一宮町 でテレビアンテナ工事をお考えの方へ
目次
一宮町 でアンテナ工事でお困りの方はお任せ下さい。
当あさひアンテナでは千葉県長生郡一宮町はじめ、千葉県内での地デジ、BS/CSなど各種アンテナ設置工事について、豊富な経験と実績がございます。一宮町にお住まいで、地デジその他アンテナの新規設置、また修理や交換などをお考えの方は、まずはご相談だけでも当あさひアンテナへ、お電話やメールでお気軽にお問い合わせください。
千葉県長生郡一宮町(ちょうせいぐんいちのみやまち)は県の東西部、長生地域に位置し、九十九里浜(九十九里海岸)から太平洋(外房)に面している町です。町の総面積は22.97平方キロメートルで、2020年(令和2年)11月1日時点での町の人口は12,338人。うち男性が6,094人、女性が6,244人になります。また町内にはおよそ5,478世帯が暮らしています。また2020年度の町の出生数は、男の子が18人、女の子が22人の合計40人になります。一宮町は九十九里浜に面しており、海水浴場やマリンリゾート地などがあり、行楽地としても人気のある町です。
東京都隅田区にある東京スカイツリーから一宮町までは、およそ61キロから68キロ強の距離になります。スカイツリーからの電波は、NHK、広域民放が町域の北端の一部で受信できるのみです。一宮町では主に近隣となる東金中継局からの地デジ電波を受信することになりますが、現場の環境によっては、地デジ受信に関してさまざまな条件や制約が生じるケースもございます。
当あさひアンテナでは、千葉県長生郡一宮町全域での地デジその他、各種アンテナ設置工事に対応しております。弊社には一宮町はじめ県内全域での作業経験が豊富で、地域ごとの地デジ電波の特性を把握し、現場に合わせた最適なアンテナ設置工事をご提案できる腕のいい専門の職人が揃っております。一宮町にて地デジ、CS/BSなど各種アンテナ設置や修理、交換などの各種工事をお求めのお客様は、確実な地デジ受信と、丈夫で長持ちするアンテナの設置をお約束する、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)か、ホームページからのお問い合わせフォーム(https//asahi-antenna.jp/contact)へとご連絡ください。
「2020年現在の新型コロナウィルス流行に関しまして」
このたびの新型コロナウイルス発生に際しまして、弊社では現場に出向く職人はもちろん、全従業員にマスクと除菌スプレーを配布し、作業車や作業着などの除菌を頻繁かつ丁寧に行う他、従業員各人によるこまめなうがい、手洗いなども徹底しております。また会社としても従業員には業務よりも体調管理を優先し、わずかでも体調に異変がある場合は、安全が確認できるまで休むよう指導しております。
すべては社員の身を守ると同時に、万全を期してお客様をお守りするための、最大限の配慮でございます。現場でのお客様への対応についても、万が一のリスクを避けるため、失礼ながら基本的にマスクを装着したままでご対応させていただいております。申し訳ありませんが、なにとぞご了承ください。
一宮町 の方でアンテナ工事に関するよくある質問
- Q
長生郡一宮町に適した地デジアンテナの機種はどのようなものですか?
- A
現在、ご家庭で用いられる主な地デジアンテナの機種は、八木式アンテナとデザインアンテナになります。
八木式アンテナはよく屋根の上などに見られる、魚の骨のような形状の地デジアンテナです。日本ではテレビ放送の黎明期から使われている昔ながらのアンテナで、素材や耐久力などは時代につれて進化し続けていますが、基本設計は開発当時から変わっていません。それほど設計の完成度が高く、現在でも地デジ電波の高い受信能力を誇る機種です。ただ基本的に屋外に設置される八木式アンテナは風雨など自然環境の影響を受けやすく、歳月につれて確実に老朽化が進行する弱点もございます。現在の八木式アンテナの寿命は平均10年程度ですが、この年数は海沿いや豪雪地帯など、設置現場の環境によっても大きく変わってきます。
デザインアンテナは家屋の外壁などに設置する、平面で軽量薄型の地デジアンテナです。家屋の外観を損なわない、自然環境の影響を受けにくく経年劣化を軽減できる、修理やメンテナンスも簡単など多くのメリットがあり、現在では人気ナンバーワンの地デジアンテナになります。また現在のデザインアンテナは基本モデルが20素子相当であり、八木式アンテナと比べても受信性能にほとんど差はごさいません。ただデザインアンテナは八木式アンテナよりも設置位置が低い分、受信感度もやや低くなる傾向がございます。またアンテナ本体価格や設置工事費も、八木式アンテナに比べるとやや割高になります。
一宮町は県の東端に位置して太平洋(外房)に面している町です。一宮町から見て東京スカイツリーは町の北西側、やや北よりに位置し、およそ61キロから68キロ強の距離にあたります。一宮町においてスカイツリーからの地デジ電波は、NHKおよび広域民放が北部の端にわずかに届くのみです。
一宮町では町から北側にあたる東金市に位置し、NHK、広域民放と千葉県の地方局、千葉テレビ(CTC)を送信する東金中継局の地デジ電波が、町内の大半の地域で受信できます。ただ町の南端、丘陵地などでは一部、受信が難しい地域もございます。
一宮町内で東金中継局の電波が受信できる地域では、NHK、広域民放、CTCすべての局を一台の地デジアンテナで受信できます。また町内では八木式アンテナ、デザインアンテナのどちらを用いても、受信について大きな違いが出ることはまずございません。ただ丘陵地や高層建築の付近など、現場の環境によっては、適切なアンテナの機種や、設置できる位置などに条件、制約が生じるケースもございます。
当あさひアンテナでは、八木式アンテナ、デザインアンテナとも、国産DXアンテナ社製の最新モデルをご用意し、八木式アンテナは軽量で耐水性と対風速性が高く、長寿命が望める機種を用い、アンテナ本体価格を含む基本工事価格15000円からで設置をお引き受けしております。
デザインアンテナは20素子相当、業界最小クラスの厚さ4.9cm、大きさ9cm×22cmの超薄型モデルをご用意し、アンテナ本体価格を含む基本工事価格20000円からで設置をお引き受けいたします。さらにこれら標準機種で受信が安定しない場合は、別途に高性能アンテナや、アンテナブースター、アッテネーター設置の用意もございますので、どのような現場にも対応可能です。
弊社では地デジアンテナの設置に際し、高性能の電波測定器による現場調査を実施しており、現場においてもっとも適切なアンテナの種類や設置位置など、できる限りお客様のご要望に応じた方法をご提案いたします。もしご希望の条件でどうしても受信に問題が出る場合は、弊社の豊富な工事経験に基づき、できるだけご要望に近い代案をご提示いたします。
また弊社ではアンテナ設置のご相談および、ご自宅を訪問しての地デジ電波調査、アンテナ設置工事費のお見積もりまですべて無料で行っております。弊社のアンテナ職人は、豊富な経験と高度な技術を駆使して、現場の電波状態から、もっともリーズナブルでありながら、自然環境の影響を受けにくく、故障のリスクを避けアンテナの長寿命が望めるなど、お客様にとって総合的にもっともお得となる設置方法をご提案いたしております。
長生郡一宮町で地デジアンテナの新規設置や交換をお考えの方は、電波状態の確認やお見積りから、アンテナ機種のご希望、その他のご相談も含め、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)へと、どうぞお気軽にお問い合わせください。
- Q
長生郡一宮町で地デジアンテナを設置できるのは屋根の上や壁面だけですか?
- A
一般的に八木式アンテナは屋根の上、デザインアンテナは外壁に設置するというイメージがございます。しかし現在ではアンテナの性能向上や施工技術の進歩によって、確実な受信性能を維持しつつ、外観の重視や、アンテナの故障、経年劣化などを抑えるため、家屋のさまざまな位置に設置する工法もございます。
八木式アンテナやBS/CS110度アンテナでは、例えば壁面やベランダの外、内側など風雨を受けにくい位置に設置することで、アンテナ本体への負担を軽減する工法がございます。ベランダ内側への設置では空間を少し消費いたしますが、その分、経年劣化や故障のリスクを抑えられ、メンテナンスも簡単になります。ただどちらのアンテナも電波の方向に向けることが必須のため、ご自宅の位置や角度などの条件により、アンテナを設置できる場所に制約が生じます。その点はどうかご承知おきください。
また一宮町は東側にあたる広範囲が九十九里海岸(九十九里浜)で、太平洋(外房)に面していますが、このように海に近い地域で特に八木式アンテナをお使いの場合、潮風によって通常より錆びが進行し、アンテナの寿命低下や故障の原因となる塩害が生じることがございます。他にも雪が多い地域では、アンテナへの積雪により故障や耐用年数の低下を招く雪害。台風や強風の多い地域では、やはり風雨によるダメージの蓄積など、現場の自然環境によって、八木式アンテナにさまざまな影響が発生するケースがございます。
このような自然環境への対策では、雪害では通常より取付金具の強度(耐荷重)が高く、表面に雪が付着しにくい加工がなされた雪害対策用のアンテナを用いる。塩害ではアンテナ本体や固定具、ケーブルなども含めて錆びに強い抗錆び、対塩害仕様のものを使用するなどの方法がございます。さらにアンテナや接続部全体を覆う「レドーム」と呼ばれるカバーを装着することで、雪害、塩害をはじめ、さまざまな自然環境や経年劣化への対策に高い効果が得られます。
弊社の職人は、通常のアンテナ設置においても、高い技術を用いてアンテナケーブルや各部に防水テープを隙間なく巻きつけ、接続部からの浸水や塩分による腐食を阻止する緻密な施工を行っており、潮風や強風、積雪などの影響を受けやすい地域でも、通常の八木式アンテナと代わらない強度と寿命をお約束いたします。山地などで地デジ受信のため、より高所にアンテナを設置する必要のある現場では、ポールの先端に各種アンテナを設置することで受信感度を高めるなどの工法もございます。
これら各種工法において特別な技術や別途機材を用いる場合は、相応の追加工費が必要となりますが、通常の設置とほとんど変わらない場合は、八木式アンテナ、BS/CS110度アンテナとも基本工事費用の15000円からでお引き受けしております。
壁面に設置するデザインアンテナは、基本的に風雨など自然環境への抵抗力が高くなっておりますが、弊社では基本設置工事で、壁に取り付ける際のネジ穴に防水用シリコンを埋め込み、穴からの浸水などによる腐食を防止する施工を行っております。
またデザインアンテナでは、ご自宅の外観にまったく影響を与えず、降雪や潮風など自然環境の影響も受けず、経年劣化も最小限に抑える工法として、屋根裏(天井裏)の空間に設置する工法もございます。弊社では屋根裏にデザインアンテナを設置する工事も、追加工費不要の基本工事価格20000円でお引き受けいたします。また屋根裏へのアンテナ設置も、弊社のモットー「見えないところも綺麗に」に基づき、見栄えのいい施工を実施しております。このモットーには、配線などを整理したシンプルで無駄のない施工によって、故障のリスクを軽減し、メンテナンスも簡単になるというメリットもございます。
ただ屋根裏へのデザインアンテナ設置は、屋根という外壁を隔てるため、どうしても屋外よりは電波状態が低下します。そのためご自宅の屋根裏空間の形状、断熱材の素材など、条件によっては電波が受信できず設置不可能なケースや、別料金で高性能アンテナやアンテナブースターの設置が必要となるケースもございます。その点は何とぞご了承ください。
- Q
長生郡一宮町で地デジアンテナが故障したときはすぐ修理してもらえますか?
- A
その点はどうかご安心ください。弊社では他業者が設置したどのようなテレビアンテナでも、弊社フリーダイヤル(0120-540-527)にご一報いただければ、最短即日で職人が現場に出向き、修理対応させていただきます。
特に弊社が設置したテレビアンテナの場合は、業界最長クラスとなる、施工日から10年間のアフターフォロー体制をご用意しております。これは弊社がアンテナ設置技術に高い自信をもつ証でもあります。もし保障期間中、弊社が施工した各種アンテナにトラブルが発生したときは、すぐ弊社のフリーダイヤルにご一報ください。弊社職人が即座に現場へと駆けつけ、補償範囲内のトラブルであれば完全無料で復旧するようご対応させていただきます。
弊社ではアンテナ設置工事が完了した際、工事を担当した職人の自筆サイン入り保証書をお客様にお渡ししております。もしトラブルなどでお客様が対応をお求めの際は、まずこの保証書をご用意ください。ただ、なにぶん10年間の長期保証となるため、お客様が保証書を紛失された場合を想定して、弊社でも施工から10年間は、あらゆる工事の現場写真や保証書などを社内でデータベース化して保存しております。
アンテナ修理をご依頼される際、もし弊社の保証書が見つからない場合は、お電話でその旨をお伝えください。そしてお手数ですが、お客様のお名前やお電話番号、当時の工事内容や施工時期などを、お分かりの範囲内でお教えください。弊社側のデータベースで確認でき次第、あらゆる保証について、保証書をご提示いただいた場合とまったく同じ対応をさせていただきます。
余談ですが、風雨や雷、雪、雹、隕石、また外部からの落下物など、自然災害によりアンテナが損壊した場合は、火災保険の「風災保証」によって修理費が補償されるケースがございます。補償される内容は保険会社との約款によって異なりますが、当あさひアンテナでは、アンテナ修理だけではなく、修理費用に火災保険を適用なさりたいお客様のご相談にも対応しております。
弊社にアンテナ修理をお求めになる際、火災保険のご相談もいただければ、保険会社に提出する必要がある修理報告書、見積書、施工前後の写真など、補償請求書類をすべて弊社でご用意いたします。また保険会社との交渉も、弊社の専門スタッフが全力でサポートいたします。長生郡一宮町にて突然のアンテナトラブルによってお困りの際は、アンテナ本体の修理から保険会社への対応まで完全にお引き受けする、当あさひアンテナにすべてお任せください。
一宮町 にお住まいで画面にE201、E202、E203の文字が出ている方
テレビ画面に"E201、E202、E203"と表示され番組が視聴できない
アンテナトラブルの形式として、突然、ご自宅のテレビで地デジのテレビ番組がまったく映らなくなり、画面に「e201」「e202」「e203」などの記号が表示されることがございます。これはテレビやアンテナにトラブルが発生し、テレビが自己診断機能を働かせてエラーコードで原因を示している状態です。最近のテレビはコードと同時にトラブルの原因を文章で表示するものもありますが、電波受信に関するトラブルの場合は、主に前述の三種類のコードが表示されます。なおエラーコードの種類は、トラブルの原因によって他にも数々のものがございます。
「e201」は、テレビ本体に届く電波のレベルが低下しているというエラーコードです。これは主にBS、CS放送で、豪雨や大雪など、悪天候の場合に表示されることが多くなります。BS、CS放送は衛星放送のため、悪天候では、波の乱反射によって電波状態が悪化するという弱点がございます。BSでは悪天候の際に電波を切り替え、画質、音質を落とすことで受信できるようにした「降雨対応放送」に切り替わる場合もあります。悪天候による受信不良は、天候の回復と同時に自然と復旧いたします。地デジ放送では、このコードが表示されることは少ないのですが、周辺の電波状態の悪化やアンテナ機器のトラブルなどにより、ときに表示されることもございます。
「e202」は、テレビ本体ににまったく電波が届いていないというエラーコードです。原因は大風や地震などによるアンテナ角度のずれや倒れるといったトラブル。またアンテナ本体、アンテナ線、ブースター(増幅器)、分配器など、どこかに故障が発生したことも考えられます。また単純にテレビとアンテナ線との接触不良という場合もありますので、このコードが表示されたときは、まずテレビやレコーダーなどの機器と、アンテナ線との接続部分をチェックしてください。
「e203」は、該当する放送局が放送休止しているというエラーコードです。基本的に放送局が、メンテナンスやトラブルなどによって放送を休止していることから発生する不具合です。このコードが表示されたときは、その他のチャンネルを確認して、正しく映っているなら放送局側に原因があると判断できます。ただアンテナ関係の故障でも、このコードが表示される場合がありますのでご注意ください。
これらのエラーコードが表示されたときは、ブロックノイズの際と同じく、まずテレビのリセットや、テレビとアンテナ線の接続部を確認するなどしてください。それでも回復しない場合は、アンテナ関係にトラブルが起こっていると考えられます。
その場合も、やはり当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)にご相談ください。まずお電話口にて、コードの種類やご自宅のアンテナ環境などとお伺いして、ご自宅で可能な対策をご説明いたします。もしお電話で問題が解決しないときは、ご用命いただければ、弊社の職人が最短即日でご自宅へ出向き、現場調査で原因を特定いたします。
当あさひアンテナでは、どのようなご相談であっても、出張費、見積もり費、キャンセル費はすべて無料で対応させていただきます。またトラブルの原因を特定した後は、弊社の職人からお客様に、修理に必要な工事のご説明と見積もり価格を提示いたします。その内容にお客様が納得され、正式にご契約なされた時点ではじめて工事にかからせていただきます。それまでは決して無断で工事を進めることはなく、料金も一切発生いたしません。
さらにアンテナ工事後の保証など、アフターフォローの体制も万全のものを用意してございます。テレビ映りに不具合が発生して、エラーコードからアンテナトラブルだと思われる場合は、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤルへとお気軽にお電話ください。
一宮町 についてもっと知りたい
これからお引越しを考えている方
一宮町 てどんなところ??
千葉県長生郡一宮町は、千葉県の東部、長生地域に位置し、長生郡に属している町です。県の東端、太平洋(外房)に面している部分のほぼ中央部にあたります。町域は九十九里平野および九十九里浜(九十九里海岸)の最南部にあたり、北部を二級河川の一宮川が東西に流れて太平洋に通じています。町の西部は房総丘陵の端になり、山林に長く深い谷津が伸びていて、農業用水用の溜池がいくつか点在しています。東部は九十九里浜の砂浜海岸にあたります。
町の西部の房総丘陵には城山、高藤山、軍荼利山があり、町の最高地点は海抜95.0メートルです。河川には一宮川の他に鳴戸川、東浪見川(北川尻川、南川尻川)、松子川などがあります。湖沼(溜池)は洞堰、洞庭湖、二又堰、大欠堰、弁天堰(陽堰)、亀堰、ホーロク堰、軍荼利大堰(軍荼利池)、雨竜湖、新堰、親谷ノ池(親谷池)、柏谷堰、高藤池、細田池など数多くあります。
町域は、鎌倉時代には玉前神社の荘園、玉前庄の一地域として栄えていました。また玉前神社が上総国の一宮(地域内でもっとも社格の高い神社)であったことから、町一帯が「一宮庄」と呼ばれるようになり、やがて「一宮」という地名になります。
現在の一宮町に至る歴史としては、1889年(明治22年)4月1日の町村制の施行により、長柄郡に一宮本郷村と東浪見村が成立します。
1890年(明治23年)10月27日に一宮本郷村が町制施行、改称して一宮町となります。1897年(明治30年)4月1日には郡制の施行によって長柄郡、上埴生郡の区域をもって長生郡が発足し、同日、長柄郡は廃止されます。
1953年(昭和28年)4月1日に一宮町と東浪見村が合併して、新たな一宮町が発足します。その後、1954年(昭和29年)4月1日には長生村の一部である船頭給が一宮町に編入。1955年(昭和30年)4月1日にはやはり長生村の一部、一松字新地が、9月30日には宮原が編入されて、現在の町域にいたっています。
なお一宮町は自治体としては「町」になりますが、地方自治法における普通地方公共団体(地方自治体)としての「市」「町」「村」の違いは、それぞれ市は基本的に人口が5万人以上。中心的な市街地に全戸数の6割以上が集中する、その他の条件を満たす自治体になります。町は都道府県ごとに条件が異なりますが、おおむね数千人以上の人口と、一定の建築物の連なりを意味する連坦戸数または連坦率、官公署の存在、産業別就業人口割合など、都道府県の条例で定められる「町」の要件を満たした自治体になります。村には特に法的な要件はなく、市や町の要件を満たさなければ、自動的に村となります。
また一宮町は長生郡に属していますが、この「郡」とは、明治以降においては複数の町村を編成した行政企画で、市や町と同じく郡役所や郡長の役職などが置かれたものです。この制度は戦後の地方自治法で改正され、現在では郡に住所表記や広域連合、選挙区の区画割りなどの他に大きな意味はなくなっています。また区や市は郡に属さないため、市制施行によって村や町が市になると、属していた郡から外れます。そのため現在、千葉県内で長生郡に属しているのは、一宮町と睦沢町、白子町、長柄町、長南町、長生村の5町1村になります。
現在の一宮町は、県庁所在地である県都、千葉市からは約35キロの距離です。東京都の都心よりは60キロから70キロの圏内になります。都市雇用圏における東京都市圏に含まれており、茂原市への通勤率が高くなっています。また東京国際空港や神奈川県からは、東京湾アクアラインまたは東京湾フェリーを利用した場合が移動距離の短縮となります。
町内には東日本旅客鉄道の外房線と国道128号が中央をほぼ南北に通っており、中心的な市街地は上総一ノ宮駅の周辺に広がっています。また上総一ノ宮駅は東京・千葉方面からの快速電車終着駅になるため、駅周辺では住宅開発が進んでいます。
明治中期から昭和初期にかけての一宮町は別荘町として有名で、町域内に100軒以上の別荘が軒を連ね「東の大磯」とも呼ばれました。町内に別荘を構えた著名人には、斎藤実、上原勇作、加藤友三郎、平沼騏一郎、加納久宜、大河内正敏などがいます。
町内の産業では、農業が盛んです。特産農産物としてはトマト、メロン、ナシ(梨)、イチゴ(苺)などがあります。また町域は南関東ガス田にあたり、天然ガスやヨウ素を産出します。町域の東部が九十九里浜に面していることから、海水浴場や釣り場、マリンスポーツの名所も多く、行楽地、観光地としても栄えています。
一宮町の名所、旧跡には、地名、町名の由来ともなった玉前神社があります。永禄年間の戦火により社殿や古記録等が焼失したため、正式な創建年代は不明ですが、他の文献などにより、少なくとも創建より1,200年以上が経過していることは確実と見られます。
玉前神社には、国指定の重要文化財である工芸品の梅樹双雀鏡(ばいじゅそうじゃくきょう)。千葉県の有形文化財である社殿と棟札。無形民俗文化財であり、年に数回、奉納される玉前神社神楽(上層神楽)と9月の上総十二社祭り。一宮町の指定文化財である有形文化財の工芸品、萌黄縅胴丸、松喰鶴鏡、蓬莢鏡。古文書の里見義頼寄進状。史跡である芭蕉の句碑。天然記念物のイヌマキの群生など、さまざまな貴重な文化財を保有しています。
一宮城跡は南北朝時代から16世紀に築城されたとされる城跡で、現在は一宮町指定史跡になっています。東浪見にある浪切地蔵は、元禄地震の大津波が太平洋より内陸に約1.3キロメートル、標高約5メートルの位置まで遡上したため、災害記念碑として残されています。
町の観光スポットには、海水浴場に九十九里海岸の一宮海水浴場、新浜海水浴場、東浪見海水浴場があります。また釣ヶ崎海岸(志田下ポイント)はサーフィンが盛んなマリンスポーツの聖地で、シャワーやトイレなども整備されており、2020年に予定されていた東京オリンピックのサーフィン競技会場でもあります。
洞庭湖(とうていこ)は、面積約6.8ヘクタールの農業用貯水池で、千葉県立九十九里自然公園に属し「房総の魅力500選」にも選ばれています。その名前は、江戸時代末期の一宮藩主、加納久徴が、中国にある洞庭湖から名づけたとされます。理由は「洞」(ぼら、山が入り込んで外界からは見えない場所)と、中国でも二番目に大きい湖水で、通常期は2,820平方キロメートル(琵琶湖の約4倍)から、増水期は20,000平方キロメートル(関東平野や四国を越える面積)になる洞庭湖に匹敵するとの「ホラ」をかけたともいわれています。
他にも九十九里浜一宮乗馬センターや、まちあるきツアーやサイクリングツアーが催行される一宮発着ツアー(VISIT ICHINOMIYA)。軍荼利山植物群落地。ゴルフ場の一の宮カントリー倶楽部などの見どころがあります。
国指定の登録有形文化財である芥川荘(あくたがわそう)は、一宮海水浴場近くの旅館「ホテル一宮館」に所在する離れの客室で、その名前は1916年(大正5年)8月17日から9月2日まで、作家の芥川龍之介が久米正雄と共に滞在したことに因んでいます。
建物は明治30年代に建築された木造平屋建て、萱葺の建物であり、別荘地ならではの建築様式が、ほぼ当時のまま保存されています。滞在中に芥川龍之介は、後に妻となる塚本文に数多くの恋文を送っており、建物内に展示されています。芥川龍之介の一宮での出来事や思い出は「微笑」「海のほとり」「玄鶴山房」「蜃気楼」などの作品にも描かれ、現在でも離れの客室として宿泊することもできます。
一宮町の祭事や催事には、前述の通り、千葉県の無形民俗文化財で、毎年9月13日に行われる、玉前神社の例大祭並びに神幸祭である上総十二社祭りがあります。この祭りは、807年(大同2年)の発祥で「上総裸祭り」としても知られています。
上総の国一宮まつりは、9月上旬に行われる。通称「上総おどり」で、メインは町内の学校やクラブ、企業などが参加する「上総おどりコンクール」になります。他にも町内各種学校の吹奏楽部の演奏やパレード、和太鼓である「なぎさ太鼓」の演奏、模擬店や地元の農作物の販売などの催し物が行われます。
8月の納涼花火大会は一宮海岸の北端や一宮川河口付近で行われ、打ち上げられる花火は約5000発です。また1995年(平成7年)から行われている上総火まつりは、毎年の元旦、一宮海岸にて夜明け前からはじまり、浜辺では大きな火やぐらと「なぎさ太鼓」の音色で、初日の出を迎えるものです。灯篭流しは毎年のお盆に一宮川で行われていましたが、川が汚れるため中止になったものの、2009年(平成21年)より約20年振りに復活しました。
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一宮町 の場所
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千葉県長生郡一宮町は、千葉県の東部、太平洋(外房)に面している一帯の、ほぼ中央に位置する町です。千葉県の形を模した県のマスコットキャラクター、チーバくんでいえば、お尻のすぐ上、腰にあたる腰椎の部分に位置する町です。町の東側は九十九里浜(九十九里海岸)の最南部および太平洋に面しており、北側を長生郡長生村に、西側を同郡睦沢町に、南側をいすみ市に面しています。
太平洋に面し、内陸部に丘陵地を擁する一宮町は、海水浴場などがある行楽地で、マリンリゾートの聖地としても知られています。農業が盛んで特産品も多く、また自然や景勝も豊富なため、明治から昭和にかけては別荘地でもありました。そのため芥川龍之介をはじめとする著名な文人などの足跡や、歴史ある神社などの史跡、伝統行事なども見られ、環境がよく文化も豊かな暮らしやすい町になっています。
一宮町の町章は、主にグリーンを用いて、下部がわずかに欠けた輪の中に、ひらがなの「み」の左半分を上下反転した形でつなげて並べたようなマークが入っているものです。このデザインは、外輪が一宮の「一」、中は「宮」の「み」を丸く安定した形にして収めたもので、緑あふれる太陽のまち「一宮」が、この先も平和に明るく円満に発展することを象徴したものです。この紋章は1973年(昭和48年)11月28日に制定されたものです。
一宮町は、山梨県笛吹市と友好都市提携を結んでいます。元々は1982年(昭和57年)に当時の東八代郡一宮町と、同名の町である縁から友好町の提携を結びました。その後、東八代郡一宮町は、石和町、御坂町、八代町、境川村、東山梨郡春日居町と合併して笛吹市となりましたが、笛吹市となってからも千葉県の一宮町とは友好関係を継続しています。
一宮町の花は1989年(平成元年)5月29日に制定されたヤマユリ(山百合)、町の木は1970年(昭和45年)11月3日に制定されたクロマツ(黒松)です。
ヤマユリはユリ科ユリ属の多年生植物で、山地に生える日本特産のユリです。地上の茎は直立し、草丈は1メートルから1.5メートル程度になります。7月から8月に咲く花は茎の先に一個から数個、ときに20個ほどの白い花を横向きに咲かせます。6つの花被片が外に広がり、花径は15センチから18センチとユリ科の中でも最大級であり、その重みで茎全体が弓なりに傾くほどです。花被片の内側、中心には黄色の太い筋があり、紅褐色の小さな斑点が散らばります。花の香りは甘く濃厚でとても強くなります。
またヤマユリの花には、花被片の中央に太い赤色がある「紅筋」。斑点が少ない純白の「白黄」。花被片の斑点が黄色の「白星」など、さまざまな変わりものも存在します。発芽から開花までには少なくとも5年以上かかり、株が古いほど多くの花をつけます。その豪華で華麗な花から「ユリの王様」とも称されます。鱗茎(球根)は百合(びゃくごう)と呼ばれる生薬の他、食用のユリネ(百合根)になることから、リョウリユリ(料理百合)とも呼ばれる他、地方によってヨシノユリ(吉野百合、芳野百合)、エイザンユリ(叡山百合)、ホウライジユリ(蓬莱寺百合、鳳来寺百合)など産地などにちなんだ、さまざまな呼び名が存在します。
クロマツはマツ科マツ属の一種です。岩や砂ばかりの荒地でもよく育つことから、砂浜や海岸、日本庭園に植樹されて絶景を作り出し、防風林、防潮林として利用される他、街路樹や庭木にもよく用いられます。また盆栽としても人気があります。樹高は40メートルに達することもありますが、自然のものでそこまで成長することは珍しくなります。名前は同じマツ属のアカマツ(赤松)と比べて黒っぽい樹皮であることに由来し、針葉もアカマツより硬く、枝振りも太いことから、別名「雄松(オマツ)」とも呼ばれます。一方のアカマツは「雌松(メマツ)」と呼ばれています。
一宮町のマスコットキャラクターは「一宮いっちゃん(いちのみやいっちゃん)」です。一宮いっちゃん、こと愛称「いっちゃん」は、町のキャッチコピー「緑と海と太陽のまち」をイメージして、山と海と太陽をモチーフにしたキャラクターで、町名の由来でもある玉前神社の巫女さんの格好をしています。髪の毛は九十九里浜の海を意識したブルーで、中央から分かれる波の形をしていて、町の緑と山をモチーフにした頭頂部からは太陽が昇っています。
いっちゃんは、2010年(平成22年)2月22日に一宮町制120周年記念事業の一環として誕生しました。町のイベントなどで活躍している他、SNSなども利用して全国に一宮町の魅力を発信しています。
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一宮町 の鉄道路線
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東日本旅客鉄道(JR東日本)
外房線
・上総一ノ宮駅
・東浪見駅
千葉県長生郡一宮町のバス
・小湊鉄道
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一宮町 の主要道路
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有料道路
・九十九里有料道路
一般国道
・国道128号(房総横断道路)
主要地方道
・千葉県道30号飯岡一宮線(九十九里ビーチライン)
一般県道
・千葉県道123号一宮片貝線
・千葉県道148号南総一宮線
・千葉県道152号一宮椎木長者線
・千葉県道228号一宮停車場線
・千葉県道274号松丸一宮線
自転車道
・千葉県道402号長生茂原自転車道線
・千葉県道405号九十九里一宮大原自転車道線
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一宮町 出身の芸能人
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千葉県長生郡一宮町出身の著名人には、かつてお笑いコンビ「ザ・ハンダース」「アゴ&キンゾー」などのメンバーであったお笑い芸人で、現在でも芸人、俳優として特撮テレビドラマ「仮面ライダーW」「仮面ライダードライブ」などに出演する他、バスツアー添乗員としても活動するあご勇さん。日本映画の黎明期にセットの背景を数多く描いた映画美術デザイナーで、雑誌「少年倶楽部」の表紙、挿絵画家としても人気を博した斎藤五百枝さん。昭和の将棋棋士であった京須行男八段。元衆議院議員の金子健一さん。明治から大正にかけてのジャーナリスト、衆議院議員であった関和知さんなどがいます。
スポーツ界では、元プロ野球選手(投手)で国鉄スワローズに所属し、同チームが変遷を得てヤクルトスワローズになるまで在籍した唯一の選手であり、引退後は野球コーチを務めた石岡康三さん。西武ライオンズに所属した元プロ野球選手で、引退後は野球コーチ、監督、評論家、解説者などを務める森繁和さん。アマチュア(社会人)野球選手(内野手、一塁手)および監督、指導者で「ミスター社会人」と呼ばれた高梨英夫さん。現在は日大三高社会科教諭および硬式野球部監督を務める学生野球指導者で、映画「仁義なき戦い」シリーズのファンでもある小倉全由監督。2015年(平成27年)にVans US Open Of Surfingで優勝し、日本サーフィン史上初の快挙を果たしたサーファーの大原洋人さん。その実娘で、2012年(平成24年)に世界ボディーボード選手権にて日本人初の優勝を達成している大原沙莉さん。二所ノ関部屋所属の元大相撲力士で、後にプロレスラーへと転向。引退後は日本プロレス社長や解説者などを務めた芳の里淳三さんなどが、一宮町の出身です。
一宮町 町域別対応エリア
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ア行
- 新地(アラチ)、新地甲(アラチコウ)、新地丙(アラチヘイ)、一宮(イチノミヤ)
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サ行
- 船頭給(センドウキュウ)
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タ行
- 田町(タマチ)、綱田(ツナダ)、東浪見(トラミ)
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ハ行
- 白山(ハクサン)、東野(ヒガシノ)、本給(ホンキュウ)
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マ行
- 宮原(ミヤバラ)