神奈川県海老名市でテレビアンテナ工事をお考えの方へ

海老名市 てどんなところ？？

神奈川県海老名市は、県央地域に属し、県の中央部、やや東側に位置する市です。市域は南北に長く、北東側に突き出した部分が存在します。また市の西側の境界を相模川が流れています。相模川に接する地形から市域の西部には広大な平地、相模平野が広がっていますが、河岸段丘から東部は高台に相模原台地となっています。神奈川県内でも内陸部にあたるため、気候は海沿いの地域に比べて、一日や一年を通しての気温の差が大きくなります。
現在の海老名市の市域は、縄文時代より肥沃な耕地であり、現在でも国分の瓢箪山塚、上今泉の秋葉山塚、上郷の有鹿の岡などの前方後円墳や円墳が残っています。また奈良時代には相模国の国分寺が置かれました。
平安時代には、中期より勢力を伸ばした海老名氏がこの地域を所領とします。海老名氏は村上源氏の血統で武蔵七党の中でも横山党に属したといわれますが、諸説あります。また「海老名」の地名の由来は、この海老名氏からという説の他、かつて市域がまだ海だった頃、大きなエビ（海老）が棲んでいたとの伝説から。また田んぼに生息する小エビ「海老田」と呼び、それが転じたとの説などがあります。
海老名氏は1438年（永享10年）の永享の乱によって滅亡し、海老名の地も衰退します。以降、江戸時代までは上杉氏、後北条氏によって治められますが、海老名が有力者の本拠地になることはありませんでした。
1889年（明治22年）に市域内の村々が合併し、海老名村と有馬村が成立します。1940年（昭和15年）に海老名村が海老名町となり、1955年（昭和30年）には海老名町と有馬村が合併します。そして1971年（昭和46年）の市制施行により、現在の海老名市が誕生します。
現在の海老名市は、東京および横浜への距離が近く、ベッドタウンとして発展しています。一方、市内には田園地帯も多く、都市や住宅地と農村風景が共存している市になっています。また相模国分寺跡などが存在する歴史の街であり、景観行政団体にもなっています。また日本の高速道路のサービスエリアでは屈指の規模を誇る、海老名サービスエリアがあることでも知られています。海老名駅の周辺には大型の商業施設が集まり、繁華街が形成されています。
市内の農業での特産物には、イチゴ（苺）があり、各地でイチゴ狩りも楽しめます。他に、温室トマト・温室キュウリ（胡瓜）。花卉ではカーネーション、スイートピー、コチョウラン（胡蝶蘭）やカトレアなどの洋ラン（蘭）。バラ（薔薇）などがあり、かつては自然界に存在せず、園芸的に作り出すのも不可能と考えられ、英語では不可能の代名詞ともされた青いバラも栽培しています。他に稲作や畑作も盛んで、市内の各地に農産物直売所も見られます。一方で市街地化も進んでいることから、市内には有名企業の本社や事業所、工場なども多く見られます。
海老名市の名所には、相模国分寺跡があります。国分寺は奈良時代、聖武天皇の命により全国各地に作られた寺です。相模国分寺は戦乱や災害によって何度も崩壊し、再建、改築されていますが、古代の寺院跡は、国分寺としては日本で最初に史跡に指定されたものです。また鎌倉時代に作られた梵鐘が残っており、国の重要文化財に指定されています。国分寺参堂の入り口にある海老名の大ケヤキ（欅）は樹齢が約580年と推定される巨木で、県の天然記念物に指定されています。
また市内では秋葉山古墳群も国の史跡に指定されています。他にも海老名氏館跡である海老名城址。創建は不詳ながら古代から存在したと考えられており、近年では神社のキャラクター「パンダ宮司」でも知られる有鹿神社。鎌倉時代初期のもので、国指定の重要文化財である木造千手観音立像を所蔵する龍峰寺などが存在します。
市内の天然記念物では、やはり県指定で、上星谷にあり「ナンジャモンジャ」の名で親しまれ、樹齢は350年以上と見られる有馬のハルニレ（春楡）。市指定で樹齢は約300年。蕾がふくらんで色づいても、開花せずそのまま落ちてしまうことから「玉椿」と呼ばれており、江戸時代から椿地蔵にまつわる伝説が伝わる椿地蔵のツバキ（椿）などがあります。
海老名市の祭礼やイベントには、1月の海老名市消防出初式や2月のはつはるまつり。4月の緑化まつりや親子凧揚げ大会。7月の海老名市民まつりやナイトウォークラリー。海老名市消防団操法大会。8月の科学フェスティバル、えびな“彩”festa。10月のファミリー鉄道展や11月の産業まつりなどがあります。
また大谷歌舞伎は市の指定重要無形文化財。ささら踊りは県の指定無形民俗文化財になっています。市内の相模川はアユ（鮎）釣りの名所として釣り人の人気を集めています。

海老名市 の場所

神奈川県海老名市は県央地域にあたり、神奈川県の中央部、やや東よりに位置する市です。市の北側を座間市に、突き出た形になる北東の先端部を大和市に、東側を綾瀬市に、南東側を藤沢市に、南側を高座郡寒川町に、西側を厚木市に面しています。
海老名市は東京まで約50キロ、鉄道で約1時間。横浜までは約20キロの距離にあたり、双方のベッドタウンとして発展しています。市内は都市化が進み、駅前は大型商業施設が集まる繁華街となっており、利便性の高い街です。一方、市内では農業も盛んで緑も多く、さまざまな特産物があります。また相模国分寺跡などの史跡も多く、歴史と文化にも恵まれた非常に暮らしやすい街です。
海老名市の市章は、二重の円の中央に、角ばった鳥のような模様が入っているものです。これはカタカナの「エビナ」を組み合わせたもので、円の上部が「エ」、下部が「ビ」、そして中央の鳥のような紋章が「ナ」になっています。全体に平和をイメージする図であり、中央の鳥の姿に、市が大きく飛躍するようにとの願いがこめられています。
海老名市の木はツゲ（柘植、黄楊）、市の花はサツキ（皐月）、市の鳥はカワラヒワ（河原鶸）です。
ツゲはツゲ科ツゲ属の常緑低木で、日本の固有変種です。ツゲという名称は基本的に一変種を指しますが、ツゲ属の総称として用いられることもあります。庭木としては分類上、種類が異なるモチノキ科のイヌツゲ（犬黄楊）もツゲと呼ばれます。
樹高は通常1メートルから3メートル程度ですが、稀に10メートル近くになるものもあります。幹は直立した10センチほどの太さで、樹皮は灰白色から淡い褐色です。葉は卵型でやや厚く、光沢があります。3月から4月に、花弁のない小さな淡黄色の花が、葉の脇や小枝の先端に束となって咲きます。実は楕円形で、秋頃に熟して裂け、種を放出します。
名前の由来には、葉が次々と密になって出ることから「次ぎ」。春から梅雨の頃に黄色がかることから「梅雨黄（つゆき）」。木目が細かく詰まって丈夫なことから「強木目木（つよきめぎ）」などの説があります。幹が10センチの太さに至るまでおよそ80年かかるといわれるほど成長は遅く、そのため木質は非常に細かく緻密で、良質の木材になります。ツゲの木材は加工後に狂いが生じにくく、黄色みを帯びて美しいことから、細工物の素材に好まれます。特に櫛の素材として珍重され、他にも印鑑や将棋の駒、算盤の珠、三味線の撥、ブローチなどの装飾品の素材に用いられます。また狂いが生じないことから、製図機や測量用具などの重要な部品にも使われます。
サツキはツツジ科ツツジ属で山中に自生し、ツツジ（躑躅）の一種とされることもありますが、ツツジより約一ヶ月遅い5月から6月、すなわち旧暦の5月（皐月）に紅色や薄紫の花を咲かせるすることから名づけられた植物です。花形や樹形は他のツツジ類とほとんど違いはありませんが、開花期が異なるために園芸的に区別されています。サツキツツジ（皐月躑躅）や映山紅（えいさんこう）などの別名も持つサツキは、園芸用として盆栽などで江戸時代から好まれ、現在では1000種類以上もの品種があります。市内では厚木駅東側の街並みが「さつき町」と名づけられ、現在に至っています。
この市の木と花は、1972年（昭和47年）に、海老名の風土に合った候補の木と花から、市民投票によって選ばれたものです。また当時、市内在住だった波根康正さんがツゲとサツキの図案を作成し、現在でも市の公式デザインとして使われています。
カワラヒワはスズメ目アトリ科に分類される鳥類です。体長は約14センチで、スズメ（雀）ほどの大きさですが、やや小さくなります。全体は黄褐色で、太く円錐形の嘴と翼に混じる黄色や、尾羽の先の魚の尾びれのような切れ込みが特徴となっています。
日本国内ではほぼ全域に分布する留鳥で、地鳴きは「キリリ、コロロ」。さえずりは「チョンチョンジューイン」という風に聞こえます。低山から低地の森林に広く生息し、近年では市街地の公園や川原などでも見られます。主に植物食で、植物の種子などを食します。繁殖期には針葉樹林などでつがいとなり小さな縄張りを持ちますが、秋季以降は数十から数百の群れを形成することがあります。また秋には雄が集団となり樹上で求愛ディスプレイを行います。
海老名市のイメージキャラクターは「えび～にゃ」です。白い猫が頭に市名を思わせるイセエビ（伊勢海老）をかぶり、身体は市の名産であるイチゴになっており、市の花であるサツキをもっている可愛らしいキャラクターで、その愛らしさから、毎年のゆるきゃらグランプリでも常に上位にランクインしています。
えび～にゃは2011年（平成23年）1月28日（い～にゃ～の日）生まれの女の子で、住所は海老名市役所。優しい性格で子供から大人まで仲良くなれる一方、やんちゃで楽しいことが大好きです。特技はダンス、特に「EBINAダンス」を踊ることと、海老名市内をリポートすることで、その名も“えび～にゃリポ～タ～”と呼ばれています。好きな食べ物は、海老名産のイチゴやナシ（梨）などの果物や、トマトやレタスなどの野菜です。本人（本猫？）曰く「海老名はおいしいものがたくさんにゃ！」だそうです。
えび～にゃの秘密としては、お腹からイチゴの香りがして、ハイタッチをするとなぜか笑顔になり、幸せが訪れるそうです。
えび～にゃは2011年に市のキャラクターを全国から公募し、応募作の中から選ばれた優秀作10作品で、市内小学校の児童の投票により最多得票で選ばれた最優秀作です。またこのとき最終候補に残ったキャラクターには、エビの姿をしたおじさんでインパクトは抜群の「えびなさん」がいます。

海老名市 の鉄道路線

小田急電鉄
小田原線
・海老名駅
・厚木駅

相模鉄道
本線
・さがみ野駅
・かしわ台駅
・海老名駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）
相模線
・海老名駅
・厚木駅
・社家駅
・門沢橋駅

海老名市のバス
路線バス
・相鉄バス
・神奈川中央交通（神奈川中央交通西、神奈川中央交通東）

リムジンバス
・海老名駅東口‐羽田空港（神奈川中央交通、相鉄バス、京浜急行バス）

深夜急行バス
・新宿駅西口→海老名駅東口・本厚木駅（神奈川中央交通）
・横浜駅西口→海老名駅東口（相鉄バス）

海老名市 の主要道路

高速道路
・東名高速道路（海老名JCT‐海老名SA）
・新東名高速道路（海老名南JCT）
・首都圏中央連絡自動車道（海老名南JCT‐海老名JCT‐海老名IC）

一般国道
・国道246号
・国道468号（首都圏中央連絡自動車道）

都道府県道
主要地方道
・神奈川県道22号横浜伊勢原線
・神奈川県道40号横浜厚木線
・神奈川県道42号藤沢座間厚木線
・神奈川県道43号藤沢厚木線
・神奈川県道46号相模原茅ヶ崎線
・神奈川県道51号町田厚木線
一般県道
・神奈川県道406号吉岡海老名線
・神奈川県道407号杉久保座間線
・神奈川県道408号社家停車場線

海老名市 出身の芸能人

神奈川県海老名市出身の著名人には、出生は静岡県浜松市の音楽グループ「いきものがかり」のリーダーで、ギターを担当しているミュージシャン、作詞家、作曲家の水野良樹さん。同じく「いきものがかり」のギター、ハーモニカ担当。出生は厚木市で、読書家でもある山下穂尊さん。映画「ハナミズキ」や劇場版アニメ「カラフル」の声優などを務めた女優、歌手の林愛夏さん。Vシネマ「マイティレディ」で主演を務めた女優、歌手、アイドルの鈴木まりえさん。河崎実監督の映画「電エース中野。」など二出演している俳優の大西洸一郎さん。テレビアニメ「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」の高倉官房長官や吹き替え、また主に舞台で活動する俳優、声優の武藤与志則さん。子役として多くのドラマに出演した井上滉稀さんなどがいます。
文化人などその他分野では、「いぬうえくんとくまざわくん」シリーズなど、犬を題材にした作品を多く著している絵本作家のきたやまようこさん。「ギャンブル王」「マーメイド」などの作品がある漫画家のマーチン角屋さん。札幌農学校（現在の北海道大学）の第1期生としてウイリアム・スミス・クラーク博士の教育を受けた人物であり“Boys, be ambitious.（青年よ、大志をいだけ）”の言葉を世に広めた宗教家、教育者、言語学者の大島正健さん。考古学者で成城大学文芸学部教授の小澤正人教授。長野放送の元アナウンサーで、現在は同社名古屋支社長であり、大の鉄道ファンでもある上小牧忠道さん。将棋棋士で詰将棋の作成と解くことを得意とし、競馬通でもある北浜健介八段（2020年現在）。映画「僕は人を殺しました」の監督、脚本などを務めた坂井田俊監督などが海老名市の出身です。。
スポーツ界の海老名市出身者には、元プロテニス選手の姉妹で、現在は指導者を務めている雉子牟田明子さん、雉子牟田直子さん。女子プロレスラー、女子総合格闘家で漫画を愛好する朱里さん。新潟アルビレックスBB、埼玉ブロンコスなどに所属したプロバスケットボール選手の原口真英選手。北海道日本ハムファイターズ、横浜ベイスターズなどに所属した元プロ野球選手で、現在はスコアラーの横山道哉さんなどがいます。