兵庫県加古川市でテレビアンテナ工事をお考えの方へ

加古川市 てどんなところ？？

兵庫県加古川市は、県でも本州部の南端部、東西ではほぼ中央に位置する市です。市域の南部を瀬戸内海に面しています。また市内のほぼ中央を兵庫県でも最大の河川である一級河川、加古川（かこがわ）が流れており、海に流れ出す末端部に三角州を形成しています。市域でも加古川の西（左）岸側はほぼ平地ですが、東（右）側には平坦な地域もあるものの、山頂が高砂市との市境となっている高御位山（たかみくらやま）をはじめ、大藤山、飯盛山など標高200メートルを超える山も見られます。
市内の河川には他に、加古川の支流である権現川や別府川、法華山谷川。湖沼には平荘湖。ダムには権現ダムなどがあります。
加古川市の気候は一年を通して温暖で降水量が少なく、基本的に晴天が多くなっています。冬場には寒波が見られる場合がありますが、積雪はめったに見られません。
加古川市の市域では、加古川やその三角州によって、古くから農耕、特に稲作が盛んでした。農耕用水を確保するため、市内にはため池が多くなっています。また加古川を利用した舟運も行われ、安土桃山時代、豊臣秀吉の政権下では米、江戸時代には物資の運搬などに利用されました。そのため加古川沿いには家屋が連なるように建ち、町として繁栄した名残が現在でも残っています。
また加古川の水資源を活かし、多様な手工芸産業も発展しました。一方、加古川では古くから幾度か大洪水が起こっているため、集中的な改修工事も行われています。
また明治以降は農業を中心にしつつ、生産業や商工業も発展し、海岸部では、大規模な製鉄工場が建設されるなどしています。またウール製品や靴下、タオルなどの線維産業も見られ、中でも靴下の生産量では日本一になっています。畜産では神戸牛の産地であり、多くの有名牛肉の子牛も育成しています。
今日の加古川市は、1950年（昭和25年）6月15日に加古郡加古川町と神野村、野口村、平岡村、尾上村が合併して発足した市です。
また1951年（昭和26年）10月1日には加古郡別府町を編入。1955年（昭和30年）4月1日には加古郡八幡村、印南郡上荘村、平荘村を編入。1956年（昭和31年）9月30日には印南郡東神吉村と西神吉村および米田町の一部を編入。1979年（昭和54年）2月1日には印南郡志方町を編入し、現在の市域にいたっています。
現在の加古川市は施行時特例市に指定される、東播磨地方の中核都市です。神戸市や大阪府までの距離が比較的、近いこともあり、市内全域に住宅地が造設され、ベッドタウンとして機能しています。JR加古川駅からJR大阪駅（梅田）までは新快速で51分、JR神戸駅までは25分程度でアクセスできます。市域は神野地区、野口地区、尾上地区、加古川地区、西神吉地区、東神吉地区、米田地区、平岡地区、別府地区、金沢地区、志方地区、八幡地区、上荘地区、平荘地区の合計14地区で構成されています。
加古川市の名物としては、ご当地グルメの「かつめし」が知られています。これは洋皿に盛ったご飯の上にビフカツ、もしくは豚カツを乗せ、デミグラスソース風のたれをかけ、ゆでたキャベツを添えた料理です。店によってはカツライスと呼ぶこともあります。
元々は終戦直後の1947年（昭和22年）に、当時の加古川町内、寺家町で創業した「いろは食堂」が考案した料理といわれ、ビーフカツレツを出す際に皿が足りず、ひとつの皿にご飯、ビーフカツレツを盛り、たれをかけたことが発祥といわれています。
これが「お箸で気軽に食べることができる洋食」というコンセプトとなり、加古川市内を中心に広まりました。そのため現在でも箸で食べることが一般的になっています。加古川市とその周辺以外ではメニューにしている店は少なく、また市内周辺の店ごとに秘伝のソースなどが存在し、店舗ごとに独自の味わいが楽しめます。
他にも市の銘菓として、和菓子店「春光堂」の「鹿児のもち」があります。中心に鹿の背すじを表現する線が入っており、厳選した餅粉を用いた、あっさりと柔らかく滋味豊かな味わいが特徴です。
加古川市の名所としては、寺社には、建立の詳細は不明ながら、聖徳太子が開基したとの伝説があるため太子建立七大寺のひとつとされる播磨地方でも有数の古刹で、西の法隆寺とも称され、鶴林寺本堂と鶴林太子堂が国宝に指定されている鶴林寺（かくりんじ）。本尊が釈迦如来で、中国の禅宗後家のひとつである曹洞宗の寺院、横蔵寺（おうぞうじ）。
尾上の鐘と呼ばれる梵鐘が国の重要文化財であり、かつては天然記念物で、現在のものは五代目になる尾上の松などがあり、住吉四所を祀る尾上神社（おのえじんじゃ）。祭神は天照大神、少彦名神、国懸大神であり、二天一流の剣豪として知られる宮本武蔵の養子とされる宮本伊織ゆかりの神社でもある泊神社（とまりじんじゃ）。「宗佐の厄神さん」の通称があり、厄除けの大神として広く知られている宗佐厄神八幡神社（そうさやくじんはちまんじんじゃ）などがあります。
また遺跡には、縄文時代から平安時代までの住居跡や宮山古墳群などから構成される宮山遺跡（みややまいせき）があり、加古川市指定遺跡に指定されています。他にも加古川市には歴史や文化などの遺産が豊富で、23件の国指定文化財が存在し、鶴林寺を含めた建造物の他にも、工芸品や絵画など多くの物品が指定されています。
市内の観光スポットには、加古川市をはじめ姫路市、小野市、加西市にも広がる播磨中部丘陵県立自然公園。ジムやプールから、図書館、音楽ホールなどまでを備える複合施設、加古川ウェルネスパーク。加古川市の顔とも呼ばれる商店街で、JR加古川駅の南側に位置するベルデモール加古川。国の登録有形文化財でもある西洋館、多木兵洋館などがあります。
また旅の疲れを癒したいときには、露天風呂が存在する加古川温泉があります。リウマチや神経痛、痛風、慢性皮膚炎、腰痛、冷え性、動脈硬化などに効能があり、洞窟風呂や展望風呂も備えられ、地元民にも人気の温泉です。
加古川市のイベント、祭礼には、鶴林寺の本堂で行われる「鬼追い」があります。これは前年の悪い行いを懺悔し、新年の厄を払う意味で行われる祭礼で、加古川市無形民俗文化財にも指定されています。
他にも、毎年5月のゴールデンウィークには高知県の「よさこい」を取り入れた「踊っこまつり（旧・KAKOGAWA踊っこまつり）」が行われます。11月には散歩の楽しさや人々の交流、健康促進を目的とする、加古川ツーデーマーチ実行委員会、日本ウォーキング協会が主催の「加古川ツーデーマーチ」と呼ばれるウォーキングイベントも開催されています。
加古川を舞台にした映画には。堀田真由さん主演、岸本華和さん、西野凪沙さん、安藤瑠一さん、平井亜門さん、また寺脇康文さん、陣内智則さんなどが出演する「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」があります。この作品は、地域の「食」や「高校生」とコラボした美味しい青春映画制作プロジェクト「ぼくらのレシピ図鑑」の一環として、加古川市とコラボして制作された青春ドラマです。

加古川市 の場所

兵庫県加古川市は、県でも本州の南部、ほぼ中央に位置する市です。市域の南側は瀬戸内海に面し、西側の北よりは姫路市に、南寄りは高砂市に、北側を加西市に、北東側を小野市に、東側の北寄りを三木市に、南寄りを加古郡稲美町に、南東部を明石市と加古郡播磨町に接しています。市域は特に高砂市、加古郡播磨町、稲美町とのつながりが深くなっています。
加古川市は海に面し、中央には市名の由来である加古川が流れ、古くから水運や陸上交通の要衝として発展してきた市です。現在では神戸市、大阪府とのアクセスがいいことから、ベッドタウンとして開発が進んでいます。また気候が温暖で降水量も少なく、地形も平坦な地が多いため、日常生活の地として適していまます。交通の便に加え、幼稚園や小、中、高等学校などの教育機関も多く、河川や海などの自然にも恵まれ、ご当地グルメの「かつめし」によって全国的な知名度もある、非常に暮らしやすい市です。
加古川市の市章は、円の中央に「川」の字のような三本の直線を配したものです。この市章は1950年9月18日に制定されました。加古川市は、市名の通り加古川の恵みを受けて発展した市であることから、川の字を中心におき、円を配置する子世で、川の両側において発展していく市を表現しています。
加古川市の市歌は、1964年（昭和39年）11月3日に制定されたもので、作曲は信時潔氏さん、作詞は橘一郎さんにより。兵庫県文化の父とも呼ばれる富田砕花さんの補作詞により完成しています。市の公式サイトには菓子が掲載されています。
加古川市は、ブラジル連邦共和国のマリンガ市と1973年（昭和48年）7月2日に姉妹都市提携を結んでいます。
他にも、ニュージーランド最大の都市でもあるオークランド市とも姉妹都市提携を結んでいます。元々は1992年（平成4年）5月4日にニュージーランドのワイタケレ市と加古川市で提携を結びましたが、2010年（平成22年）11月1日にワイタケレ市がオークランド市と合併したことで、オークランド市に姉妹都市提携が引き継がれました。
加古川市の花はツツジ（躑躅）、市の木はクロマツ（黒松）です。
ツツジはツツジ科ツツジ属の植物の総称です。ツツジは低木から高木で、4月から5月にかけてツツジ色（アザレア）という赤紫が主ながら、園芸品種が豊富なことから、品種によってさまざまな色をもつ漏斗型の美しい花を咲かせます。春の季語にもなっており繁殖も簡単なため、花壇や盆栽でも親しまれています。ツツジ科ドウダンツツジ属のドウダンツツジ（灯台躑躅）のようにツツジ属ではないツツジ科の植物にも、ツツジと呼ばれるものがあります。また同じツツジ科ツツジ属で山中に自生し、ツツジに比べて一ヶ月ほど遅い5月から6月、すなわち旧暦の5月（皐月）に開花することから名づけられたサツキ（皐月）もツツジに含まれることがあります。
クロマツはマツ科マツ属の一種です。岩や砂ばかりの荒地でもよく育つことから、砂浜や海岸、日本庭園に植樹されて絶景を作り出し、防風林、防潮林として利用される他、街路樹や庭木にもよく用いられます。また盆栽としても人気があります。樹高は40メートルに達することもありますが、自然のものでそこまで成長することは珍しくなります。名前は同じマツ属のアカマツ（赤松）と比べて黒っぽい樹皮であることに由来し、針葉もアカマツより硬く、枝振りも太いことから、別名「雄松（オマツ）」とも呼ばれます。一方のアカマツは「雌松（メマツ）」と呼ばれています。
加古川市のキャラクターには、市のウェルネス都市宣言シンボルキャラクター「ウェルピー」がいます。
ウェルピーは、市の花であるツツジと、ウェルネス（Wellness）のイニシャル「W」を組み合わせて赤色で表現したキャラクターで、赤い花の側面に愛らしい顔がつき、手足が生えたキャラクターです。頭の上の黄色い花粉は「ひと、まち、自然」を表し、川に浮いているように表現しています。ウェルビーは2000年（平成12年）11月12日生まれ。空を飛んでどこにでも行ける、とても明るく元気な子で、写真に写ることが大好きです。趣味はウォーキングで、市内を飛びまわり、人々のウェルネス（健康）のお手伝いをしています。また「加古川ツーデーマーチ」など市のイベントでも活躍しています。
また加古川名物、かつめしのPRキャラクターには、「かっつん」「デミーちゃん」がいます。お皿に盛ったかつめしの顔に、法被を着た身体がついたキャラクターです。青い法被が男の子で大皿、大盛りの、かっつん。赤い法被が中皿、並盛りのデミーちゃんです。
ふたりは兵庫県短期大学部美術学科のデザインコンペによって、2008年（平成20年）2月7日に誕生したキャラクターで、趣味はかつめし食べ歩き、特技はかつめしダンスとかつめし大好きで、名前の由来はもちろん、かつめしに付き物の「かつ」と「デミグラスソース」です。

加古川市 の鉄道路線

兵庫県加古川市の鉄道路線
西日本旅客鉄道（JR西日本）
JR神戸線（山陽本線）
・宝殿駅
・加古川駅
・東加古川駅
加古川線
・加古川駅
・日岡駅
・神野駅
・厄神駅
山陽電気鉄道
本線
・別府駅
・浜の宮駅
・尾上の松駅

兵庫県加古川市のバス路線
路線バス
・神姫バス
・加古川市ゾーンバス（かこバス）

加古川市 の主要道路

兵庫県加古川市の主要道路
アジアハイウェイ
・アジアハイウェイ1号線セクション14（神戸JCT・山陽姫路東IC）
・加古川北IC
高速自動車道路
・山陽自動車道（権現湖PA、加古川北IC）
自動車専用道路（国道バイパス）
・加古川バイパス
一般国道
・国道2号
・国道250号（明姫幹線）
地域高規格道路
・東播磨南北道路（部分開通）
主要地方道
・兵庫県道18号加古川小野線
・兵庫県道19号加古川高砂線
・兵庫県道43号高砂北条線
・兵庫県道61号加古川停車場線
・兵庫県道65号神戸加古川姫路線
・兵庫県道84号宗佐土山線
一般県道
・市内に27路線存在

加古川市 出身の芸能人

兵庫県加古川市出身の著名人には、テレビドラマ「のだめカンタービレ」「監察医朝顔」主演などをはじめ、多くの作品で活躍する女優の上野樹里さん。テレビドラマ「先生のお気に入り」「ひとつ屋根の下」「女医」など多くの作品に出演する女優の大路恵美さん。バラエティタレント、モデルで、兵庫県姫路市ご当地アイドル「KRD8」リーダーや「姫路ふるさと大使」などを務める宮脇舞依さん。宮脇さんの叔父であるピン芸人のお笑い芸人で、人気テレビ時代劇「必殺仕事人2009」第１話では、同じくお笑い芸人の藤井隆さんと共に「ブ男1」役を演じた陣内智則さん。通称「BKB」のお笑い芸人で、ショートショートも執筆するバイク川崎バイクさん。「バーベキュー芸人」「アウトドア芸人」として活動する武田バーベキューさん。ガールズロックバンド「SCANDAL」のベーシストとして活動する歌手のTOMOMIさん。「今日でお別れ」「知りたくないの」などの曲で知られる歌手の菅原洋一さん。劇場版アニメ「ジョゼと虎と魚たち」など多くの作品に声で出演している声優、ナレーターの高塚正也さんなどがいます。
文化芸術、その他分野では、アニメ化もされた人気ライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズのイラストをはじめ、ゲームクリエイターや原画家なども務める人気イラストレーター、いとうのいぢさん。元神戸新聞記者でルポルタージュなどを手掛ける著述家であり、非営利団体ホルモン普及委員会委員長を務める角岡信彦さん。媚びぬ劇評に徹し、文楽の興隆に尽くしたと評される演劇評論家の三宅周太郎さん。植物のアレロパシー（他感作用）に関する研究で知られる農学者、藤井義晴博士。映画「野性の証明」「復讐するは我にあり」などを手掛け、今村昌平監督、神代辰巳監督との仕事で知られ、戦後の日本映画を代表する撮影監督の一人とされる映画撮影監督の姫田真佐久監督。将棋界きってのエンターテイナーと称された将棋棋士の神吉宏充さん。元TBSテレビ記者や解説委員を務め、現在は参議院議員の杉尾秀哉さん。外交官で、国連大使、駐スイス大使などを歴任した柿坪正義さんなどが鴨川市の出身です。
スポーツ界の加古川市出身者には、プロ野球界に、北海道日本ハムファイターズや読売ジャイアンツなどで投手を務め、野球コーチとしても活動する乾真大選手。オリックス・ブルーウェーブやアメリカ・メジャーリーグのアナハイム・エンゼルスなどで活躍した元投手で、現在は野球解説者、プロゴルファーなどの活動を行う長谷川滋利さん。東京ヤクルトスワローズなどで内野手、外野手、捕手を務め、現役引退後は野球コーチを務める藤井亮太さん。また元バスケットボール選手で、パナソニックトライアンズや東芝ブレイブサンダース神奈川にて活躍した大西崇範さんなどがいます。
歴史上の人物では、「賤ヶ岳の七本槍」の一人である安土桃山時代の武将、大名で加古川城主でもあった糟屋武則、平安時代の呪術師で、陰陽師、安倍晴明のライバルとして多くのフィクションにも登場する道摩法師（蘆屋道満）。羽柴秀吉（豊臣秀吉）の軍師として知られる戦国武将、大名の黒田官兵衛孝高（如水）の正室である櫛橋光。鎌倉時代後期から南北朝時代の僧で、後醍醐天皇の腹心であった文観房弘真。日本神話上の人物で、ヤマトタケルノミコトの母であり、第12代景行天皇の皇后である播磨稲日太郎姫などが、現代の加古川市にあたる地の出身といわれています。