇場版「ガールズ&パンツァー劇場版」挿入歌「万能戦車センチュリオン」など、数多くのアニメ、特撮作品の歌で知られ「アニメソング界の大魔神」「宮兄（みやにい）」などの別名も持つ歌手の宮内タカユキさん。劇団四季に所属するミュージカル俳優の道口瑞之さん。グラフィックデザイナーの藤代範雄さん。INAC神戸レオネッサに所属し、サッカー日本女子代表も務めた女子サッカー選手の京川舞選手。柏レイソル、サガン鳥栖などに所属した元プロサッカー選手の柳澤隼さん。版画家、切り絵作家で、著作に「滝平二郎の世界」「滝平二郎きりえの四季」などがあり、日本美術会委員、日本児童出版美術家連盟会員、日本きりえ協会代表委員などを務めた滝平二郎さん。元衆議院議員で厚生大臣などを務めた丹羽雄哉さん。JX日鉱日石金属社長兼パンパシフィック・カッパー社長などを務めた実業家の足立吉正さんなどがいます。
また歴史上の人物では、江戸時代の医学者で、華岡青洲、シーボルトなどに師事し、弘道館医学館の教授として水戸藩医政の第一線を担い、徳川斉昭から「救」という名を賜った本間棗軒（本間玄調）が、現在の小美玉市にあたる地の出身です。