千葉県長生郡長生村でテレビアンテナ工事をお考えの方へ

長生村 てどんなところ？？

千葉県長生郡長生村は、県の東部に位置し、長生地域に含まれる、2020年現在では千葉県で唯一の村です。村域は県の東端、太平洋（外房）に面している地域のほぼ中央部に位置しています。また九十九里平野および九十九里浜の南部にあたり、村の地形はゆるやかで、起伏は少なくなっています。村の要所には農業用水用の溜池が点在しています。海沿いの村であり、太平洋の黒潮による影響を受けるため、気候は一年を通して温暖です。
現在の長生村は、1953年（昭和28年）11月3日に、高根村と一松村、八積村が合併して発足した村です。その名の通り自治体としては千葉県唯一の「村」になりますが、地方自治法における普通地方公共団体（地方自治体）としての「市」「町」「村」の違いは、それぞれ市は基本的に人口が5万人以上。中心的な市街地に全戸数の6割以上が集中する、その他の条件を満たす自治体になります。町は都道府県ごとに条件が異なりますが、おおむね数千人以上の人口と、一定の建築物の連なりを意味する連坦戸数または連坦率、官公署の存在、産業別就業人口割合など、都道府県の条例で定められる「町」の要件を満たした自治体になります。村には特に法的な要件はなく、市や町の要件を満たさなければ、自動的に村となります。
また長生村が属する長生郡の「郡」ですが、これは明治以降においては複数の町村を編成した行政企画で、市や町と同じく郡役所や郡長の役職などが置かれたものです。この制度は戦後の地方自治法で改正され、現在では郡に住所表記や広域連合、選挙区の区画割りなどの他に大きな意味はなくなっています。また区や市は郡に属さないため、市制施行によって村や町が市になると、属していた郡から外れます。現在、千葉県内で長生郡に属しているのは、長生村と睦沢町、一宮町、白子町、長柄町、長南町の5町1村のみになります。
長生村は県庁所在地である県都、千葉市から約30キロの距離になります。また東京都の都心よりは60キロから70キロの圏内です。都市雇用圏における東京都市圏に含まれており、隣接する茂原市への通勤率が高くなっています。
前述の通り、長生村はは千葉県内および長生郡で唯一の村になりますが、長生郡の中ではもっとも人口が多い自治体でもあります。村の人口は現在も増加傾向にあり、2016年（平成28年）度において、全国で7番目に人口の多い村になっています。また近年のふるさと納税額では千葉県でトップを記録しています。
村の産業では、第一次産業である農業が盛んです。特に九十九里の温暖な海洋性気候を利用した「長生（ながいき）トマト」「長生メロン」などの名産品があります。このように村の農作物は、村名の「長生」をもじった「ながいきブランド」として販売されています。またアイガモ（合鴨）を水田に放して米を作るアイガモ農法を用いたコシヒカリの生産も拡大しつつあります。さらには稲の苗を育てる育苗ハウスを農繁期外に利用し、アブラナ科の花であるスプレーストックを栽培する農家も増え、村の新しい産業として注目されています。他にも酪農や沿岸漁業などが行われています。
また村域は南関東ガス田帯域に属するため、天然ガスを利用したガス開発および、長生地域を含む千葉県全体で国内生産量の75パーセント、世界生産量ではチリ共和国に続く世界第2位の生産量にあたる30パーセントのヨウ素生産というガス事業が行われています。
製造業では村域内に工業団地が設置され、蛍光表示管やラジコンメーカーとして知られる双葉電子工業の国内生産拠点と独身社員寮があり、同社からの事業者税および従業員からの税収が、村の主な収益源となっています。
また村は海水浴場を擁する海浜レクリエーション地としても知られており、夏場は海水浴客でにぎわいます。そのため村内には観光客向けの民宿や宿泊施設なども見られます。
村内の名所、旧跡には、寺院に室町時代の1395年（応永2年）創建の本養寺（ほんようじ）。1554年（天文23年）開山で長生村指定文化財の多宝塔がある本延寺（ほんえんじ）。1405年（応永12年）創建の陽光寺。1561年（永禄4年）創建の大法寺。1534年（天文3年）創建で山号は円聚山の万福寺、および山号が神力山の宮前寺。1469年（文明元年）創建の法輪寺。1423年（応永30年）創建、山号は実相山の関根寺。1509年（永正6年）創建、山号は栄海山の東泉寺などがあります。
村の観光スポットでは、前述の通り村域は海岸沿いの行楽地でもあり、九十九里浜にあたる海水浴場に城之内海水浴場、一松海水浴場があります。また村域を含む九十九里海岸の美しい一帯は、県立九十九里自然公園内に含まれています。他にも貴重な自然の動植物が見られる茂原・八積湿原を保全している尼ヶ台総合公園湿生植物園。長生フットボールパークなどの公園施設があります。
町の祭事やイベントには、同じ長生郡の一宮町にある玉前神社の例大祭および神幸祭であり、周辺地域の神社も参加する上総十二社祭りがあります。この祭りは、807年（大同2年）の発祥であり「上総裸祭り」などの通称でも知られています。
また村のイベントとして、毎年、主に11月頃に行われる長生村ながいきフェスタ／長生村産業まつりがあります。このイベントは長生村産の農産物と商工業をPRする、いわば村の文化祭で、出店やゲーム、抽選企画など、さまざまな催しも行われます。

長生村 の場所

千葉県長生郡長生村は、県の東部、太平洋（外房）に面する地域のほぼ中央部に位置し、長生地域に含まれる村です。2020年現在、千葉県および長生郡では唯一の村となります。千葉県の形を模した県のマスコットキャラクター、チーバくんでいえば、背中、肩甲骨の下部あたりに位置する村です。村の東部は九十九里海岸（九十九里浜）の南部にあたり、太平洋に面しています。村域の西側を茂原市に面しており、また北側は同じ長生郡の白子町に、南側の東よりは同郡の一宮町、西よりは睦沢町に面しています。
長生村は村域の西部から南部にかけて国道128号とJR外房線が通っており、村内に八積駅があります。千葉駅までは普通電車で約45分、東京駅までは茂原駅からの特急利用で約1時間と、主要地域へのアクセスと利便性にも恵まれています。また海に面していることから海水浴場などがある海浜行楽地としても人気が高い村です。
村内では農業や酪農、沿岸漁業などが行われている他、南関東ガス田によるガス開発や、工業団地の開設なども行われ、安定した産業構成に支えられています。全体的に海に面して自然が豊かでありながら、主要地域へのアクセスも便利で暮らしやすい村であり、現に長生郡ではもっとも人口の多い自治体であり、人口も増加傾向にあります。
長生村の村章は、上下の三角形および逆三角形がつながった、やや複雑なラインからなる、全体としては菱形の文様です。この村章は、村の頭文字「ち」をデザイン化したものです。また長生村の花はハマヒルガオ（浜昼顔）、村の木はラカンマキ（羅漢槇）になります。
ハマヒルガオはヒルガオ科ヒルガオ属の多年草です。同属の多くがアサガオ（朝顔）のような、つる植物であるのに対し、ハマヒルガオは砂浜など砂の上をつるが這って育つ匍匐製植物で、典型的な海浜植物になっており、5月から6月に淡紅色の花を咲かせます。主に海岸の砂浜に群生しており、ときに湖や川の岸にも出現します。直接、人間に利用されることはありませんが、砂浜に美しい花をつけるため、画材や詩歌などの題材に用いられることがよくあります。
通常のマキ（槇）は、球果植物の科であるマキ科マキ属の樹木の総称、またはその代表種であるイヌマキ（犬槇）を指します。そしてラカンマキはイヌマキの変種である常緑性高木です。イヌマキが樹高20メートルにも成長するのに対し、ラカンマキは成長が遅く、大きくとも5メートル程度と小ぶりの針葉樹で、革質の美しい葉が小さく密に茂るため、庭木や防風林としてよく利用されます。雌花の胚珠が大きくなって緑色の種子がつきますが、基部が赤い花床となり、赤と緑の串団子のような形状になります。ラカンマキの名前の由来は、実の形が袈裟を羽織った僧侶に似ていて、仏教において最高の悟りを得た聖者、羅漢（阿羅漢）のように見えることです。
長生村のイメージキャラクターは「太陽くん」です。太陽くんはその名の通り、さんさんと輝く太陽の顔と、青い衣服に村の頭文字「C」が入った身体をもち、村の花である大きなハマヒルガオを手にしているキャラクターです。太陽くんは、2003年（平成15年）に長生村合併50周年記念イメージキャラクターとして誕生しました。その姿は太陽と九十九里浜の青い海をモチーフにしており、手にしたハマヒルガオと合わせ、「緑あふれる自然豊かな村」をイメージしています。
村では太陽くんのさまざまなグッズやトレカ、着ぐるみを用意し、太陽くんは今日も村のPRのために活躍しています。

長生村 の鉄道路線

東日本旅客鉄道（JR東日本）
外房線
・八積駅

長生郡長生村のバス
路線バス
・小湊鉄道

長生村 の主要道路

有料道路
・九十九里有料道路
一般国道
・国道128号（房総横断道路）
主要地方道
・千葉県道30号飯岡一宮線（九十九里ビーチライン）
・千葉県道84号茂原長生線
・千葉県道85号茂原夷隅線
一般県道
・千葉県道123号一宮片貝線
・千葉県道227号八積停車場線
・千葉県道293号茂原環状線
自転車道
・千葉県道402号長生茂原自転車道線
・千葉県道405号九十九里一宮大原自転車道線
その他
・長生いきいきロード

長生村 出身の芸能人

千葉県長生郡長生村出身の著名人には、プロゴルファーであり、2012年（平成24年）のアジアパシフィック・パナソニックオープンでツアー新記録を打ち立てて優勝した小林正則プロ。また出生は茂原市ですが、参議院議員の石井準一さんなどがいます。
また千葉県出身の著名人には、漫画家に、「女だって時間停止できるんだからっ！」「えりこクン、お茶!!」など多くの作品があり、主に四コマ漫画のジャンルで活躍する、さんりようこさん。テレビアニメ化もされた長寿人気作「ハーメルンのバイオリン弾き」で知られる渡辺道明さん。「いちご実験室」「レモネードBOOKS」などの作品がある山名沢湖さん。「ライバル」「爆骨少女ギリギリぷりん」などを描いた柴山薫（柴山かおる）さん。テレビアニメ化もされた大河ダーク・ファンタジー作品「ベルセルク」や「王狼」で知られる三浦健太郎さんなどがいます。