高萩市 でテレビアンテナ工事をお考えの方へ
目次
高萩市 でアンテナ工事でお困りの方はお任せ下さい。
当あさひアンテナでは茨城県高萩市はじめ、県内全域での地デジ、BS/CSなど各種アンテナ設置工事について、豊富な経験と実績がございます。高萩市にお住まいで、地デジその他アンテナの新規設置、また修理や交換などをお考えの方は、まずはご相談だけでも当あさひアンテナへ、お電話やメールでお気軽にお問い合わせください。
茨城県高萩市(たかはぎし)は県北地域にあたり、県の北東部に位置する市です。市の東側を太平洋に、北側を福島県に面しています。総面積は193.58平方キロメートルで、県面積のおよそ3.2パーセントを占め、県内の市町村では13番目の広さになります。2020年(令和2年)12月1日時点での総人口は27,396人。うち男性が13,604人、女性が13,792人になります。また市内にはおよそ11,658世帯が暮らしています。高萩市は市域の多くを山地が占め、海にも面しているため、自然の景勝地や観光地などが豊富な市です。
東京都隅田区にある東京スカイツリーから高萩市までは、およそ130キロから147キロ弱の遠距離であり、スカイツリーからの地デジ電波はまったく受信できない地域になります。高萩市では主に十王中継局、北茨城中継局からの地デジ電波を受信することになりますが、市内でも現場の環境によっては、地デジ受信に関してさまざまな条件や制約が生じるケースもございます。
当あさひアンテナでは、茨城県高萩市全域での地デジその他、各種アンテナ設置工事に対応しております。弊社には高萩市はじめ県内全域での作業経験が豊富で、地域ごとの地デジ電波の特性を把握し、現場に合わせた最適なアンテナ設置工事をご提案できる腕のいい専門の職人が揃っております。高萩市にて地デジ、CS/BSなど各種アンテナ設置や修理、交換などの各種工事をお求めのお客様は、確実な地デジ受信と、丈夫で長持ちするアンテナの設置をお約束する、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)か、ホームページからのお問い合わせフォーム(https//asahi-antenna.jp/contact)へとご連絡ください。
「2020年現在の新型コロナウィルス流行に関しまして」
このたびの新型コロナウイルス発生に際しまして、弊社では現場に出向く職人はもちろん、全従業員にマスクと除菌スプレーを配布し、作業車や作業着などの除菌を頻繁かつ丁寧に行う他、従業員各人によるこまめなうがい、手洗いなども徹底しております。また会社としても従業員には業務よりも体調管理を優先し、わずかでも体調に異変がある場合は、安全が確認できるまで休むよう指導しております。
すべては社員の身を守ると同時に、万全を期してお客様をお守りするための、最大限の配慮でございます。現場でのお客様への対応についても、万が一のリスクを避けるため、失礼ながら基本的にマスクを装着したままでご対応させていただいております。申し訳ありませんが、なにとぞご了承ください。
高萩市 の方でアンテナ工事に関するよくある質問
- Q
高萩市に適した地デジアンテナの機種はどのようなものですか?
- A
現在、ご家庭で用いられる主な地デジアンテナの機種は、八木式アンテナとデザインアンテナになります。
八木式アンテナはよく屋根の上などに見られる、魚の骨のような形状の地デジアンテナです。日本ではテレビ放送の黎明期から使われている昔ながらのアンテナで、素材や耐久力などは時代につれて進化し続けていますが、基本設計は開発当時から変わっていません。それほど設計の完成度が高く、現在でも地デジ電波の高い受信能力を誇る機種です。ただ基本的に屋外に設置される八木式アンテナは風雨など自然環境の影響を受けやすく、歳月につれて確実に老朽化が進行する弱点もございます。現在の八木式アンテナの寿命は平均10年程度ですが、この年数は海沿いや豪雪地帯など、設置現場の環境によっても大きく変わってきます。
デザインアンテナは家屋の外壁などに設置する、平面で軽量薄型の地デジアンテナです。家屋の外観を損なわない、自然環境の影響を受けにくく経年劣化を軽減できる、修理やメンテナンスも簡単など多くのメリットがあり、現在では人気ナンバーワンの地デジアンテナになります。また現在のデザインアンテナは基本モデルが20素子相当であり、八木式アンテナと比べても受信性能にほとんど差はごさいません。ただデザインアンテナは八木式アンテナよりも設置位置が低い分、受信感度もやや低くなる傾向がございます。またアンテナ本体価格や設置工事費も、八木式アンテナに比べるとやや割高になります。
高萩市は県北地域に属しており、全体的にはL字に近い市域の北東側に北茨城市が位置し、北を福島県、東を太平洋に面している、県内でも北東側のほぼ端にあたる市です。市の西側は多賀山地の一部であり、市域のほとんどはこの山地にあたります。市街地は市の東側、海沿いの平地に集まっています。
高萩市は県の北東の端に近いため、東京スカイツリーからはおよそ130キロから147キロ程度と、県内でも東京からもっとも遠い市町村のひとつにあたり、スカイツリーからの地デジ電波はまったく届かない地域になります。
高萩市内では、市域より南東側、日立市に位置してNHK水戸、広域民放を送信する十王中継局の地デジ電波が、市内の市街地に当たる南東部、太平洋沿いの平地一帯で受信可能です。また海沿いの市街地北端部では、市街地より北側の北茨城市に位置し、同じ地デジ電波を送信する北茨城中継局の地デジ電波を受信することもできます。
ただ高萩市内でも、市域の多くを占める市街地より西よりの一帯、山地にあたる地域では、周辺にカバーする地デジ中継局が存在せず、地デジ電波を受信することはできなくなっています。
高萩市でも海沿いの市街地であれば、ほぼすべての現場において、一台の地デジアンテナで地デジ電波を問題なく受信できます。また八木式アンテナ、デザインアンテナのどちらを使用しても、受信について大きな違いが生じることはほぼございません。ただ市内の市街地でも、地形や高層建築の付近など現場の条件によっては、適切なアンテナの機種や設置位置、アンテナの方向などにさまざまな条件や制約が生じるケースもございます。
当あさひアンテナでは、八木式アンテナ、デザインアンテナとも、国産DXアンテナ社製の最新モデルをご用意し、八木式アンテナは軽量で耐水性と対風速性が高く、長寿命が望める機種を用い、アンテナ本体価格を含む基本工事価格15000円からで設置をお引き受けしております。
デザインアンテナは20素子相当、業界最小クラスの厚さ4.9cm、大きさ9cm×22cmの超薄型モデルをご用意し、アンテナ本体価格を含む基本工事価格20000円からで設置をお引き受けいたします。さらにこれら標準機種で受信が安定しない場合は、別途に高性能アンテナや、アンテナブースター、アッテネーター設置の用意もございますので、どのような現場にも対応可能です。
弊社では地デジアンテナの設置に際し、高性能の電波測定器による現場調査を実施しており、現場においてもっとも適切なアンテナの種類や設置位置など、できる限りお客様のご要望に応じた方法をご提案いたします。もしご希望の条件でどうしても受信に問題が出る場合は、弊社の豊富な工事経験に基づき、できるだけご要望に近い代案をご提示いたします。
また弊社ではアンテナ設置のご相談および、ご自宅を訪問しての地デジ電波調査、アンテナ設置工事費のお見積もりまですべて無料で行っております。弊社のアンテナ職人は豊富な経験と高度な技術を駆使して、現場の電波状態から、もっともリーズナブルでありながら、自然環境の影響を受けにくく、故障のリスクを避けアンテナの長寿命が望めるなど、お客様にとって総合的にもっともお得となる設置方法をご提案いたしております。
高萩市において地デジアンテナの新規設置や交換をお考えの方は、電波状態の確認やお見積りから、アンテナ機種のご希望、その他のご相談も含め、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)へと、どうぞお気軽にお問い合わせください。
- Q
高萩市で地デジアンテナを設置できるのは屋根の上や壁面だけですか?
- A
一般的に八木式アンテナは屋根の上、デザインアンテナは外壁に設置するというイメージがございます。しかし現在ではアンテナの性能向上や施工技術の進歩によって、確実な受信性能を維持しつつ、外観の重視や、アンテナの故障、経年劣化などを抑えるため、家屋のさまざまな位置に設置する工法もございます。
八木式アンテナやBS/CS110度アンテナでは、例えば壁面やベランダの外、内側など風雨を受けにくい位置に設置することで、アンテナ本体への負担を軽減する工法がございます。ベランダ内側への設置では空間を少し消費いたしますが、その分、経年劣化や故障のリスクを抑えられ、メンテナンスも簡単になります。ただどちらのアンテナも電波の方向に向けることが必須のため、ご自宅の位置や角度などの条件により、アンテナを設置できる場所に制約が生じます。その点はどうかご承知おきください。
また高萩市は東側を太平洋に面しており、海岸沿いの低地に市街地が集まっている市です。このように海に近い地域で、特に八木式アンテナをお使いの場合、潮風によって通常より錆びが進行し、アンテナの寿命低下や故障の原因となる塩害が生じることがございます。他にも雪が多い地域では、アンテナへの積雪により故障や寿命低下を招く雪害。台風や強風の多い地域では、やはり風雨によるダメージの蓄積など、現場の自然環境によって、八木式アンテナにさまざまな影響が発生するケースがございます。
こういった自然環境がアンテナにもたらす影響への対策として、雪害では通常より取付金具の強度(耐荷重)が高く、表面に雪が付着しにくい加工がなされた雪害対策用のアンテナを用いる。塩害ではアンテナ本体や固定具、ケーブルなども含めて錆びに強い抗錆び、対塩害仕様のものを使用するなどの方法がございます。さらにアンテナや接続部全体を覆う「レドーム」と呼ばれるカバーを装着することで、雪害、塩害をはじめ、さまざまな自然環境や経年劣化への対策に高い効果が得られます。
弊社の職人は、通常のアンテナ設置においても、高い技術を用いてアンテナケーブルや各部に防水テープを隙間なく巻きつけ、接続部からの浸水や塩分による腐食を阻止する緻密な施工を行っており、潮風や強風、積雪などの影響を受けやすい地域でも、通常の八木式アンテナと代わらない強度と寿命をお約束いたします。山地などで地デジ受信のため、より高所にアンテナを設置する必要のある現場では、ポールの先端に各種アンテナを設置することで受信感度を高めるなどの工法もございます。
これら各種工法において特別な技術や別途機材を用いる場合は、相応の追加工費が必要となりますが、通常の設置とほとんど変わらない場合は、八木式アンテナ、BS/CS110度アンテナとも基本工事費用の15000円からでお引き受けしております。
壁面に設置するデザインアンテナは、基本的に風雨など自然環境への抵抗力が高くなっておりますが、弊社では基本設置工事で、壁に取り付ける際のネジ穴に防水用シリコンを埋め込み、穴からの浸水などによる腐食を防止する施工を行っております。
またデザインアンテナでは、ご自宅の外観にまったく影響を与えず、降雪や潮風など自然環境の影響も受けず、経年劣化も最小限に抑える工法として、屋根裏(天井裏)の空間に設置する工法もございます。弊社では屋根裏にデザインアンテナを設置する工事も、追加工費不要の基本工事価格20000円でお引き受けいたします。また屋根裏へのアンテナ設置も、弊社のモットー「見えないところも綺麗に」に基づき、見栄えのいい施工を実施しております。このモットーには、配線などを整理したシンプルで無駄のない施工によって、故障のリスクを軽減し、メンテナンスも簡単になるというメリットもございます。
ただ屋根裏へのデザインアンテナ設置は、屋根という外壁を隔てるため、どうしても屋外よりは電波状態が低下します。そのため現場周辺の環境から、ご自宅の屋根裏空間の形状、断熱材の素材など、条件によっては電波が受信できず設置不可能なケースや、別料金で高性能アンテナやアンテナブースターの設置が必要となるケースもございます。その点は何とぞご了承ください。
- Q
高萩市で地デジアンテナが故障したときはすぐ修理してもらえますか?
- A
その点はどうかご安心ください。弊社では他業者が設置したどのようなテレビアンテナでも、弊社フリーダイヤル(0120-540-527)にご一報いただければ、最短即日で職人が現場に出向き、修理対応させていただきます。
特に弊社が設置したテレビアンテナの場合は、業界最長クラスとなる、施工日から10年間のアフターフォロー体制をご用意しております。これは弊社がアンテナ設置技術に高い自信をもつ証でもあります。もし保障期間中、弊社が施工した各種アンテナにトラブルが発生したときは、すぐ弊社のフリーダイヤルにご一報ください。弊社職人が即座に現場へと駆けつけ、補償範囲内のトラブルであれば完全無料で復旧するようご対応させていただきます。
弊社ではアンテナ設置工事が完了した際、工事を担当した職人の自筆サイン入り保証書をお客様にお渡ししております。もしトラブルなどでお客様が対応をお求めの際は、まずこの保証書をご用意ください。ただ、なにぶん10年間の長期保証となるため、お客様が保証書を紛失された場合を想定して、弊社でも施工から10年間は、あらゆる工事の現場写真や保証書などを社内でデータベース化して保存しております。
アンテナ修理をご依頼される際、もし弊社の保証書が見つからない場合は、お電話でその旨をお伝えください。そしてお手数ですが、お客様のお名前やお電話番号、当時の工事内容や施工時期などを、お分かりの範囲内でお教えください。弊社側のデータベースで確認でき次第、あらゆる保証について、保証書をご提示いただいた場合とまったく同じ対応をさせていただきます。
余談ですが、風雨や雷、雪、雹、隕石、また外部からの落下物など、自然災害によりアンテナが損壊した場合は、火災保険の「風災保証」によって修理費が補償されるケースがございます。補償される内容は保険会社との約款によって異なりますが、当あさひアンテナでは、アンテナ修理だけではなく、修理費用に火災保険を適用なさりたいお客様のご相談にも対応しております。
弊社にアンテナ修理をお求めになる際、火災保険のご相談もいただければ、保険会社に提出する必要がある修理報告書、見積書、施工前後の写真など、補償請求書類をすべて弊社でご用意いたします。また保険会社との交渉も、弊社の専門スタッフが全力でサポートいたします。高萩市にて突然のアンテナトラブルによってお困りの際は、アンテナ本体の修理から保険会社への対応まで完全にお引き受けする、当あさひアンテナにすべてお任せください。
高萩市 にお住まいで画面にE201、E202、E203の文字が出ている方
テレビ画面に"E201、E202、E203"と表示され番組が視聴できない
アンテナトラブルの形式として、突然、ご自宅のテレビで地デジのテレビ番組がまったく映らなくなり、画面に「e201」「e202」「e203」などの記号が表示されることがございます。これはテレビやアンテナにトラブルが発生し、テレビが自己診断機能を働かせてエラーコードで原因を示している状態です。最近のテレビはコードと同時にトラブルの原因を文章で表示するものもありますが、電波受信に関するトラブルの場合は、主に前述の三種類のコードが表示されます。なおエラーコードの種類は、トラブルの原因によって他にも数々のものがございます。
「e201」は、テレビ本体に届く電波のレベルが低下しているというエラーコードです。これは主にBS、CS放送で、豪雨や大雪など、悪天候の場合に表示されることが多くなります。BS、CS放送は衛星放送のため、悪天候では、波の乱反射によって電波状態が悪化するという弱点がございます。BSでは悪天候の際に電波を切り替え、画質、音質を落とすことで受信できるようにした「降雨対応放送」に切り替わる場合もあります。悪天候による受信不良は、天候の回復と同時に自然と復旧いたします。地デジ放送では、このコードが表示されることは少ないのですが、周辺の電波状態の悪化やアンテナ機器のトラブルなどにより、ときに表示されることもございます。
「e202」は、テレビ本体ににまったく電波が届いていないというエラーコードです。原因は大風や地震などによるアンテナ角度のずれや倒れるといったトラブル。またアンテナ本体、アンテナ線、ブースター(増幅器)、分配器など、どこかに故障が発生したことも考えられます。また単純にテレビとアンテナ線との接触不良という場合もありますので、このコードが表示されたときは、まずテレビやレコーダーなどの機器と、アンテナ線との接続部分をチェックしてください。
「e203」は、該当する放送局が放送休止しているというエラーコードです。基本的に放送局が、メンテナンスやトラブルなどによって放送を休止していることから発生する不具合です。このコードが表示されたときは、その他のチャンネルを確認して、正しく映っているなら放送局側に原因があると判断できます。ただアンテナ関係の故障でも、このコードが表示される場合がありますのでご注意ください。
これらのエラーコードが表示されたときは、ブロックノイズの際と同じく、まずテレビのリセットや、テレビとアンテナ線の接続部を確認するなどしてください。それでも回復しない場合は、アンテナ関係にトラブルが起こっていると考えられます。
その場合も、やはり当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)にご相談ください。まずお電話口にて、コードの種類やご自宅のアンテナ環境などとお伺いして、ご自宅で可能な対策をご説明いたします。もしお電話で問題が解決しないときは、ご用命いただければ、弊社の職人が最短即日でご自宅へ出向き、現場調査で原因を特定いたします。
当あさひアンテナでは、どのようなご相談であっても、出張費、見積もり費、キャンセル費はすべて無料で対応させていただきます。またトラブルの原因を特定した後は、弊社の職人からお客様に、修理に必要な工事のご説明と見積もり価格を提示いたします。その内容にお客様が納得され、正式にご契約なされた時点ではじめて工事にかからせていただきます。それまでは決して無断で工事を進めることはなく、料金も一切発生いたしません。
さらにアンテナ工事後の保証など、アフターフォローの体制も万全のものを用意してございます。テレビ映りに不具合が発生して、エラーコードからアンテナトラブルだと思われる場合は、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)へとお気軽にお電話ください。
高萩市 についてもっと知りたい
これからお引越しを考えている方
高萩市 てどんなところ??
茨城県高萩市は、県の北東の端近くに位置し、県北地域に属する市です。市域はやや太いL字のような形状で、北東側に位置する北茨城市と並んで、県の北東の端といえる地域になります。またLの両端ともいえる東側は太平洋に、北側を福島県に面しています。
Lの縦線部にあたる市域の西部は多賀山地の一部にあたり、市の面積の大半はこの山地によって占められています。Lの下線の先にあたる海沿いは平地であり、市街地が集まる地域になっています。西部の山地から海へと向かって大北川、関根川、花貫川の三つの川が流れており、山中に渓流を形成しています。また大北川の下流は北茨城市へと流れています。市内の山には標高658.3メートルの堅破山、599.7メートルの土岳、389.4メートルの横根山があり、ダム湖には花貫ダム、小山ダムがあります。
高萩市の市域は、古代の常陸国、多賀郡の地でした。平安時代から戦国時代にかけては守護大名、戦国大名である佐竹氏の領地となりますが、佐竹氏は1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦いにおいて東西どちらにもつかず傍観したため、1602年(慶長7年)に徳川家康の命により、出羽(現在の秋田県)へと転封になります。
その後、市域は出羽角館城を治めた戦国大名、戸沢政盛(とざわまさもり)の領地となり、松岡藩が成立します。この戸沢氏も1622年(元和8年)に、故郷であった出羽に転封され、新庄藩6万石の藩主となります。1646年(正保3年)以降は水戸藩家老、中山氏の知行地になりました。
高萩市が成立するまでの近代の歴史としては、1889年(明治22年)4月1日、町村制の施行によって、周辺の村々が合併して多賀郡松原町が発足します。1937年(昭和12年)10月1日には、松原町は高萩町へと改称します。そして1954年(昭和29年)11月23日に、多賀郡の高萩町、松岡町、高岡村と、黒前村の福平、櫛形村の友部の一部が合併して、現在の高萩市が発足しています。
市内の産業では、かつては常磐炭田(ときわたんでん)が存在したことにより、明治時代の中期より石炭産業が盛んで、高萩炭鉱、望海炭鉱などの鉱山が開かれ、炭鉱の町として栄えました。しかしその後、石炭産業が衰退したことから、産業の中心は木材加工やパルプ加工などへとシフトしています。また市内の松久保や手綱などの工業団地には、企業などの工場が多く立地しています。
農業では水稲の他に、肉牛や乳牛などの酪農、野菜や花卉などの生産が行われています。市域は太平洋に面していますが、漁業はさほど盛んではありません。
高萩市の名所、観光スポットとしては、市内の多賀山地や花貫川と花貫渓谷、花貫ダム、大北川と小山ダム、大北渓谷などが、茨城県内の自然公園、国定公園の中でもっとも広い約25,000ヘクタールの指定面積を持つ、花園花貫県立自然公園(はなぞのはなぬきけんりつしぜんこうえん)に含まれています。
特に花貫ダムは、高萩市の市街地から約5キロ程度の距離に位置し、海までは直線距離で10キロ以内になります。また山間部の下流で開けた場所にあるため、ダムの頂上から太平洋を望むことできる、日本でも数少ない「海が見えるダム」になっています。
秋にはダム上流にあたる花貫渓谷をはじめ一帯が紅葉に彩られ、太平洋の眺望と共に楽しむこともできる他、ダム直下には約300本のソメイヨシノ(染井吉野)が植えられている花貫さくら公園があり、春にはサクラ(桜)の名所にもなります。キャンプやバーベキューが楽しめる花貫ふるさと自然公園もダムの傍らにあります。ちなみにダムによって作られた人造湖には、特に名前はつけられていません。
花貫川ダムのすぐ近くにある水路橋、花貫川第一発電所第3号水路橋は、1918年(大正7年)に花貫川から水力発電用の水を引くために造られたもので、長さ77.4メートル、幅2.1メートル、高さは22.4メートルです。ふたつのアーチによって成り立つ「眼鏡橋」として建造当時の姿を保っていることから、国の登録有形文化財にもなっています。
高戸海岸(たかどかいがん)は高戸小浜海岸とも呼ばれており、切り立った海食崖にはさまれる形になっている、ふたつの入り江と砂浜、松の並木、そして青い海と空が絶景を織り成す景勝地であり、朝日が昇る光景が素晴らしい他、海水浴場としても親しまれています。茨城県立の海岸公園に指定され、日本の渚百選にも選定されています。
他にも市内には、高萩海水浴場、万葉集に詠まれた「手綱(たづな)の浜」がこの一帯であるといわれ、映画やテレビドラマなどのロケにもよく利用される赤浜海岸、砂浜が広がる前浜海岸などがあります。
安良川八幡宮の境内にある「安良川八幡宮の爺杉」は、推定樹齢およそ1000年といわれる、高さ約42メートル、幹回り約10メートルの、県内でも第1位の古木であり、国の天然記念物に指定されている、市の守り神ともいえる存在です。
王塚神社のスギ(杉)、モミ(樅)は、どちらも樹齢が約500年とみられる古木です。スギは高さ約45メートル、根周り8.6メートル。モミは高さ約40メートル、根周り8メートルの巨木で、茨城県指定の天然記念物です。
前述の花貫ダム周辺の渓谷は、花貫暖帯・温帯混交自然林として、高萩市の指定天然記念物になっています。森の一帯はカゴノキ(鹿子の木)やリンボクが自生する北限地であり、エドヒガン(江戸彼岸)やハルニレ(春楡)、ブナ(山毛欅、椈)が自生するなど、さまざまな貴重な植物が見られます。
他にも、市内にあるサツキ(皐月)の古木群は樹齢300年以上と推定され、やはり高萩市の指定天然記念物になっており、初夏には満開に咲き誇る花の姿が見られます。
江戸時代中期の豪農の住宅である穂積家住宅は、1773年(安永2年)に建てられた主屋と長屋門、前蔵、衣裳蔵、庭園からなり、主屋や庭園は江戸時代の屋敷絵図ほぼそのままの姿をとどめており、茨城県の指定文化財として貴重な文化遺産になっています。
高橋家は江戸時代、水戸藩政の頃の郡奉行の私邸であり、同家の門、塀が高萩市の指定史跡になっています。
市内の旧跡には、室町時代に築城されたとみられ、龍子山城(たつごやまじょう)、手綱城(たづなじょう)などの別名をもち、明治時代の初期には常陸松岡藩の藩庁が置かれた松岡城(まつおかじょう)跡。古墳では高萩市指定史跡である前方後円墳の琵琶墓古墳、赤浜1号古墳が存在します。
市内の美術館などには、畳工芸美術館、高萩市歴史民俗資料館があり、公園などではKDDI茨城衛星通信センターの跡地であり、日本初のテレビ衛星中継受信の地を記念した公園、高萩市衛星通信記念公園(愛称:さくら宇宙公園)や、花貫渓谷にある小滝沢キャンプ場、太平洋を望めるけやき平キャンプ場などのキャンプ場があります。
市のイベントには、毎年7月に、山車の響演や神輿渡御、流し踊りなどが行われる、伝統ある市民祭りの高萩まつり。また高萩市指定無形民俗文化財である郷土の伝統芸能、丹生神社の棒ささら、下君田のささらがあります。
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高萩市 の場所
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茨城県高萩市は、県北地域に含まれ、県のほぼ北東の端といえる市です。市域は線の太いL字のような形をしており、東の先端を太平洋に面しています。市域の北東側を、県の北東の端にあたる北茨城市に、南側を日立市に、西側を常陸太田市に面しています。またL字の上部にあたる北側の先端を、福島県の東白川郡塙町に接しています。
高萩市は市域の約85パーセントを山林や原野が占めており、西側の多賀山地には花貫川や関根川による渓谷が形作られ、東側の太平洋沿いには高戸海岸、赤浜海岸などがある、海と山の自然と景勝に恵まれた市です。東京都からは自動車、電車などを利用して約2時間程度の距離になります。町内の市街地は海岸沿いの平地に集中しているため利便性も高く、環境に恵まれた暮らしやすい市といえます。
高萩市の市章は、市名の頭文字「高」をシンプルなデザインにしたもので、星型の上半分と、50円玉の下部に亀裂が入ったような円を組み合わせたような意匠です。市章上部の両翼は飛躍を意味しており、中央の鋭い突起によって向上を表し、全体としては市の円満協力性と発展性を力強く表現しています。この市章は1955年(昭和30年)2月19日に制定されました。
高萩市は、前述の通り戦国大名、戸沢政盛が1606年(慶長11年)から1622年(元和8年)の16年間、高萩の松岡領主を務めた後、転封により現在の新庄市にあたる出羽新庄初代藩主になった縁により、山形県新庄市と友好都市の盟約を締結しています。またその後、水戸藩附家老として現在の市域を領地とした中山家の祖、中山信吉公の出身地にあたる埼玉県飯能市とも盟約を締結しています。
高萩市の花はハギ(萩)、市の木はマツ(松)、市の鳥はキジ(雉)です。
ハギはマメ科ハギ属の総称で、1メートルから1.5メートル程度の落葉低木です。通常はヤマハギ(山萩)を指すことが多く、秋の七草のひとつとしてもよく知られています。7月から10月にかけて、枝の先端から多くの花枝を出し、紅紫色で蝶のような形をした可憐な花をつけ、枝先が地面につくようにしだれます。仲秋の頃になると散りこぼれるハギは、秋の野山の代表的な花として古くから親しまれ「万葉集」でもっともよく詠まれるなど、日本の詩歌にもよく歌われます。市の花としては、市名にも含まれ、優美な花を咲かせ、強い生命力をもっていることから、ハギのように力強い市の発展を願う意味がこめられています。
マツはマツ科のマツ属(タイプ属)の木です。木の高さは種類によって10メートルから50メートル近くになるものもあり、樹形もクリスマスツリー型や扇形など、環境によって変わってきます。種類によっては岩や砂ばかりの荒地でもよく育つことから、砂浜や海岸、日本庭園に植樹されて絶景を作り出したり、街路樹や庭木にもよく用いられたりします。また盆栽としても人気があります。高萩市では海岸や山地などに多く見られる木で、市内の旧町名にも松原や松岡など、松にちなんだ地名が存在します。
キジは、キジ目キジ科キジ属に分類される鳥類です。日本の国鳥でもあるキジは、オスは翼と尾羽を除いて全体的に美しい緑色で、頭部の羽毛は青緑色、目の周りに赤い肉垂があります。また背中には褐色の斑がある濃い茶色の部分があり、翼と尾羽は茶褐色になります。メスは全体的に茶褐色でヤマドリのメスに似ていますが、ヤマドリのメスより白っぽい色をしており、尾羽は長くなります。昔話の「桃太郎」や「キジも鳴かずば撃たれまいに」という言葉で、日本では古くから親しまれている鳥です。市の鳥としては、市内にも多く生息しており、古来より愛情の深い鳥とされています。キジのように暖かい気持ちに包まれた町作りへの願いがこめられています。
高萩市のキャラクターには「はぎまろ」がいます。はぎまろはその名の通り、市の花であるハギをモチーフに、ハギの花を逆さにしたような、桃色のツンツンヘアーをもつ、素朴な画風ながら意外とイケメンでもある10歳の男の子です。
はぎまろは突如、萩ロードに現れたハギの妖精であり、普段はハギの茎が緑色の烏帽子になった平安貴族風の衣装に、市章が入った扇子をもつ高貴な姿で、扇子を使って「元気」「やる気」「輝き」の風を送ります。また状況に応じて、洋服や消防士、自衛隊、お祭り、各種スポーツウェアなど、さまざまなスタイルも披露します。
他にも高萩市の環境イメージキャラクターで、マイバックを携帯する、白に水色ブチの犬のキャラクター「もらわんちゃん」。高萩市商工会の全国展開プロジェクトキャラクターで、名物の味噌ピーナッツにちなんだ、ラッカセイ(落花生)の髪飾りをつけた双子の女の子。伝統となるものを作り出していく意味の「つむぐ」と、その伝統を伝え残していくという意味の「つたえ」などのキャラクターが、市内の各地で活躍しています。
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高萩市 の鉄道路線
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東日本旅客鉄道
常磐線
・高萩駅
高萩市のバス
市内路線
・茨城交通
・椎名観光バス
高速バス
・新常磐交通・近鉄バス
・ジェイアールバス関東・茨城交通
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高萩市 の主要道路
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高速道路
・常磐自動車道(高萩IC)
一般国道
・国道6号
・国道461号
主要地方道
・茨城県道10号日立いわき線
・茨城県道22号北茨城大子線
・茨城県道67号高萩インター線
一般県道
・茨城県道・福島県道111号高萩塙線
・茨城県道227号上君田大能線
・茨城県道230号高萩友部線
・茨城県道245号上君田小妻線
その他
・県北東部広域農道
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高萩市 出身の芸能人
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現在の茨城県高萩市出身の著名人には、幕末生まれの東京帝国大学理学部植物学教室教授で、附属小石川植物園の初代園長でもあった植物学者の松村任三教授。高田裕史さんとの共編著である「千字寄席 噺がわかる落語笑事典」「図解 落語のおはなし」など落語に関する著作が多い作家の古木優さん。横浜大洋ホエールズに所属した元プロ野球選手(投手、外野手)で、現役引退後はコーチ、監督などを務める江尻亮さん。テレビ北海道(TVh)アナウンサーの大藤晋司さん。茨城県高萩市長、茨城県議会議員などを務め、薬剤師でもある小田木真代さんなどがいます。
歴史上の人物では、正確には現在の埼玉県飯能市にあたる地の生まれですが、安土桃山時代から江戸時代初期の武将で、水戸藩の附家老として現在の市域を治めた中山信吉。江戸時代中期の地理学者、儒学者であり、当時としてはかなり正確な日本地図である「日本輿地路程全図(赤水図)」を作成した長久保赤水などが、現在の高萩市にあたる地の出身者です。
高萩市 町域別対応エリア
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ア行
- 赤浜(アカハマ)、秋山(アキヤマ)、安良川(アラカワ)、有明町1(アリアケチョウ1)、有明町2(アリアケチョウ2)、有明町3(アリアケチョウ3)、石滝(イシタキ)、大能(オオノウ)
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カ行
- 春日町1(カスガチョウ1)、春日町2(カスガチョウ2)、春日町3(カスガチョウ3)、上君田(カミキミタ)、上手綱(カミテツナ)
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サ行
- 島名(シマナ)、下君田(シモキミタ)、下手綱(シモテツナ)
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タ行
- 高戸(タカド)、高萩(タカハギ)、高浜町1(タカハマチョウ1)、高浜町2(タカハマチョウ2)、高浜町3(タカハマチョウ3)
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ナ行
- 中戸川(ナカドガワ)
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ハ行
- 東本町1(ヒガシホンチョウ1)、東本町2(ヒガシホンチョウ2)、東本町3(ヒガシホンチョウ3)、東本町4(ヒガシホンチョウ4)、肥前町1(ヒゼンチョウ1)、肥前町2(ヒゼンチョウ2)、福平(フクダイラ)、本町1(ホンチョウ1)、本町2(ホンチョウ2)、本町3(ホンチョウ3)、本町4(ホンチョウ4)、望海(ボウカイ)
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ヤ行
- 大和町1(ヤマトチョウ1)、大和町2(ヤマトチョウ2)、大和町3(ヤマトチョウ3)、大和町4(ヤマトチョウ4)、横川(ヨコカワ)
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ワ行
- 若栗(ワカグリ)