千葉県我孫子市でテレビアンテナ工事をお考えの方へ

我孫子市 てどんなところ？？

千葉県我孫子市は、千葉県の北西部、東葛地域に位置する市です。千葉県の北側の境界に面し、茨城県に接しています。千葉県の形を元にした県のマスコットキャラクター、チーバくんでいえば、尖った鼻の付け根、上部にあたります。市域は海抜およそ20メートルのなだらかな下総台地で、東西に約14キロ、南北に約4キロから6キロに渡って広がる細長い地形であり、北側を利根川に、南西部を手賀沼に接しています。また利根川と手賀沼を結ぶ手賀川にも一部で接しています。他にも市内にはかつての利根川の一部である古利根沼、利根川と江戸側を結ぶ北千葉導水路などがあります。
市域内には旧石器時代から人類が住んでいた痕跡が発見されています。江戸時代には利根川の水運が栄えたことや、水戸街道に我孫子宿ができたことで、市域は交通の要衝として大きく発展します。
近代の自治体としては、1889年（明治22年）4月1日の町村制施行により、南相馬郡我孫子町、湖北村、布佐町が誕生します。1897年（明治30年）には東葛飾郡が南相馬郡を編入してそれぞれが同郡の町村となり、その後、一部地域の我孫子町への編入を経て、1955年（昭和30年）に我孫子町、湖北村、布佐町が合併して新たな我孫子町となります。1970年（昭和45年）7月1日に、我孫子町の市制施行によって我孫子市が誕生します。全国で565番目、県下で22番目の市でした。
市名であり、難読地名としても知られる「我孫子」の由来ですが、古代「我孫子」は氏（ウジ）や姓（カバネ）と呼ばれた、血筋や職種に関係する苗字のようなものとして、人名に使われていました。古墳時代の日本で大きな権力をもった大王（おおきみ）や大和地方の有力豪族は、各地の地方豪族を支配下においた際、豊かな土地を直轄地とし、現地の住人に貢納物を納めさせました。その際、土地やその地の人々に「我孫子」の名前が与えられたと考えられています。千葉県の我孫子市に限らず、大阪や奈良など全国各地に「我孫子」「安孫子」「吾孫子」といった地名や人名が存在するのも、そのためだと見られています。
また我孫子市には古墳時代、4世紀後半のものと見られる、千葉県北西部では最大の、全長およそ69メートルの前方後円墳、水神山古墳が造られており、古墳時代の早期から大和政権と深いかかわりを持った人物が存在したと考えられます。詳細は不明ながら、当地と大和政権との深い結びつきによって「我孫子」の地名が付けられたとも推測されます。
余談ですが、小説「殺戮にいたる病」「ディプロトドンティア・マクロプス」や、ノベルゲーム「かまいたちの夜」などで知られるミステリ作家に我孫子武丸（あびこたけまる）さんがいますが、この筆名は同じく「御手洗潔シリーズ」などで知られるミステリ作家、島田荘司さんが姓名判断によって命名したもので、我孫子市などの地名とは関係がないようです。
我孫子市は、昭和の中頃までは我孫子宿や布佐の市街地を除いて、ほとんどが農業地域でした。ただ1970年代からは一部区画が住宅地として開発され、東京都心のベッドタウンとして人口が増加してゆきます。交通や鉄道の発展につれ、住宅地としても進歩し続け、現在ではJR常磐線と成田線、国道6号と国道356号が分岐する交通の要衝となり、千葉県東部の印西市や、茨城県南部の取手市に接続する地となっています。現在では水と緑に囲まれる自然の豊かさを残しつつ、住宅都市として発展し続けています。2015年（平成27年）には上野東京ラインが開業し、我孫子駅と東京駅が最速38分で結ばれるようになりました。
また大正から昭和初期にかけては、小説家、芸術家、学者など、当時の著名な文化人の多くが、我孫子に居を構えたり、別荘を持ったりしたことから、我孫子は「北の鎌倉」と称されることもありました。
市内の産業では、現在も近郊農業が盛んで、利根川や手賀沼沿いを中心にした稲作や、台地での野菜の生産が盛んに行われています。また住宅地であることから、主に市内対象の商店街、商業施設による商業も盛んです。
我孫子市は自然が豊かで、江戸時代の宿場町としての歴史や、明治以降、著名な文人、芸術家の別荘地となったことから、自然の風景から史跡、文化なども豊富な住宅文化都市という側面もあります。
我孫子には1911年（明治44年）に、講道館柔道の創始者であり、明治から昭和にかけて柔道やスポーツ、教育などの道を切り開いたことから「柔道の父」「日本の体育の父」とも呼ばれる嘉納治五郎が別荘を構え、農園を設けて「嘉納後楽農園」と名付けています。
その甥である柳宗悦が1914年（大正3年）に当地へと移住し、誘われる形で1915年（大正4年）には「小説の神様」と呼ばれる文豪、志賀直哉も移住しました。さらに同じく「白樺派」の作家である武者小路実篤、瀧井孝作なども居を構え、柳宗悦の屋敷内には、白樺派とも縁の深いイギリス人陶芸家、バーナード・リーチが窯を築くなどして、我孫子は白樺派の拠点となります。他にも西洋史学者の村川堅固や、ジャーナリスト、随筆家の杉村楚人冠、民俗学者の柳田國男、教育家の坂西志保なども我孫子に居を構えました。
そのため市内には明治から昭和の文化人に関する史跡が多く、現在でも嘉納治五郎別荘跡。旧武者小路実篤邸。志賀直哉別荘跡。旧村川堅固別荘。旧杉村楚人冠邸の楚人冠公園。現在の「近隣センターふさの風」である岡田武松邸跡。現在の「近隣センターこもれび」である近衛文麿別荘跡。また柳宗悦旧居三樹荘跡などがあります。
1929年（昭和4年）には嘉納治五郎、杉村楚人冠らの尽力によって我孫子ゴルフ倶楽部が創立され、関東屈指の名コースと呼ばれました。我孫子市出身で戦前からのプロゴルファーであり、のちにゴルフ指導者となる林由郎さんを師とする青木功プロ、尾崎将司プロなどの弟子によるプロゴルファーの人脈は「我孫子一門」と呼ばれています。
その他の文化施設では、元侯爵の山階芳麿が設けた山階家鳥類標本館が母体の山階鳥類研究所。我孫子市鳥の博物館。旧志賀直哉邸跡地前に位置する白樺文学館。井上家住宅が登録有形文化財である相島芸術文化村。旧我孫子宿名主邸跡。旧根戸新田名主邸などがあります。
寺社では、秋の大規模な祭礼で知られる竹内神社。当地に将門伝説が残る将門神社。脚気にかかった源頼朝の夢に白鼠（ネズミ）に乗った翁が現れ、柊で足を祓って病を治したと伝えられる子の神大黒天。日本武尊が征途の安全と武運長久を祈願し幣を立てたことが発祥とされる柴崎神社。日本武尊の東征を記念して住民が創建したと伝えられる天照神社などがあります。
旧跡では、前述の水神山古墳の他、郭などの遺構が良好に残る状根戸城跡、また遺構はほとんど見られないものの、かつて市域内に存在した我孫子城跡、中峠城跡、柴崎城跡などがあります。
さらに利根川や手賀沼の水辺や緑などの自然環境を生かし、千葉県手賀沼親水広場、気象台記念公園、湖北台中央公園、五本松公園、手賀沼公園、利根川ゆうゆう公園、中峠亀田谷公園、宮ノ森公園、古利根公園「自然観察の森」、根戸船戸緑地、岡発戸市民の森、中里市民の森、布佐市民の森、我孫子谷津ミュージアム、布佐河岸跡など、公園、森林などの施設も豊富です。
市の名産、名物には、千葉県指定伝統的工芸品である江戸神輿。河川や沼に恵まれていることからコイ（鯉）、ウナギ（鰻）などの料理があります。ご当地グルメ「白樺派のカレー」は、隠し味に味噌を加えたカレーで、国産肉と原則地元の野菜、指定のカレー粉を使い、飲食店では指定のランチョンマットを添えるなどの決まりごとがあります。
その発祥は、当地に住んだ白樺派の文人たちに、柳宗悦夫人の兼子が振舞ったといわれるカレーであり、そのカレーを食したバーナード・リーチの「これに味噌を入れたら美味しいだろう」という一言が、今日の「白樺派のカレー」の原点になったといわれます。
市内のイベントには、8月に柏市と共同で主催する手賀沼花火大会や手賀沼トライアスロン、手賀沼エコマラソン。またジャパン・バード・フェスティバルなどがあります。また古くから手賀沼には妖怪の河童（カッパ）が住むという伝説があり、1961年（昭和36年）には町おこしを目的に、歌詞を公募した「河童音頭」が作られます。それ以来、この「河童音頭」で町を盛り上げるため、さまざまなイベントが企画され、現在では8月末に「あびこカッパまつり」が行われています。

我孫子市 の場所

千葉県我孫子市は、県の北西部に位置し、県の北側の境界、やや西寄りにあたる市です。東西に細長い市域の南側と西側は柏市に、南東側は印西市に接しています。また市の北側は利根川を隔てて、茨城県の取手市に、北東側を北相馬郡利根町に接しています。
我孫子市は利根川と手賀沼にはさまれた水利のいい地域で、江戸時代には我孫子宿が栄えた他は、多くが農村地帯でした。明治から昭和にかけては小説家や芸術家など、多くの文化人が自宅や別荘を構え「北の鎌倉」とも呼ばれる文化の町になります。戦後は住宅地として開発され、東京方面や茨城県と県内を結ぶ交通の要衝となっています。現在は主に東京都のベッドタウンであり、都心へのアクセスも非常に便利であり、また自然が豊かで暮らしやすい街となっています。
我孫子市の市章は、我孫子市の頭文字「ア」をデザイン化して、飴細工のように丸く湾曲させたようなもので、下に小さな尻尾のついた円の中に「?」マークを反転させたようなラインが入ったものです。デザインの上部で手賀沼を、下の波型で市の将来における躍進的発展を表現しています。この市章は、1955年に新たな我孫子町が誕生した際、町章として採用されたものです。
我孫子市の花はツツジ（躑躅）、市の木はケヤキ（欅）、市の鳥はオオバン（大鷭）です。市の花と木は1970年の市制施行を記念して、市の鳥は1988年（昭和63年）に制定されました。
ツツジはツツジ科ツツジ属の植物の総称です。ツツジは低木から高木で、4月から5月にかけてツツジ色（アザレア）という赤紫が主ながら、園芸品種が豊富なことから、品種によってさまざまな色をもつ漏斗型の美しい花を咲かせます。春の季語にもなっており繁殖も簡単なため、花壇や盆栽でも親しまれています。ツツジ科ドウダンツツジ属のドウダンツツジ（灯台躑躅）のようにツツジ属ではないツツジ科の植物にも、ツツジと呼ばれるものがあります。また同じツツジ科ツツジ属で山中に自生し、ツツジに比べて一ヶ月ほど遅い5月から6月、すなわち旧暦の5月（皐月）に開花することから名づけられたサツキ（皐月）もツツジに含まれることがあります。
我孫子市内では手賀沼遊歩道や宮ノ森公園などにサクラ（桜）と共に見られ、市民に親しみ深く寒暖にも強いことから、伸びゆく我孫子市の花に指定されました。
ケヤキはニレ科ケヤキ属の落葉高木で、ツキ（槻）の別名もあります。高さ20メートルから25メートルの、ホウキを逆さにしたような雄大で美しい巨木となり、中には40メートルを超える個体もあります。4月から5月にかけて淡い黄緑の小さな花が咲き、秋の紅葉もまた美しく、街路樹や庭木などによく見られる他、樹齢の長い巨木が国や地方自治体の天然記念物になっていることもあります。また昔は、一本のケヤキがさまざまな活用法で一家の生計を救うこともあった、貴重な木でもあります。市内では湖北台団地けやき通りに、500メートルに渡る並木があり、高く聳え、伸びる姿が市の将来をイメージさせるとして市の木に選ばれました。
オオバンはツル目クイナ科オオバン属に分類される鳥類の一種で、オオバン属の模式種です。オオバンは体長32センチから39センチ、翼を広げた長さは70センチから80センチで、名前は同科の鳥類、バンより大型であることに由来します。頭や頸は黒い羽毛で、頭頂や後頸に光沢があります。胴体は灰黒色の羽毛で、上面が青みがかっています。尾羽は黒褐色。くちばしと風切羽の先端の一部は白くなります。脚には木の葉状の水かきがあるため、バンよりも泳ぎは上手くなります。オオバンは主に湖沼や湿原、水田などに生息します。英語名「coot」は鳴き声に由来する説の他、ケルト族の本種への呼称が由来との説もあります。手賀沼ではもっとも数が多く、一年を通して姿が見られることから、市の代表的な鳥として指定されました。
我孫子市に関する歌には、平塚歌子さん作詞、小椋佳さん作曲の市民の歌「あびこ市民の歌」。松島たまみさん作詞、飯田景応さん作曲の「河童音頭」。駒崎亜衣菜さん作詞、黒澤吉徳さん作曲の「一緒に歌おう 我孫子の子供たちのための歌」などがあります。
我孫子市のマスコットキャラクターには「手賀沼のうなきちさん」がいます。うなきちさんは和装に帽子をかぶってステッキを持った、市に縁の深い昭和の文豪を思わせる、市の名物でもあるウナギのキャラクターです。
外見からは老人にも見えますが、年齢は不詳で、語尾に「うなー」「うな～」「うなぁ」をつけて話します。趣味は手賀沼の湖畔でボーッとすることで、そのまま寝てしまうこともあります。また魚や水辺の鳥たちとのおしゃべりや、我孫子の歴史散策、地域のお祭りを見に行くことも好きです。特技は、ウナギなのにどじょうすくいと、ウナギらしく人間関係をなめらかにすること。野鳥と話せること。性格は天然で、つかみどころがないそうです。好きな食べ物は白樺派のカレーと我孫子産の新鮮野菜。好きな場所は景色のよい水辺と、人が集まって賑やかなところで、うなきちさんに触ると、何かにつけて「うなぎのぼり」になるご利益もあるそうです。
また東日本大震災で被災した布佐地域の、復興への願いをこめて生まれた布佐復興キャラクターには「ふさだだしお」がいます。
ふさだだしおは、布佐地区の祭礼の山車をモチーフに、お神輿風の顔に法被を着て「ふさ」の提灯をもった、たくましい男性風のキャラクターです。ふさだだしおは永遠の28歳で、口癖は「オイサー」。チャームポイントは胸筋で、好きなものはおにぎりと樽酒。現在は婚活中だそうです。
「あびこカッパまつり」のイメージキャラクター「あびかちゃん」は。可愛らしい浴衣姿のカッパのキャラクターです。頭のお皿は手賀沼を思わせる水辺になっており、市の鳥であるオオバンが泳ぎ、市の花のツツジも咲いています。

我孫子市 の鉄道路線

東日本旅客鉄道（JR東日本）
常磐快速線
・我孫子駅
・天王台駅
常磐緩行線
・我孫子駅
・天王台駅
成田線
・我孫子駅
・東我孫子駅
・湖北駅
・新木駅
・布佐駅

我孫子市のバス
・阪東自動車
・大利根交通自動車
・東武バスイースト 西柏営業事務所
・コミュニティバス：市民バス（あびバス/ABIBUS）
・iBUS
・つつじ荘 送迎バス（つつじ荘・市民体育館利用者のみ利用可能）
・印西市ふれあいバス

我孫子市 の主要道路

一般国道
・国道6号
（北方面：取手・龍ケ崎・牛久・土浦・石岡・水戸）
（南方面：柏・松戸・金町・四ツ木・向島・浅草・日本橋）
・国道294号
・国道356号

都道府県道
主要地方道
・千葉県道・茨城県道4号千葉竜ヶ崎線
・千葉県道7号我孫子関宿線
・千葉県道8号船橋我孫子線（船取県道）
一般県道
・千葉県道・茨城県道170号我孫子利根線（利根水郷ライン、青山バイパス）
・千葉県道195号我孫子停車場線
・千葉県道196号湖北停車場線
・千葉県道197号布佐停車場線

橋梁
・大利根橋（国道6号）
・栄橋（千葉竜ヶ崎線、我孫子利根線）
・手賀大橋（船橋我孫子線）
・利根川橋梁（常磐線）

我孫子市 出身の芸能人

千葉県我孫子市出身の著名人には、加藤剛さん主演のテレビ時代劇「大岡越前」にて、越前の親友にして相棒となる医師、榊原伊織として知られた二枚目俳優の竹脇無我さん。モデルとして100本以上のCMに出演し「モデル界のCM女王」と称された後、女優に転身。テレビ時代劇「逃亡者おりん」の主演を務め「時代劇のニューヒロイン」とも呼ばれた青山倫子さん。映画「ゴジラvsスペースゴジラ」「ゴジラvsデストロイア」などの平成ゴジラシリーズや、市川崑監督の1995年（平成7年）版「八つ墓村」。高倉健さん主演「鉄道員（ぽっぽや）」などに出演した女優の大沢さやかさん。元宝塚歌劇団星組のトップ娘役である女優の遠野あすかさん。五代目円楽一門会所属の落語家である三遊亭喜八楽師匠。お笑いコンビ「ナイツ」のツッコミ役で、我孫子市生まれながら佐賀県佐賀市育ちであり、我孫子市ふるさと大使を務める塙宣之さん。ブレーメン州立劇場所属のテノール歌手、児玉洋介さん。九州朝日放送（KBC）アナウンサーで、スポーツ実況を得意とする小林徹夫さん。静岡朝日テレビ（SATV）の元アナウンサー、広瀬麻知子さん。元TBSアナウンサーで、現在は国連難民高等弁務官事務所に勤務する北川（旧姓・山田）愛里さん。フリーアナウンサーでゴルフ、舞台や映画鑑賞、料理、トライアスロンが趣味という山本潤さん。ゲーム会社「ニトロプラス」の元広報担当で、退職後はフリーとしてさまざまなゲーム作品の広報業務に携わり、その一環として歌手活動なども行うジョイまっくすポコさんなどがいます。
スポーツ界では、我孫子一門と呼ばれるプロゴルファーに、戦前がらのプロで、ゴルフ解説者、指導者として我孫子一門の祖となった林由郎さん。日本人で初めてPGAツアーで優勝を果たした日本の代表的な名ゴルファーの一人で、我孫子市ふるさと大使でもある青木功プロ。ジャンボ軍団の一人で、愛称は「コング」の飯合肇プロ。日本人として初めてヨーロピアンシニアツアー賞金王を獲得した海老原清治プロ。レギュラー、シニア両ツアーの選手会長を務めた鷹巣南雄プロ。またYKKAPに所属する女子プロゴルファーの大西葵プロ。元プロ野球選手では、北海道日本ハムファイターズの元内野手で、現在は同チームコーチの金子誠さん。西武ライオンズ、中日ドラゴンズなどに所属した元投手の鳥谷部健一さん。プロサッカー界では、ロシア人と日本人のハーフで、大宮アルディージャに所属する篠塚一平選手。ベルギー王国のシント＝トロイデンVVに所属する中村敬斗選手。またレーシングドライバーでテレビドラマや漫画、ゲームのキャラクターになったともされる赤羽智行選手。元バレーボール選手で現在は指導者、監督の篠田歩さん。大正期の大相撲力士であった一渡明さんなどが現在の我孫子市出身です。
文化人などその他の分野では、「終の住処」で芥川賞を受賞した小説家の磯崎憲一郎さん。気象学者で第4代中央気象台長を務めた岡田武松さん。北海道出身、我孫子市在住の中古文学や中世文学を専門とする文学者で、國學院大學名誉教授である豊島秀範博士。東京歯科大学創立者の一人で、野口英世のパトロンでもあった歯科医師の血脇守之助さん。東京帝国大学教授で植物学者の中野治房教授。昭和期の生化学者、法医学者だった秋谷七郎教授。ドラッグストアチェーン「マツモトキヨシ」創業者で、千葉県議会議員、松戸市長などを務めた松本清さん。歯科医師で2020年現在の我孫子市長でもある星野順一郎さんなどが我孫子市の出身者です。
また出身者ではありませんが、我孫子ゆかりの著名人には、前述の嘉納治五郎、志賀直哉、武者小路実篤などの文化人の他、生前は市内在住で我孫子市ふるさと大使を務めた落語家の山遊亭金太郎師匠。他にもテレビアニメ「キラキラ☆プリキュアアラモード」の琴爪ゆかり／キュアマカロンや「桜Trick」の園田美月。「未確認で進行形」の末続このはなどを演じた声優の藤田咲さん。元グラビアアイドルでタレント、女優の川村ゆきえさん。佐賀県を題材にした歌ネタで知られ、前述の塙宣之さんの実兄でもある芸人、はなわさん。元グラビアアイドルとして知られたタレント、女優の細川ふみえさんなどが、在住、通学経験などで我孫子市に縁の深い人物です。