文京区 でテレビアンテナ工事をお考えの方へ
目次
文京区 でアンテナ工事でお困りの方はお任せ下さい。
文京区にてアンテナ工事でお困りの方はお任せ下さい。
当あさひアンテナでは、東京都文京区でのアンテナ工事にも豊富な実績と経験がございます。文京区にお住まいで、地デジやBS/CSなど新しいテレビアンテナの設置や、アンテナの故障による修理、交換をお求めの方は、ぜひ当あさひアンテナへとご連絡ください。
東京都文京区は、東京23区の中央よりやや北部にある区です。区域面積は11.29平方キロメートルで、東京23区内では20番目の広さになります。2019年4月1日時点で、推計人口は223079人となり、およそ122189世帯が暮らしています。
区名の通り「文京の府」である文京区は、現在では大学や教育機関が多く、それ以外は住宅街が広がっていますが、江戸時代から武家屋敷や幕府の施設が多く、明治以降は帝国大学(東京大学)ができたことから、この地に数々の出版社が集まり、高名な文学者や学者も多く居を構えました。そのため現在でも江戸文化の史跡や、文豪ゆかりの地も多い、文化の薫り高い街でもあります。
文京区から東京スカイツリーまでは5、6キロ程度と極めて近く、電波状態はいたって良好な地域になります。ただ文京内は地形にやや高低差があり、坂や低地が多いという特徴もあります。そのためご自宅が低地で、すぐ近くに高層建築がある、また電波が強すぎることなどによって、受信トラブルが発生するケースもございます。
当あさひアンテナでは、東京都文京区の全域におけるアンテナ工事に対応しております。文京区で新たな地デジアンテナの設置や修理など、アンテナに関する各種工事をお求めの際は、文京区での作業経験が豊富で、現地での工事に豊富なノウハウをもつ当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)またはホームページからのお問い合わせフォームにご一報ください。
文京区 の方でアンテナ工事に関するよくある質問
- Q
地デジアンテナ設置ではどのようなアンテナがお勧めですか?
- A
現在、家庭用の地デジアンテナには、主に八木式アンテナとデザインアンテナがございます。
八木式アンテナは、魚の骨のような昔ながらのアンテナで、時代につれて素材などの品質は向上しておりますが、基本設計は開発された当時から変わっておりません。それほどシンプルで高い受信性能を誇るアンテナです。ただ八木式アンテナは、主に屋根の上など吹きさらしの高所に立てるため、風雨の影響を受けやすく、年数につれて確実に老朽化が進行する弱点もございます。
近年、人気のあるデザインアンテナは、主に家屋の外壁に設置するためご自宅の外観を損なわない上、風雨の影響も受けにくく、老朽化や故障のリスクを軽減できる利点がございます。また現在のデザインアンテナは基本モデルが20素子相当で、八木式アンテナと比べても受信性能にほとんど差はごさいません。
ただデザインアンテナは。八木式アンテナに比べて設置位置が低くなるケースが多く、そのために受信感度がもやや下がる傾向はございます。また自宅の向き、放送局の方向などによって、外壁でも設置できる場所に制約がございます。アンテナの本体価格や設置費用も、八木式アンテナに比べると少し割高になります。
東京スカイツリーに近く、電波状態がいい東京都文京区では、八木式アンテナ、デザインアンテナのどちらでも、通常モデルでの地デジ受信が十分に可能です。そのため、どちらでもお客様のご要望に応じたアンテナをお選びいただきたく思います。
当あさひアンテナでは、八木式アンテナでは、国産DXアンテナ社製、耐水性と対風速性が高い軽量型で、長寿命を望める最新モデルを用意し、アンテナ本体価格を含む基本工事価格15000円から。デザインアンテナは同社製の最新20素子相当、業界最小クラスの厚さ11.3cm、高さ59cm×幅22cmの薄型モデルをご用意し、アンテナ本体価格を含む基本工事価格20000円からで設置をお引き受けしております。
弊社では地デジアンテナの新規設置については、まず高性能の電波測定器で現場を調査し、確実に電波が受信できることを大前提に、可能な限りお客様のご要望に沿えるアンテナ工事をご提案いたしております。まずはどんなご要望でも、弊社フリーダイヤル(0120-540-527)へとお気軽にご相談ください。
- Q
地デジアンテナの設置は屋根の上や壁面に限られますか?
- A
一般に八木式アンテナは屋根の上、デザインアンテナは外壁に設置するというイメージがございます。しかし現在ではアンテナ本体の性能向上、施工技術の進歩などにより、外観の重視や老朽化の軽減のため、家屋のさまざまな位置にアンテナを設置する工法もございます。八木式アンテナでは、例えば壁面やベランダの外側、内側など、風雨を受けにくい位置に設置することで、経年劣化を軽減する工法がございます。ベランダ内側への設置では空間を少し消費することになりますが、その分、メンテナンスも楽になります。
ただどのようなアンテナでも、電波が届く方向にアンテナを向けることが必須のため、ご自宅の位置や向き、角度などの条件により、アンテナを設置できる場所には制約がございます。その点はご承知おきください。
また、このような位置へのアンテナ設置では、特殊な技術や機材が必要になると、相応の追加工費も加算されます。ただ当あさひアンテナでは、機材や手数が通常工事とほとんど変わらない工事では、八木式アンテナ、デザインアンテナとも、それぞれの基本工事価格のみでお引き受けしております。
一例としてデザインアンテナでは、屋根裏(天井裏)の空間に設置することで、家屋の外観を損ねず、経年劣化も最小限に抑えられる工法がございます。弊社では、屋根裏へのデザインアンテナ設置も、基本工事価格の20000円でお引き受けいたします。また屋根裏へのアンテナ設置も、弊社のモットー「見えないところも綺麗に」に基づき、見栄えのいい施工を実施しております。このモットーにはシンプルで無駄のない施工により、トラブルのリスクを軽減するという実際的な理由もございます。
ただ屋根裏へのデザインアンテナ設置は、屋根という外壁を隔てる分、どうしても屋外より受信感度が低下します。ご自宅の屋根裏の条件や断熱材の素材などによっては、電波が受信できないため設置不可能なケースや、別料金でアンテナブースターが必要なケースもございます。その点は何とぞご了承ください。
- Q
アンテナに装着するアッテネーターとは何ですか。また文京区での地デジ受信には必要ですか?
- A
テレビで快適に地デジ電波を受信するためには、受信機(テレビ)に届く電波に、一定のアンテナレベル(電波強度)が必要です。もし現場で受信できる電波がこの水準に届かない場合は、電波を増幅するブースターという機器をアンテナに装着します。
また自宅が地デジ電波を発信する電波塔に近く、電波が強すぎてアンテナレベルが極端に高い状態も、かえって画像の乱れなどのトラブルを引き起こします。この場合にアンテナの電波を弱め、テレビのアンテナレベルを適切な水準にするためアンテナに装着するのが、電波の減衰器、アッテネーターなのです。
東京スカイツリーからおよそ5、6キロ程度とごく近い距離にある文京区では、非常に電波状態がよくなりますが、電波が強すぎるために、地デジアンテナ工事の際、画像を安定させるためにアッテネーターの設置が必要となるケースもございます。
当あさひアンテナでは、地デジアンテナ工事でアッテネーターの設置が必要な場合は、機器の本体価格を含めて、オプション工事費5000円からで設置をお引き受けしております。アッテネーターの設置が必要な現場では、電波の強さに合わせて、適切なレベルに電波を弱める必要があるため、機器の選択や調整など、プロのアンテナ職人による作業が必要となります。
もちろん弊社では、地デジアンテナの設置にあたっては、まず高性能の電波測定器による現地調査を行い、お客様のご要望に対応しつつ、可能な限り最低限の費用で工事を行うことを第一に考えております。アッテネーターの設置についても、どのような設置方法を用いても受信する地デジ電波が過剰に強くなるなど、どうしても必要な場合にのみご案内いたします。
弊社での地デジアンテナ工事にて、見積もりでアッテネーターの設置が必要となった場合は、まず弊社の職人にどんなご質問でもなさってください。そしてやはり安定した受信のためにアッテネーターが必要で、弊社が安くて高品質な工事をご提供しているとご納得いただけた時点で、正式にご用命ください。
- Q
設置してもらったアンテナが故障したときの保証はありますか?
- A
ご安心ください。当あさひアンテナでは、自社の技術への強い自信から、あらゆるアンテナ設置工事において業界最長クラスとなる、施工日から10年間のアフターフォロー体制をご用意しています。もし保障期間中、弊社の施工したアンテナにトラブルが発生したときは、すぐ弊社のフリーダイヤル(0120-540-527)にご一報ください。最短即日で弊社の職人が現場に駆けつけ、補償範囲内のトラブルであれば完全無料で復旧するようご対応させていただきます。
弊社ではアンテナの設置工事を行った際、担当の職人がサインを入れた保証書をお客様にお渡ししております。もしお客様がアフターフォロー対応をお求めのときは、基本的にこの保証書をご用意ください。ただ、なにぶん長期保証になるため、保証書を紛失された場合を想定して、弊社でも施工から10年間は、すべての工事の現場写真と保証書を社内でデータベース化して保存しております。
もし保障期間中、弊社の施工したアンテナにトラブルが発生して、保証書が見つからないときは、お電話でその旨をお伝えください。そしてお手数ですが、お客様のお名前、お電話番号、ご住所、アンテナ工事の内容や施工時期などをお教えください。弊社側のデータベースで該当データが見つかり次第、すべての保証について、保証書がある場合とまったく同じ対応をさせていただきます。
余談ですが、風雨や雷、雪、雹、隕石、また外部からの落下物など、自然災害によってアンテナが損壊した場合は、火災保険の「風災保証」によって修理費が補償されるケースもございます。その内容は保険会社によって異なりますが、当あさひアンテナでは、アンテナ本体の修理だけでなく、修理費用に火災保険を適用したいお客様のご相談も受け付けております。
弊社にアンテナ修理をお求めになる際、火災保険についてのご相談もいただければ、保険会社に提出すべき補償請求書類をすべて弊社でご用意いたします。また保険会社との交渉も、弊社の専門スタッフが全力でサポートいたします。天災によるアンテナトラブルでお困りのときは、アンテナ本体の修理から保険会社への対応まで、すべて当あさひアンテナにお任せください。
文京区 にお住まいで画面にE201、E202、E203の文字が出ている方
テレビ画面に"E201、E202、E203"と表示され番組が視聴できない
ご自宅のテレビで突然、地デジのテレビ番組が映らなくなり、画面に 「e201」「e202」「e203」 などの記号が表示された場合は、テレビやアンテナにトラブルが発生して、テレビの自己診断機能によってエラーコードでその原因を示している状態です。最近のテレビはコードに合わせてトラブルの原因を文章で表示するものもありますが、電波受信に関するトラブルの場合は、主に前述の三種類のコードが表示されます。なお エラーコードの種類は、他にもトラブルの原因によってさまざまなものがあります。
「e201」は、テレビ本体に届いている電波レベルが低下していることを示すエラーコードです。主にBS、CS放送で、悪天候のときに発生することが多くなります。BS、CS放送は衛星放送であるため、豪雨や大雪のときには、電波の乱反射によって電波状態が悪化する弱点がございます。BSでは悪天候の際に、画質、音質を落として受信可能にした「降雨対応放送」に切り替わる場合もあります。悪天候による受信不良であれば、天候の回復によって自然に復旧いたします。地デジ放送でこのコードが出ることは少なくなりますが、周辺の電波状態の悪化や、アンテナのトラブルなどから、まれに発生することもございます。
「e202」は、テレビ本体にに電波が届いていないことを示すエラーコードです。原因は、自然現象などでアンテナの角度がずれる、倒れるといったトラブル。またアンテナ本体やアンテナ線、ブースター(増幅器)や分配器など、アンテナ関係の故障が考えられます。また単純にアンテナ線の接触不良も考えられますので、まずテレビやレコーダー類の機器とアンテナ線との接続部分を確認してください。
「e203」は、該当する放送局が放送休止していることを示すエラーコードです。主に放送局のメンテナンスやトラブルなどで放送を休止していることから発生する不具合です。このコードが出たときは、その他のチャンネルを確認して、正しく映っているなら放送局側の問題だと判断できます。ただアンテナ関係の故障でも、ときにこのコードが表示されるケースがありますのでご注意ください。
これらのエラーコードが表示されたときは、ブロックノイズの場合と同じく、テレビのリセットや、アンテナ線の接続部の確認などを試してください。それでも回復しない場合は、アンテナ関係のトラブルが発生していると考えられます。
その場合も、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)にご相談ください。コードの種類とその他の状況などから考えて、ご自宅で可能な対策をご説明いたします。お電話で問題が解決しないときは、ご要望さえいただければ、弊社の職人が最短即日でご自宅に出向いて原因を特定いたします。
当あさひアンテナでは、どのようなご相談であっても、出張費、見積もり費、キャンセル費は無料でございます。またトラブルの原因を特定した後、弊社の職人から修理に必要なご説明と見積もり価格を提示いたします。その内容にお客様ご自身が納得されて、正式にご契約なさらない限り、決して無断で工事を勧めることはなく、料金も発生いたしません。
さらにアンテナ工事後の保証など、アフターフォローも十分なものを用意しております。テレビ映りに不具合が発生した際は、アンテナトラブルが原因かどうかのご確認を含め、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤルへとお気軽にお電話ください。
文京区 についてもっと知りたい
これからお引越しを考えている方
文京区 てどんなところ??
東京都文京区は、東京23区の中央からやや北よりに位置する区です。区内には東京大学の本郷キャンパスはじめ多くの大学があり、また明治時代から作家や学者などが多く住んでいた、文化の薫り高い区です。区は全体的に住宅街が多くを占めていますが、区の南部、千代田区の水道橋付近には東京ドームがあり、その近辺は商業施設も多くなります。
文京区内では各地から貝塚や縄文土器が多く発見されており、この地域に人類が住みはじめたのは、およそ1万8千年前、旧石器時代の頃と見られております。
江戸時代の文京区は、江戸城に近いこともあり、武家屋敷や寺社が多い地でした。水戸徳川家の屋敷や、徳川家の菩提寺のひとつで徳川家康の生母、於大の方が埋葬されている伝通院、やはり徳川幕府の祈願寺である護国寺などの豪壮な寺院も存在しました。また幕府の学問所である湯島聖堂の昌平坂学問所(昌平黌)も存在し、現在の大学が多い区の元になりました。徳川家光の乳母として知られる春日局や、大奥の奥女中、音羽などがこの地に土地を拝領しており、現代でも春日、音羽などの地名として残ってます。
明治維新後は小石川区と本郷区になり、加賀前田家の屋敷跡に帝国大学(現在の東京大学)が設立されました。そのためこの地域に出版社が集まり、夏目漱石さん、森鴎外さんらの文人や、折口信夫さんや小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)さんといった学者も多く住むようになりました。また水戸徳川家屋敷の庭園が小石川後楽園に、徳川綱吉の御用人である柳沢吉保の下屋敷に造営した六義園が名勝になるなどして、江戸の文化と豊かな緑地も現代に残っています。
1947年(昭和22年)に、本郷区と小石川区が合併し、現在の文京区になりました。区名は書きやすさと「文京の府」のイメージに合致することから両区の区議会で決定しました。現在では総合出版社の講談社、光文社、また“漫画の殿堂”として、きゆづきさとこさん「棺担ぎのクロ。」「GA芸術科アートデザインクラス」「魔女っ娘ノダミキ」やKoiさん「ご注文はうさぎですか?」、原悠衣さん「きんいろモザイク」など、多くの人気漫画を刊行する芳文社などの大手出版社もあります。
文京区の名所にして日本の最高学府でもあるのが、東京大学の本郷キャンパスです。この大学キャンパス自体が史跡でもあり、東大の象徴といわれる「赤門」は、元々は旧加賀前田家上屋敷の御守殿門で、1827年(文政10年)、当時の藩主が11代将軍家斉の娘、溶姫を正室に迎える際に造られたものです。この赤門は大学の正門ではありませんが、正門も登録有形文化財になっています。また東大紛争の「安田講堂事件」で知られる安田講堂や法文2号館なども登録有形文化財です。
キャンパス内に前田家の庭園がそのまま残っている育徳園心字池は、駒込追分町を主な舞台にした夏目漱石さんの小説「三四郎」に描かれたことから「三四郎池」の通称で親しまれています。ちなみに東京大学では、学生は一、二年生の教養課程は目黒区にある駒場キャンパスで学び、三年以降の専門課程から本郷キャンパスに通う制度になっています。
白山にある小石川植物園は、正式には「東京大学大学院理学系研究科附属植物園」といい、東京大学の付属研究施設ですが、国の名勝および史跡にも指定されており、公園として一般にも開放されています。森のように緑が広がる園内では、樹木や植物はもちろん「ニュートンのリンゴ」「メンデルのブドウ」など学術的な由来のある樹や、旧養生所の井戸、柴田記念館といった史跡や研究施設も見られます。
この小石川植物園は、元々は江戸時代、江戸庶民のために薬草を育てる「小石川御薬園」として開園され、八代将軍徳川吉宗の代には、町医師、小川笙船の目安箱への投書により、庶民のための無料施療院である小石川養生所が設立されました。小川笙船は小石川養生所の肝煎となり、後に山本周五郎さんの小説「赤ひげ診療譚」の主人公のひとり“赤ひげ先生”のモデルにもなりました。本作は黒澤明監督の「赤ひげ」として映画化された他、萬屋錦之介さんや藤田まことさんなどの主演で何度もドラマ化されています。
またテレビ時代劇「大岡越前」では、加藤剛さん演じる大岡越前守の友人で、竹脇無我さん演じる榊原伊織が小石川養生所の医師という設定で、現代でいう鑑識や監察医のような活躍を見せます。松平健さんがヒーローとしての徳川吉宗を演じる「暴れん坊将軍」シリーズにもよく登場し、現代でもおなじみの場所です。ちなみに「暴れん坊将軍」初期ではニヒルな名優、天知茂さんが小川笙船を演じました。
後楽にある小石川後楽園は前述の通り、元は水戸徳川家の庭園で、初代藩主、徳川頼房が築いた庭園を、「水戸黄門」としても知られる二代藩主、徳川光圀が改修し「後楽園」と名づけました。岡山県岡山市にも岡山藩主、池田綱政が造らせた同名の庭園が存在します。これは、どちらも同じく「岳陽楼記」から引用して命名したことによります。
明治維新後は敷地の一部が東京砲兵工廠となり、1923年(大正12年)には国の史跡および名勝に指定され、岡山後楽園との区別から「小石川後楽園」と名付けられました。現在では国の特別史跡および特別名勝に指定され、都立公園として公開されており、桜や梅、ツツジ、ハナショウブなどの花々で四季ごとに彩られる、黄門様も愛した豊かな山水の風景を楽しむことができます。
後楽園は現在の地名「後楽」の由来となり、東京砲兵工廠の跡地には東京ドームの前身である後楽園球場が造られ、隣接した後楽園遊園地(現在の東京ドームシティアトラクションズ)、後楽園ホールなどの名前にも用いられています。
古い下町の雰囲気が残る根津、千駄木は、台東区の谷中と合わせて「八根千」と呼ばれ、下町情緒あふれる観光名所になっています。
根津にはかつての根津権現で、ツツジの名所として知られる根津神社があり、明治の頃までは花街があったことでも有名です。千駄木の団子坂では、幕末から明治にかけては菊人形が開催され、秋の恒例イベントになっていました。この坂の名の由来は、かつて名物の団子屋があったこととも、坂を転げ落ちると泥だらけで団子のようになったからともいわれます。
ちなみに日本ミステリ界の巨匠、江戸川乱歩さんも団子坂に住んでいたことがあり、初期作品「D坂の殺人事件」の「D坂」は団子坂がモデルです。現在の団子坂には乱歩ファンのご主人が開店した「コーヒー乱歩」という、独特な雰囲気の喫茶店もあります。
根津や千駄木には明治から昭和の文学者が多く住み、千駄木にはここで「吾輩は猫である」を著した夏目漱石さんの旧居跡や、やはり「舞姫」を書いた森鴎外さんの旧居跡にある森鴎外記念館、平塚らいてうさんで知られる青鞜社発祥の地などが存在します。また根津神社も、夏目漱石さんの「道草」や森鴎外さんの「道草」「細木香以」、岡本綺堂さんの「深見夫人の死」や半七捕物帳「柳原堤の女」など、数々の文学に描かれています。
その他、区内には梅の名所として知られる湯島天満宮、あじさいの名所である白山神社もあり、湯島天満宮で毎年2月から3月初頭にかけて行われる「文京梅まつり」と11月の「文京菊まつり」。4月初旬に播磨坂さくら並木で開かれる「文京さくらまつり」。5月頃の根津神社「文京つつじまつり」、6月頃の白山神社「文京あじさいまつり」は「文京花の五大まつり」といわれます。
それ以外の区のイベントには、7月に伝通院および源覚寺で行われる文京朝顔・ほおずき市。10月の根津・千駄木下町まつり。24歳の若さで亡くなった樋口一葉さんを偲び、命日の11月23日に法真寺で行われる文京一葉忌などがあります。
他に区の名所としては、柔道の総本山である講道館。元は山県有朋の邸宅で、現在では庭園のあるホテルとして知られる椿山荘。松尾芭蕉の住居跡である関口芭蕉園。細川家の邸宅跡である新江戸川公園。また地域の歴史を伝える文京ふるさと歴史館。印刷文化を紹介する印刷博物館。竹久夢二博物館や弥生美術館。野球殿堂博物館。東京都水道歴史館など、文化が豊富な区に相応しい見所が多くあります。
このように古い歴史と文化に縁の深い文京区は、数々の創作の舞台にもなっています。
文学では前述した他にも、樋口一葉さんの短編「大つごもり」「にごりえ」や、明治時代の本郷を舞台にした三浦綾子さんの「塩狩峠」。戦後の小石川を舞台に政治の世界を描いた、三島由紀夫さんの「宴のあと」などがあります。
池波正太郎さんが江戸の暗黒街を描いた小説「殺しの掟」や「仕掛人 藤枝梅安」シリーズなどの登場人物「音羽の半右衛門」は、音羽にある料亭「吉田屋」の主人で、小石川一帯の香具師の元締という設定です。ちなみにこの名前は、版元の講談社本社が音羽にあることに由来するという説もあります。1972年(昭和47年)にスタートした「必殺シリーズ」第1弾のテレビ時代劇「必殺仕掛人」では、山村聰さん演じる口入屋「音羽屋半右衛門」という設定で知られました。ちなみにこのドラマ版「必殺仕掛人」の設定は、「仕掛人 藤枝梅安」だけでなく、池波さんの数々の作品をミックスしています。
ドラマでは緒形拳さん演じる鍼医の仕掛人で、享楽主義でニヒリストの藤枝梅安と、林与一さん演じるストイックな正義派の浪人、西村佐内の対照的な二大主人公を描きますが、原作では同一作品に登場しません。また音羽の半右衛門も、元々は梅安シリーズとは別の作品の人物でしたが、テレビ版の好評を受け、原作の梅安シリーズにも登場するようになりました。
また必殺シリーズ第12弾「江戸プロフェッショナル 必殺商売人」は、前作「新必殺仕置人」最終回において、山崎努さんの念仏の鉄、中村嘉葎雄さんの巳代松を失う凄絶な崩壊劇の生き残り、藤田まことさん演じる中村主水と火野正平さんの正八が、草笛光子さん演じる根津の踊りの師匠おせい、梅宮辰夫さん演じる箱屋の新次という元夫婦の殺し屋とチームを結成するという展開で、根津の花町界隈が主な舞台となり、江戸情緒が描かれます。また本作では中村主水が長年の“種無しカボチャ”の汚名を返上し、第1話で妻のりつが懐妊するところから始まり、最終話まで主水の「殺し屋が子供を持つこと」への苦悩が、作品の縦軸となっています。
漫画では、葉鳥ビスコさんの人気作「桜蘭高校ホスト部」の舞台となる高校が文京区にあるという設定です。また松本零士さんの半ば自伝的作品ともいわれる「男おいどん」は、実際に松本さんも住んでいた1970年代の本郷の下宿が舞台です。
言語感覚が鋭く生真面目すぎる変人編集者、馬締光也を主人公に、出版社の辞書編集部を描いた三浦しおんさんの小説で、映画、アニメ化もされた「舟を編む」のアニメ版では、主人公が本郷五丁目に下宿しているという設定になっています。
はんざわかおりさんの四コマ漫画で、漫画家寮に集う女子高生漫画家たちの日常を描く「こみっくがーるず」のアニメ版では、作中に登場する出版社「文芳社」が、現実の芳文社をモデルにしており、漫画家寮が西片にあるなど、文京区の光景がリアルに描かれています。
女優の杏さん主演で、東出昌大さん、原田泰造さんなどが出演した2013年(平成25年)のNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」では、序盤の東京編が、主人公、卯野め以子の実家である本郷の洋食店を中心に展開します。
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文京区 の場所
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東京都文京区は、北側を下町の住宅街が多い北区と荒川区。南側を東京の中心部である千代田区。西側を繁華街である新宿区や、池袋のある豊島区。東を上野や浅草など庶民的な活気のある台東区に囲まれています。
都会的な環境や繁華街と、庶民的な下町との間にある文京区は、現在では多くが閑静な住宅街になっていて、都会に近い利便性と下町の気取らなさが入り混じった独特の雰囲気があります。さらに江戸時代には武家屋敷や寺院があり、明治以降は帝国大学、のちの東京大学はじめ多くの大学ができて、学者が文学者などが居住したことから、歴史や文学に関する史跡も多く、文化的な香りが根付いており、利便性、環境ともに非常に暮らしやすい区でもあります。
文京区の紋章は「文」の字をデザイン化したもので、一般募集したものから選定し、1951年(昭和26年)に制定されました。
区の木はイチョウ、区の花はツツジです。これは1974年(昭和49年)の公募で集まった候補の中から、区内に多く植えられており、これからの植栽にも適しているという観点から決まったものです。
また2017年(平成29年)に新しく決まった区のシンボルマークは、大きさの違う円を組み合わせて「文」の字を現したものです。制作者は文京区に住むアーティストで「繋げること」をテーマにした文様を製作している野老朝雄さんです。
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文京区 の鉄道路線
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東京地下鉄(東京メトロ)
丸ノ内線
・新大塚駅
・茗荷谷駅
・後楽園駅
・本郷三丁目駅
・御茶ノ水駅
南北線
・駒込駅
・本駒込駅
・東大前駅
・後楽園駅
有楽町線
・護国寺駅
・江戸川橋駅
千代田線
・千駄木駅
・根津駅
・湯島駅
東京都交通局(都営地下鉄)
・都営三田線
・千石駅
・白山駅
・春日駅
・水道橋駅
・都営大江戸線
・上野御徒町駅
・本郷三丁目駅
文京区のバス
・都営バス
・コミュニティバス「Bーぐる」
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文京区 の主要道路
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首都高速道路
・5号池袋線
国道
・国道17号
・国道254号
都道
・目白通り(東京都道8号千代田練馬田無線)
・本郷通り(東京都道403号大手町湯島線、東京都道455号本郷赤羽線)
・外堀通り(東京都道405号外濠環状線)
・音羽通り(東京都道435号音羽池袋線)
・プラタナス通り(東京都道436号小石川西巣鴨線)
・不忍通り(東京都道437号秋葉原雑司ヶ谷線)
・団子坂(東京都道452号神田白山線)
・春日通り(東京都道453号本郷亀戸線)
・道灌山通り(東京都道457号駒込宮地線)
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文京区 出身の芸能人
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東京都文京区の出身者には、芸能界では、グラビアアイドルでタレントのおのののかさんがいます。おのさんは海法紀光さん原作、千葉サドルさん作画による芳文社の人気漫画「がっこうぐらし!」実写映画版にて、学園生活部の顧問で重要な役割となる教諭、佐倉慈(めぐねえ)を演じた他、三田村邦彦さんがメインを務める西日本の旅番組「おとな旅あるき旅」にもセミレギュラーとしてときおり登場しています。また元「いいとも青年隊」の野々村真さん。1983年(昭和58年)に「風の谷のナウシカ」イメージガールに選ばれ、その後も数々のドラマで活躍する女優の安田成美さん。高倉健さん主演「網走番外地」シリーズや、金田一耕助シリーズの映画「獄門島」のヒロイン鬼頭早苗など、数々の作品に出演した美人女優の大原麗子さん。かつて歌唱ユニット「わらべ」の一人として「めだかの兄弟」を歌い、のちに女優として「必殺橋掛人」「必殺仕事人Ⅴ風雲竜虎編」などに出演、現在では精神保健福祉士も務める高部知子さんなどがいます。
歌舞伎界では18世中村勘三郎さんと、そのご子息である6代目中村勘九郎さん、2代目中村七之助さん。宝塚歌劇団の大和悠河さん、紫藤りゅうさん。作家では「キッチン」「アムリタ」などの吉本ばななさん。ヒップホップMCで映画評論家の宇多丸さんも文京区の出身です。
旧本郷区、小石川区の出身者では、明治、大正、昭和の高名な文人、学者が多くなります。
旧本郷区の出身者には、西洋古典学者の呉茂一さん。文化人類学者の西江雅之さん、統計学者で理学博士の林知己夫さん。言語学者の金田一晴彦さんなどがいます。この金田一春彦さんの実父がやはり高名な言語学者で、名探偵“金田一耕助”の名前の由来としても知られる金田一京助さんです。ちなみに金田一耕助シリーズの作者である横溝正史さんは当時、金田一京助さんが怒っていないか心配していたそうですが、後にご本人が「おかげで苗字を正しく読んでもらえるようになった」と喜んでいると聞いて安堵したそうです。
また文学者では、「ボッコちゃん」など生涯に千編を超えるショートショートを著したSF作家の星新一さん。歴史小説家の永井路子さん。「ひかりごけ」などで知られる武田泰淳さん。森鴎外さんの実の娘である作家の森茉莉さん。戦前から戦後の探偵小説家、大倉てる子さん、西尾正さん。編集者、SF研究家で、円谷プロダクションにてウルトラシリーズなどの怪獣、宇宙人の設定を作成して“怪獣博士”と呼ばれた大伴昌司さんなどがいます。
俳優では昭和の刑事ドラマ「特捜最前線」の船村警部補や、必殺シリーズ第2弾「必殺仕置人」第1話にて、藤田まことさん演じる中村主水が最初に斬った巨悪である(厳密には先にその部下を一人斬っていますが)闇の御前など、悪役から飄々たる老人まで、さまざまな役を演じた大滝秀治さん。「ウルトラセブン」のキリヤマ隊長や時代劇の悪代官で知られた中山昭二さん。「てんぷくトリオ」の一員で、昭和を代表するコメディアンの一人である三波伸介さん。女優で日本舞踊藤間流紫派家元だった藤間紫さん。名人と呼ばれた落語家で、必殺シリーズ「新必殺仕事人」オープニングナレーションも務めた三代目古今亭志ん朝師匠などがいます。
旧小石川区の出身では、ノーベル賞を受賞した物理学者の朝永振一郎さん。歴史学者の永井秀夫さん。物理化学者の仁田勇さん。文学者では「墨東綺憚」や日記「断腸亭日乗」などで高名な永井荷風さん。捕物帳「なめくじ長屋」シリーズや「猫の舌に釘を打て」「三重露出」など工夫を凝らした数々のミステリ小説で人気を得た都筑道夫さん。プロレタリア文学の宮本百合子さんなどがいます。
また80年代アニメブームのきっかけとなった「宇宙戦艦ヤマト」のプロデューサーでアニメ監督の西崎義展さん。自ら落語立川流を創設するなど、破天荒な行動でも知られた落語家の立川談志師匠も旧小石川区の出身です
文京区 町域別対応エリア
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ア行
- 大塚1(オオツカ1)、大塚2(オオツカ2)、大塚3(オオツカ3)、大塚4(オオツカ4)、大塚5(オオツカ5)、大塚6(オオツカ6)、音羽1(オトワ1)、音羽2(オトワ2)
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カ行
- 春日1(カスガ1)、春日2(カスガ2)、小石川1(コイシカワ1)、小石川2(コイシカワ2)、小石川3(コイシカワ3)、小石川4(コイシカワ4)、小石川5(コイシカワ5)、後楽1(コウラク1)、後楽2(コウラク2)、小日向1(コヒナタ1)、小日向2(コヒナタ2)、小日向3(コヒナタ3)、小日向4(コヒナタ4)
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サ行
- 水道1(スイドウ1)、水道2(スイドウ2)、関口1(セキグチ1)、関口2(セキグチ2)、関口3(セキグチ3)、千石1(センゴク1)、千石2(センゴク2)、千石3(センゴク3)、千石4(センゴク4)、千駄木1(センダギ1)、千駄木2(センダギ2)、千駄木3(センダギ3)、千駄木4(センダギ4)、千駄木5(センダギ5)
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ナ行
- 西片1(ニシカタ1)、西片2(ニシカタ2)、根津1(ネヅ1)、根津2(ネヅ2)
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ハ行
- 白山1(ハクサン1)、白山2(ハクサン2)、白山3(ハクサン3)、白山4(ハクサン4)、白山5(ハクサン5)、本駒込1(ホンコマゴメ1)、本駒込2(ホンコマゴメ2)、本駒込3(ホンコマゴメ3)、本駒込4(ホンコマゴメ4)、本駒込5(ホンコマゴメ5)、本駒込6(ホンコマゴメ6)、本郷1(ホンゴウ1)、本郷2(ホンゴウ2)、本郷3(ホンゴウ3)、本郷4(ホンゴウ4)、本郷5(ホンゴウ5)、本郷6(ホンゴウ6)、本郷7(ホンゴウ7)
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マ行
- 向丘1(ムコウガオカ1)、向丘2(ムコウガオカ2)、目白台1(メジロダイ1)、目白台2(メジロダイ2)、目白台3(メジロダイ3)
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ヤ行
- 弥生1(ヤヨイ1)、弥生2(ヤヨイ2)、湯島1(ユシマ1)、湯島2(ユシマ2)、湯島3(ユシマ3)、湯島4(ユシマ4)