桶川市 でテレビアンテナ工事をお考えの方へ
目次
桶川市 でアンテナ工事でお困りの方はお任せ下さい。
当あさひアンテナでは埼玉県桶川市はじめ、埼玉県内において地デジやBS/CSなどの各種アンテナ設置工事について、豊富な経験と実績がございます。桶川市にお住まいで、地デジ、BS/CSなど各種アンテナを新規での設置、修理や交換などをお考えの方は、まずはご相談だけでも、当あさひアンテナへのお電話やメールでお気軽にご連絡ください。
桶川市は埼玉県の中心からやや東よりに位置し、日本全体でみても日本列島のほぼ中央に位置する市です。市の面積は25.35平方キロメートルで、埼玉県内に63ある自治体(市町村)の中では47番目の広さになります。人口は2019年(令和元年)10月1日時点で75,367人になり、うち男性が37,404人、女性が37,963人です。また市内にはおよそ32,671世帯が暮らしています。
現在の桶川市は、江戸時代は中山道の宿場街、桶川宿であり、また周囲の農作物の集散地として賑わった地でもありました。特に紅花の取り引きは当地に大きな繁栄をもたらしました。そのため現在でも、紅花は市のシンボルとして町おこしのために用いられています。
東京都隅田区にある東京スカイツリーから桶川市までは、およそ37キロから43キロ程度の距離があります。スカイツリーの電波は十分に届く距離ですが、市内でも現場の周辺に高層建築があるなどの環境によっては、電波障害が発生するケースや、アンテナの種類や設置位置などに制約が生じるケースもございます。
当あさひアンテナでは、桶川市全域でのあらゆるアンテナ工事に対応しております。桶川市にて新規設置や修理など、各種アンテナ工事をお求めのお客様は、まずは桶川市はじめ埼玉県全般での作業経験が豊富で、地域ごとの特性を把握した職人の手による安心確実で、迅速かつリーズナブルな施工をお約束する、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)またはホームページからのお問い合わせフォームにご一報ください。
【追記】令和元年9月から10月にかけて相次いだ台風や豪雨により、埼玉県はじめ全国各地で多大な被害が発生いたしました。被災された埼玉県はじめ各地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。桶川市でも多くの被害が出たことに弊社一同、心を痛めております。一日も早い復旧と復興をお祈り申し上げると同時に、弊社からも微力ながら復旧に貢献すべく、できる限りのご支援を行ってゆきたく存じます。
桶川市 の方でアンテナ工事に関するよくある質問
- Q
埼玉県桶川市での地デジアンテナはどのようなタイプが向いていますか?
- A
現在の地デジアンテナ主要機種は、八木式アンテナとデザインアンテナになります。
八木式アンテナは屋根の上などによく見られる、魚の骨のような形のアンテナです。日本ではテレビ放送がはじまった当初から使われている昔ながらの機種で、素材や耐久力は時代につれて進歩していますが、基本的な構造は当時から変わっていません。それほど基本設計に優れ、現在でも高い受信能力を誇るアンテナです。ただ八木式アンテナは風雨などの影響を受けやすく、確実に老朽化が進むという弱点もございます。デザインアンテナは、家屋の外壁などに設置する平面で軽量薄型のアンテナです。家屋の外観を損なわない、経年劣化や故障のリスクを軽減できる、修理やメンテナンスも簡単になるなどのメリットがあり、現在では人気ナンバーワンの地デジアンテナです。また現在のデザインアンテナは基本モデルが20素子相当で、八木式アンテナと比べても受信性能にほぼ差はごさいません。ただデザインアンテナは八木式アンテナより設置位置が低い分、わずかながら受信感度も低くなる傾向もございます。アンテナ本体価格や工事費も、八木式アンテナに比べるとやや割高になります。
桶川市は東京スカイツリーからの電波が十分に届く範疇のため、八木式アンテナ、デザインアンテナのどちらでも受信に問題はございません。ただ高層ビルの近隣など現場の条件によっては、アンテナの種類や設置位置などに制約が出ることもございます。
当あさひアンテナでは八木式アンテナ、デザインアンテナとも、国産DXアンテナ社製の最新モデルをご用意し、八木式アンテナは軽量で耐水性、対風速性が高く、丈夫で長寿命が望める機種を用い、アンテナ本体価格を含む基本工事価格15000円からで設置をお引き受けいたします。
デザインアンテナは20素子相当、業界最小クラスの厚さ11.3cm、高さ59cm×幅22cmの薄型モデルをご用意し、アンテナ本体価格を含む基本工事価格20000円からで設置をお引き受けいたしております。本体色も四通りございますので、どのような外壁にも調和いたします。
また弊社では地デジアンテナの設置に際し、高性能の電波測定器による現場調査を実施し、適切なアンテナの種類や設置位置など、可能な限りお客様のご要望に応じた方法をご提案いたします。もしご希望の条件で受信に問題が出る場合は、弊社の豊富な工事経験に基づき、できるだけご要望に近い代案をご提示いたします。桶川市で地デジアンテナの新規設置や交換をお考えの方は、アンテナタイプのご相談も含め、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)へお気軽にお問い合わせください。
- Q
アンテナ工事費とは別にアンテナ本体の購入は必要ですか?
- A
当あさひアンテナでは、あらゆる工事においてお客様のご要望を最優先にした施工を心がけております。もちろんお客様が他店でご購入されたアンテナの設置工事にもご対応いたします。
令和元年9月から10月にかけては、相次いで台風が日本各地を襲い、大きな爪あとを残しました。桶川市の皆様にも、突然のアンテナの故障によって早急な修理が必要になり、業者の手配や想定外の出費でお悩みの方も多いと存じます。
ただ残念ながらアンテナ工事業者にも、この事態に乗じて、アンテナ工事費は格安を称しながら、粗悪なアンテナ本体に高値をつける、不必要な機材や追加工事を加算するなどで、不当な高額料金を請求する悪質な業者も存在します。そのため当あさひアンテナでは、お客様にご信頼いただけるよう、弊社サイトにて基本工事費、各オプション工事ごとの料金体系を明示し、ご提供するアンテナの機種や型番も明記しております。もちろんお客様へのご相談なく、独断で追加機材や工事を加算することも絶対にございません。
弊社の地デジアンテナは、前述の通り八木式アンテナ、デザインアンテナとも、国産一流メーカーのDXアンテナ社製、高性能最新モデルをご用意し、八木式アンテナは標準工事費15000円、デザインアンテナは20000円からで設置をお引き受けいたします。また BS/CS110度アンテナ も、同社製2K4K8K対応型の最新モデルを用い、標準設置工事費15000円からでお引き受けしております。これら標準機種で受信が安定しない場合は、別途に高性能アンテナのご用意もありますので、あらゆる現場に対応できます。
弊社では常に業界最安値に挑み続けておりますが、もし他業者でより安い見積もりが出た際は、その見積書をメールなどで弊社にご提示ください。まったく同じ工事内容で、さらに安くお見積もりいたします。もちろん値下げしてもアンテナや部材の品質を落とすことは決してございません。弊社が国産高性能アンテナを、工事費込みの業界最安値でご提供できる秘密は、大量仕入れを前提にメーカーと直接交渉しての部材コスト削減。他業種と提携しての広告費削減。完全自社施工による中間マージン削減。弊社と直接契約した専門の職人が効率的に担当区域を移動することでの人件費削減など、さまざまな手法でコストカットに努める、業者だからこそ可能な企業努力にあります。
そのためお客様が個人でご用意されたアンテナでは、たとえ本体価格は安価でも、弊社の同タイプ国産アンテナより品質や性能が劣る上、本体価格と工事費の総額が、弊社のアンテナ価格込み工事費より割高になることも十分ありえます。またご購入されたアンテナの機種によっては、十分な受信性能を得られないことも考えられます。ご自身でアンテナを購入される前に、まずは弊社のフリーダイヤル(0120-540-527)へ、アンテナ価格と工事費の目安も含め、どのようなことでもお気軽にご相談いただければ幸いです。
- Q
設置してもらったアンテナが故障したときの保証はありますか?
- A
桶川市はじめ埼玉県の皆様には、令和元年9月から10月にかけて相次いだ台風にて、ご自宅のアンテナが被害をうけ、修理をお求めでも、技術や価格、修理後の保障などで、どの業者に頼むか迷っておられる方も多いと存じます。
当あさひアンテナでは、八木式アンテナ、デザインアンテナ、 BS/CS110度アンテナ など、あらゆるアンテナの設置工事で、業界最長クラスの、施工日から10年間のアフターフォローをご用意しております。これは弊社が施工技術に強い自信をもつ証でもあります。もし保障期間中、万が一にも弊社施工のアンテナが不調が起きた際は、すぐ弊社のフリーダイヤル(0120-540-527)にご一報ください。最短即日で弊社の職人が現場に駆けつけ、補償範囲内であれば完全無料でご対応いたします。
弊社ではアンテナ設置工事の際に、担当した職人のサイン入り保証書をお客様にお渡ししております。もし保障をお求めの際は、まずこの保証書をご用意ください。ただ、なにぶん長期保証のため、保証書を紛失されることも考えられます。そのため弊社でも施工から10年間は、あらゆる工事の資料を社内でデータベース化して保存しております。
弊社にてアンテナを設置されたお客様で、もし保証書が見つからない場合は、弊社へのお電話でその旨をお伝えください。そしてお手数ですが、お客様のお名前やお電話番号、ご住所、おおよそのアンテナ工事の内容や施工時期などをお教えください。弊社データベースで該当データが見つかり次第、保証書をご提示いただいた場合とまったく同じ保障をさせていただきます。
余談ですが、風雨や雷、雪、雹、隕石、外部からの落下物など、自然災害でアンテナが損壊した場合、火災保険の「風災保証」で修理費が補償されることもございます。補償内容は保険会社との約款によって異なりますが、当あさひアンテナでは、アンテナ本体の修理だけではなく、風災保証を適用したいお客様のご相談にも対応しております。
弊社にアンテナ修理をお求めの際に、火災保険のご相談もいただければ、保険会社に提出すべき修理報告書、見積書、施工前後の写真など、補償請求書類をすべて弊社でご用意いたします。また保険会社との交渉も、弊社の専門スタッフが全力でサポートいたします。天災によるアンテナの故障でお困りのときは、アンテナ本体の修理から保険会社への対応までお引き受けする、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)にご一報の上、すべてお任せください。
桶川市 にお住まいで画面にE201、E202、E203の文字が出ている方
テレビ画面に"E201、E202、E203"と表示され番組が視聴できない
アンテナトラブルの形式として、突然、ご自宅のテレビで地デジのテレビ番組がまったく映らなくなり、画面に「e201」「e202」「e203」などの記号が表示されることがございます。これはテレビやアンテナにトラブルが発生し、テレビが自己診断機能を働かせてエラーコードで原因を示している状態です。最近のテレビはコードと同時にトラブルの原因を文章で表示するものもありますが、電波受信に関するトラブルの場合は、主に前述の三種類のコードが表示されます。なおエラーコードの種類は、トラブルの原因によって他にも数々のものがございます。
「e201」は、テレビ本体に届く電波のレベルが低下しているというエラーコードです。これは主にBS、CS放送で、豪雨や大雪など、悪天候の場合に表示されることが多くなります。BS、CS放送は衛星放送のため、悪天候では、波の乱反射によって電波状態が悪化するという弱点がございます。BSでは悪天候の際に電波を切り替え、画質、音質を落とすことで受信できるようにした「降雨対応放送」に切り替わる場合もあります。悪天候による受信不良は、天候の回復と同時に自然と復旧いたします。地デジ放送では、このコードが表示されることは少ないのですが、周辺の電波状態の悪化やアンテナ機器のトラブルなどにより、ときに表示されることもございます。
「e202」は、テレビ本体ににまったく電波が届いていないというエラーコードです。原因は大風や地震などによるアンテナ角度のずれや倒れるといったトラブル。またアンテナ本体、アンテナ線、ブースター(増幅器)、分配器など、どこかに故障が発生したことも考えられます。また単純にテレビとアンテナ線との接触不良という場合もありますので、このコードが表示されたときは、まずテレビやレコーダーなどの機器と、アンテナ線との接続部分をチェックしてください。
「e203」は、該当する放送局が放送休止しているというエラーコードです。基本的に放送局が、メンテナンスやトラブルなどによって放送を休止していることから発生する不具合です。このコードが表示されたときは、その他のチャンネルを確認して、正しく映っているなら放送局側に原因があると判断できます。ただアンテナ関係の故障でも、このコードが表示される場合がありますのでご注意ください。
これらのエラーコードが表示されたときは、ブロックノイズの際と同じく、まずテレビのリセットや、テレビとアンテナ線の接続部を確認するなどしてください。それでも回復しない場合は、アンテナ関係にトラブルが起こっていると考えられます。
その場合も、やはり当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)にご相談ください。まずお電話口にて、コードの種類やご自宅のアンテナ環境などとお伺いして、ご自宅で可能な対策をご説明いたします。もしお電話で問題が解決しないときは、ご用命いただければ、弊社の職人が最短即日でご自宅へ出向き、現場調査で原因を特定いたします。
当あさひアンテナでは、どのようなご相談であっても、出張費、見積もり費、キャンセル費はすべて無料で対応させていただきます。またトラブルの原因を特定した後は、弊社の職人からお客様に、修理に必要な工事のご説明と見積もり価格を提示いたします。その内容にお客様が納得され、正式にご契約なされた時点ではじめて工事にかからせていただきます。それまでは決して無断で工事を進めることはなく、料金も一切発生いたしません。
さらにアンテナ工事後の保証など、アフターフォローの体制も万全のものを用意してございます。テレビ映りに不具合が発生して、エラーコードからアンテナトラブルだと思われる場合は、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤルへとお気軽にお電話ください。
桶川市 についてもっと知りたい
これからお引越しを考えている方
桶川市 てどんなところ??
埼玉県桶川市は、埼玉県全体から見て、県の中心からやや東よりに位置している市です。東京都から見れば、埼玉県の中核的な市であり、県庁所在地でもあるさいたま市から、上尾市を隔てた奥にあたる市であり、市のほぼ中心にはJR高崎線(東京上野ライン、湘南新宿ライン)の桶川駅があるため、市内から県内のターミナル駅であるさいたま市の大宮駅や、東京都心へもアクセスしやすくなっています。
現在の桶川市、川田谷地区の荒川沿いからは、数多くの古墳や遺跡が発見されていて、川田谷古墳群と呼ばれています。その中のひとつ、熊野神社古墳は国の重要文化財に指定されています。また現在の桶川市立桶川西小学校に存在する高井遺跡住居跡や高井東遺跡、後谷公園の後谷遺跡など、古代以前の遺跡が多く、市域には古くから人が住んでいたことを示しています。
ちなみに「桶川(桶皮)」という地名が登場する最古の文献は、南北朝時代の1352年(観応3年)、足利尊氏が家臣に下した文中の「桶皮郷菅谷村」というものです。この菅谷村は、現在の上尾市菅谷を指すと見られています。なお地名の由来は、古くからの名であるため明確なことはわかりませんが、広々とした田畑を意味する「オキ」という言葉と、その方向を示す「沖側」が訛ったという説と、芝川や鴨川などの水源が存在することから、川が起こる地点、つまり「起き川」に由来するという説があります。なお「桶皮」の表記が見られるのは足利文献だけで「桶川」表記ともに、当て字だと考えられています。
江戸時代になると、桶川は中仙道の宿場町、桶川宿として栄えました。桶川宿は江戸日本橋から数えて六番目の宿場で10里14町(約40.8キロ)の距離になり、荷物を抱えて江戸を出立した旅人が一日歩いて、夕方になって宿を取るのがちょうど桶川宿のあたりでした。加賀前田家など参勤交代する大名の多くも、桶川宿の府川本陣を定宿にしていました。
また桶川宿は、近隣の村で生産された農作物の集散地でもありました。大豆やサツマイモなど食用の作物の他、武州藍(ぶしゅうあい)と呼ばれた染料の藍や、桶川臙脂(おけがわえんじ)と呼ばれた紅花なども集まりました。桶川宿は商取引の盛んな地ともなり、特に紅花は米のおよそ二倍の値で取り引きされ、また遠方からの商人が集まることで、桶川には全国のさまざまな文化がもたらされました。
明治以降になると、鉄道網の発展により街道の重要性が低くなる、科学染料の導入により紅花の取り引きが衰退し、消滅するなどして、宿場町としての桶川は衰退します。しかし元宿場は桶川の発展の中心地となり、中山道沿いに高崎線が敷設され、桶川駅ができたことで、新時代の都市の中心となってゆきます。1889年(明治22年)には桶川宿と大谷領町谷村、上日出谷村、下日出谷村が合併して、北足立郡桶川町になります。以降、幾度かの周囲の村との合併や、町域の再編などを経て、1970年(昭和45年)には市制が施行され、現在の桶川市が誕生します。
現在の桶川市は、蔵造りの建物や史跡など、要所にかつての宿場町の面影を残す歴史の街です。近年では市域全体の住宅街化か進んでいる一方で、農業用地も市内の各地に残っています。
前述の通り、かつて桶川の地は農作物の一大集散地であり、特に紅花は当時、出羽国最上郡(現在の山形県村山地方)の「最上紅花」に継ぐ全国第2位の生産量を誇っていました。当時は桶川の各地で紅花畑が見られたといいます。気候温暖な桶川の紅花は、最上紅花より早く収穫できたため。商人たちからは「早場もの」と呼ばれて歓迎され、幕末には最上紅花を越える相場で取引されるようになりました。
このように桶川宿に多大な富と文化をもたらした紅花も、時代の流れにより消滅しますが、1995年(平成7年)には、この桶川の紅花をよみがえらせ、街づくりのシンボルにすることを目指す「べに花の郷づくり事業」が市の主導でスタートします。
この事業の一環として、約100年前の古い農家である廿楽家の住宅を、当時の姿を残して改装した「べに花ふるさと館」がオープンし、市の名所となっています。館内の食事処では地元産の原料を使った手打ちうどんが食べられる他、体験教室やフリーマーケットなど、時期によってさまざまな企画が行われます。また毎年6月に行われる「べに花まつり」のメイン会場にもなっています。
桶川の伝統的な夏祭りである桶川祇園祭は、毎年7月15日、16日に行われる市内でも最大のイベントです。この祭りに登場する山車の引き回しは京の都から、祭囃子は江戸から採り入れ、現地で独自の発展を見せたものです。この点からも、江戸時代当時の桶川宿が、紅花によって富を得ただけではなく、遠方から来た商人によって、さまざまな文化をも取り入れていたことがわかります。
かつては桶川の祇園祭でも、人形を頂いた鉾山車が用いられていましたが、大正時代に電線が引かれたことで高さのある鉾山車が通れなくなり、改修により現在のような屋台形の山車になりました。当時の人形は一部のみ残っていて、祭の際に公開されることもあります。
文化の日であり、桶川市の市制施行日でもある11月3日には、中仙道を中心に、市内の各施設で桶川市民まつりが行われ、模擬店や気球の試乗会など、さまざまなイベントが開催されます。
川田谷の旧熊谷陸軍飛行学校桶川分教場は市の有形文化財であり、老朽化に伴って市で復元整備工事を行い、今後の活用計画を立てています。またこの分教場の飛行場は、現在は本田空港が所有する軽飛行機専用の飛行場となり、市内上空や江ノ島などの遊覧飛行を実施しています。春日部市など埼玉県を主な舞台にしている人気漫画、アニメ「クレヨンしんちゃん」の映画版「クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦」にも、この桶川飛行場が登場しています。
若宮にあるさいたま文学館は、1997年(平成9年)に開館した、埼玉県に縁のある文学作品や文学者の資料を収蔵する文化施設です。館内では埼玉県ゆかりの文学者で、小説家の田山花袋、武者小路実篤、三上於菟吉、大谷藤子、豊田三郎、中島敦、深沢七郎、安藤鶴夫、宇野信夫。詩人の蔵原伸二郎、岡本潤、神保光太郎。歌人の前田夕暮、三ヶ島葭子、鹿児島壽藏。俳人の長谷川かな女、加藤楸邨。児童文学の北川千代、打木村治(敬称略)ら19人の遺品や原稿などを常設展示している他、さまざまな企画展や講演会も行っています。
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桶川市 の場所
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埼玉県桶川市は、埼玉県のほぼ中心、やや東よりに位置する区です。市の形は、犬のような四速歩行の動物が、東側に頭を向けているような姿にも見えます。市の北側、西よりを北本市、東よりの一部を鴻巣市と久喜市に、東側を蓮田市に、東側でも南よりの一部を北足立郡伊奈町に、南側を上尾市に、西側を比企郡川島町に接しています。
桶川市はかつては中山道の桶川宿として、また紅花をはじめさまざまな農産物の集散地として栄えた地であり、現在でもその頃を思わせる史跡が豊富にあります。現在では、JR高崎線により、さいたま市の大宮駅や、東京都心も出やすいことから利便性が高く、歴史的文化に囲まれて暮らせる街として、住宅街の発展も見られます。
桶川市の市章は、頭文字のカタカナ「オ」「ケ」を並べてデザイン化し、二文字を左右対称の形にして、双方の下に伸びる線で円を象ったものです。この形状によって市民の連帯と協力、および市の将来の向上と飛躍を象徴する、希望の姿を表現した紋章になります。この市章は、1968年(昭和43年)に桶川町の町章として制定され、1970年の市制施行によって市章になりました。
桶川市の市の木、市の花ですが、まず市の木は、ニレ科ケヤキ属の落葉高木で、ツキ(槻)とも呼ばれるケヤキ(欅)です。ケヤキは高さ20メートルから25メートルの巨木になり、ホウキを逆さにしたような美しい樹の形を持ち、中には40メートルを超える個体もあります。秋の紅葉もまた美しく、街路樹や庭木などによく見られる他、樹齢の長い巨木が国や地方自治体の天然記念物になっていることもあります。
市の花はツツジ科の植物で、学術上はツツジ属の植物の総称であるツツジ(躑躅)です。ツツジの木は低木から高木で、4月から5月にかけて、主にツツジ色(アザレア)と呼ばれる赤紫の花弁ですが、品種によっては色とりどりの、漏斗型の特徴的な形をした美しい花を咲かせます。日本では古来より親しまれて春の季語にもなっており、道路の植え込みや庭木などにもよく見られる花です。ただしドウダンツツジのように、正式にはツツジ属に属さないツツジ科の植物にも、ツツジと呼ばれるものがあるので注意が必要です。
この市の木と花は、桶川市とかかわりが深く、将来にわたって市民の間で普及が予想されるなどの点を重視して、1976年(昭和51年)に制定されたものです。他にも同時に、日本では誰もが知っていて親しまれている種類の「市民の木・市民の花」も制定されました。
市民の木は、ブナ科コナラ亜科コナラ属コナラ亜属のうち、落葉性の広葉樹の総称で、英語では「オーク(oak)」としても知られるナラ(楢)。裸子植物門イチョウ綱イチョウ目イチョウ科イチョウ属に属する裸子植物で、秋の黄葉が美しく街路樹などとして親しまれ、銀杏(ギンナン)は食用にもされるイチョウ(銀杏、公孫樹)。モクレン科の常緑高木で、5月から7月にかけて白い可憐な花を咲かせ、公園樹や庭木としてよく見られるタイザンボク(泰山木)。モクセイ科モクセイ属の常緑小高木で、キンモクセイ(金木犀)などの品種があり、やはり公園樹や庭木によく用いられ、ギンモクセイ(銀木犀)の別名を持ち、中国名は桂花であるモクセイ(木犀)。カキノキ科カキ属の1種である落葉樹で、ご存知、柿の実が食用にされる他、木材としても使われるカキノキ(柿の木)です。
市民の花は、まずはキク科ベニバナ属の一年草または越年草で、6月から7月にかけて黄色や紅色の花を咲かせ、日本では古来から親しまれている他、染料や植物油、生薬などの原料にもなり、末摘花(すえつむはな)の雅称もある紅花(ベニバナ)があります。桶川市は江戸時代、ベニバナの一大産地として知られ「紅花宿」の別名も持ち、現在でもベニバナは市のシンボルに選ばれています。
他にも、ハナシノブ科の多年草でハナツメクサ(花詰草、花爪草)の別名を持ち、4月から5月頃にサクラに似た形の淡桃や赤、薄紫、白の花を咲かせ、葉の形や地面に広がって伸びる匍匐性で野原の一面に花が広がり、芝生代わりにも使われることから名づけられた、シバザクラ(芝桜)。アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種で、広義ではアジサイ属植物の一部の総称としても使われ、6月から7月に白、青、紫の花が咲き、手まり咲きと呼ばれる形で知られるアジサイ(紫陽花)。キク科の一年草で夏の花として親しまれ、種はヒマワリ油の原料になる他、食用にもされるヒマワリ(向日葵)。ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹で、秋の終わりから初冬にかけて、桃色の混ざった白や紅色などの花を咲かせ、冬の季語でもあるサザンカ(山茶花)が、桶川市の花です。
桶川市のマスコットキャラクターには、桶川市の市制施行40周年を記念して生まれた「オケちゃん」がいます。
オケちゃんは紅花の妖精というキャラクターで、桶川市がかつて中山道の宿場町、桶川宿であったことにちなみ、江戸時代の旅人をイメージした着物と草履を身につけていて、頭のてっぺんにはかつての桶川の名産で、市民の花であるベニバナが咲いています。
オケちゃんのプロフィールですが、誕生日は桶川市民まつりではじめてお披露目された2010年(平成22年)11月3日です。性別は不明(秘密)で、特技は桶川市をPRして全国行脚をすることだといいます。口癖は、語尾に「べに」をつけること。また「ありがとう」を「ありまとう」といってしまうことだそうです。実際に桶川市のtwitterではこの口調で話しています。
またオケちゃんにはお披露目と同時に特別住民票が交付され、正式な桶川市民になっているのと同時に、埼玉県の「けんこう大使」にも任命されています。さらに埼玉県内の自治体、県内に本社がある団体や企業などのマスコットキャラクター、イメージキャラクターによって構成されるゆるキャラユニット「ゆる玉応援団」の団員No.45でもあります。
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桶川市 の鉄道路線
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東日本旅客鉄道(JR東日本)
高崎線
・桶川駅
埼玉県桶川市のバス路線
東武バスウエスト
・川越営業事務所(桶川駅‐川越駅)
・高速バス(京浜急行バスと共同運行:桶川駅‐羽田空港)
川越観光バス(森林公園営業所)
・桶川駅‐けやき団地‐北里病院
朝日バス(菖蒲営業所)
・桶川駅‐菖蒲車庫
・桶川駅‐西窪台‐加納公民館
・桶川駅‐加納循環
国際興業バス
・深夜中距離バス「ミッドナイトアロー」大宮‐鴻巣線
川越観光バス・協同観光バス
・市内循環バス「べにばなGO」
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桶川市 の主要道路
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高速道路
・首都圏中央連絡自動車道(圏央道)
・桶川北本IC
・桶川加納IC
一般国道
・国道17号
・国道17号上尾道路
県道
主要地方道
・埼玉県道12号川越栗橋線
・埼玉県道33号東松山桶川線
・埼玉県道57号さいたま鴻巣線
・埼玉県道77号行田蓮田線
一般県道
・埼玉県道134号桶川停車場線
・埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線(旧中山道)
・埼玉県道311号蓮田鴻巣線
市道
・2439路線あり
埼玉県桶川市のヘリコプター
雄飛航空
・成田空港までヘリ・エクスプレス運航
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桶川市 出身の芸能人
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埼玉県桶川市(旧北足立郡桶川町含む)出身の著名人には、俳優の本木雅弘さんがいます。本木さんといえばかつては男性アイドルグループ「シブがき隊」の一員として一世を風靡し、その後は俳優として映画「Shall we ダンス?」「おくりびと」「永い言い訳」など数多くの名作に出演し、名優の地位を不動のものとしています。
また三遊亭小遊三一門の落語家である三遊亭遊馬師匠。アイドルグループ「NGT48」に所属する清司麗菜さん。元女子プロレスラーの優菜さん。さまざまなバラエティ番組などでリポーターを務めるあべかすみさん。日本テレビの女子アナウンサー、佐藤梨那さん。元テレビ金沢のアナウンサーで現在はフリーアナウンサーの田島葉子さんなどがいます。
また「センチメント・エキスプレス」などの楽曲があるロックバンドの「GOING UNDER GROUND」は、隣接する埼玉県上尾市出身である元メンバーの河野丈洋さんを除いて、松本素生さん、中澤寛規さん、石原聡さんと全員が桶川市の出身者で、ライブでは「埼玉県桶川市からやってきましたGOING UNDER GROUNDです!」と自己紹介することもあります。お笑いトリオの「ななめ45°」も、三人のうち下池輝明さんは埼玉県川口市出身ですが、岡安章介さんと土谷隼人さんは桶川市の出身です。
他にも大正から昭和にかけての日本初の女性農学博士で、茶カテキンを世界ではじめて分離するなど、緑茶の成分についての研究で知られる辻村みちよ博士。海上保安官でライフセーバー、ライフセービング選手の寺門嘉之さんなどが桶川市出身です。また多くの楽団でコンサートマスターを務めるヴァイオリニストの朝枝信彦さんは、東京都出身ですが桶川市育ちです。
桶川市 町域別対応エリア
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ア行
- 赤堀1(アカボリ1)、赤堀2(アカボリ2)、朝日1(アサヒ1)、朝日2(アサヒ2)、朝日3(アサヒ3)、泉1(イズミ1)、泉2(イズミ2)
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カ行
- 加納(カノウ)、上日出谷(カミヒデヤ)、鴨川1(カモガワ1)、鴨川2(カモガワ2)、川田谷(カワタヤ)、北1(キタ1)、北2(キタ2)、倉田(クラダ)、寿1(コトブキ1)、寿2(コトブキ2)、小針領家(コバリリョウケ)、五町台(ゴチョウダイ)
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サ行
- 坂田西1(サカタニシ1)、坂田西2(サカタニシ2)、坂田西3(サカタニシ3)、坂田東1(サカタヒガシ1)、坂田東2(サカタヒガシ2)、坂田東3(サカタヒガシ3)、坂田(サカダ)、篠津(シノヅ)、下日出谷(シモヒデヤ)、下日出谷西1(シモヒデヤニシ1)、下日出谷西2(シモヒデヤニシ2)、下日出谷西3(シモヒデヤニシ3)、神明1(シンメイ1)、神明2(シンメイ2)、末広1(スエヒロ1)、末広2(スエヒロ2)、末広3(スエヒロ3)
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タ行
- 舎人新田(トネリシンデン)舎人新田(トネリシンデン)
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ナ行
- 西1(ニシ1)、西2(ニシ2)
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ハ行
- 東1(ヒガシ1)、東2(ヒガシ2)
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マ行
- 南1(ミナミ1)、南2(ミナミ2)
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ワ行
- 若宮1(ワカミヤ1)、若宮2(ワカミヤ2)